XaiJu
HNZM
HNZM

fanbox


コミッションss「はじめての幸せ」

Skebにて受け付けたssです。 依頼主さんのオリキャラの純愛セッ〇スものになります。 だいたい9000字くらい。 今月中旬は水面下で進める創作だったため、更新お待たせしました。 作業が一段落ついたので、これから『退魔師娼館』の2章を進めていくつもりです。 ~~~~~~~~ 告白というものは、ある意味で確認作業だと誰かが言っていた。 それは半分正しくて、半分間違っていると彼……夜空は思う。 どれだけ想い合っていたとしても、はっきりと名言されていない中途半端な関係から進むのには、強い意思や決断が必要になる。 それを自分だけでなく、相手にも求める行為が告白なのだ。 言葉にした瞬間、2人の関係が崩れてしまうのではないか。そんな不安はいまも漠然とこ心の中に存在し、消えてはくれなかった。 自分の考えうる限り上手くいく、相手も自分もより良い関係になれる……そんなタイミングだって大事なのだろう。 だからこそ、今ここで―― 「…………」 夜空は自分の部屋の床に正座で座っていた。 高校を卒業したその日、帰宅してすぐのことである。 滞りなく卒業式を終えて、机の上には卒業証書の入った丸い筒が置かれている。 その顔は確固たる意思を秘めつつ、しかし緊張とわずかな不安に揺れていた。 これから彼は、自分の前に座っている彼女……桃谷千夏に、告白するのだ。 「話ってなにかな?」 千夏も彼の全身から滲む雰囲気から、大方の内容は察していたのだろう。 柔らかな笑みを浮かべたまま同じく正座に座り直し、彼を見つめている。 「あ、その……」 口を開いて、少しばかり言い淀む夜空。 何か気の利いた一言でも言えればいいのだが、そんなことを考えている余裕はない。 意を決して、ストレートに伝えることにした。 深く息を吸って、じっと千夏を見据えて、告げる。 「僕と、付き合ってください」 「……はい」 数秒の間のあとに、千夏の答え。 存外に、それはあっけなく終わった。 微笑みながら答えた彼女をみて、緊張が一気に解けて夜空の姿勢がガクリと崩れた。 千夏と夜空は同棲していた。 とはいえ最初から恋人同士であるならば、こんな告白をする必要はない。 そもそもは千夏の状況がきっかけだった。 幼い頃に母親が病死し、父親によるDV……そして耐え切れずに家出同然の1人暮らしと、厳しい環境にいた彼女。 そして助けるために手を差し伸べたのが夜空であり、いまの同棲が始まったのだ。 もちろん2人の関係が悪くなかったからこそできたことではあるのだが、告白などの段階を経ないまま、中途半端な状態になったともいえる。 そして同棲を初めてからも、すぐに恋人となるのは難しい事情もあった。 家庭の事情で高校を中退している彼女については判断が難しいところだが、夜空の方は現役の高校生なのだ。 そんな若いうちから女の子と……というのは色々と憚られる部分もあった。 どうにか通学のために1人暮らしをさせてもらえてはいたものの、おそらくこれ以上は両親も許さないだろう。 くわえて彼自身の良識が許さなかったというのもある。 この生活がはじまってからしばらくして、2人の関係についてはお互いに「少なくとも夜空が高校生のうちは、いまの関係を維持する」ということで合意したのだ。 それからは夜空は高校に行きながらバイトをし、千夏も家事をしつつバイトで生計を立てていた。 あまり余裕はなかったが、少なくとも2人で生活はできる。 ある意味ではお預けされているような状況だったが、それでも互いの恋愛感情は高まるばかりだった。 そして今日、夜空は卒業を迎え、覚悟した上での告白をした。 いまようやく、全てが実を結んだのだ。 「それで……その」 しかし、それで終わりになるわけでもない。 夜空は千夏にこれからの話を続ける。 「今夜……いいかな?」 「……うん」 両想いの相手と恋人になったいま、やることは決まっていた。 いままでの関係から一歩踏み出して、恋愛関係だからこそできることを。 実際に告白する際の緊張の何割かは、その後についての事だったりする。 卒業式やそれ以降の雑事ですでに日が沈みかけており、辺りが暗くなっていく。 夕食は軽めで、それからは準備。 念入りに体を洗って、シャワーを浴びて、歯を磨いて……。 思いつく限りの用意を済ませて、2人で夜空の自室へ入った。 「じゃあ……いこっか」 「うん」 向かった先は、夜空の自室の一角……ベッド。 入念にメイキングされたそこは、シーツがぴっちりと一つのシワもなく全体を覆っている。 フワリと香るシャンプーの匂いで、彼女もまた用意していたのだと理解した。 緊張したまま、2人でベッドの縁に座る。 これからすることを互いに理解しているからこその沈黙。 いままで理性で抑えつけていたものを、解放する。 2人とも初めてなのだ。 これまで自分たちで引いていたラインを、踏み越えるのだ。 いままで、何となくタブーとされてきた行為を、自分たちでするのだ。 もちろん、悪いことをしているわけじゃない。むしろ忠実なくらいに清く正しい交際だといえる。 それでも、心理的なハードルが下がってくれるわけじゃない。 「「…………」」 しばらく無言が続いた。 ある程度の事前準備として情報を集めたりはしていたものの、いざ実行するとなると緊張して身体が動かない。 文字でみる情報と、身体で行動するのでは天と地ほどの差がある。 千夏の顔をみるたびに、緊張で身体がこわばってしまう。 しかし、それでも、ここで行動することに意味があるのだ。 「……ふぅ」 夜空は大きく息を吐きながら、着ていたシャツに手をかける。 千夏も両手を動かし、ぷちぷちと胸元のボタンを外していく。 そして夜空の方は腰に手をかけ一気にズボンを脱ぎ、下半身を露わにした。 ブルッ 「これが、夜空くんの……」 パンツの内側からまろび出た男性器を、じっと見つめる千夏。 男のペニス……しかもフルに勃起したサイズなど、注視する機会はめったにない。 一般的な男性の平均程度ではあるが、ムクムクと鎌首をもたげながら持ち上がっていくそこは、ズボンに隠されていたとは思えないサイズへと屹立していく。 想像以上に膨らんだ夜空の肉棒をみて、少しだけ固まる千夏。 「千夏、無理しなくても……」 気遣うように声を掛ける夜空だったが、千夏はその言葉にフルフルと首を振った。 「だ、大丈夫、だから……」 小さくも本心からの言葉に、夜空もそれ以上の言葉はなかった。 千夏の手が恐る恐る、しかし大切なものをいたわるようにゆっくりと近づいていく。 「あったかい……」 血流が豊富に流れ込んでいる夜空のそこに、白くしなやかな指がそっと触れる。 大好きな彼のそこを、これから自分の身体で受け入れる……現実感の高まってきたイメージに、緊張しつつも嬉しさと愛おしさが滲み出していた。 そして近づくにつれて鼻をつく雄の匂いに、少しずつではあるが確実に、千夏の興奮が高まっていく。 「まずは、前戯……だよね」 お互いにムードを高めてから、本番に至る……一般的な手順のために、まずは自分から動こうと千夏は決めていた。 長髪が邪魔にならないよう耳にかけながら、そっと顔を近づける。 そのまま一直線に夜空の股間へと向かってゆき―― 「ん……あむっ」 亀頭にキスをするように唇が触れ、そのままゆっくりと咥え込んだ。 彼女が前戯として選んだのは、フェラチオだった。 どこかつたなく、しかし丁寧に舌を這わせ、口腔をすぼめて刺激を送り込む。 決して歯を立てることがないように気をつけながら、ゆっくりと彼の肉棒に奉仕していく。 「んっ……ちゅぷっ……」 千夏は口元を懸命に動かしつつも、夜空の反応を覗おうと、ときおり上目遣いになって彼を見つめる。 その表情が、仕草が、彼の興奮をいっそう高めていった。 パンパンに張り詰める亀頭のその先から、だ液に混じって先走りが口の中へと滲みだす。 千夏もわずかに塩気が増したことを舌先で感じながら、自分の奉仕で感じてくれていることに喜びを感じていた。 スピードはそこまで速くないものの、夜空が感じた箇所を丹念に責めていく。 ゆっくりと、しかし確実に快感が蓄積されてゆき、下腹部が勝手に収縮して肉棒がパンパンに張り詰める。 限界が近くなってきたのを感じるが、千夏の責めは止まらない。 ゾクゾクとした衝動に下半身が包まれ、夜空は自然と腰をよじりそうになったものの、ここで動けば彼女のフェラを邪魔してしまう。 必死に身体を動かさないようベッドの端を握りしめ、そのときを迎えた。 「うぐっ!」 ビュッ、ビュルッ、ビュビュッ……! 絶頂とともに、熱く粘つく精液が千夏の口腔へと噴き出した。 ドクドクと脈打つペニスは、精を放つ瞬間にわずかに上を向く。 その動きが柔らかな口腔に当たって鋭敏になった亀頭に鋭い快感を走らせ、ガクガクと腰が震える。 立ったままだとバランスを崩していたかもしれない、初めての快感の衝撃。ベッドに腰掛けたままだったのが幸いした。 「んっ……ちゅっ……」 次第に脈動は落ち着いてゆき、口腔の中でクタリと萎えていく肉棒。 それを感じた千夏は顔を彼の股間から離していく。 薄い唇から、ニュルリと引き抜かれる夜空の男性器。 「んっ……んくっ、んくっ……」 しかし逸物が抜かれてからも、千夏の喉が動いている。 口腔にあるのは彼女のだ液と、夜空がいまさっき射精したばかりのもので……。 30秒ほどで喉の動きは止まり、彼に向けて口を開けた。 見せつけられた彼女の口腔には何もなく、ただ綺麗なピンク色の粘膜と舌がそこにある。 「飲んじゃった……えへへ」 嬉しそうな笑みを浮かべる千夏。最愛の人のものをすべて受け入れる、それ自体が彼女の興奮と幸せに繋がっていた。 その様子に、夜空の理性も限界だった。 彼女の身体をがばっと抱きしめながら、そっとベッドの上に押し倒す。 ぼふっ 唐突な行動に千夏はわずかに驚きの表情を浮かべたものの、すぐに嬉しそうな表情へと変わり、彼の行動を受け入れる。 はだけていた胸の下、残っていたシャツのボタンを外しきり、夜空はブラのホックに手をかける。 外しやすいようにかフロントホックになっており、千夏も準備していたのだと察せられた。 「ち、ちょっと恥ずかしいかな……」 頬を赤らめながら、少しだけ恥ずかしそうに顔を背ける千夏。 ブラを外されて露わになったのは、お椀を2つひっくり返したような、滑らかな曲線を描いた彼女の双丘。 ハリを感じさせる白い乳肌に、頂点に咲いた薄ピンク色の乳首はツンとわずかに斜め上を向きながら、呼吸に合わせてゆっくりと上下しつつ細かく震えている。 もちろん、一糸まとわぬ姿になって晒されるのは胸だけではない。 スレンダーでありつつ、適度に皮下脂肪のついた千夏の肢体。 くびれた腰は滑らかな曲線を描きながら女性的なプロポーションんを強調し、すぐ下では左右に広がった骨盤が、二次性徴をほぼ終えた女性らしさを主張している。 さきほど射精したばかりだというのに、夜空の股間はムクムクと再び固くなりだしていた。 「……いいよ?」 受け入れることを示すように、両脚を左右に広げて夜空に示す。 しなやかな太腿の付け根、普段は隠されているそこにあるのは、ピッチリと縦に割れた女性器の入口。 すでにフェラチオの時点で性的な興奮も高まっていたようで、割れ目からジワリと透明な液体が滲み出していた。 それが愛液であることくらい、夜空も知っている。 これから、本番なのだ。そのための準備も、万全すぎるほどにできていた。 ゴクリと喉を鳴らしながら、緊張しつつも彼女に覆いかぶさるように体勢をとる。 用意してきたであろうコンドームを手に取った夜空だったが、その手を千夏に制された。 「今日は大丈夫だから、そのままお願い……!」 ずっと思い続けていた相手と、できる限り交わり合いたい。 普段なら想像もつかないような彼女のわがままに、いくばくか逡巡はあったものの夜空も意を決して頷いた。 「いくよ」 亀頭が割れ目に触れて、千夏の体温が伝わってくる。 興奮と熱に満ちた疼きが下半身を満たし、一気に突きこみたくなる衝動を必死にこらえつつ、夜空はゆっくりと腰を押し込んだ。 ズブブ……ッ! 「んっ」 ピンク色の粘膜の中へと分け入るように挿入された瞬間、ビクリと千夏の腰が小さく跳ねた。 肉棒はピッチリと締まった膣壁の間を、こじあけるように進んでいく。 ズチッ! 「っ……!」 何かを突き破るような感触とともに、千夏の顔が苦痛に歪んだ。 おくれて、2人のつながった隙間からわずかに血が滲む。 それが初めての象徴であること、痛みがあることも彼は知っている。 「だ、大丈夫か?」 「うん……平気だから、続けて……?」 夜空の心配に対して、うっすらと涙目になりながらも笑みをつくって続きを促す千夏。 ふたたび腰を動かし、痛みが出ないようにそっと押し込んでいく。 彼の肉竿が根元まで挿入したところで、2人の身体が密着した。 千夏の柔らかな肢体を感じつつも、そこからゆっくりと腰を引いていく。 ズルルッ 逆流していく肉棒は、押し込んだときとはまた違う刺激を送り込んできた。 濡れぼそった肉竿が女性器から出てきて外気に触れ、ヒンヤリとした冷気を覚える。 8割方を抜き、亀頭は千夏の中に残っている状態で動きを止めた。 そこからふたたびの挿入、最初よりも柔らかく抵抗の弱まった膣が肉棒を受け入れる。 ジュプッ……ズリュッ…… 千夏をいたわるように、ゆっくりと丁寧な抽挿。 彼女の身体の震えから感じているだろう場所を察知して、亀頭をそこに押し付けながら腰を前後させる。 わずかに滲んでいた血も溢れだした愛液に薄まって、透明に変わっていく。 「あっ、んぅっ……ふぁっ……!」 最初は顔をゆがめていた千夏だったが、次第に快感へと変わってきたのか喉から漏れる吐息混じりの声が甘く艶めいていく。 量の増した愛液がヌルヌルと夜空の肉棒を濡らし、膣壁がネットリと絡みついてくる。 ズチュッ、ジュプッ、グチュッ……! 感じている喘ぎ声がより興奮を増幅させていく。 夢中で腰を動かすうちに、水音のリズムが加速する。 浅くなる呼吸に火照る肌、限界まで湧き上がる性欲と快感が、一気に爆発した。 「うぐっ……!」 ビュッ、ビュグッ、ビュルルッ……! パンパンに張り詰めた肉棒がさらに膨れあがり、脈打つように精液を迸らせた。 千夏の膣壁もそれに反応してギュッと収縮しながら、最後の一滴まで搾り取ろうとしてくる。 だんだん柔らかく、肉圧に負けていく逸物を引き抜くと、愛液で薄まった白濁にぬれた肉棒が顔を出した。 夜空の身体が離れた頃合いをみて、大きく息を吐きながら起き上がる千夏。 「こんなに出してくれたんだ……」 彼女は嬉しそうに自分の股間を見下ろしつつ、割れ目から溢れだした白濁を指で掬った。 まだ下腹部はジンワリと温かく、快感と幸福感に包まれている。 しかし、この一回で終わらせるつもりはなかった。 千夏はまだイキきれていなかったし、そもそも何年も待ち望んだこの瞬間を1時間にも満たない一度きりで済ませるだんてもっての他だ。 「今度は、私から動くね……?」 先ほどまでの体勢を逆転させるように、夜空をベッドの上に横たわらせて、その股間の上に千夏がまたがる。いわゆる騎乗位の体勢。 いままで大人しかった千夏が、自分から動こうとしているのだ。 見た事がないレベルで積極的な彼女に少しばかり驚きつつ、同時に興奮も感じている夜空。 見下ろされているという新鮮な状況にくわえて、もう一つ興奮を加速させるものがあった。 フルッ 仰向けから起き上がったため、自重でわずかにたわむ双丘。 桜色の乳首はツンと上向きながらぷっくりと充血し、胸の動きに合わせてわずかに揺れている。 そういえば以前バストサイズを聞いたときに、Dカップだと恥ずかしそうに教えてくれてたな……夜空の脳裏に思い出が蘇ってくる。 そして直接は見えないものの、むっちりと柔らかな太腿の感触も伝わってくる。 重力に逆らってもちあがっていく彼の肉棒。 「じゃあ……いくね」 夜空の身体も準備ができている様子をみて、千夏は彼に微笑みかける。 そして頬を紅潮させながら、ゆっくりと腰を降ろした。 ズブブッ 「んぅっ♥」 重力に引かれた身体は亀頭とぶつかり、そのまま肉棒を秘裂の中へと誘導しながら潜り込ませた。 すでに挿入されたことで敏感になっていた女性器は、より強い快感を生み出してくる。 脚の力を抜いて身体を沈めるだけで、下腹部を伝って脳天まで貫くような快感がせり上がってくるのだ。 ズリュ……ヌプッ……ヌチュ…… 千夏は好きな相手と交わる悦びを全身で味わうように、ゆっくりと腰を上下させていく。 夜空の方にも、わずかな身体の震えも伝わってくる。 子供がクッションの上で跳ねるように、小刻みに千夏の上体が跳ねる。 しかしその動き1つ1つで、お互いに最高の快感が押し寄せてくるのだ。 ズブッ、ズチュッ、グチュッ 「んっ、ふぁっ、あんっ、んくっ!」 全身を使って突き込むたびに、形のいい美乳がフルフルと揺れる。その声はどこか余裕がない。 よくよく考えてみると、前戯も含めれば3回目の行為なのだ。 すでに彼女の肌は汗ばみ、うっすらと赤く染まってきている。 息が荒く、胸が浅く上下している。 それでも動きを止める様子はなく、むしろ全身を使ったピストンが加速していく。 「すきっ♥すきっ♥……すきぃ♥」 それは、千夏の心からの想いだった。 普段は伝えることのできなかった心中を、喘ぎ声とともにすべて吐き出していく。 やっと恋人になれたのだ。やっと抱いてもらえたのだ。 待ち望んだ瞬間を、この幸せを、逃したくない。 髪を振り乱しながら、全身で悦び、感じ、責め続ける。 いじらしくも美しい彼女の姿に、その想いに、夜空も応える。 「僕も……好きだっ!」 衝動のままに声をあげながら、彼女の動きを迎えるように腰を突き上げていた。 2人の下半身がぶつかる衝撃が増し、それ以上に快感が倍化する。 千夏の身体がビクビクと跳ね、限界が近づいていることを示している。 それでも水音が激しく速くなってゆき、2人の呼吸も浅くなっていく。 そして……興奮と快楽が一気に頂点に達した。 「あはぁぁぁ♥」 ビュルルウゥゥ……ッ! ガクガクと全身を震わせながら、背中を反らせて絶頂する千夏。 連動して膣癖がギュッと締まり、それがトドメとなって肉棒が爆発するように大量の精液を迸らせた。 筋肉が勝手に収縮し、いままでにない強烈な絶頂を引き起こす。 全身を快感が駆け巡り、肌は痺れたように甘くピリピリと心地いい。 頭の中にまで流れ込んできた快感が、視界をボンヤリと白く濁らせる。 「あっ……あぁ……♥」 夜空の身体の上で快楽に蕩けながら、幸せに浸った表情の千夏。 しかし意識が薄れているのか、その上体はフラフラと不安定でゆっくりと後方へと傾いていく。 「うわ……っと」 崩れ落ちそうになる彼女を、慌てて夜空が抱きとめた。 下半身には千夏が乗っているため、腹筋の力だけで起き上がり、その華奢な身体を抱きとめたのだ。 両腕の感触で意識が引き戻されたのか、目の焦点が戻って目の前にいる夜空を見つめた。 「あ、ありがと……」 目の前に急接近してきた彼の顔をみて、幸せそうな笑顔を浮かべる千夏。 そっと腕を彼の首に回し、抱き返す。 「んっ……♥」 そのまま顔を近づけ、唇を重ねた。 夜空の口にも、彼女の柔らかな唇の感触が伝わるが、アプローチはそこで終わらない。 チロチロと千夏の舌が夜空の唇をくすぐるように舐め、夜空も応じて舌を伸ばし返す。 そして緩んだ口腔の中へ、互いの舌が這入り込んだ。 「んっ……じゅぷっ……うん」 より深く繋がり、感じ合うためのディープキス。 お互いの舌がねっとりと絡み、甘い唾液が混じり合う。 空気を吸う度、密着した千夏の汗ばんだ肌から、女の子らしい甘酸っぱい匂いが鼻腔に広がっていく。 「んむっ、ちゅ……ぷはっ」 潜水から息継ぎをするかのように、大きく呼吸しながら口を離す。 透明なだ液のアーチが2人の間にかかり、スゥッと消えていく。 相手の身体の感触と熱が密着した肌から伝わり、心地よい充足感を与えてくれていた。 そこからはもう、どちらも止まることはなかった。 全身で、最愛の人の身体を求め続けた。 こみあげる快楽にうち震えながら、夜空はドプドプと精を千夏の中へと放ち、千夏は夜空のすべてを感じつつ受け止める。 2人の身体の境目がなくなるくらい、むしろなくなってしまえばいいのに……と思うほどに、身体を重ね、交じり合った。 「はぁぁ……♥」 「ふぅ……」 若いとはいえ、初めての行為である。流石に2人の体力にも限界があった。 緊張からの解放と全身に広がる絶頂の快感で、クッタリと脱力しながらベッドに身体を預ける。 全身を包み込む余韻に浸りながら、疲れきった全身に酸素を送り込むように深呼吸。 そして横になったまま互いの顔を見つめ、笑みを交わす。 「これから……よろしく」 「うん♪」 快感が引いても、2人は心も身体も満たされていた。 この夜は初めてで、一生の思い出になると思うけれど……これで終わるわけじゃない。 恋人としては、これからがスタートなのだ。 これから先、いろんな事があるだろう。大変なことだって色々あるはずだ。 ……でも、目の前の相手がいれば大丈夫だと、確信めいた安心があった。 何度だって抱き合おう、何度でも想いを伝え合おう。 夜空と千夏の幸せは、これから始まるのだ。 (了)


More Creators