個人的な文章の書き方(8) 推敲じゃ書けないものがある
Added 2021-03-19 10:48:59 +0000 UTCこのシリーズを投稿するたび重ねて書きますが、個人的に意識していることなので「これが正解!」というわけではないことをご承知ください。 書き出しから順番に、シチュや言葉が出てくるとは限らない。 序盤を書いている途中だとしても、終盤の山場の情景が浮かぶこともあるだろう。 そういったときに、浮かんだものをメモしておくのが非常に肝要である。 とにかくパッと浮かんだシチュやセリフは書き残しておく。 それを積み重ねていくことで、「書きたいもの」が貯まっていく。 そうしないとせっかく浮かんだシチュが、その熱量が冷めてしまうのだ。 「後で仕上げればいいや、どうせ推敲するし」となりそうだが、そこが落とし穴。 推敲というものは「今ある文章を整える」行為である。 「この表現はどうか」「この順序なら……」などと、既存のシチュや文章について磨きをかけていくためのものだ。 シチュの追加や、魅力的なセリフなど、何もない所から生み出すのは、その前段階なのである。 個人的な方法としては 1、浮かんだものは熱量のあるうちに、メモしておく。 2、大量に詰め込まれたそれらを、展開の順番に並べておく。 3、そして、書きながら話に沿う形で組み込みつつ、さらに書きくわえていく。 このような順序となっている。 ピッタリ綺麗に書き進められることは少ないが、荒い文章はあとで綺麗にすればいい。それを担うのが推敲・校正である。 それまでに、自分の性癖や好きを詰め込んだものを書き込もう。 そんなことを最近は心がけている。