個人的な文章の書き方(6) 説明はほどほどに、適切に
Added 2021-01-28 22:46:04 +0000 UTC・説明はほどほどに、適切に ss……特にオリジナルを書く場合には、主人公や相手、それを取り巻く環境などを読み手に伝える必要がある。 このとき割と起こりがちなのが「自分で組み立てた設定や背景をすべて説明しようと書いてしまう」という現象である。 例えば価値観や社会の仕組みがおかしな異世界に転生したとして、その世界のキャラが 「この世界ではおっぱいの大きい人の方が地位が高いの」 と言ったとしよう。しかし、このセリフは世界観の説明にはなっている一方で、キャラのセリフとして適切かは難しい。 「この世界」と言う時点で、異世界の存在を認識している必要があるのだ。もちろん書き手や読み手は分かっているが、キャラに無条件に言わせるとメタい話になってしまう。 自然にこのセリフが出せる条件を考えてみると、 ・主人公が異世界から来たことを理解している ・主人公のいた世界と、キャラのいる世界の違いを認識している ・世界の違いについて、主人公に淡々と教えることのできる状況 などが挙げられる。もちろん全部を無視して勢いで説明しよう!というのも手法のひとつだが、その思考で書くと自分らしい文章にはならないと思う。 必要な情報を、必要なときに書く……というのはなかなか難しい。 上の文章を私が自然に展開するなら、我々の世界での偏差値みたいに 「私のバストは80台だから……3桁こえてる人みたいな生活は無理だよ」 などとキャラが話し、それを主人公が疑問に思う⇒そして世界観の説明セリフ という感じで段階を踏んで流れをつくっていくと思う。 変わった例を出してつらつらと書いてしまったが、いつもssで必要な説明を入れる際にはこういう思考を延々と続けている。 そして重要なことがもう一点。成人向けのssを書くにあたって、 「エロに繋がるものメインに説明する」ことは一貫する必要がある。 つまり、エロに必要のないものは省くことも大切なのだ。 上のセリフならバストサイズという、エロに展開できそうな世界観の説明だからいいとして。 より細かな設定や背景を延々と書いたとしても、読んでる方は「そんなこと知らんがな」となる可能性は否定できない。 くわえて説明くさい文章は読んでいて疲れるし楽しくないので、適度に文章の中に組み込んでいくことが大事な技術になってくると思う。 ~~~~~ 気になる点や読みたい内容などがあれば、コメントに書いて頂ければ次の記事で答えます。