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ハルカ
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野中柚希の浮気

野中柚希は、学校内だけでなく、世間一般の基準に合わせてみても極上の美少女だ。 大きな瞳に、表情が乏しいながらも綺麗な形をした唇。 短い水色の髪が特徴的だ。 スタイルも素晴らしい。胸は大きく、腰は括れているが、最も目を引くのは下半身だ。むっちりとした太腿に、柔らかさと弾力を兼ね備えた巨尻。誰もが一度は見てしまい、一度でも見てしまえばAV程度の女では話にならなくなるだろう。   そんな柚希は不満を抱えていた。 いや、憂鬱と言った方が良いかもしれない。全ての問題を解決しながらも、やはり生きていく上では消えてくれないのが些細な不満や憂鬱だ。   「最近、刃更とのセックスがマンネリ化してきているような気がする」   誰に呟いた訳でもない独り言は、色っぽい溜息とともに空気に溶けた。 彼女の恋人である刃更との関係は少々、いやかなり特殊だ。自身以外に五人以上の女性がおり、全員と付き合っている。   キスにとどまらず性行為も毎日のようにしているが、何日もすれば人というものは慣れてしまう。そう、慣れてしまうのだ。どんなに刺激的な性行為をしても、慣れてしまってはよろしくない。   どうしたものか、と悩んでいると、彼女の耳にとある噂が入ってきた。   「同じクラスに、とんでもないレベルの巨根の持ち主がいる」   刃更もかなりのものを持っているが、下手をすればそれ以上かもしれない雄の象徴を持ったクラスメイトだった。 それはちょうど、柚希の隣の席に座っている男子、弥彦だ。 特徴はあまりない。 ごくごく普通の男子高校生で、勇者の一族でも、ましてや魔族でもない。友人もそれなりにいるようだ。休み時間には流行っているカードゲームをして遊んでいる。何度か話したことも有り、言葉遣いも物腰も穏やかな人物だ。刃更を除けば、クラスの中で一番好印象と言えるだろう。   ただ時折、柚希を横目でチラリと見ているような素振りがある。特に、スカートを押し上げるむっちりとした巨尻に、そこから伸びる太腿へと情欲の湧いた目を向けているのだ。何とかして眼を逸らそうとしていても、弥彦も青少年だ。欲望に負けて目を向けていることに柚希が気づかないわけがない。   そんな彼が、人間離れした肉棒を持っていると聞いてしまえば、はげしい性交を経験した柚希でも興味が沸いてしまうのだ。もしかしたら、別の男が持つ肉棒を感じれば、刃更とのマンネリ化からも脱することが出来るかもしれない。   子宮には避妊用の魔法がかけられており、どんなに巨根でも気持ちが移ってしまうようなことは無いと分かるからこその行動だ。 帰り支度をしている弥彦へと近づいた柚希は、出来るだけ穏やかな声で話しかける。   「ねぇ、さっき先生から、教材を倉庫に運んでほしいって頼まれたんだけど、手伝ってくれない?」 「あ、えっと、俺でいいなら……」   彼が気の優しい人だということは分かっていた。打算も何でもなく、女子に重いものを持たせてはいけないという性格が出ているのだ。その証拠に、二つに分けた荷物も彼の方が明らかに重く、柚希が持っているのは小物が数点だ。 放課後にもなれば生徒たちの数は少なく、刃更たちにも用事があるからと先に帰ってもらった。この学校において、柚希の邪魔をするものはいないだろう。   「でも、野中さんと話すの久しぶりな気がするなぁ。体育祭あたりから、東城くんとか成瀬さんとずっと一緒にいたし、話しかけにくくって」 「懐かしい。でも、気を使わないでも平気。刃更も男友達を欲しがってるから、気軽に話しかけてあげると喜ぶと思う」 「あはは……まぁ、男子生徒からは敵視されてるよね、彼は」   いい奴なんだけどなぁ、と苦笑いを零す弥彦との会話は、様々な気負いが無くなったかのように穏やかだ。勇者としてでもなく、主従契約者としてでもないクラスメイトとの関係は、久しく忘れていたものだ。 思えば、家でもこんな会話をすることは無かったかもしれない。淫魔の家族に誘われるまま刃更と交わる、食事を取る、交わる、寝るを繰り返しているのだから当たり前だ。   「東城くんとはどうなの? 付き合ってるって聞いたけど」 「え、う、ん……すこぶる良好。問題は無い」 「なんで言いよどんだのさ」   ケラケラと笑う彼へと僅かな罪悪感が生まれる。嘘を吐いたからだ。家に帰れば愛しい彼がいるとはいえ、それと同時に柚希が見劣りするほどの美女たちが生活しているのだ。妹を含め、自分以外と交わる恋人の姿は見ていて気分が良いものとは言えず、自分としている時よりも満足しているように見えれば暗い感情も湧いてくる。   「弥彦は、何か変わったことでもあった?」 「ないよ~、彼女もできないし、友達と遊んでるだけ」 「そう……彼女、いないんだ……」 「いないね~、この前はプールでナンパするとか友達とやったけど、俺だけ全滅したし、他にも」   色々な思い出話を聞かされている間も、柚希の心は弾んでいた。異性間では友情は芽生えないというが、少なくとも弥彦に対して抱いているのは友情だと信じたい。 そんな相手を誘惑したら、一体どうなってしまうのか考えると、ゾクリとした感覚が背筋を流れた。   「あ、ちょっと待って、落としちゃった」   そう言いながら、少し前を歩いていた柚希が前かがみになりながら落し物を拾う、フリをした。   試したくなったのだ。短いスカートでは隠しきれない巨尻を見せつけたらどうなるのか。しゃがみ込めば良いものを、わざわざ尻を突き出すように屈む柚希に、弥彦は何処か困惑したような声をだす。学内にファンクラブを持ち、姫と呼ばれるほどの美貌の持ち主が、持ちうる中で最も雌を感じさせる部位を見せつけてくるのだから、無反応というわけにはいかないだろう。   「ん……♡ 床に、張り付いちゃってる♡」 「そ、そう、なんだ……」   取れないフリをして、尻を左右に振る彼女の下着は、彼が想像したものよりずっと過激だった。秘部を透けた生地で覆った、扇情的で男を誘うためにある水色の下着。 生地は食い込み、尻たぶを見せつけて誘惑してくる。視線をヒシヒシと感じた柚希は、ゴクリと息を呑みながら無意識的かのようにパンツの食いこみを調整する。   「あ、あの、野中さ」 「待ってて、すぐ、取れるから♡」   どこか甘い吐息が柚希から漏れるのと、彼はごくりと生唾を呑んだ。今はきっと、ここまでが限界だろう。スカートを抑えながらしゃがみ、立ち上がりながら軽い荷物を持ち直す。我ながら良い演技ができただろう。彼も頬を染めて眼を逸らしているが、つい数秒前まで直視していたのはバレバレだ。   「ごめんなさい、待たせてしまって」 「い、いいよ。早く片付けよ」   再び弥彦は笑みを向けながら前を歩いていく。先導しているのは、今のように不意に訪れる幸運を避けるためだろうか、それとも、もっと別の何かに気づかれないようにするためだろうか。 後ろを付いていく柚希の尻には、未だに熱く注がれた視線が残っているかのような感触があった。一緒に住み、何度も見たせいか刃更はもう恥じらったように見てくることは無い。だからこそ彼からの視線は何処か心地よかった。   (他の男だったら、気持ち悪いだけなのに……)   手の届かない美少女へと淡い恋心と、生物としての性欲を向けてくる彼に、胸の高鳴りが生まれることに柚希は未だ気づいていない。 弥彦が必死に別のことを考え、脳裏に焼き付いた柚希の巨尻を追い出そうとしていることにも、彼女の痴態に興奮した肉棒を必死に抑え込もうとしていることにも、気が付いていなかった。   着いた倉庫は狭く、灯りこそついているが暗く、そして熱気が籠って熱い部屋だった。こんなところに教材を届けさせる教師にも文句の一つもないわけではないが、柚希にとっては好都合だ。校内の辺境には生徒どころか教員、用務員ですら寄り付かない部屋に二人きりなど、何かが起きないはずもない。そんな俗説にあやかった柚希は、カチャリとドアのカギを閉め、外から誰かが入れないようにした。   「野中さん、これはこっちでいいのかな?」 「ん、待って。私がやるから」   そう言いながら柚希が荷物を受け取り、脚立を上っていった。そのせいで彼女の位置はどんどん上になっていき、弥彦の胸辺りの高さに下半身があるという状態にまでなる。 流石にマズイと思ったのだろうか、咳ばらいをしながら離れ、他の作業へと移ろうとする彼を、柚希は見逃さない。   「待って。ダメ。バランスが悪いから、しっかり支えて」 「え、いや、でも」 「いいから、しっかり、支えて」   有無を言わせぬ、といった空気に気圧され、従ってしまった。脚立に手をかけ、しっかりと支えようとしたその時、ワイシャツ越しに柚希の巨尻が押し付けられてしまった。 ワイシャツ一枚になった胸板で尻肉はむにゅり♡ と形を変え、女性特有の甘い臭いが鼻を突く。柔らかい感触がほとんど直に伝わってくるのは彼の着ているのがワイシャツ一枚だということと、柚希のスカートの位置がずれてしまっているせいだ。   「ん♡ ここ、だったのに、重くて♡ もっと、ちゃんと支えて♡」 「で、でも、これ以上は」 「いいから、おねがい、ね♡」   そう言いながら、柚希はスカートの位置をずらした。元の通り、尻を隠す方にではない。むしろ、弥彦へと更に見せつけ、感触を直に感じ取れるように持ち上げ、ずらしてきたのだ。 汗が混じった女の、いや、雌の臭いが濃くなり熱気も相まって視界が揺れる。そんな彼の苦悩を知ってか知らずか、柚希は更に巨尻をこすりつけてきた。円を描くように動き、淫猥に形を変える肉は、次第に上へと位置を変えていく。 顔の近くまで来た尻肉は、少しでも前に行けば鼻先がうずまりそうなほど近く、それをしてしまいたくなるほど魅力的だった。   「あ♡ ここみたい、ここに入れるのが、イイみたい♡」   荷物のことを言っているのだと分かっていても、どこか淫靡な言葉に聞こえてしまうのはこんな状況だからか。透けた生地の下着を剥ぎ取り、顔を埋めて貪りたくなる尻肉が目の前にあれば、誰だってそう成るだろう。生唾を飲み、少しだけならと一歩前に出ようとすると。柚希が脚立から降りてくる。   「少しだけ、下がってくれる?」 「あ、う、うん、ごめん」   そんなことをしていいわけもない。 冷静になった弥彦に眼を合わせないまま、背中を向けた柚希が降りてくる。このまま彼は柚希と分かれ、家路についてから今の光景をネタに自慰に耽ることになるだろうが、それで良かった。まったくもって問題ない。 一抹の悔しさを抱きながら、乾いた笑いを零した、その時だ。   “むにゅうぅ♡ むにゅ♡ ずりずりずりずり♡“   「んぉ♡ ふぅ♡ ふぅぅぅ……♡」   柚希が弥彦へと尻肉をこすり付けながら梯子を下りてきたのだ。大きく形を変えて胸板を通り、下半身との境目にあるベルトのどころで、ぎゅむり♡と弾む。柔らかさと弾力を兼ね備えた淫靡な肉の感触に我慢しきれずに間抜けな声を出した彼は、倒れそうになるのをグッと我慢する。   「ふぅ♡ どう、したの? なにか、あった♡」   ここまで誘惑しても柚希はまだ白を切ってくる。下着を見せつけ、尻をこすり付けて今では密着してきているというのに、彼女はまるで何も起きていないかのような態度をとってくる。そんな姿に彼は何も言えない。恋人の居る相手を無理やり奪うような甲斐性を持ち合わせていなかった。   息を荒げながら少しずつ離れようとした弥彦だったが、柚希の些細な一言、ズボンを押し上げる勃起した肉棒を、たわわに実った尻肉で挟み、扱いていた柚希の一言でその足が止まる。   「あん♡ 刃更より、おっきいぃ……♡」   プツンと頭の片隅で理性が切れる音が聞こえた。片手で尻肉を掴むと、もう片方の手で柚希を抱き寄せる。ふと見れば彼女は普段の冷たい雰囲気とは真逆の、蕩けきった雌の顔をしていた。 二人の荒い息が重なり合い、自然と唇を求め合う。どちらからという訳では無い。ただそれが当たり前であるかのように、二人はキスをする。   「ちゅ♡ ん♡ ちゅぱぁ♡ ま、って、れぁ♡ んむぅ♡ だめ♡ これじゃ、弥彦の顔、見れない♡」   最初は背中越しの啄むような軽いキスだったが、向き合ってからは激しく深いキスへと転じていった。細くニーソックスに包まれた脚を絡みつけ、手を回して密着してくる柚希に対抗するように、弥彦は彼女のたっぷりと肉が乗った尻たぶを掴み捏ね回しながら抱き寄せる。   「んれぁ♡ じゅる♡ ちゅぞ♡ はぁ、ん♡ キス、下手くそ♡ 初めて、なんだ♡ ちゅう♡ 」   腰をくねらせながらクスリと笑う柚希に肉棒は更に熱さを増す。興奮を煽り、堕落へと誘う淫魔のそれだ。拙い弥彦を補うかのように舌を入れ、啜り、口内を貪っていく。負けじと伸ばした手で彼女の巨尻を握り、捏ねたくると、ビクリと身体をふるわせた。   “ぎゅむ♡ むにゅ♡ すりすり♡ むぎゅむぎゅ♡“   「ふぁっ♡ ひぅ♡ お、しり、すきぃ♡ ず、っとみられて、敏感になってるの♡ イいっ♡」   柔らかいだけでなく、弾力や張りのあるすべすべとした尻肉を堪能する。正気を失いそうになるほどの弥彦は、柚希の巨尻が刃更によって開発済みだということを知らない。だが、まるでその開発すらもこの瞬間の為だったのではないかと柚希は錯覚してしまい、背徳感で興奮してしまう。 透けた下着越しにズボンを押し上げた肉棒へと膣をこすり付ける。漏れ出た愛液と我慢汁が混ざり合い、白い太腿に垂れていく。   “すりすり♡ カリ♡ しゅく♡ しこ♡ カリカリ♡ すり♡ じ~~っ♡ ブルンっっ♡“   「あ♡ ちんぽ、すっごい……♡ いつから勃起させてたの♡ 廊下でデカ尻見せつけられてから? ちゅ♡ れろぉ♡ 期待しちゃったんだ♡ 彼氏持ちの、ちんぽ中毒の淫乱女と童貞卒業セックスできるかもって♡ はぁ♡ 期待して、こんなに硬くして、おっきくしちゃったんだ♡ んちゅ♡ ちゅぱ♡ んぉ♡」   チャックを降ろしてズボンから解放された肉棒は、刃更がもつものより一回りも大きかった。指で包もうとしても覆いきれず、反り上がった幹が柚希の下腹部を制服の上からグリグリと亀頭を押し付けてくる。臭いも強烈だ。我慢し続け熟成された精液が脈打ち、今にも射精しそうなほど震えている。   噂が真実だったことに、柚希の中で燻っていた雌が歓喜の声を上げる様に愛液を垂らす。女性の柔らかさを持った身体をこすり付けながら跪くと、顔に肉棒を乗せて舌を這わせた。   “はむぅ♡ じゅぽ♡ じゅる♡ ちゅぞぞ♡ れろれろ♡ ぐぽっ♡ ぢゅぱ♡ じゅるる♡ ちゅぽん♡“   「んれぁ♡ すんすん♡ すぅ~♡ じゅぞ♡ くっさい……♡ 皮も余ってて、オナニーしすぎ♡ じゅぱ♡ カリ首にチンカス溜めて♡ きったない……♡」   仮性包茎の肉棒をしゃぶりながら、舌を滑り込ませて皮をむくと、カリ裏にある恥垢を舐めとる。ここまでのことは刃更にもしたことが無い。他の女性たちと交わる関係上、彼は普段から清潔にしているからだ。だが弥彦は違う。 柚希が初めてで、柚希にしかさせていない。それがどこか嬉しかった。   “ぐぽっ♡ ぐぱっ♡ じゅぶ♡ じゅる♡ じゅぞ♡ ちゅぷ♡ んはぁ♡ れろぉ♡ ぢゅる♡ じゅぽ♡ れろれろ♡ ぢゅるるるる♡“   「はぁ、ん♡ 我慢汁、すごい♡ 射精、したいんだ♡ いいよ、射精して♡ 私の口で、欲求不満な浮気フェラで、ぜぇんぶだしちゃえ♡ ぢゅぷ♡ じゅろろろろ♡」   大きく口を開けた柚希が、一気に肉棒をのど奥まで飲み込んだ。フェラチオどころかキスも初めての経験だった弥彦に耐えられるようなはずもない。喉の感触は独特で、たとえを出して表現することすらできない。そんな未知の快感は、問答無用で肉棒を解き放たせた。   “どぼびゅっ♡ びゅるるる♡ ごぼっ♡ どびゅ♡ ぼびゅ♡ びゅく♡ びゅく♡“   「お゛、ぶぅ♡ ふぅ゛……♡ んじゅ♡ ダマになってりゅ……♡ くちゅ、くちゅ♡ ずろぉ♡ ちゅぱ♡ んろぉ♡ 飲み干すの、たいへん♡」   射精された精液は黄ばみ、粘り気を持ちながら柚希の口の中を犯していた。舌でかき混ぜ、噛みほぐしながら少しずつ飲み込んでいく姿に、外気に晒された肉棒は既に勃起していた。やがてゴクリ♡ と精液を飲み干した柚希は、口元に陰毛を付けながら大きく口を開け、見せつけてきた。   もっと、ください……♡   言葉にしていなくとも、弥彦にはそう言っていることが分かった。   分かってしまったのだ。   移動したのは部屋の奥。誰かが入ってきたとしても、すぐに目をやることは無い暗がり。そこで柚希は巨尻を弥彦へと突き出していた。下着は履いていない。尻たぶに指を埋め、アナルを見せつけながら左右に振る彼女は、息を荒げながら肉棒を待っていた。   「ふぅ……♡ ちんぽ、ちょうだい♡ アナル、尻穴、ケツマンコ♡ なんでもいいから、弥彦のぶっとくて♡ あついちんぽでかき回してぇ♡」   開かれたアナルに肉棒を宛がった弥彦は、指の中に納まらない尻肉を掴み上げて一気に腰を突き出した。童貞卒業が柚希の膣穴にならなかったのは、彼の提案だった。もうこのまま何もなかったように帰ることなどできない。 ならばせめて、本番ではないアナルセックスで誤魔化そうという、申し訳程度の気づかいだった。   だが、そんなことは関係ないほど、柚希の身体は刃更によって躾けられている。肉棒を飲み込んだアナルはうねり、膣穴と同じように快感を与えていった。規格外の肉棒をすんなり受け入れながらも締め付けは強く、腸壁を抉られるたびに柚希の身体を絶頂が襲った。   “ごちゅ♡ どちゅん♡ ぐりぃ♡ ごりゅ♡ パンパン♡“   「お゛おぉ♡ ちん、ぽ、すごいぃ♡ あ♡ んぉ♡ だめ、だめぇ♡ お♡ おしり、ばかに、なりゅぅ♡」   野太い喘ぎ声を上げながら柚希は自分からも巨尻を振る。ダメと言いながらも快楽を貪ろうとする姿は淫靡で、そして弥彦を惹きつけて止まない美しさを持っていた。いつまでも感じていたい。そう歯を喰いしばりながら肉棒で抉り、獣を躾ける様に柚希の尻たぶを捏ねまわし、強めに叩いた。   “ぐりり♡ どちゅ♡ どっちゅん♡ ずるる♡ ずぱん♡ ばちゅん♡“   「ひぎゅ♡ たたくの、イい♡ も、っと、して♡ おふっ♡ さん、ざ、ん開発されたぁ♡ うちの、淫乱、デカケツマンコ、おしおきして♡ 弥彦のに、上書きしてぇ♡」   刃更ではなく、あなたのモノになりたいという宣言に、弥彦は激しく腰を叩きつける。一時の感情から出た言葉であっても、今だけは柚希は自分のものだという優越感と背徳感が入り混じり、口調が砕けた彼女を更に啼かせたくなった。   “ずりゅりゅりゅ♡ ごちゅん♡ ごりゅ♡ ばちゅ♡ ずぼ♡ ぎっちゅ♡ ぎりゅりゅ♡“   「あ、お゛おぉ♡ いぎゅ♡ イ゛く♡ アナル、セックスで♡ ケツ穴交尾で♡ んほぉ♡ 刃更、にも♡ 見せたこと、ないくらい♡ 深イキ、くるぅ♡」   “どぼびゅっっ♡ びゅるるる♡ どく、どく♡ どびゅびゅるるる♡ ぐりゅっ♡ ぐりぐり♡”   腸液を垂らすアナルから、逆流した弥彦の精液が漏れ出た。だが肉棒を引き抜くことなく、奥へ奥へと擦り付けて柚希を逃がさない。背中を反らせた彼女の半開きになった口に舌を入れると、無意識なのか分からないが舌を絡めてきた。 どれほどの時間が経ったか分からない。奥の奥へと精液をこすり付けた弥彦が、一度肉棒を抜こうと腰を引いた時、柚希が巨尻を押し付けてきた。   「だ、め♡ もっと、きて♡ もっと激しく、ケツ穴レイプ♡ してぇ♡」        **********   その日、柚希は刃更たちの待つ自宅へは帰らなかった。友人が大事な相談があり、泊りがけで話すからと言ったら、すんなりと了承された。息が荒かったことから、恐らく地下の部屋で誰かと行為に及んでいたのだろう。   「えっと、ほんとに野中さんは大丈夫だったの?」 「問題ない。私が一日いなくても刃更は困らない」   電車の中で並んで立っていた二人。時間はちょうど良かったからか、車内には他に誰もいない。 少し卑屈に聞こえてしまっただろうか。弥彦が困ったような表情を浮かべている。客観的な事実を口にしただけなのだが、事情を詳しく把握していない彼にとっては柚希が寂しそうに見えた。気の利いた言葉など出てこない。単語が漏れるだけで、文になどなってはくれなかった。 そんな彼を見ながら、柚希は笑みを浮かべて背中を預ける。   「の、野中さん?」 「柚希って呼んでくれていい。私は弥彦って呼んでるんだから」 「じゃ、じゃあ、柚希……さん」   ヘタレ、と心の中で小さく呟くと、空いてる弥彦の手を取る。刃更に比べたら貧弱だ。剣を握った豆も無く、傷もない、ごくごく平凡な少年の手。それがなぜか、今は愛おしく思えてしまう。そしてその手を、柚希は自分のスカートの中に入れて尻肉へとうずませた。   「ちょ、こんなところで」 「ん♡ いい、から♡ 今から始めて……♡ 弥彦の家についたら♡」   たくさん、幸せにして……♡   と耳元で囁かれた弥彦が生唾を呑む。予想もしなかった浮気、不貞、という言葉が頭の中をよぎったが、柚希を好きな気持ちに嘘はない。息を荒くし、小さく頷くと、薄い笑みを浮かべた彼女の唇へとキスを堕とした。


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