あくむは、しばらく つづいていました。
コバルトワンの いしきは、
ねつや いたみ、そして このへやにただよう
あやしげな ニオイによって、
ほとんど きえそうでした。
「ウ、ウゥッ……。」
「あなたの イチバンのひみつは、ここじゃないかしら……?」
そういうと、シルバスの 手が
コバルトワンの むねの マークに ふれます。
「さわ、るな……。」
「あら、まだ そんなこと いうの?」
むねのシンボルの ひみつは、けっして てきに
わたしてはいけない。
そう おもいだした コバルトワンは ますます あせりますが……
「ねえ、どうして そんなこと いうのォ?」
グッ、ジュウウ、ググッ、ジュウーーーーッ。
「ぐうあああああ、あああああああ!!!」
ふたたび シルバスの こうげきに、
もう それどころでは ありません。
シルバスは むねのマークを見つめて いいます。
「さいごの おねがい。
“ココ”を さらけだしなさい。」
そんなこと しんでも ごめんだね。
コバルトワンは、たしかに そういったつもりでした。
でもーーー……。
つづく