気がつけば朝だった。
肌寒い中にも暖かさが混じって、澄んだ空気になっている。
俺達の背後にある窓から太陽の光が差し込んで、フローリングの床が輝いている。
綺麗だ。
ああ、朝だ。
もうじきだ、もうじき彼が目覚めて俺達を見つけてくれる。
もうじき会える。
ただそれだけで俺は子供のようにそわそわと浮き足立っていた。
それは俺だけじゃない。同じように並ぶ男たちもみんな同じだ。顔が緩み、口から溢れてしまう唾を飲み込み、勃起した肉棒からひとりでに飛び出しそうな精液を抑えている。
チンポにリボンを結んだ男臭いオヤジ達が、体をビクビクと震わせて待っている。
ああ、なんて素晴らしい朝なのだろう。
待つ時間一秒一秒が愛おしい。
秒針が音もなく進む姿すらも美しく見える。
俺は裸同然の格好でも取り上げられなかった腕時計を見つめていた。五秒に一度くらいのペースでうっとりとしたため息が上がっていた。
ああ……いい……シアワセだ。
俺は時計を見つめて、一秒、一分、十分と時間を味わっていた。
そしていろいろなことを思い出していた。
この時計には思い出が詰まっている。支店長から本社に戻る、昇進のタイミングで奮発して購入した俺の宝物だ。
息子の進学や両親の老いに備えてまだまだ蓄えは必要なのだから、無駄遣いはしたくないと妻には言った。
だが……一生物になるし、財産にもなる、部下や家族ばかりじゃなくて自分の功を労うのも必要なのだと背中を押され、時計店で買ったサブマリーナ デイト。黒い文字盤とステンレススティールの力強いデザイン。若い頃からゴリラ顔と例えられてきた俺を、多少はクールで知的な雰囲気にまとめてくれるアクセサリー。
コレを見ると、己の責任や累積した時間を思い出す。
誰にも語ったことはないが、時計を息子が成人したとき譲るのもいいかもしれない、などと考えていた。
……。
妻。両親。家族。息子。会社。
……俺は、なにをしているんだ。
…………ここはどこだ。
俺は……。
俺の名前は……。
五十嵐剛志。
俺の名前は五十嵐剛志だ。
豊極重工株式会社の本社、営業部長の五十嵐だ。
俺は突然思考が晴れていくのを感じた。
……そうだ、俺は今なにをしている。こんな姿で、なにを喜んで……誰を待っているのだ。
こんなところ。そうだ、ここは何処だ。
知らないリビングの一室だ。
随分と広い。大豪邸といってもいい大きさだ。
巨大なクリスマスツリーが飾られていて、大の男が六人……俺を含めて七人が地べたに座っている。
誰もが俺のように分厚い胸板をした、発達した見事な肉体美を有している。
だが、彼らは誰もが陶酔した顔を晒し、あまつさえ肉棒を勃起させて、ただ静かになにかを待っている。
待っている? なにを? 決まっている。
プレゼントだ。
プレゼントとして、受け取られるのを待っているのだ。
あたりまえだ。
そのために俺は生まれてきたのだから。
………………。
違う。
なにを考えている。
プレゼント? 何の話だ。
わからない。またわからなくなってきた。
思い出せ、何がおきた。俺はすがるようにいま唯一身に付けている自分のもの、腕時計を見つめた。
ほんの僅かに光が反射し、自分の顔が見えた。
ゴリラを彷彿とさせる濃い眉毛と掘りの深い顔立ち。朝ヒゲを剃っても夕方になるとうっすらと青ひげになる厄介な面。長年付き合い続けてきた俺の顔が見える。
そうだ、俺は……タフなリーダーとして振る舞ってきた。それが俺の人生だ。
そんな俺がプレゼント? バカバカしいにもほどがある。
俺は家に……そうだ、家に帰らなければいけない。
なにせ今日は……今日は大事な…………。
「わあ、すごい!!」
その瞬間、俺の心臓は跳ね上がった。
正面の大きな扉が開いていた。
そこには顔も知らない子供が経っていた。
「スペシャルソルジャーに、いただきマッスルマンに、それから天の騎士もある!」
クリスマスツリーの下にいる俺達を指さして子供は嬉しそうに笑っている。
そして続けた。
「おサルもいる! それからランプの精霊に、あれは――」
おサル。
指差しの確認がなくとも、それが俺を指しているのだということがわかった。
わかってしまった。
肉棒から雄汁混じりの体液が溢れた。
下半身がじぃんと痺れ、いやらしい喘ぎ声が混じったため息が肺から漏れた。
嬉しかった。
喜んでもらえたのだ。
そうだよ、俺だぞ!
ああはやく、はやく開封してくれ!
リボンがしっかりと俺の竿に結ばれていなければ、うっかり射精してしまいそうなくらいに嬉しい。
リボン。
俺の股間には他の連中と同じようにリボンが結ばれている。
首には蝶ネクタイ、そして両手にはオモチャのシンバル。
俺はさる。
おサル。
ゴリラ面の五十嵐剛志は、猿のオモチャだ。
パンパンと両手のシンバルを叩いて、歌って、愉快な音を奏でるオモチャ。
俺はプレゼント。
俺はクリスマスプレゼント。
彼のために作られた特別な猿の………………。
違う。
違う違う違う。
俺は五十嵐剛志。俺は五十嵐剛志。俺は五十嵐…………。
俺は、そうだ、五十嵐酒店の長男だ。
青森のなんでもない個人経営の店だったが、どんなに雪が積もろうが、朝が早かろうが、毎日努力を続ける親父の背中を見て育った。
体を鍛えて、勉学にも精を出し、できうる限り上を目指し続けた。
そんな俺は猿のオモチャになって遊んでもらうのが相応しい。
間抜けで愉快なマッチョなおサルだ。シンバル叩いて、足も叩いて、楽しい愉快なおサルの親父だ。
ふさわしいわけがない。馬鹿な。俺には俺の人生がある。ふざけるな。そんな変態なことを考えるな。俺の脳はどうしちまったんだ。
「おお、気に入ってくれたか」
「うん、今年のクリスマスは最高だよパパ!」
俺が葛藤していると、開けっ放しだった扉から名も知らぬ子供の父らしき男がやってきた。父といっても俺より年下だろう。しかしこれまた恰幅の良い男だ。
「でもパパ、なんだかあのおサルおかしいよ」
「うーん……そ、そんなことはないはずだが、パパお前の言う通り全部ちゃんとやったぞ」
…………。この男、薄っすらと覚えがある。
確か……会ったことがある。バーで顔を見た……。俺の体を褒めて、それで……なんだ、なにか、思い出せない。記憶が完全に抜け落ちている。
まるでそこだけ、脳を入れ替えられたようにぽっかりアナが空いている。
「だってパパ、ほら見てよ」
必死に思い出そうとする俺のことなどまるで無視して、子供が一歩一歩俺に近づいてきた。
足音が近づいてくる。
それだけで俺の脳の活動は停止した。
思い出すなどというツマラナイ作業を全て放り投げ、ただただこの音を、彼の姿を、そして待ち受ける未来を望むことにすべての力を集中させてしまう。
全身の細胞が震えるような感激に包まれていた。
受け取ってもらえる。
プレゼント。
俺は……五十嵐剛志はプレゼン…………ト……。
今すぐにでもイッてしまいそうで、腰を振ってしまいそうで、頭がイかれちまいそうだった。
やめてくれ、近づかないでくれ。俺で遊ぼうとしないでくれ。
声の出ない喉で、立ち上がれない足で、俺は必死にもがいた。
「ほら、なんだかこう……変だよね」
「あ、ああ……。そうだな、そうかもなあ。パパちゃんと調整したはずなんだけどなあ」
「しっかりしてよー、もー」
「うーん……それじゃあこれだけ捨てちゃうか?」
捨てる。
あっけなく放たれた一言で、俺は崖から突き落とされるような衝撃に襲われた。
全身がバラバラに砕けそうだ。
待ってくれ、いや待ってください。
俺で遊んでくれ。俺を使ってくれ。この五十嵐剛志を――!
見てくれこのデケえ筋肉。どんなに忙しくても、週三のトレーニングは続けているんだ。ただ闇雲に鍛えるだけではなく、パーソナルにも頼んで上半身が特に立派になるように調整している。スーツを着た姿がキリッと逆三角形になるようにだ。
どうだ、立派だろ、ゴリラ……いや、猿みたいだろう?
俺は声の出ない口をパクパクと動かして、必死に懇願した。
願いは届かず、だが叶った。
「えーでも捨てるの嫌だなあ。だってこんなにいいおサルの顔なんだよ」
彼は天使のような声で、悪魔のような笑みを浮かべて言ってくれた。努力で鍛えたガタイではなく、ただただゴリラ顔という部分を気に入ってくれた。
違いなどどうだっていい、とにかく彼は喜んだ。そして俺の分厚い頬肉を掴んでくれた。
おそらく24時間は剃っていないのだろう、髭がうっすら生えちまっている。そんなジョリジョリとした男臭い顔面を、いいおサルだなんて言っている。
俺の顔面は勝手に動いてしまった。
自然と口が窄んでいく。ほうれい線が強調され、鼻の穴が広がる。
人間から離れてもっと動物的に、ゴリラに、猿に、オモチャになろうとしちまう。
「ああ、見てみて、ほら! どんどんおサルになっていくよ」
猿になれば捨てられない。
そのたった一つの価値観が、俺の顔を、俺の思考を、俺の人生を支配していく。
間抜けな蝶ネクタイ姿の今がなにより愛おしくなっていく。
待ってくれ。
駄目だ。
いけない。
俺は五十嵐剛志。俺は五十嵐部長。会社。会社の名前。妻の名前。息子の顔。
「これからいっぱい遊ぼうね、他のおもちゃと、僕と」
そういって彼は俺の頭をひとなでした。
その瞬間、脳内で戦っていた俺というものがいっぺんに吹き飛んだ。
ああ消える。飛び去っていく。
もうどこにもない。
あるのは嬉しさだ。
嬉しい。嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい楽しい愉しい幸せ嬉しいもっと気持ちいい愉しい。
頭の中が黄色や桃色のスパークルで満たされるような、空っぽで……それでいて満タンな歪な感情と思考で全て上書きされる。
俺の人生。俺の過去。俺の大事なものが、この喜びの前では全てくだらないもののように思えてくる。
ああ、俺の、名前……五十嵐……五十嵐剛志。
息子……名前、なんだ、会社……名前……どんな…………。
ああ、忘れているわけじゃない。ただ、それを考える時間がもったいないだけだ。そんなことよりもっと、今目の前にある俺の新たな主を喜ばせたい。おサルとして笑わせたい。遊びたい。
「あーそうだ」
彼が気がついたように、わざとらしく叫んだ。
「うっかりだった、まだこれ、リボンをほどいてないや」
そういって俺の、ふてぶてしい黒く立派な肉棒を指さした。
竿まで陰毛が生い茂った山芋のような俺のデカマラだ。そこには光沢のあるリボンがギュッと結ばれている。
「プレゼントは開かなきゃ駄目だったね」
「ああ、そうだったそうだった。きっとそうすれば、おサルもちゃんとプレゼントになるよ」
プレゼントになる。
俺はプレゼントになる。
なっちまう。
彼がリボンに手をかけた。
人生最高の瞬間と、人生最悪の恐怖が同時にやってくる。
だめだ。はやく。やめてくれ。すぐにくれ。
俺はガチガチと震えていた。声が出ない俺の代わりに、腕の時計がカチャカチャと小さな音を出す。
開けられる。
俺が完成する。
新しい俺になる。
おサル。オモチャ。ただの道具。
一生愉しいだけの人生になる。
あと何秒で。
あと……あと…………一秒もあれば。
「はい」
シュル……と小さな音を立てて、俺の肉棒からリボンが取り払われた。
体と頭が不意に軽くなった。
凝り固まっていた、縛り付けていたものが消えた。すべてなくなった。あのリボンがいけなかったのだ。コレが俺をふん縛り、閉じ込めていたのだ。
口が動く。顔が動く。鍛え抜かれた俺の筋肉が動く。そしてチンポが動く。
俺は生まれて初めて息をするように、激しく空気を吸い込んだ。
クリスマスの空気が全身に行き渡り、喜びと祝福の全てが体内を駆け巡る。そして俺は叫んだ。
「メ……メリィィイクリスマスゥゥゥウウウウ♥♥ ウッギィィッーーーー♥♥♥♥」
俺は両手を動かし、パァンとシンバルを叩いた。
同時に俺は射精した。
気持ち良すぎてウッキーという声がダミ声になってしまった。
鼻水が出て、情けないゴリラそのものの頭の悪い顔になった。
チンポからおびただしい量の雄汁が飛び出した。
チンポはまっすぐ上を向いている。ガチガチだ。イカ臭い親父の種汁がシンバルと俺の胸板にぶっかかった。
「ハッハッハァハァッウキ♥ ウキぃ♥♥」
たまんね、気持ち良すぎる。幸せすぎるなんだこれ。
おもちゃってこんなにイイものだったのか♥
俺はおサルのオモチャの初仕事を行いながら、その達成感に浮かれながら体を弾ませていた。
俺は両足を上げた。
立ち上がるためじゃない。そんな必要ひとつもない。
俺は両足を浮かして、シンバルのように足の裏同士をぶつけ合った。
酒屋で働いて太くなった俺の脚。
営業で鍛えた俺の足。
仕事上がりやジムで鍛え続けた下半身。
それを楽器のようにして、パンッ、パンッとぶつけ続ける。
「オホ♥ ウキーーウキーーーー♥♥ メリークリスマスー♥♥♥」
うっかり男臭い喘ぎ声がまじったが、それを除けば上手に猿になれた。
最初こそ濁っていたが、段々と猿の声がうまくなってきている。
俺はできるだけ滑稽に。できるだけ大声で。そしてなにより楽しげに。猿になった。
目の前の彼……俺の持ち主を喜ばせるためだけに俺は体の全細胞をつかって猿になる。
「わあやった! 思ってた通りだ! おサル、おサル!!」
彼は嬉しそうに俺のシンバルに合わせて手拍子をした。
俺は目に涙を浮かべながらそれに合わせてリズムを取った。
一回鳴らすごとに人生全てを積み重ねたより気持ちいい。
たまらねえ。たまらねえ。
俺はケツもチンポも完全に晒しながら、両手両足でパンパンと鳴らしまくった。
もう一生女相手には使わないチンポを振り回しながら、間抜けで愉快なおサルが踊る。
ただこの動きをするだけ。それだけが俺の残りの人生。
なんて幸せなんだろう。コレ以上完璧なことがあるか。
このゴリラ顔にピッタリの、あつらえたようなオシゴトだ。
どうして俺は今までコレ以外の仕事をしていたんだろうか。
ああ…………。
いやまて、簡単なことだ。
仕事の苦労でシワが濃くなった。
働き続けてゴツくなった。
部下に命令するたびに声が低くなった。
そうして今。完璧な猿のオモチャになるために、俺の人生は続いていたのだ。
この腕がぶっといのも。
胸板がぶあついのも。
肩がひろいのも。
全部ぜんぶ…………おもちゃとしてうごくため…………。
「ウキーーー♥♥」
俺は感謝の雄叫びを上げながらまたイッった。
もう射精していない時間のほうが短い。
そのうち金玉からなにも出なくなるだろうが、それでもこの快感は続くのだろうという確信があった。
おサルでいる限り、俺はこの溺れそうなほどの快感と幸福に浸かり続けるのだ。
「すごいすごい、あ、でもこれ危ないから取っちゃわないとね」
そういいながら御主人はおれの腕から時計をとって、後ろにいる父親に投げて渡した。
「これパパにあげる。パパ3号はプレゼントのセンス抜群だから、僕からもご褒美だよ」
「あ…………あぁぁありがとう……パパ嬉しいぞ!」
俺が大切にしていた時計を受け取りながら、番号で呼ばれた父親は歓喜の涙を浮かべていた。
俺はそんな美しいやり取りを見つめながら……ただただ猿を続けていた。
彼らの関係など、おサルの俺が考える必要はない。
俺は他のおもちゃと同様、ただ遊ばれるだけなのだ。それでいい。それがいい。
俺はやめろと言われなかったので、いつまでも演奏を続けた。
やり手の営業部長。五十嵐マッチョ剛志。こんな面のわりにヴァレンタインでもなかなかのチョコレート数を貰っていたが、そんな行事やあだ名の全部全部もう関係ない。
俺は猿のオモチャになったのだ。
ゴリラ面の強面マッチョ親父は、ただの猿の愉快なオモチャだ。
他の連中もリボンを解かれて次々開封されていく。
広いリビングだというのに、あっというまにイカ臭さと汗臭さで包まれ、喘ぎ声と勇ましいオモチャの声で満たされる。
「我こそ最強のソルジャー、キミとともにこの地球を守る!」「さああさあ俺と勝負だ俺に勝てるかあ」「ジャジャーン、キュビビーーン!」
おそらく俺のように地位も名誉もあった低く渋い男の声で、次々子供向けの芝居じみた大げさなセリフが聞こえる。
ここはいわば親父まみれのおもちゃ箱だ。
みんな人生を捨て去って、自分をプレゼントしていっている。
なんて幸せになっちまったんだろう、俺ってやつは。俺達ってやつは。
「ウホ♥……ウッ、ウキーーーッ♥ ッキーー♥♥」
あまりに気持ちよすぎてうっかりゴリラみてえな声を出しちまった俺は、それを抑えて頑張って猿になった。
まともな人間のセリフすらないくせに、なんて駄目なオモチャなんだ俺は。俺はついついゴリラになっちまう。なんだかそれが自分でも面白く、妙に心地よく、そして誇らしかった。
一通り開け終わったらまた遊んでくれるだろうか。
それとも俺は面白くないとしてそんなに興味をもたれないだろうか。
全てが御主人の機嫌しだいだ。
どんな結果になっても後悔も悲しみもない。
俺はオモチャ。
俺はクリスマスのプレゼント。
彼が幸せならばそれでいいのだ。
俺はゴリラ面でニヤニヤ笑いながら、一層はげしくシンバルを鳴らした。
「おぉぉ……♥ わ、私はソルジャーッ……あぁぁはぁ♥」「さあエネルギーをぬほぉお♥♥」「騎士の誇りにかけてへえええンン♥♥」
皆おなじように、幸せすぎて気持ち良すぎてヘロヘロになっている。そんな姿を楽しんでくれているのだから、御主人はなんとも寛大で慈悲深く優しい子だ。
「ウキ…………ヒィィイ♥ フホォ……ウッキィィイギィイィ…………♥♥♥」
俺も勿論同じように、射精の声が混じった猿の雄声を上げた。
雪も降っていないのにホワイトクリスマス状態の俺達の部屋。おもちゃ箱。これからの俺達の家。
名前も知らないわからないオモチャのオヤジ達同士で、俺達は時間も忘れてただひたすらにオモチャでい続けた。