自衛官の間でエネマグラが流行してしまい禁止令まで出た、というツイートを拝見し、ヒーローでもヤラせたい、なんなら全雄ヒーローを強制ウケ化させたい。開発したい。
そんな猛りを小説にしました。今回は挿絵つきです。
ご存知の通りヒーローと性処理の関係は複雑です。
彼等が表舞台に現れてから今日に至るまで、ずっとヒーローたちを悩ませ続けてきた問題、それがヒーローとエナジー、そして性欲の相関関係でした。
平均を遥かに超える男性ホルモン、無尽蔵の体力、滾らせておかねばならない闘争心。
それらはヒーローにとっての重要なエナジーとなりますが、戦闘で発散しきれないぶんは性欲、精力となって体内に蓄えられます。
ヒーローはいついかなる時も、緊急時に対応できるよう余力を残しておく必要があります。これはつまり、ヒーローは性欲を保っていなければならない、と言い換えることもできますね。
平和を脅かす悪はもちろん、己の性欲と戦わなければならないのがヒーローということです。
ヒーローだけの問題ではなく、彼等の手助けをする職員、付き従うサイドキック、様々な装置を開発する研究員、彼等全ての悩みとなっております。
性欲は強くなくてはいけない。しかしながら常にムラムラとしているなど正義と平和の象徴たるヒーローにあるまじきこと。
この二律背反がヒーローの双肩にズッシリと課せられてきたのです。
さて、悩むばかりで解決をしないなど、ヒーローらしからぬことです。
基地は適切な性欲のコントロール方法を考案、開発に急ぎました。
最初に考えられ、開発されたものは、機械的な搾精でした。
ヒーリングカプセルに機能を追加、特性のオナホールの作成、電動の刺激による射精。などなど……。
しかしながら、成功した例は一つもありませんでした。
例えば種牛のが使うような装置。擬似的な女体や道具を用意し、そこにヒーローが腰を打ち付けて射精するという装置が作られたことがあります。優良なヒーローの遺伝子を後世に残す、という名目により用意されたものでした。
しかし、肉棒をガチガチに怒らせ、腰を打ち付け、凶暴な獣のように歯を食いしばる姿は、いかな目的があろうともヒーロー基地の理念とはかけ離れたものでした。
研究員に見せるのはもちろん、後輩たちやサイドキックに見せられるものではありません。普段は白い歯を見せ爽やかに笑うヒーローが、顔中の筋肉を強張らせ、眉を怒らせ、唸りながら肉棒を出し入れする姿はあまりにもよろしくないギャップがありすぎました。
その他の装置も、ヒーロー用の耐久度を保たせつつ管理するには維持コストがかかりすぎる、家畜のように扱うことにも問題がある、そういった諸々の理由で廃れてしまいました。
当時の記録映像が残っていたのでいくつか拝見させていただきましたが……まあ、確かに……あの伝説のヒーローが牡牛のように唸るところなどは、世間に公開したらヒーローの信頼に関わるほどの大迫力の映像でしたね。
さて、次に考えられた方法は、もっと自然な流れのままに、ヒーローたちの自主性に任せるという案でした。
自発的な性処理行為、すなわちヒーロー自身の手によるマスターベーションの推進です。
これは単純です。許可証を提出したヒーローが各々に充てがわれた個室で手淫を行い、自らの手で性処理を行うという単純なものです。
スーツを解除した逞しいヒーローが汗だくで肉棒を握りしめ、上下に激しく扱く。このときばかりは、どんなヒーローであっても単純な一人の男でしかありませんね。
しかし、行為や姿は平凡なものであっても、結果まで同じとは限りません。
なにせ彼等はヒーローです。先程も申し上げたとおり、気力、体力、そして精力、なにからなにまで基準値を大きく逸脱しているわけです。
適切な回数と量だけ射精し、あとは我慢しろ――と指示するのは簡単ですが、その日のコンディションによってヒーローのザーメンがたっっぷりと溜まった精巣……失礼、エナジーのタンクの総量は大きく変動します。
当人であってもその把握はこんなんです。
適切な数値に留めなければいけない。しかしその加減がわからない。二回なのか? 三回なのか? 寸止して大量に射精するのが良いのか? そんなもの、自分の体であってもわかりませんよね?
おまけに誰にも管理されていない状況というのは、興奮の歯止めが利きません。溜めに溜めた男の本汁を、シコシコと雄筒を擦って思い切り発射する気持ちよさ。腰を落とし、口をすぼめ、おぅおぅと喚きながら仰け反ってぶっ放す。この快感に、ついつい過剰な寸止めを行ったり、二回三回と連続センズリをしてしまうヒーローが跡を絶ちませんでした。
身に纏ったスーツを脱ぎ捨ててしまったことにより、今はヒーローではないなどという開放感が心のどこかに生まれてしまったのかもしれませんね。男盛りの肉体は、まるでコンドームからズルリと剥き出しになったナマの肉棒のように汗だくになって、欲望のままに汁をダラダラ……ダラダラと……――おっと、脱線してしまいました。
まあとにかく、その時期のデータによりますと、同期間内のヒーローの平均パフォーマンスは例年より2%ほど落ちていたとされます。ヒーローにとっては看過し難い結果だったでしょう。
己の欲望のために、平和がわずかでも脅かされるのですからね。
父として、ヒーローとして、司令官として、隊長として。
そんなものが許されるのだろうかという自責によって、この制度は早々に廃止されました。使命感に溢れるヒーローだからこその決断ですね。
そんな数々の問題、解決不可能に見えた難題、これらの答えは意外にも簡単で、身近なところにありました。
開発すべきは機械でも、法でも、場所でもなかったのです。
我々が開発したのは、そう……ヒーロー自身の体内です。
あとはもう、ご存知ですよねヴァストグリーン
「…………」
今まさに味わっていらっしゃいますもんね。どうですか、最初に反対していたのがバカバカしいでしょう?
「………………」
なんでしたっけ? 『ヒーローがケツでイっているなど、それこそ市民にどう釈明しろというのだ』でしたっけ。
「あ……あぁぁ」
ああ、お返事は結構です、今とっても気持ちいい時間に入っているんですよね、バイタル値、脳波、肉体反応、全てが……あなたが今とても幸福に包まれているということを呈してくれていますから、丸わかりです。ああ、いえ、あなたの表情と股間だけでも十分伝わるのですけどもね。
「う……おぉぉ……ッ」
いや見事ですね。鮮やかな美しい青緑のスーツ。光沢のある凹凸。荒波のようなたくましい胸板。半分透けて見えるこの肉棒。海の中を泳ぐ凶暴な海獣のようですよ。獲物という穴を探し求めて泳ぎ回る、それはそれは雄々しく逞しい――まあ今となってはそんな本能などどうでもよいこと、でしょうかね。
「ハァ……ハァ……そ、んな――こと……」
しかしこうして見ると、ただ横たわっているだけのように見えますね。
次の活躍に向けて休息をしているだけ。英気を養っているだけ。ヒーローとして『正しい』姿勢です。そう、これはとても正しいことなのです。穴相手にチンポをぶち込むなどという粗野で乱暴な行いよりも、皆の盾となるべきヒーローとしてはこちらのほうがよっぽど似合っている……そうでしょう?
「――う、おぉぉお、オおぉぉッ、おぉぉッ! おぉッ!!」
ああ、波が来ましたか? ああ、来てますね、いい~気持ちでしょう。スーツが体内にしっかり潜り込んでますね。基本的にはスーツの構造はヒーローの肉体にピッタリと沿うように作られているんですが……、この臀部の突起だけが例外ですね。このほんの少しの異物が、ヒーローの全てをどろどろにしてしまっているのだから面白いですね。前立腺、会陰部、腸内への刺激。内部での膨張。管理されたデータからヒーローたちの肉体のつくり、内蔵の位置などを把握し、適切な位置、最高の場所に埋め込まれた刺激。どんなヒーローであっても抗えない快感。
そう、あなたのような堅物の教官ヒーローであっても……今ではこのザマですからね。
「アァァッ――ハァァ、ッ――ハァァ……、あ、また……イクッ、あぁぁ…………」
素晴らしい仕組みでしょう?
「ハァ……ハァ、と、とまら、あァァ……まだ、また、また、くルッ……」
反対していたのが、バカバカしいと思えるでしょう?
「イィ……あぁぁ……なん、も、かんが、え……られな――」
体の奥を突かれる。奥からこみ上げる快感、押し寄せる快感、歓び、幸福。きっと今頃、戦闘から帰還したあなたの教え子たちも皆、同じように快感を貪っていますよ。彼等だけではありません。あなたの上官も、同期のヒーローも、今では前線で戦うあなたの元教え子たちも。
皆、我々が開発したこの新しく正しい性処理を行っています。
ひとつ、回線を開いてみましょうか
『ハァ……ハァ……アァ』
『アッ、すげ………ハッ……』
『ケツ、ケツッ、俺のケツ、アァァ……』
『ヒーローチンポからッでる……ずっと………ずっと……』
『オォォオオ! オォオオオ!!!』
いやあ文字通り十人十色。様々なスーツに身をまとったヒーローたちが、それぞれ楽しんでいらっしゃいますね。
「ほっぉぉぉ―――ほぉぉぉお!? んほ、んほッ……!!」
――おっと、ヴァストグリーンもお楽しみっぷりでは負けてないですね。また肉棒の先から溢れてきましたよ。……しあkし、これだけ大きな股間の膨らみだというのに、もう随分なこと使っていないというのは、正直滑稽なものですね。こんなにもふてぶてしく輝いているというのに、これではもう感度も落ちてきたんじゃあないですか――?
「!? ――ッォオッ!! オォォオ!!!」
おっと失礼、そんなことはないようですね。
「――ァあぁ………、そ、ソレ……はぁぁ、だ、だめ、だ、あぁぁ……」
そうですね、同時に責められてしまったら、せっかくの楽しみがあっという間に終わってしまいますからね。じっくりたっぷり、お尻のほうで気持ちよくなりたいんですよね、ヒーローは肉棒で気持ちよくなるなど、前時代的な価値観は皆捨て去ったんですよね。これはこれは、失礼いたしました。
お尻でイクのが大好物なヴァストグリーン様。
――さて、ここからは耳元から……。
ヴァストグリーン、もう反対する人は……この基地には一人もいません。もちろん、あなたを含めて、です。ヴァストグリーン。
皆この行為は、正義の為に必要だと信じています。
体の奥を突かれ、快感に耽り、肉欲を解消するこの行い。毎晩、いやヒーローによっては昼から夜まで一日中こうして尻で射精し続けているのを、誰も止めないし止めようとも思っていません。体を……作り替えているというのに。それこそが正義の行いだと信じている。いや、信じたいと思ってしまっているのです。
「あ、ああ………ッ」
こんなことを聞いても、それでも立ち上がることはできませんね、ヴァストグリーン教官。それでもまだ、この快感が正しいと思いますよね、思ってしまいますよね。そうです、それでいいんです。その褐色の肌の雄々しい顔を、どうぞこれからも尻の快感で歪めてください。
「お、俺、オレ――」
はい?
「俺が――、ま……、まち………がって、………」
それはどちらの意味でしょうか、この性処理方法に最後まで反対していたことが、ですか? それとも、反対活動を止めてしまったことですか?
「………う、ぁぁ……」
さあ答えてください。その逞しい腹の奥から、あなたの真の声を伝えてください。ほら、腹の奥です。体の奥から聞こえてきますよね。ズン、ズン、ぐり、ぐり、素晴らしい声が、それがあなたの、ヒーローの、正義の使者ヴァストグリーンの声なのです、さあ。
「――ァァァ………ま、まちがっ……、け、ケツで、イクのが、た、だしッ……! ケツ、ケツッケツただしッ、アッァ、イィ、イィ……セイギィ……ケツ、ケツイキィ……!!」
そうです、よく言えましたね。
教官として素晴らしい答えをよくぞ出してくれました。あなたのこの姿は、きっと他のヒーローたちの意識を定着させるのに役立ってくれるでしょう。そうそうもっとよだれを垂らして、幸せそうに……そう、いいです。すばらしいです。
こんなに善き活躍をしてくれたのですから、あなたにも特別なご褒美をあげなければいけませんね。
――今度、よかったら研究室に来ませんか? ナマのチンポを恵んであげますよ。あなたのような雄々しいヒーローを待ちわびている私の仲間たちが――研究員たちがたくさんいるんです。
「な、ナマ――の」
そうです、バッキバキに勃起した生ちんぽです。ヒーローをゴリゴリに犯すのが大好きな人間をたくさん揃えて入室させましたからね。ずっぽりと尻の奥の奥までほじくって、擦り付けて、中に出して、奥の奥まで種汁を入れて差し上げます。最高の気持ちよさですよ。あなたのように尻を開発しきったヒーローにとって、これ以上無いご褒美ですよ。
「そ、んな――………ァァ……ァァ………」
お伝えしましたからね。聞こえないふりをしても、もう無駄ですよ。あなたの脳の奥底にまで刻み込まれたはずです。
いいですか、ご自分の足で我々を訪ねて、犯されるためにドアを開けて、種付けされるために尻を上げて、気持ちよくなるために穴を開いてくださいね。わかりましたね。
「おぉッ…………おぉぉお…………!!」
おっと、また反応が良くなりましたね。想像しただけで感じてしまったのですか? あの教官ヒーローが、こんな姿になるなんて、いやあ頑張ってここまで開発した甲斐がありました。
ナマチンポ、そう、ナマチンポがあなたの中に入るんです。
ははは、この言葉だけでどんどん反応が良くなってますよ教官。おっと、また出ましたね。
――ではではお待ちしていますよ、ヴァストグリーン。あなたのご兄弟との味の違いを早く堪能したいです。
「あぁぁ……ナマ―――チンポ。………ナマ、チンポ、チンポ………――ァァ……イクゥ、イクゥ…………ケツで………ぁぁぁぁぁ…………………チンポォォォ………………」
終わり
づけかつ Dukekatu
2021-01-15 15:55:08 +0000 UTCtanzer
2020-08-27 10:19:15 +0000 UTC