山深くに打ち捨てられた廃城、元は城主の寝室であった一室に、ひとりの女僧侶が囚われている。窓から差し込んだ月光が、天蓋付きの優美なベッドを照らすと、ベッドの上でもがく僧侶の影が、妖しく伸びた。
「くう……!」
頭の上で交差する僧侶の両腕は深紅の魔法陣に固定され、両足は大きく広げたまま閉じられぬよう、やはり魔法陣で緊縛されていた。
衣服のほとんどを剥ぎ取られた僧侶は、裸体を無防備に晒している。釣り鐘型の豊かな胸の膨らみに、細い腰。白い肌が、月光に輝く。普段は頭巾に隠されている亜麻色の巻き毛は、白いシーツの上で扇状に広がっていた。いまや、彼女が僧侶であると示すものは、首に下げた銀の聖印だけだ。
彼女は冒険者であり、この廃城に巣食うという淫魔の討伐依頼を受け、単身乗り込んだ。だが、返り討ちに遭い、こうして捕らえられているのだった。
風が天蓋のカーテンをはためかせると、そこに、もうひとつの人影が現れた。
「うふふっ♡素敵な格好ね♡♡♡」
鈴の鳴るような笑い声が響き。僧侶がはっとそちらへ視線を向ける。
僧侶の目に映ったのは、ゾッとするほどに美しい女だった。冷ややかな顔つきに、鋭い双眸。氷のような美貌だ。頭ほどもあろうかという大きさの双乳は、重力を無視して上を向いている。くびれた腰、肉付きのよい尻。そしてそこから伸びる長い脚。美しい裸体と長い銀髪が、月光の下で妖しく照り輝いて見える。絶世の美女というべきその女は、しかし、人間ではなかった。女の側頭部からはねじくれ曲がった角が突き出し、背中には飛膜の翼、尻からは先端がハート型になった尻尾が生えている。
この女こそ廃城の新たな主、冒険者ギルドによって懸賞金が懸けられた淫魔だった。僧侶は嫌悪感を丸出しに眉をひそめ、淫魔を睨みつけた。
「私をどうするつもりですか」
僧侶のその言葉に、淫魔はクスリと笑う。
「察しは付くでしょう?私は淫魔なのよ♡」
淫魔は笑みを浮かべたままベッドへと上がる。捕食者の眼光が、僧侶の肢体を舐め回す。ねっとりとした視姦に、僧侶は肌を粟立てた。
「た、たとえこの身を穢されようと、私があなたに屈することはありません!」
震えた声で、それでも気丈に言う。淫魔は薄笑いを浮かべた。
「それはどうかしら♡人間の意志なんて薄紙のようなものよ……♡特に私たち快楽の前ではね……♡♡♡」
僧侶の耳元に口を寄せると、淫魔は甘い声で囁く。そして、赤い唇をすぼめ、ふうっ♡と息を吹きかけた。僧侶の背筋がぞくりとする。
「試してみましょうか?貴女が淫魔の責めにどれだけ耐えられるか……♡♡♡」
そういうと、淫魔は右手を僧侶の下腹部へと添えた。右手が赤く光ったかと思うと、僧侶は下腹に焼けた鉄を押し当てられたような熱を感じた。
「くう……!これ、は」
僧侶が自分の下腹を見ると、そこには妖しげな紋様が刻まれていた。淫魔の瞳と同じ、血のような深紅の紋様は、中心に配置されたハートマークの左右に飛膜の羽根が広がっているような意匠で、遠目から見ると子宮を象っているようにも見える淫猥なものだった。
「淫紋よ♡聖職者なら、意味はわかるわよね♡」
淫魔が紋様を指先でなぞるように言う。それだけの刺激すら肉悦の痺れとなり、僧侶を襲った。
「うう……」
淫紋。それは、淫魔が快楽の追求に用いる魔法陣であり、人間を堕落に導く魔の刻印である。淫紋は主が快楽をより効率的に得られるよう、肉体と精神に干渉する。肉欲を高め、性的刺激に対する感度を飛躍的に高める効果は、その最たるものといえるだろう。淫紋を刻まれたいま、僧侶は下腹部をなぞる指先や、シーツと触れ合う感覚にすら、快楽を感じていた。
「はぁ……はぁ……」
呼吸が荒くなる。心臓が早鐘のように鳴り、額に汗が滲む。淫紋の作用により強制的に発情させられた僧侶は、肉欲の炎に灼かれていた。下腹部の奥の奥が甘く疼き、そこから広がった熱が僧侶の全身を蝕んでいく。禁欲的な生活を続けてきた僧侶にとって、狂おしいほどに湧き上がる欲求は、劇毒めいていた。
「んふっ♡もう息が荒いわよ♡♡♡」
淫魔は僧侶の反応を愉しむかのように、今度は下腹を円を描くように撫で回す。淫紋から広がる甘い痺れが腰骨へと響き渡り、僧侶はたまらず腰をくねらせる。
「ふあっ♡」
官能の痺れが背筋を突き抜けて、甘さを帯びた吐息が僧侶の口から漏れだす。僧侶は慌てて口を一文字に閉じ、キッと淫魔を睨みなおした。常人であれば、この時点で欲求に屈し、淫魔に快楽を懇願していただろう。聖職者の矜持を見せる僧侶の姿を見て、淫魔は感心する。
「ふうん、凄い精神力……♡そう来なくっちゃね♡」
淫魔は耳元から少し下にずれて、僧侶の首筋にキスを落とす。さらに首筋から鎖骨、下へ下へとキスを落としていく。
「んっ、ふっ」
こらえようとしても、熱を帯びた吐息が、固く結んだはずの唇の合間から漏れてしまう。淫紋により性感を高められた肉体にとって、淫魔の柔らかな唇や、肌に触れる熱い吐息は、耐えがたい性感となって全身に響き渡る。
淫魔は僧侶の上体を啄むようにキスの雨を降らせていく。やがて、甘美な雨は僧侶の豊かな胸の丘陵、その天辺のぷっくりと膨れた蕾へと辿り着いた。
「あ……そこはっ」
僧侶の言葉など無視し、淫魔の唇が胸元の蕾を啄む。
「はうっ♡」
瞬間的に、僧侶の口から甘い声が漏れた。自らこぼした声の艶めかしさに恥じ入り、慌てて口を閉じるも、淫魔はそれを聞き逃さなかった。
「あら♡ここが好きなのね♡私ほどじゃないけど、こんなに大きなおっぱいだもの……♡ふふ♡たっぷり可愛がってあげるわ♡」
淫魔は硬くしこった胸の突起を口に含み、舌でころころと転がす。同時に、淫魔の両の手が二つの果実をこねるように揉みしだく。柔らかな肉毬が歪み、その形を自在に変える。
「んっ♡くぅうう……♡♡♡」
ピリピリと甘い痺れが、胸の先端から脳天へと突き抜ける。下腹の奥がきゅっ♡と締まるような感覚に襲われ、腰が浮つく。胸が蕩け落ちてしまうのではと思うほどに甘美な快楽。僧侶は煩悶に顔を歪めながらも、必死に快楽に耐え、嚙み殺さんとばかりに歯を食いしばる。
「んふふっ♡ちゅっ♡れろぉ♡♡♡」
湧き上がる情動に懊悩し、唇を固く引き結ぶ僧侶の表情を上目遣いで楽しみながら、淫魔は僧侶の胸を揉みしだき、先端の蕾を舐っていく。左右の乳首を気まぐれに口に含み舐めしゃぶり、あるいは指でつまみ、捏ね回す。
淫魔の体液は催淫効果を持ち、極上の媚薬として作用する。媚薬唾液を塗り込められた乳首は、刻一刻と敏感な性感帯として開発されていく。空気に触れるだけでじんじんとした疼きを感じ、撫でられるだけで甘い電流が背筋を駆け抜け、軽く歯を立てられるだけで腰が砕けそうな快楽が脳を焼く、そんな淫らな性感帯へと。
「んあっ……♡ふっ……♡んくっ♡アっ♡むうっ♡」
淫魔は、僧侶の胸の蕾を舌先でつつき、舐め上げ、指でつまみ、弾き、押し潰す。
僧侶の結ばれた唇がすこしずつ開いていく。殺しきれない艶声が口から漏れ、腰が揺れる。切なげにくねる肢体は、もはや官能に耐えているというよりも、淫らに踊っていると形容する方が正しい有様であった。
「ふっ♡ハァっ♡んくっ♡くうっ♡あああっ♡♡♡」
媚薬唾液と淫紋の相乗効果、そして巧みな淫魔の舌技と指技によって、僧侶は胸快楽に狂わされていく。漏れ出す熱い吐息と嬌声の間隔が徐々に短くなっていき、それに合わせるように身悶えも激しくなる。
背筋を反り返らせ、胸を突き出し、腰を揺らめかせる様は、自ら快楽をねだっているかのよう。制御できない身体の反応は、僧侶の羞恥心をじりじりと灼いていく。
「あっ!♡アぁああっ!♡」
淫魔の口内がきゅっとすぼまり、乳首を強く吸い上げる。すると腰の奥から子宮へと甘い衝撃が走り、僧侶は腰を突きだして嬌声をあげた。快楽に屈しそうになる肉体を精神の力で抑え込み、なんとか踏みとどまろうと試みる。しかし、そんな健気な努力を踏みにじるかのように、しかし、そんな健気な努力を踏みにじるかのように、淫魔はねちっこく乳首を舐り、音を立てて吸い上げる。
「んっ……くふっ……♡あっ♡はっ♡ああっ!♡♡♡」
胸から広がっていく快楽の波紋は全身へと拡散し、僧侶を内側から焼き焦がす。もはや、声を抑える事すらできない。
「ああっ♡やぁっ♡だめっ♡あぁあんっ♡♡♡」
僧侶はいやいやをするように首を振り、快楽を逃がそうとする。しかし、手足を戒められてはそれすらもままならない。下腹部にわだかまった淫熱が、渦を巻いて暴れ狂い、はち切れんばかりに高まっていく。
心臓が早鐘のように鳴り、呼吸が乱れる。視界が霞み、チカチカと明滅する。得体のしれないなにかが身体の奥底からせり上がってくるような、どこか高いところへと昇っていくような、未知の感覚。僧侶は恐怖し、そして期待する。高まり切った官能がいよいよ弾ける、その瞬間――淫魔は僧侶は責めるのを止めた。
「はあっ♡はあ……はあ……♡♡♡ああ……?」
爆発寸前まで高まった性感が、行き場をなくして体の中で渦を巻く。僧侶は無意識のうちに、淫魔へと物欲しげな視線を送ってしまう。硬く結ばれていたはずの唇は、だらしなく半開きになっており、熱く切なげな吐息が漏れている。
「うふふ♡どうしたの?そんな物欲しそうな目して♡」
淫魔は淫靡な笑みを浮かべて言う。僧侶は自分の浅ましい有様を自覚して、頬を紅潮させた。
「……っ!そ……そんな事してません……!」
「そうよね♡聖職者様が乳首イキしたくて淫魔におねだりするなんて、あり得ないわよね♡それに……♡♡♡」
いたずらっぽく目を細めると、淫魔は僧侶の下腹部に刻まれた淫紋を指先でなぞる。ゾクりと快美感が僧侶の背筋を通り抜けた。冷えていきそうだった僧侶の身体が、再び加熱する。
「あ……♡」
「まだまだこれからだもの♡」
淫魔の指先が淫紋からさらに下へと滑っていく。そして、僧侶の秘めたる場所へと至ると、すっかり濡れそぼった割れ目を指先でなぞった。僧侶の口から甘い悲鳴が漏れる
「んうぅっ♡」
「こんなにぐしょぐしょにしちゃって♡」
淫魔が指先で僧侶のクリトリスの包皮を剥く。剥き出しになった淫豆は痛いほどに膨れ上がり、愛液を纏って淫靡にてらてらと光っている。淫魔が中指で淫豆を優しく弾くと、僧侶は激しく腰を跳ね上げた。
「ひぁっっ♡♡♡あぁああっ♡♡♡」
僧侶は背を仰け反らせて、甲高い嬌声を上げた。淫紋により過敏なまでに高められた肉体に与えられる、もっとも敏感な箇所への刺激は、あまりにも鮮烈。過ぎた快楽に視界に火花が散る。
「ふふ♡可愛い声♡」
淫魔は中指で淫豆を優しく撫でるように刺激する。むき出しになった快楽神経の束を、淫魔の細い指先で蹂躙される。優しく、ねっとりと撫で回すその動きが、僧侶にたまらない快感を与えてゆく。
「はあっ♡♡♡ああっ♡♡♡だめっ♡♡♡ダメですっ♡♡♡やめてくださいっ♡♡♡」
僧侶の口から思わず懇願の声が漏れる。過ぎた快楽に、もはや己の敵たる淫魔に懇願するほかない。そんな姿に、淫魔の嗜虐心に火が着く。
「あら、ダメじゃないでしょ?こんなに気持ちよさそうなのに」
淫魔が二本の指先で陰核を挟み込む。そして、そのまま上下にしごくように動かしはじめた。
「あ゛っ♡♡♡やぁっ♡♡あああっ!♡♡♡」
僧侶の口から絶叫にも似た嬌声があがる。指の動きに合わせて、僧侶の腰がガクガクと震える。またも淫らな熱が、体内で渦を巻きはじめた。淫魔の愛撫によって、僧侶は再び法悦の高みへと押し上げられていく。
「アぁっ♡♡♡やっ♡♡♡ああ♡♡♡はぁああ♡♡♡」
うるさいほどに心臓の鼓動が鳴る。呼吸が浅く早くなる。下腹の奥底から熱い衝動が込み上げる。
来る――そう僧侶が確信したその瞬間、またも、淫魔は手の動きを止めた。
「……はーっ♡はーっ♡はーっ♡」
熱く荒い吐息が僧侶の口から漏れる。あと一歩で頂きへ達せたというのに、またもお預けをくらった肉体が酷く疼く。あとほんの少し、あとひとしごきしてくれれば――そんな考えが僧侶の脳裏をよぎってしまう。淫らな思考を打ち消そうとするが、一度自覚してしまった快楽への欲求は、もはや抑えることができない。ゆらゆらと腰は揺れ、下腹に溜まった淫熱が僧侶の理性を焦がしていく。
「うふふっ♡もう限界って顔ね♡そろそろ、トドメを刺してあげましょうか♡♡♡」
淫魔はそういうと、膝立ちになり、自分の股間に手を伸ばした。そして、自らのクリトリスを弄り始める。
「んっ♡んんっ♡♡♡」
淫魔は鼻にかかった甘い吐息を漏らし始めた。すると、淫魔のクリトリスが膨らみ、伸長し、やがて太く長大な肉棒へと姿を変えた。
「ふふ♡どう?私のふたなりチンポ♡人間のとは比べ物にならないくらい立派でしょう?」
淫魔は自らの股間に生えた逸物を、誇らしげに扱きあげる。雄々しく反り返った魔槍は見るからに凶悪。エラの張った巨大な亀頭は大蛇の頭を思わせ、赤黒い幹には太い血管が幾筋も絡みついている。
「あ……ああ……♡」
僧侶の喉がゴクリと鳴る。いけないとわかっていても、淫魔の肉棒から目が離せない。ずくん、ずくんと重く下腹が疼き、秘裂からはとめどなく愛液が溢れ出してくる。一目見ただけで、僧侶はわかってしまった。目の前の肉棒こそが、狂おしい渇望を満たすものだと。
欲しい、欲しい、欲しい!
理性では抑えきれない本能的な欲求が、僧侶の思考を塗り潰す。熱病に冒されたかのように全身が熱く、呼吸は荒れ狂う。
「どう?欲しいでしょう?このぶっといチンポでおまんこをほじくり回されて、子宮ガンガン突かれたいでしょ?」
淫魔は僧侶の秘裂に亀頭の先をあてがい、ゆっくりと上下させるように動かす。火照った媚肉に硬く熱い肉槍が押し付けられ、僧侶の背筋に甘い電流が走る。
「ふーっ♡ふーっ♡」
僧侶の腰が、無意識のうちに淫魔の動きに合わせて動く。淫裂から溢れる愛液と、亀頭の先からにじみ出る先走り汁が混ざり合い、ぬちゃり、ねちゃりと粘っこい音を立てる。
僧侶の頭の中を、淫らな妄想が埋め尽くす。あの巨大な肉の槍で貫かれたら、どれだけ気持ちいいだろうか?疼く穴を極太の肉で埋め尽くされたとき、どれほどの快感を得られるだろうか?子宮を乱暴に突き上げられ、熱い精を流し込まれたら――。
「や、やめてください♡お願いしますっ♡これっ♡これ以上はっ♡これ以上はぁ……♡♡♡」
なんの涙かもわからぬ涙を零し、僧侶は残された理性を振り絞って慈悲を乞う。もう限界だった。
燃えるような火照りと耐えがたい疼き、飢えや渇きにも似た、底の見えない欲求。あと一押し、ほんの少しの後押しがあれば自分は淫欲に屈してしまう。僧侶は淫魔の言葉の通り自分の意志が薄紙のように儚いものだと、身をもって痛感した。
「うふふっ♡こんなにおまんこぐしょぬれにして、腰もヘコヘコ振って♡期待してるのバレバレよ♡やめてだなんて、ウソばっかり♡すぐに素直にしてあげるわ♡」
淫魔は肉棒の先端を、僧侶の秘裂にあてがう。僧侶の腹の奥底がきゅんきゅんと疼き、無意識に腰が淫魔に向かって突き出される。くちゅりと音を立てて、亀頭の先が割れ目に潜り込む。
「はあっ♡♡♡ああっ♡♡♡やめっ♡♡♡やめてっ♡そんなもの入れられたら、私、おかしく――んう゛ぅぅっっ!♡♡♡」
淫魔の肉棒が一気に根元まで挿入される。僧侶の肉穴は、淫紋の加護によって柔軟に広がり、極太の肉塊を痛みも出血もなく受け入れた。
「あ゛……♡♡♡あ゛ぁ……♡♡♡」
僧侶の口から声にならない声が漏れる。僧侶の腹は、肉棒の形をうっすらと浮き立たせていた。
肉棒の反り返りが絶妙な角度で亀頭を子宮口に押し当て、ぐいぐいと押し上げている。巨大な質量に肉穴を満たされ、内臓を押し上げられる息苦しさと圧迫感。しかしそれは同時に、僧侶にたまらない充足感と多幸感をもたらした。淫魔に純潔を散らされた屈辱や聖職者としての矜持は、圧倒的な快楽の前にかき消えた。
「あ゛っ♡♡♡ふあ……♡♡♡」
魔槍に串刺しにされ、わずかな身じろぎだけでも。最奥にはまり込んだ肉傘が敏感なポルチオ性感帯を削り、脳天まで痺れるような快感を叩き込まれる。待ちわびた、いやそれ以上の肉悦に、僧侶は恍惚の表情を浮かべた。
「すっごい顔♡私も興奮してきちゃう♡♡♡」
淫魔は唇を舐めると、ゆっくりと腰を前後させはじめる。僧侶の肉穴の感触をじっくり味わうかのように、ねっとりとした動きで肉棒を挿送する。
「んお゛ぉ……♡♡♡ああ……♡♡♡」
僧侶の口から、喘ぎ声が漏れる。淫魔が腰を引くと、エラの張ったカリ首が肉襞を一枚一枚めくり上げ、粘っこい本気汁が掻き出される。腰を押し込むと、巨大な亀頭が窮屈な淫穴を押し広げながら押し入ってくる。
「あ゛っ!♡♡♡あ゛ぁ……♡♡♡」
淫魔が腰を突き出しきると、亀頭が最奥に達し、子宮口と鈴口がディープキスを交わす。痺れるような快感が脳天へと突き抜け、僧侶は舌を突き出して身悶える。
もはや、快楽を受け入れまいとする意思は完全に消え去っている。淫魔のふたなりペニスが与える魔の快楽は、僧侶の理性を完膚なきまでに焼き熔かしていた。いまや、快楽だけが僧侶の感じるすべてだった。
「貴女のおまんこ、キュンキュン締め付けてきて最高よ♡ねえ、私のチンポはどうかしら?♡気持ちいい?」
「あ゛っ♡♡♡お゛ぉっ♡♡♡き、気持ちいっ……♡♡♡気持ちいいですぅ♡♡♡」
もはや取り繕うこともせず、僧侶は淫魔の言葉に率直に答える。
「おくっ♡ぶっといのが奥まで……っ♡届いて……っ♡♡押し上げられてぇ♡♡♡んお゛ぉ♡♡♡あ、ああ!♡またきてっ♡♡♡」
「やっと素直になってくれたわね♡とっても嬉しいわ♡♡♡ご褒美に、もっと気持ちよくしてアゲル♡♡♡」
堕落した僧侶の様子に、ニヤリと笑みを深めた淫魔は、腰の動きを徐々に速めていく。ねっとりとした腰使いが、次第にリズミカルなピストン運動へと変わる。
「あ゛っ♡♡♡お゛っ♡♡♡んぉおっ!♡♡♡」
僧侶の腹の奥を、極太の肉槍が何度も突き上げる。突き上げられるたびに、僧侶の口から濁った嬌声が押し出され、豊満な双乳がぶるん、ぶるんと揺れる。
「あっ♡ん゛っ♡ぎも、ぢいいっ♡あ゛っ♡♡♡お゛ぉ♡♡♡深くてっ♡♡♡これ好きぃっ!♡♡♡」
僧侶もピストンに合わせて腰を振り、貪欲に快感をむさぼり始めた。ぐちゅ、ぶちゅ、という聞くに堪えない水音が結合部から漏れる。二人の下腹部がぶつかり合うと、肉同士の鈍い打擲音と粘っこい水音が混じり、淫らに響く。接合部から溢れ出る愛液は白く泡立ち、抽挿のたびに結合部から飛沫となって飛び散る
二人の奏でる淫らな旋律が、ますます大きく早くなっていく。
「あ゛ぁ♡♡♡も、もうくるっ♡♡♡すご、すごいのがぁっ!♡♡♡」
限界を訴える声と同時にように、僧侶の肉穴が激しく痙攣する。
「いいわ♡私もそろそろイきそう♡♡♡一緒にイきましょう♡♡♡淫魔ザーメン、中出ししてあげる♡♡♡あつあつのザーメンたっぷり中出しされるの、最高よ♡♡♡」
淫魔が凄艶な笑みと共に、そう宣言する。僧侶はカクカクと首を上下に振った。
「くださいっ♡せーえき♡あっついの♡私のナカにっ♡たくさんくださいっ♡♡♡」
僧侶が叫ぶ。淫魔の精液を受け入れてしまえば、もう人では居られない。それを理解していてなお、僧侶は快楽のために淫魔の精をねだった。完全に堕落した僧侶の痴態に、淫魔の興奮が極限まで高まる。
「もちろん♡♡♡子宮溺れちゃうくらい、たっぷり注いでアゲル♡♡♡私の特濃ザーメン、受け取りなさい♡♡♡♡♡♡」
淫魔はそういって、一層深く腰を突き入れた。僧侶の子宮口にピッタリと鈴口がキスした瞬間、堰を切って熱い奔流が爆ぜた。
「お゛お゛っ♡♡♡お゛ぉぉっ♡♡♡んぉっ♡♡♡ほぉおっ!♡♡♡♡♡」
僧侶は身体をのけぞらせ、絶叫と共に激しく達した。淫魔の精液は熱く濃く、マグマのように煮えたぎっていた。勢いよく子宮に叩きつけられた白濁液は瞬く間に僧侶の膣内を満たし、結合部から噴き出してボタボタと垂れる。
「あ゛……♡♡♡あっ♡♡♡ああ……♡♡♡」
あまりの快感に、僧侶はもはや意味のある言葉を発することすらできなかった。ただ荒い呼吸を繰り返しながら、忘我の境地をさまよっている。
「ふはぁ♡たくさん出ちゃった♡人間相手にこんなに出したの、久しぶりよ♡」
淫魔がゆっくりと肉棒を引き抜くと、栓を失った秘裂から大量の精液が溢れ出す。湯気を立てるそれはシーツの上に大きな水溜りを作った。
「んっ♡はー……♡はー……♡」
僧侶は焦点の定まらない目で天井を見つめ、肩で荒い呼吸を繰り返している。人生最大の絶頂を迎え、ぐったりと四肢を投げ出し放心して、余韻に身を委ねていた。
半ば意識を飛ばし、しばらく恍惚としていた僧侶に、異変が起きる。淫紋が一層強く輝いたかと思うと、絶頂の余韻に身体がピクピクと痙攣するのに合わせて、僧侶のボディラインが変わっていく。乳房がさらに大きくなり、尻がむっちりと肉付く。逆に腰のくびれはよりいっそう引き絞られ、砂時計型の美しい曲線を描く。
「あ……ああ……♡♡♡」
僧侶は、己の肉体の変化を呆然と表情で感じていた。より淫らに、より扇情的に、根本から肉体を造り変えられていくのがわかる。自分が人間でなくなるという恐怖と、人間としての殻を打ち破り、より高次のものへと進化する喜びが、僧侶を満たしていく。
「あ……は……♡♡♡」
メキメキと骨が軋む音が僧侶の身体から鳴る。骨格すらも改変され、人にはない異形の器官が形作られていく。皮膚の下をなにかが蠢く不可解な感覚。しかし僧侶は、その得体の知れない感覚を嫌悪するどころか、愛おしくさえ感じていた。恐怖と期待、昏い喜悦と肉体変化に伴う快感が、脳髄を甘く痺れさせる。呆けた笑みを浮かべ、僧侶は転生の快楽に寄った。
「ふあ……♡はあっ♡ああん……♡♡♡んぁああああっ!?♡♡♡♡」
ふいに、一際強い快感が僧侶の脳天を貫く。その瞬間、皮下で作られていた器官が、僧侶の身体から勢いよく飛び出した。背中からコウモリのそれに似た飛膜の羽根が生え、尾てい骨を延長するように先端がハート型になった尻尾が伸びる。そして、側頭部からは山羊のようなねじれた角が突き立った。
「はあっ♡はあっ♡はあ……♡はあ……♡」
こうして、僧侶は完全に淫魔へと変貌を遂げた。蕩けた笑みを浮かべ、己の新たなる進化に酔いしれている。歓喜の涙をためたその瞳は赤く染まり、瞳孔は蛇のように縦に裂けていた。
「ふふ♡素敵に生まれ変わったわね♡淫魔になった気分はどう?」
淫魔はパチンと指を鳴らす。すると、僧侶を戒めていた魔法陣が、跡形もなく消え去った。自由の身となった僧侶は起き上がり、変わり果てた自分の身体をまじまじと見つめる。もともと大きかった乳房はさらにボリュームを増し、自身の頭ほどに巨大な乳房へと成長していた。重力にやや引かれた釣り鐘型の長乳は、なんとも淫猥な存在感を放っている。キュッと括れた腰から、安産型の巨尻、むっちりと肉付いた太ももの美しい曲線。眺めているだけで自分に発情してしまいそうになる、扇情的な肉体美に、僧侶は嘆息する。
「んっ♡はぁっ……♡すごいです……♡」
僧侶は自らの胸の巨峰に手を伸ばし、持ち上げる。ずっしりとした重みのある柔肉が歪むと、僧侶の脳に心地よい快感が走る。ぷっくりと膨れ上がった薄桃色の突起をつまみ、指の腹で転がすと、ピリピリとした甘い快感が下腹へと響く。淫魔となった僧侶の身体はさらに快楽に敏感になっているが、同時により強い快楽を受け入れられる余裕も生まれていた。底なしの快楽の器となった己の肉体を、僧侶は感嘆の目で見つめる。
「とっても淫らで、素敵で、疼いて……♡♡♡あはぁ……♡♡♡」
熱い吐息を漏らすと、僧侶は淫魔の方へ向き直った。淫魔の股間には、射精を経てなお天を突かんばかりにいきり立つ剛直がそあった。
「私……♡♡♡もう我慢できません♡♡♡」
僧侶は完全に発情した顔になり、淫魔の腰に縋り付いた。僧侶の赤眼が目の前の剛直に釘付けになる。鼻で大きく息を吸い込み、濃厚な淫臭を胸いっぱいに満たすと、とろりとした粘液を滴らせながら跳ねる肉槍へ愛おしげに頬ずりする。
「この立派なおチンポ、しゃぶらせてくださいっ♡♡♡お腹が空いて、切ないんです……っ♡♡♡新米淫魔のお口マンコに、どうか濃ゆいザーメン、たくさんお恵みくださいっ♡♡♡」
人間であったころは思いつきもしなかったであろう淫らな語句が、淫魔の本能に導かれ僧侶の口をついて出る。さらに、口を指を使って大きく開き、舌を淫らにうねらせて、自分の口腔がいかに優れた搾精器官なのかをアピールする。もはや、清廉な聖職者としての面影など、どこにもなかった。快楽に屈し、僧侶の堕落しきった姿に、淫魔のふたなりペニスが硬度と大きさを増す。
「喜んで♡生まれ変わった貴女の口マンコ、たっぷり味あわせてちょうだい♡♡♡」
淫魔は膝立ちになり、僧侶の顔に肉竿を突き付ける。早くも先走りを滴らせる剛直に、僧侶はいやらしく顔を緩ませる。
「ありがとうございます♡……いただきまぁす♡♡♡」
僧侶は大きく口を開けると、淫魔の亀頭を口に含んだ。
「はむっ♡♡♡んくっ♡♡♡じゅるるっ♡♡♡ずゆゆっ♡♡♡」
喉奥まで肉棒を飲み込み、音を立てて啜る。口内粘膜にペニスの味を擦り込むかのように舐め回し、自分の唾液でコーティングしていく。
「んはあっ♡美味しいっ♡おチンポ美味しいですっ♡♡♡んちゅっ♡♡♡れろぉ♡♡♡♡」
一度口を離すと、今度は舌先でちろちろと裏筋を舐め上げ、鈴口から滲み出る先走り汁を一滴も逃すまいと、舌先で掬い上げていく。恋をした乙女の視線を肉棒へと向け、熱心に奉仕する僧侶の姿。淫魔はその様子を満足気に眺め、頭を撫でてやる。
「うふふ♡可愛いわよ♡こんなに美味しそうにチンポしゃぶっちゃって♡♡♡たまらないわ♡♡♡」
「れるっ♡嬉しいです♡♡♡もっと気持ちよくなってください♡♡♡あむっ♡♡♡じゅるるるっ♡♡♡」
僧侶は淫魔の剛直を再び頬張り、激しくしゃぶり上げる。頭ごと前後に振り、口腔から食道までを目いっぱい使ったロングストロークで、長大な肉棒を扱いていく。
「んっ♡はぁ……♡♡♡すごくイイわよ、その調子……♡」
淫魔の本能に導かれた、貪欲で情熱的な口奉仕。淫魔の吐息が熱っぽくなり、肉棒はビクビクと脈動する。絶頂の兆しを敏感に感じ取った僧侶は、さらに口淫を激しくする。
「んじゅっ♡♡♡じゅるるるるっ♡♡♡ずぞっ♡♡♡ずろろろろっ♡♡♡」
舌をうねらせ裏筋を刺激し、頬を窄めて吸い上げて、容赦なく射精をねだる。淫魔の腰も、自然と動き始める。
「ああんっ♡すごいわ♡もう射精ちゃいそう♡♡♡射精るっ♡全部っ♡全部飲んでぇええっ♡♡♡」
感極まった淫魔は僧侶の角を握ると、肉棒を限界まで突き入れた。そして、わだかまった射精感を解放する。
「んんっ!?♡♡♡んぐっ♡んっ♡ごくっ♡ごきゅっ♡♡♡」
喉奥で熱い奔流が弾ける。怒涛の勢いでなだれ込む白濁液に、僧侶は一瞬目を白黒させたが、すぐに順応し、喉を鳴らしながらそれを嚥下していった。
「んっ♡んくっ♡♡♡ごくっ♡♡♡」
淫魔の精は人間のそれとは全く違い、その濃さたるやまるで粥のよう。舌に絡みつき、喉にへばりつきながらも胃へと流れ込んでいく。食道から胃袋まで、犯されているような感覚に僧侶は酔いしれる。
「んっ♡んん……♡♡♡んぐっ♡♡♡」
淫魔のそれに書き換えられた僧侶の味覚は、注がれる特濃精液を極上の甘露として感じ取った。喜悦、陶酔。淫魔に転生したことで得られた味覚の悦びと、濃密な生命力に満たされていく感覚に、僧侶は得も言われぬ幸福感を抱いた。
やがて、長い射精が終わり、僧侶はやっと淫魔の肉槍から口を離す。尿道に残った分まで吸い上げて、ちゅぽんと音を立てながら解放すると、淫魔の肉槍は依然硬度を保ったままそそり立っていた。
「ごちそうさまでした♡♡♡とっても美味しかったです♡♡♡」
僧侶が満面の笑みでそう告げると、淫魔は妖艶な笑みで応える。
「うふふ♡それはよかったわ♡」
淫魔はゆっくりと立ち上がると、ベッドの上に座り込む僧侶に覆い被さる。四つの爆乳が、むにゅりとひしゃげ、形を変える。淫魔は僧侶の耳元に口を寄せると囁く。
「ねえ……私、まだ満足してないの……♡」
吐息交じりの甘い囁き声に、僧侶の背筋がぞくりと震える。僧侶の熱心な口奉仕によって、淫魔もまた興奮を覚えていた。
「もっと貴女のことを味わいたいの……♡♡♡イイわよね……?♡♡♡」
淫魔は僧侶の太ももに肉槍を擦り付けけ、むっちりと肉の詰まった巨尻を撫で回した。僧侶は、こくりと頷いた。
「はい……♡もちろんです♡♡♡今度は私の淫魔なりたてのおマンコ♡たっぷり味わってください♡♡♡」
僧侶は自らの秘裂に指を添え、くぱぁ、と開いて見せる。愛液に濡れた媚肉が、満たしてくれるものを求めてヒクリ、ヒクリと蠢いている。
「おねだり上手ね♡♡♡貴女を私たちの仲間にできて、本当によかったわ♡♡♡それじゃあ、いただかせてもらうわね♡♡♡」
淫魔は僧侶の腰を掴むと、肉槍の先端を割れ目にあてがう。そして、そのまま一気に根元まで突き入れた。
「はああっ♡きたっ♡ぶっといのきたぁあっ♡♡♡」
僧侶の口から歓喜の声が上がり、寝室に一層高く響く。二人の淫魔は底なしの性欲をぶつけるように、一晩中激しく交わり続けた。朝になったとき、いつのまにか僧侶の首から外れた銀の聖印が、部屋の隅でさみしく埃に塗れていた。