ひとりの若い剣士が、宿屋兼酒場の『黒馬亭』へ入って来る。彼の名はトム。冒険者として活動し始めた新参者だ。栗色の髪に、緑がかった碧眼、童顔で小柄な体格、前衛を張るにはやや頼りない外見をしている。トムは冒険の仲間を探しに、この黒馬亭にやって来たのだった。緊張した面持ちで、辺りを見回す。
店内には、屈強な戦士たちや熟練の魔法使いたちが、酒と食事を楽しみながら談笑にふけっていた。試しに近場に居る誰かに話しかけようと思ったが、どうにも自分が場違いに思えて躊躇ってしまう。
しばらく入り口で立ち尽くしていたトムだったが、ふいにある人物と視線が合う。それは美しい女性だった。肩ほどに伸びた黒髪に、艶やかな褐色の肌。胸当てと腰布だけの露出の多い軽鎧の狭間からは、綺麗に割れた腹筋や、深い胸の谷間が垣間見える。腰布のスリットから覗く脚はカモシカのようで、見事な脚線美を描いている。彼女のそばには、身の丈もあろうかという両刃斧があった。
トムは褐色肌の女戦士に見惚れていた。彼女は酒場にたむろする他の戦士たちとはどこか雰囲気が違っている。活発さや勇ましさの中に、言いようのない妖艶な雰囲気が感じられるのだ。視線を釘付けにされたトムは、ふらふらと女戦士の元へ吸い寄せられていく。
トムがはっと気を取り戻すと、いつの間にか女戦士の目の前に立っていた。慌ててなにか言おうとして、口をパクパクさせてしまう。
「どうした?私になにか用か?」
妖艶な褐色の美女は微笑みと共に話しかける。トムは心臓が高鳴るのを感じた。頬がかっと熱くなるのを感じる。耳まで赤くなっているに違いないと、トムは思った。
「あ、あの、ぼくは剣士のトムと言います。冒険の仲間を探していて……」
しどろもどろになりながら、なんとか言葉を絞り出した。
「ほう、そうか」
女戦士は目を細め、トムを品定めするように、彼の全身をねっとりと眺めた。その視線に、トムはぞくりとしたものが背中を走るのを感じた。
「ふうん。なかなか『良い』な♡私はライラ。よろしくな、トム」
ライラはそう言うと手を差し出した。予想外にあっけない承諾に、トムは驚いた。一瞬硬直しつつも、すぐにぱっと顔を輝かせ、ライラの手を取る。
「あ、ありがとうございます!よ、よろしくお願いしま――」
トムが言い終わる前に、ライラは握手した手を引いて彼を引き寄せた。二人の顔面が、急接近する。ふわりと甘い香りがトムの鼻孔をくすぐる。
「えっ?あ……」
トムは戸惑いの声を上げた。ライラの鳶色の双眸が赤い燐光を放つ。トムは魅入られたように、その瞳を見つめ返す。紅く輝く瞳に吸い込まれていくような感覚、酒に酔ったような高揚感と陶酔感が脳内を満たし、思考がぼやけていく。
「いま腹が減ってるんだ、まずは食事にさせてくれ♡♡♡」
ライラは猛禽めいた眼光でトムを見据えながら言う。凄艶な笑みと瞳の赤い燐光が、トムの網膜に焼き付いた。
******
「んじゅっ♡じゅるるっ♡♡♡」
気が付くと、トムは『黒馬亭』二階の客室に居た。トムに覆いかぶさるように、ライラが唇を貪っている。空腹の肉食獣が獲物を貪るのにも似た、激しい舌使いだ。
ねっとりとした唾液が流し込まれ、トムはそれを反射的に飲み込んでしまう。不思議と甘く感じる唾液を飲み下すと、身体の底から熱が込み上げて、思考に靄がかかっていく。
(あれ、なんでぼく……)
先ほどまでの経緯を思い出そうとしても、頭がぼんやりとして上手く思い出せない。浮かんだわずかな疑問も、口内を蹂躙される快感にかき消されてしまう。
ライラの異様に長い舌が、トムの歯茎や上顎など口腔内のあらゆる場所を這いまわり、弄ぶ。舌同士が絡み合い、丹念に舐り上げられると、得も言われぬ快感が背筋を走り抜ける。
(ああ、きもちいい……♡♡♡)
トムは恍惚の表情を浮かべ、ライラの舌使いに身を任せていた。ライラはトムの口内を思うさま貪りながら、右手をトムの股間へ伸ばした。
「ぷはっ♡んふ♡♡♡キスだけでもうこんなに硬くしてるのか?♡♡♡」
ライラは唇を離すと、トムの股間をまさぐり始めた。ズボンの上からでも分かるほど怒張した男根を、カリカリと擦る。張り詰めていたトムの陰茎は、そのわずかな刺激にもビクビクと跳ね、それだけで達してしまいそうになる。
「まだダメだ」
ライラはトムの瞳を見つめながら、低い声で言った。その瞬間、寸でのところまで込み上げてきたトムの射精感は弾けることなく留まった。射精寸前の快感が、行き場をなくして下腹部の中で渦巻いている。トムはむず痒い感覚に身悶えた。物欲しげな目で、ライラを見つめる。
「ふふっ♡♡♡そんな目をするな♡♡♡すぐに出させてやるから♡♡♡」
そういって、ライラはトムをベッドに突き飛ばす。そして、自分の服を脱ぎ始めた。ライラの褐色の裸体がトムに晒される。形の良い豊満な双乳に、胸と遜色ない存在感を放つ尻、太ももはむちむちとして肉感的な脚線美を描いている。張り出た胸や尻とは対照的に、胴周りはキュッと括れ、割れた腹筋が美しい。戦士として鍛え上げられながらも、女性らしいまろみを帯びた、どこまでも魅惑的な肢体。そのあまりの色香にトムはまたしても見惚れてしまう。
服を脱ぎ去ったライラは、トムのズボンに手をかけた。ベルトを外し、手早く脱がせる。いきり立った肉棒がぶるんと勢いよくまろび出た。トムの陰茎はその童顔に似つかわしくない逸物であった。その大きさ、逞しさに、ライラは笑みを深くする。
「これはなかなか……♡見込み通りだな♡♡♡」
トムの肉棒は硬く張り詰め、ビクッ♡ビクッ♡と脈動しながら、先走り汁をしとどに溢れさせていた。ライラは肉棒を優しく握り、先走り汁を潤滑液にして、上下に扱き始める。裏筋を親指で擦ると、トムは腰を震わせて身悶えた。
「どうだ、気持ちいいか?いや、聞くまでもなかったな♡♡♡」
ライラは快感に蕩けきったトムの顔を見て言った。トムの腰は勝手に浮き上がり、カクカクと空腰を振っている。ライラはその腰振りに合わせて、手を上下させる。にちゅ♡にゅちゅっ♡と粘っこい水音が鳴る。トムのペニスの根元から先端までを丹念に扱き上げ、同時に亀頭を手のひらで撫で回す。
「うあっ♡くあぁっ♡」
トムは陶酔しきった顔で喘ぎ声を上げた。腰が溶けてしまいそうなほどの快感だった。睾丸がきゅっ♡とせり上がるのを感じる。精巣がぐつぐつと煮え滾り、陰茎に熱いものが込み上げてくるのが分かる。
「あああっ♡♡♡もう、だめっ♡♡♡でるぅ♡♡♡」
「良いぞ♡出せ♡♡♡無様にザーメンぶちまけろ♡♡♡」
ライラが射精の許可を出した瞬間、まるで蛇口をひねったかのように、腰の奥から熱いものが腰の奥から噴き出してくるのを、トムは感じた。
「イくっ!♡♡♡♡あ゛ぁぁぁっ!!♡♡♡♡♡」
鈴口から精液が飛び出す一瞬前、ライラがぱくりと肉棒を咥えこんだ。びゅるるるるるっ♡♡♡勢い良く飛び出してきた精液が、ライラの喉奥へと叩きつけられる。
「んぶっ♡んぢゅっ♡♡♡ずぞっ♡♡♡じゅるるるるっ♡♡♡」
ライラは、射精中も口をすぼめて吸い上げ、舌をうねらせて責め立てるのを止めない。トムの肉棒は三回、四回、五回と跳ね、そのたびに濃厚な精液を吐き出し続ける。ライラは恍惚の表情でそれをすべて飲み干していった。
「ああっ♡搾り取られっ……♡♡♡くふぅう♡」
トムは腰を浮かしてガクガクと痙攣し、涎を垂らしながらよがり狂った。ライラは余すことなく精液を搾り取ると、ようやく口を離した。最後に仕上げとばかりに、裏筋に舌を這わせて残滓まで吸い出す。
「んくっ♡んくっ♡ふはぁ……♡♡♡ああ、美味い……♡♡♡量も申し分ないし、なにより濃いな♡♡♡」
口内に吐き出された精液を舌の上で転がしながら、ライラは呟く。その妖艶な仕草を、トムは射精直後のぼんやりとした頭で見つめていた。
「はぁ……♡はあ……♡♡♡」
射精を終えたトムはベッドの上にぐったりと身を沈めた。全力疾走をした後のような荒い息遣いが、トムの口から吐き出される。自慰とは比べ物にならないほどの快感、いままでの人生でしたことのない大量射精、心地よい虚脱感。精液と共に体力を根こそぎ吸い取られたかのような感覚だ。しかし、トムの肉棒はいまだ萎えていない。身体は脱力してしまったのに、唯一ペニスだけは硬く屹立したままだ。そのことに違和感を感じられるような理性は、いまのトムには残されてはいなかった。
ペニスを硬く勃起させながら、全身汗だくで荒い息をつくトムを眺めながら、ライラは上気した顔で舌なめずりをした。
「まだイケるみたいだな♡素晴らしい♡♡♡」
ライラはトムを跨いで膝立ちになった。天を衝くように聳えるトムの逸物の直上に、自分の秘所を持っていく。ライラの割れ目からはすでに大量の愛液が滴り、太ももを伝ってベッドのシーツに染みを作っていた。
これから自分の身になにが起こるのかを悟り、ごくりと、トムは喉を鳴らす。期待の色を湛えた目で、ライラの秘所を見つめる。
「ふふっ♡♡♡もう待てないか?♡♡♡」
ライラは艶然と微笑むと、ゆっくり腰を落とし始めた。先端が割れ目に触れる。火傷しそうなほど熱く潤んだ粘膜の感触に、トムの背筋にゾクゾクとした快感が走った。そのまま腰を落としていく。
「いくぞ♡♡♡お前も楽しめ♡♡♡」
ライラが腰を一気に落とした。先から根元までを一息に咥えこまれ、ペニス全体が火照った媚肉に押し包まれる。ライラの膣はまさに名器というほかなかった。柔らかく熟れた肉壁が複雑にうねって肉棒を締め上げ、数多の肉ヒダが無数の舌のよう絡みつき蠕動して奥へ奥へと誘い込む。
「うわぁっ!でっ――」
出る、と言い終わる前に、トムは射精していた。凄まじい搾精運動を行うライラの魔性の膣孔に、トムは一瞬で屈したのだ。屈服の証をびゅくびゅくと吐き出し、カクカクと腰を震わせる。暴発気味の射精に、ライラは満足げに目を細めた。
「ふっ♡♡♡もうイったのか♡♡♡よし!その調子でいっぱい出せッ♡♡♡」
ライラはトムの腹に手を置いて、腰をグラインドさせ始めた。トムの剛直を根本まで飲み込み、蜜に溢れた接合部から、ぐっちゅ♡ぐっちゅ♡といやらしい音が鳴り、泡立った愛液が漏れ出す。
「そらっ♡♡♡どうだッ♡♡♡」
「くっ♡うっ♡♡♡ぁあっ♡♡♡んお゛お゛ぉっ♡♡♡」
トムは獣じみた嬌声を上げ、ライラの腰の動きに合わせてガクガクと腰を跳ねさせた。一見してトムがライラを突き上げているように見えるが、トムは過ぎた快感に反射しているに過ぎない。その主導権はライラにあった。トムは快楽に操られる肉人形となり、ライラの腰の動きに合わせて腰を突き上げる。
「おホっ♡♡♡んおっ♡♡♡ああんっ♡♡♡いいっ♡♡♡いいぞっ♡♡♡」
ライラはトムの上で淫らに踊りながら、歓喜の声を上げた。腰を前後左右複雑に動かし、時にはぐりっと腰をひねりながら上下運動を繰り返す。多様な腰使いに、トムの射精欲が極限まで高められていく。
「うあっ♡くああっ♡」
熱く蕩けた膣に肉茎を舐めしゃぶられ、トムは為す術もなく快感に喘ぐ。先ほど射精したばかりなのに、またすぐに精巣が沸き立ち、尿道を熱いものが駆け上がってくるのを感じる。
「ははっ♡♡♡イイ声だッ♡♡♡もっと鳴けッ♡♡♡」
ライラがさらに腰を上下させる速度を上げた。ばちゅん♡ばちゅんっ♡と肉同士がぶつかり合う音が響く。激しい腰振りに合わせて、大きく張り出した胸をぶるんっ♡ぶるん♡と弾んむ。巨大な乳肉が揺れるのを下から見るのは壮観で、トムの興奮をさらに煽った。
「そろそろまた出る頃だろッ♡♡♡いいぞ、出せっ♡♡♡」
ライラは腰を叩きつけるように落とした。そして、自身の頭の後ろに手を回し、亀頭の先端を自分の最奥にぐりぐりと押し付けながら、腰を回して射精を煽る。
膣内が複雑にうねり、逸物を膣全体でねっとりと扱かれ、無数の舌で舐られしゃぶられるような極上の快感。子宮口が亀頭の先端に吸い付き、舐り上げてくる異様な感覚がトムを襲う。トムは射精の予兆を感じて歯を食いしばる。
「っ♡♡♡出るぅッ♡♡♡うぐぅううっ♡♡♡」
びゅくっ♡♡♡びゅるるるっ♡びゅくっ♡♡♡
トムは先ほどより少し勢いの落ちた精液を吐き出した。まるで別の生き物かのように、膣壁が蠕動し子宮口が亀頭にしゃぶりついて、精液を絞り出していく。
「あはぁ……♡♡♡美味い……♡もっと出せっ♡♡♡」
熱く粘ついた体液を膣内に受け止めながら、ライラは凄艶な笑みを浮かべた。恍惚とした表情で、腰をぐりっ♡ぐりっ♡とくねらせて膣を蠕動させ、さらに搾り取る。
「ぐあっ♡あ゛っ♡あ゛っ♡」
射精直後の敏感になった逸物が、ぐねぐねと蠢く媚肉にねっとりとしゃぶられ続ける快楽に、トムは獣じみた嬌声を上げて身を震わせる。トムの肉棒が弱々しく痙攣し、びゅくっ♡びゅくっ♡と少量の白濁液が漏れ出した。
「ぅあ……ああ……」
長い射精を終えて、トムはぐったりとベッドに倒れ込んだ。体力が根こそぎ奪われたような喪失感と倦怠感がトムの身体を支配している。もう、息も絶え絶えといった様子だ。あれほど滾っていた肉棒も、三度の容赦のない搾精に耐えかねて、すっかり萎えてしまった、
「ふーっ♡♡♡ふーっ……♡♡♡もう限界か?まあ、人間ならこんなものか。仕方ないな……♡」
ライラが腰を上げると、萎えたペニスがぬろぉっ♡っと秘所から糸を引きながら抜け落ちる。愛液と精液に混じったものに濡れたふにゃふにゃの萎えペニスは、トムが受けた蹂躙の凄まじさを物語っていた。
「だが安心しろ、お楽しみはこれからだ♡♡♡」
霞む視界の中、トムはライラの身体に先ほどまでなかった異形の器官が備わっているのを目にした。ねじくれた角に、コウモリのような羽根、先端がハート型になった尻尾。それらは、淫魔の特徴だった。人間に擬態していたライラが、頃合いを見て本来の姿に戻ったのだ。魔の快楽に溺れ、吸精によって思考能力を失ったいまのトムは、人間の敵である魔物とセックスしていることに、なんの疑問も持てない。
「お前にはもっと精を出してもらうぞ♡」
ライラはトムを抱え起こし、彼の顔を自身の胸へと導いた。張りと弾力のある豊満な乳房、たわわに実った褐色の果実、その先端で勃起している突起を口に含むように促す。トムは朦朧とする意識でそれに従い、ライラの乳首に吸い付いた。
「んっ……♡」
乳頭を転がすように舐られ、軽く歯を立てれる感覚に、ライラは官能的な吐息を漏らす。トムが赤子のように吸い付いて乳首を吸い上げていると、やがてなにかが乳首から滲み出てきた。
(ああ、甘い……♡)
それは紛れもなく母乳であった。濃厚な甘露が、舌の上に広がって口腔を満たしていく。一口飲み下すたび、身体が熱く火照り、失われた活力が漲ってくる。淫魔の体液はすべて強力な強壮効果を持った媚薬だが、母乳は特に効果が高い。萎え切った逸物にも、再び血が巡り始める。
「んんっ♡♡♡いいぞ、もっと吸え♡もっと吸って、しっかりチンポ勃てろっ♡♡♡」
ライラはトムに授乳を施しながら、肉棒をさすり始めた。授乳テコキの甲斐あって、萎えた肉棒に再び芯が通り始める。
「んふ……♡♡元気になってきたな♡♡♡」
肉棒が硬く大きく滾るのを見て、ライラは舌なめずりをした。
トムのペニスはみるみるうちに怒張を増し、かつてないほどにギンギンにそそり立つ。いつもより一回り大きく勃起した逸物は、腹に亀頭が付きそうなほど反り返り、軽い痛みを覚えるほどだった。その怒張具合に比例するように、トムの欲求も高まっていく。早く、あの極上の蜜壺でもう一度搾り取って欲しい。下腹に凝る欲求が、出口を求めていた。
「もう一度……お願いします……出させて、射精させてくださいぃ……♡」
高まる肉欲に耐えかねて、トムは言う。情けない懇願に、ライラは嗜虐的な笑みを浮かべる。
「ああ、いいぞ♡♡♡今度はもっと激しくしてやる♡♡♡」
ライラはトムの腰の上に跨った。膝を立てていた先ほどとは違い、足裏をベッドに付けた蹲踞に似た姿勢だ。そのまま腰を下ろし、トムの肉棒を自らの秘所にあてがう。そして、一気に腰を落とした。
ずんっ♡♡♡と一気に腰を落とし、逸物を根元まで咥えこんだ。
「オ゛ッ♡お゛ほぉっ♡♡♡」
子宮口を亀頭で押し上げられる感覚に、ライラは野太く喘いだ。一回り大きくなったトムの逸物が、ライラの弱点を偶然にも突いたのだ。ライラはニヤリと笑い、トムの胸に手を突いて、腰を上下させ始めた。
「良いぞ♡もっとチンポ硬くしろッ♡♡♡お゛っ♡♡♡あはぁんっ♡♡♡」
前傾姿勢になったライラは、激しく腰を振ってトムを責め立てる。腰を叩きつけるような勢いで振り下ろし、肉棒が抜けるギリギリのところまで腰を上げ、また振り下ろす。その力強い動きにベッドがギッギッと軋みを上げ、肉が激しくぶつかり合う音が部屋中に響いた。
肉棒が突き入れられるたびに、竿へ無数の肉ヒダが絡みついて歓待し、最奥に辿り着いた亀頭へ子宮口がちゅうぅう♡♡♡と熱烈なキスをする。肉棒が引き抜かれていくと、名残惜しそうに膣全体が収縮して、ゾリゾリと肉ヒダがカリ首や裏筋を擦る。激しさを増したピストンと、人間の膣では実現不可能な搾精運動に、トムの肉棒は瞬く間に限界を迎えた。
「あ゛っ♡♡♡う゛ぅううっ♡♡♡」
あっという間に上り詰める射精感。我慢しようにも、もう耐えることはできなかった。トムは呻きを絞り出すと共に、精液を迸らせた。
「ハァッ♡ハァッ♡ああっ♡美味いっ♡♡♡もっと出せっ♡もっとザーメン出せっ♡♡♡♡」
感極まった様子のライラは、獣じみた荒い息を吐きながら、さらに腰の動きを加速させる。その様はまさに、搾精と性交の快楽のためだけに生きる淫獣。淫魔の本能と肉欲のままに、目の前の雄を搾り尽くすことしか、いまのライラの頭にはない。哀れな被捕食者トムは、もはやその身を貪られるだけだ。
「くはっ♡ああっ♡激しっ……またでるぅ!♡♡♡」
ほとんど間を置かずに、トムはまたも絶頂を迎えた。ガクガクと腰が震え、鈴口から大量の白濁液が放たれる。凄まじい勢いだ。過ぎた快感に、トムの視界は白んで、パチパチと火花が散る。意識が遠のきかけるが、ライラはそれを許さない。
「まだだ……♡まだ……♡♡♡」
トムの乳首を摘まみ上げ、舌を這わせた。淫魔特有の長いは、蛇のようにうねって乳首を愛撫する。
「れろっ♡れろれろっ♡」
淫魔媚薬唾液を塗り込められて、トムの乳首はあっという間に開発されてしまう。敏感な性感帯と化した乳首をぐりぐりと弄ばれて、トムが身悶える。
「ふあっ♡乳首ぃ!?んんっ♡♡♡」
鮮烈な刺激に、トムの意識が戻ってくる。普段では痛いくらいに強く乳首を抓られているのに、それがすべて快感に置換されている。電撃のように鋭く、甘い痺れが乳首から全身に広がり、トムを陶酔させた。
「どうだ?♡♡♡乳首弄られながらチンポ扱かれるの気持ちいいだろ?♡♡♡」
ライラは得意げな表情をして、トムの乳首を摘まみ、舌で舐りながら、激しく腰を上下させる。
「お゛ほぉっ♡♡♡あひぃいっ♡♡♡」
乳首とペニスを同時に責められる快感に、トムは甲高い嬌声を上げて悶えた。ライラは舌なめずりをして、さらに責め立てる。
「んふっ♡れろっ♡♡ちゅぱっ♡♡じゅるるるるっ♡♡♡」
淫魔特有の長い舌で、乳輪をなぞり上げながら舐め回したかと思えば、唇で吸い付いてくる。絶世の美女が上目遣いでこちらを見ながら、乳首を弄り、膣をうねらせ、腰を振り続けている。連続射精で辛いはずなのに、もう出したくないはずなのに、興奮が抑えきれない。トムの逸物は主人の意志に反して、より硬く滾り、もっと射精させろと訴えかけてくる。
「ふぐっ♡うぅうう~~~っ♡♡♡」
再び込み上げる射精感。トムは歯を食いしばり、必死に我慢しようとしたが、無理だった。堤が決壊したように、大量の精液が迸る。
「んお゛っ♡♡♡きたぁ……♡♡♡あつぃ……♡♡♡」
ライラは恍惚の表情を浮かべ、膣内射精を受け止める。喜悦に満ちたライラの顔とは対照的に、トムの顔は苦悶の色が浮かんでいた。
「はあっ!はあっ!」
胸がドクドクと早鐘を打ち、心臓が破裂しそうだ。めまいがして、息苦しい。射精するたびに体力がごっそりと失われていくのを、トムは感じていた。精を吐き出す心地よさと、精と共に大切ななにかが搾り取られる虚脱感に挟まれて、トムの意識は混濁していく。
「や、やめっ、もうでな――んぉオオっ!?」
制止の言葉を掛けようと口を開いた瞬間、トムは衝撃を感じて間の抜けた声を出した。ライラの尻尾が、自身の肛門に突き刺さっているのだと理解したのは、数秒後のことだった。ライラの尻尾の先端は、ペニスのように形を変えていた。ちょうど亀頭の部分がトムの前立腺を刺激できるようになっていて。その尻尾を、ライラはぐりっ♡ぐりっ♡と押し込み、擦り上げるように動かした。
「あ゛っ♡♡♡やめでぇっ!♡♡♡」
未知の快感が脳天まで突き抜け、トムは身悶えた。尻尾の膨らみが前立腺を押し込み擦るたびに、脳天にまで快感が突き抜る。
「ダメだ♡一滴残らず出してもらう♡♡♡」
乳首を舐られ、前立腺を犯され、肉棒を扱かれる。全身が蕩けるような快感に包まれ、トムは為す術もなく悶え、喘ぐしかなかった。
「あ゛っ♡んお゛ぉっ♡♡♡イグっ♡♡♡イグゥうっ♡」
「いいぞ♡♡♡何度でもイけっ♡♡♡」
ライラの尻尾が、トムの前立腺をごりっ♡と押し込んだ。その瞬間、今までで最大の快感が脳天まで突き抜け、トムは白目を剝いて絶叫した。
「イグゥウウッ!♡♡♡」
どぴゅっ♡♡びゅるるるるるっ♡♡♡ぶしゃああっ♡♡♡♡
大量の精液が迸る。それはただの射精ではなく、放尿に近い勢いで噴き出していた。
「ひいっ♡ひああっ♡あっ♡と、止まらなっ♡アアッ!!♡♡♡」
壊れた蛇口のように、鈴口からは精液が迸り続ける。絶頂の切れ目がなくなり、トムは延々と射精し続けた。拷問じみた快感の嵐に、いやいやをするように首を振りながら、全身を震わせて射精を続ける。
「あひっ♡はへっ♡あはっ♡あははっ♡♡♡」
視界はチカチカと明滅し、意識が霞む。トムは白目をむきながら、蕩けた顔で喘ぎとも笑いとも取れない声を漏らし続けた。射精は終わる兆しすら見えない。地獄のような、天国のような快楽の坩堝に、トムの意識は融けていく。
「そうだっ♡それでイイッ♡♡♡お前の精をすべて――」
トムが最後に見たのは、ライラの妖艶な微笑みだった。
******
扉を開け、若い剣士が『黒馬亭』の店内に入ってきた。店内には、屈強な戦士たちや熟練の魔法使いたちが、酒と食事を楽しみながら談笑にふけっている。しかし、トムは彼らには興味がないようで、辺りを見回していた。ある人物を見つけて、そちらに向かって歩いていく。
「あの……この前はありがとうございました、ライラさん。ダンジョン探索も上手く行って、助かりました」
トムはライラに頭を下げて礼を言う。ライラは笑みを浮かべる。
「いや、こちらこそ助かったよ」
「それで、提案なんですが、また、ぼくと……」
トムはもじもじとしながら、言葉を濁す。顔を赤らめ、耳まで赤く染まっているトム。彼の股間がゆっくりとテントを張っていくのを見て、ライラは舌なめずりをした。
「ああ、喜んで。だがまずは――」
ライラはトムの耳に口を寄せ、囁いた。
「また先に腹いっぱいにさせてくれ♡」
トムはこくこくと頷いた。ライラはトムの肩を抱き、『黒馬亭』二階の客室へと二人で向かった。
一度淫魔との性交の味を知ったものは、もう二度と人間同士での交わりでは満足できない。中毒のように淫魔を求め、そして繰り返し搾り取られるのだ。極上の快楽と引き換えに――