「ん……ここは……?」
女騎士エレナは目を覚ますと、辺りを見回した。寝起きのぼんやりした思考で状況を把握しようとする。石造りの壁に、鉄格子。エレナは自分が簡素なベッドに寝かされていることに気付く。どうやら牢屋に入れられているようだ。手足もベッドに繋がれた枷で拘束されていて、満足に身動きが取れない状態だった。着ていたはずの鎧や衣服は脱がされ、裸になっている。
「そうか。私は、負けたのだったな……」
エレナは淫魔が捨てられた古城を根城にしているという噂を聞きつけ、単身でその城に乗り込んだ。だが、淫魔の圧倒的な実力の前になすすべなく敗北してしまったのだ。小細工もなく正面から叩き潰されてしまった手前、エレナには言いわけの余地も残されてはいなかった。ただ、屈辱と敗北感だけが胸中に渦巻いていた。
「目覚めたみたいね♡」
不意に聞こえた声。エレナが顔を上げると、そこには見覚えのある淫魔の姿があった。どこから入ったのか。いつのまにか、牢屋の中にエレナを破った淫魔が立っている。
露出の多いボンテージファッションに身を包んだ淫魔は、エレナを見下ろしながらくすくすと笑っていた。愉しげに笑いながらも、淫魔の視線は品定めするようにエレナの裸体を這い回る。
ベリーショートの金髪に、透き通った空色の瞳。細身ながら騎士として鍛え上げられた肉体は引き締まり、腹筋もくっきりと割れている。淫魔はエレナの肉体に舌なめずりをする。
「貴様……ッ!」
「ふふ♡そんなに怖い顔しないでちょうだい♡それに、私にはソウって名前があるのよ?♡覚えておいてね♡」
淫魔──ソウは、エレナの怒りなどどこ吹く風といった様子で受け流している。その態度にますます苛立ちを募らせながらも、エレナは努めて冷静に口を開いた。
「私をどうするつもりだ」
「あら、そんなの決まってるじゃない。淫魔のヤることと言ったら一つでしょ?♡♡♡」
ソウは淫靡な笑みを浮かべると、エレナの裸体に指を這わせた。白い肌を滑る滑らかな指先の感触に、エレナは思わず身体を震わせてしまう。
「くっ……!」
「うふふ♡可愛い反応ね♡」
ソウはエレナの反応を楽しむように愛撫を続ける。首筋から鎖骨を通り乳房へ……そして臍へと指先を滑らせると、今度は脇腹を撫で上げる。その一つ一つの動きに、エレナの身体はびくびくと震えた。
「最高の快楽を与えてあげるわ♡♡♡すぐにあなたも魔の快楽に夢中になるわよ♡♡♡一緒に愉しみましょ♡♡♡」
「ふざ、けるな……っ!」
ソウの愛撫に身悶えながら、エレナは気丈にも言い放つ。
「私は騎士だ!下卑た欲望になど屈しない!お前たち理性のない獣とは、違う!」
「ふぅん、そうかしら?」
エレナの啖呵に、ソウは指先で自身の唇を撫でながら、余裕の笑みを浮かべる。
「……決めた♡あなたはちょっと変わった方法で堕としてあげる♡♡♡」
ソウはエレナの下腹部に触れた。ソウが触れた個所が、ピンク色の光を放ち始める。
「な、なんだ……これは……?」
「ふふ♡すぐにわかるわ♡」
ソウの言葉と共に、光はどんどん強くなっていき──そして、エレナの下腹部にハートマークを象った紋様が浮かび上がる。淫紋だ。同時に、淫紋が刻まれた部分から、じわりと熱が広がっていく。
「く、あ……っ!貴様、一体なにを……!ああっ!」
エレナは股間に強い熱が集まるのを感じた。ドクン、ドクンという鼓動に合わせて、熱が高まっていくようだ。反射的に自分の股間に目をやると、そこには信じられない光景が広がっていた。
「あ、ああ……ッ!」
エレナは驚愕に目を見開く。エレナの股間には、雄々しいペニスが生えていた。クリトリスが変じた肉棒は硬く張り詰めて、臍まで届きそうなほど反り返っている赤黒く脈打ち、感じたことのない疼きをもよおす肉塊を、エレナは呆然と見下ろす。
「ふふふ♡どう?ふたなりペニスのプレゼントは気に入ってもらえたかしら?♡♡♡」
「馬鹿な……ッ!こんな、こんなことが……!」
エレナは愕然とした表情で自らの股間を見つめる。あまりの衝撃に思考がついていかない。
「さ♡お楽しみの時間よ♡♡♡」
ソウは舌なめずりをすると、そのしなやかな指先をエレナのふたなりペニスに絡めた。そのままゆっくりと上下に扱き始める。
「くぅうう……ッ!ああっ!」
エレナは堪らず声を上げてしまう。ソウの手が作る筒が、肉棒の根元からカリ首までを滑らかに扱き上げる。指の段差がカリ首をに引っかかって刺激されると、エレナの背筋を甘い電流が駆け抜けた。
「ふふ♡可愛い声♡♡♡もっと聞かせて♡♡♡」
ソウは愉しげに笑いながら、さらに手の動きを速める。裏筋やカリ首を爪で軽く引っ掻くようにして擦られると、ビクビクッと肉棒が震えた。
「ああ……ッ!んくぅうう……ッ!」
ソウの手つきは巧みで、生まれて初めて味わう雄性の快感に、エレナはなすすべもなく翻弄された。鈴口からは透明なカウパー腺液が溢れ出し、ソウの指を濡らしていく。
「ふふ♡もうこんなに先っぽから透明なお汁が垂れてきてるわよ?♡♡♡」
ソウはエレナのペニスの先端に手のひらを当て、ぐりぐりと擦った。敏感な亀頭への刺激に、エレナは堪らず腰を浮かせる。
「ふあっ!はぁぁっ!やっ、やめろぉ……ッ!くふっ、んんっ!」
熟錬の手コキはエレナの想像を遥かに超える快楽を与えてくる。エレナの意思に反して、身体はどんどん高ぶっていった。
(だめっ、だめだッ!なにかくる……ッ!)
腰の奥から得体のしれないものが込み上げてくる感覚に、エレナは恐怖を覚えた。このままではまずいと直感的に理解する。エレナは歯を食いしばって耐えようとするが、抵抗は無意味だった。
「あぁっ!でっ……出るっ!出てしまうぅううっ!!」
びゅるっ、どぴゅるるる!!
抵抗空しく、エレナは盛大に射精してしまった。堰をきったように噴き出す白濁液が、ソウの顔に飛沫を散らし、エレナの鍛えられた腹を穢していく。
「はぁ……はぁ……ぁあっ……はぁあ……」
エレナのふたなりペニスは、ひとしきり放出した後もビクンビクンと跳ねて、白濁を断続的に吐き出し続けた。
(なんだこの快感は……これが、射精……♡)
チカチカと視界が明滅するほどの凄まじい快楽に、エレナは茫然自失としてしまう。頭が真っ白になってなにも考えられない。心地よい虚脱感と甘美な絶頂の余韻に、エレナの表情がわずかに緩まった。
「んふ♡随分いっぱい出たわね♡♡♡素敵よ♡♡♡」
ソウは自分にかかった精液を尻尾の先端で掬い取って、口に運んだ。ぽってりとした唇が開き、蛇のように長い舌が白濁をぺろりと舐め取る。その淫靡な光景に、エレナはごくりと喉を鳴らした。一度射精して、硬度をなくし始めていたたエレナのふたなりペニスが、再び硬く張り詰める。
「また元気になったわね♡それじゃ、第二ラウンドといきましょうか♡♡♡」
ソウは妖艶な笑みを浮かべると、自らの胸をすくい上げるように両腕で寄せた。豊満な乳房が、いやらしく形を変えながらエレナに差し出される。
「私のおっぱいで挟んであげる♡ほぉら、ぱっくん♡」
ソウの胸の谷間に、そそり立つエレナの肉棒が飲み込まれていく。白い肉毬がエレナの肉棒に覆い被さり、柔肉がぴったりと密着する。柔らかく、それでいて張りのある感触に包み込まれ、エレナは堪らず熱い吐息を漏らした。
「ふぁっ♡あああ……ッ!」
「うふふ♡そんなに気持ちいいの?♡♡♡♡」
ソウは左右から乳房を押し潰し、中央に寄せた肉棒を挟み込んだ。そしてそのまま上下に激しく揺すり始める。たぷん♡たぷん♡と大質量の乳肉が波打つ光景に、エレナは目が釘付けになってしまう。自分のペニスがたわわな乳房に挟まれて摩擦される光景は、牡性の性欲を植え付けられたエレナの劣情を否応なしに煽った。
「あぁっ♡はぁあっ♡くぅうう……ッ!」
エレナは眉を寄せ、苦悶と喜悦の入り混じった声を上げる。
「あははっ♡♡♡もっと気持ちよくしてあげる♡♡♡」
ソウは乳房をさらに寄せ、圧迫を強める。そして、左右の乳房を互い違いに動かした。柔らかくも弾力のある肉毬がエレナの肉棒を揉みくちゃにしていく。
「はぁっ♡あぁんっ♡♡はぁああん♡♡♡」
ペニスを包み込む、極上の快楽。あまりの心地よさに、エレナの口からあられもない喘ぎ声が漏れる。エレナの腰は無意識のうちに前後に動き始めていた。それに気付いたソウは笑みを深めて、エレナの腰振りに合わせて乳房を動かした。エレナはまるで本当に乳房とセックスしているかのような感覚に陥り、夢中で腰を振り続ける。
「はっ♡はっ♡んんっ♡あぁんっ♡♡はぁんッ♡♡♡」
「あははっ♡もう、がっついちゃって♡♡♡そんなに私のおっぱい気に入ったのかしら?♡♡♡」
ソウはエレナを揶揄しながらも、乳房を動かす手を止めない。乳圧を高めながら、肉棒の根元から先端までを丹念に揉み解す。胸の内で肉棒が幾度も跳ねるのを感じて、ソウはエレナの限界が近いことを感じ取る。
「ふふ♡ほら、もうすぐイキそうなんでしょう?♡♡♡♡いいのよ♡♡♡思いっきりイって♡♡♡♡さ、だしなさい♡♡♡」
ソウはとどめとばかりに、乳房を思い切り寄せ上げた。エレナのペニス全体に圧力がかかる。
「うあっ!?うあぁああぁああ~~~~っ!!!♡♡♡♡♡♡」
びゅくっ♡♡♡びゅるるるるっ♡♡♡
エレナはソウの谷間の奥底に、大量の精液を放出した。乳内射精の凄まじい快楽が脳髄を駆け抜け、視界が真っ白に染まる。二度目とは思えぬ量の精液が、ソウの谷間に溜まっていく。
「んふふ♡二回目なのにこんなにいっぱい出るなんて♡♡凄いわ♡♡♡」
ソウは精液塗れの身体で淫靡に微笑むと、今度は自らの胸を持ち上げた。胸の谷間を見せつけるようにしながら、ゆっくりと開いていく。ぬとぉ……♡と左右の乳房の間に白濁の橋が架かる。ソウは胸の谷間にへばりついた精液を指先で掬い取ると、そのまま口に運んだ。
「んくっ♡おいし♡♡♡♡」
ソウはうっとりとした顔で、自分の胸にかかった白濁を舌で舐め取っていく。
「はあっ♡はぁっ♡♡♡」
目の前に広がる光景のあまりの淫靡さに、エレナは息を荒げた。エレナの目が血走り、開きっぱなしになった口からよだれが垂れる。発情した獣のような様相だ。興奮に理性を飛ばし始めたエレナの姿に、ソウはくすりと笑った。
「イイ顔になったわね♡♡♡さ、もっと愉しみましょう♡♡♡」
ソウはベッドに仰向けに寝て、脚を大きく開いた。ソウが指を鳴らすと、ソウの股間を覆っていたボンテージ生地がふっと消えた。むき出しになった秘所が、エレナに晒される。ソウは指先で秘所を割り開いて、蠱惑的にエレナを誘った。
「私のおまんこで、童貞卒業させてあげる♡♡♡……きて♡♡♡」
「……ッ!」
エレナは弾かれたように動いた。ソウに覆い被さり、秘所に亀頭をあてがう。
「ふーっ♡ふーっ♡」
「落ち着いて♡私のおまんこは逃げないわよ♡そう……そこよ、そのまま腰を前に押し出して……♡♡♡ああんっ♡♡♡」
エレナのペニスがソウを貫いた。
「はあぁんっ♡入ってきたぁ……♡♡♡」
ソウは悦びに満ちた表情でそう言うと、脚をエレナの腰に絡めて引き寄せた。ソウのナカは想像を絶する名器であった。柔らかく潤った膣壁は複雑怪奇に蠕動し、子宮口は亀頭にしゃぶりつくような動きで愛撫してくる。腰が蕩け落ちるかのような感覚に、エレナは腰を震わせた。
「ああっ♡♡♡でっ……でるぅうう♡♡♡」
エレナは奥まで挿入しただけで限界を迎えてしまった。どぴゅっ、ぶぴゅるるる!と漏れるように射精してしまう。
「あらあら、もうイっちゃったの?♡♡♡この調子で大丈夫かしら♡♡♡まだまだこれからなのに♡♡♡」
ソウはエレナの肉棒を膣全体で包み込みながら、腰をくねらせる。肉棒が蠕動する肉襞に扱かれ、締め付けられ、歓喜の悲鳴を上げる。
「あひぃいっ!?♡♡♡だ、だめだっ!いま動かれたらぁあああっ!!♡♡♡」
まるで肉棒を無数の舌で舐めしゃぶられているかのような感覚に、エレナは悶絶する。ふたなり童貞のエレナには、淫魔の魔性の肉壺は刺激が強すぎた。エレナの性感はあっという間に限界まで引き上げられる。
「はぁあっ♡♡♡ああぁぁああっ♡♡♡イクッ!また出るぅうう!!!♡♡♡」
「良いわよ♡出してっ♡♡♡私のおまんこにいっぱい中出ししてぇ♡♡♡♡」
ソウは両脚をエレナの腰に回し、逃がさないようにがっちりとホールドする。奥深くまで突き込まれた肉棒がより強く肉壁に圧迫され、エレナは堪らず精を漏らした。
「イクッ!イックぅウンンン~~~ッ!!♡♡♡」
どぴゅるるるる♡♡♡どくんっ♡どくっ♡♡♡♡
エレナはまたしても大量の精を吐き出した。ソウは子宮が精液で満たされる感覚に、ぞくぞくと身を震わせた。
「あぁあんッ♡♡いっぱい出てるぅ……♡♡♡あはぁああっん♡♡♡♡」
ソウの膣はエレナの肉棒をきつく締め付けて、さらに搾り取ろうとしてくる。
ぶりゅりゅっ……びゅぅぅうう……♡♡♡♡♡
エレナはあまりの快感に意識が飛びそうになりつつも、カクカクと腰を動かしながら最後の一滴まで絞り出すようにして精液を放ち続けた。
「ふぅぅ……♡♡♡はぁ……♡はぁ……♡」
全てを吐き出したくたりと脱力して、エレナはソウの上に倒れ込んだ。そして、ソウの豊満な乳房に顔を埋めて荒く息をつく。精も根も尽き果てたのか、あれだけ硬く滾っていたエレナのふたなりペニスも、いまではふにゃりと萎びてしまっていた。
「あら、流石に限界かしら。残念だけど、人間の身体じゃこんなものね♡♡♡頑張ったわね♡♡」
ソウはエレナの頭を撫でながら、妖艶な笑みを浮かべた。ソウは知性の光を失った瞳で虚空を見つめ、なにかをうわごとのように呟いている。
「あぁ……♡♡♡だしたい……♡もっと、だしたい♡もっと……射精したいぃ……♡♡♡」
エレナは萎えたふたなりペニスをソウの秘所に擦り付けるようにしながら、射精への欲求に悶える。エレナは性快楽に屈し、発情した獣のように、ただ快楽を求めるだけの存在に堕ちていた。
「ふふ、可愛そうだけど無理よ♡これ以上射精したら死んじゃうわ♡……うふふっ♡♡♡あなたが淫魔になれば別だけど♡♡♡」
「いん……ま?」
「そう、淫魔になれば、精力が尽きることなくいくらでも射精ができるわ♡♡♡それに、人間よりずっとタフになれるし、一週間ぶっ続けでセックスするのだって余裕よ♡♡♡淫魔のカラダはすっごく敏感だから、人間じゃ味わえないような極上の快楽を味わえるの♡♡♡どう?魅力的だと思わない?」
ソウはエレナの耳元で甘く囁く。その甘美な声は、まるで毒のようにエレナの精神を侵蝕した。甘い言葉を囁いていく。それはまさに、エレナを取り返しのつかない堕落へと導く悪魔の囁きだ。射精への欲求に支配されたいまのエレナには、それはとても魅力的なものに聞こえた。
「淫魔になれば……もっと気持ちよくなれるの……か……?」
「ええ、もちろん♡♡♡」
「なるっ!淫魔になる!」
ソウの言葉に、エレナは迷いなく頷いた。
「イイの?あなたは騎士だったはずでしょ?魔物になるのはマズイんじゃない?」
「良い!もう、そんなことはどうでも良いんだっ!もっと気持ちよくなりたいっ♡♡♡もっと射精したいっ♡わ、私っ♡私を淫魔にしてくれぇええっ♡♡♡」
エレナはソウのおっぱいに顔を埋め、甘えるように頬擦りをした。騎士の矜持を忘れ、人間であることを捨て、快楽を求めて堕落しようとするひとりの女騎士の姿を見て、ソウは愉快気に笑った。
「うふふ♡わかったわ♡それじゃあ……♡♡♡」
ソウはエレナの下腹部に触った。エレナの淫紋が輝き、さらに複雑な紋様へと姿を変える。
「淫魔への転生、愉しんでね♡♡♡」
ソウの言葉と共に、淫紋が強い輝きを放つ。その刹那、エレナの全身に凄まじい快感が走った。エレナは思い切り身体を仰け反らせた。
「んぎぃいいっ!?♡♡♡おほぉおおっ!!?♡♡♡♡」
ピンク色の光がエレナの全身を包み込み、凄まじい快楽がその身を焦がす。全身が燃えるように熱く、そして気が狂いそうなほどに気持ちいい。エレナは幾度も身体を跳ねさせ、獣のような叫び声を上げた。
「お゛っ♡♡♡なんだこれっ♡♡♡んぉおおっ!!♡♡♡アァあぁああ~~~~っ♡♡♡♡♡♡」
エレナが一際大きく身体を仰け反らせ、絶叫に近い嬌声を上げる。エレナの身体を包む光が消えていく。
現れたのは、淫魔と化したエレナだった。側頭部からは髪を割ってねじくれた角が、背中にはコウモリに似た黒い翼が生えている。後ろ腰からは先端がハート型の尻尾が生え、ゆらりと揺れている。
「はぁ……♡はぁ……♡これ……は?♡♡♡」
転生の快感の余韻に荒く息を吐きつつ、エレナは自らの身体を眺めた。
騎士として鍛え上げられたエレナの身体は、肉感的なモノになっていた。小ぶりだった胸の膨らみは、釣り鐘型の巨乳となり、荒い息に胸が上下するたびにたゆん♡たゆん♡と揺れている。下半身もむっちりと肉付きが良くなっている。引き締まった小尻も、張りとボリュームのある安産型の巨尻へと変わり、太ももには筋肉の上から柔らかな脂肪が乗って、見事な脚線美を描いている。それでいてウエストは細く、鍛え抜かれた腹筋が割れているのが見える。
騎士として鍛えられた肉体美と、柔らかく滑らかな曲線美を併せ持つ、美しくも妖しい裸体。妖美な女体には、雄々しいふたなりペニスまでもが備わっている。先ほどまで萎えていたペニスは、再び硬さを取り戻し、二回りほども大きくなって屹立していた。雌雄併せ持つ自身の新しい肉体の淫らさ、美しさに、エレナは思わず見惚れた。
「ああ、すごい♡これが、淫魔のカラダなのか……♡♡♡」
エレナはうっとりとした表情で呟き、自らの身体に手を這わせた。汗にしっとりと濡れた肌は、尋常ならざる艶を帯び、触れるだけで心地よい。エレナは大きく育った両胸の果実を鷲掴みにし、ゆっくりと揉みしだいた。
「はぁ……♡あぁん♡♡♡」
淫魔になったことで、より鋭敏になった感覚器官がもたらす快楽に、エレナは悩ましい声を上げつつ喘ぐ。乳房を握りしめるように揉むと、指と指の間から柔らかな乳肉がはみ出す。エレナは片手を下し、自らのふたなりペニスを握ると、ゆっくりと上下に扱き始めた。
「ああ、おっぱいもっ……チンポもっ……気持ちよすぎるっ!♡♡♡」
乳房を揉みしだき、ペニスを扱く度に、身体中を凄まじい快感が駆け巡る。人間であったときとは比べ物にならないほど鮮烈に感じられる快楽に、エレナは夢中になった。
「はぁ♡はぁっ♡♡♡もっとっ!♡♡♡もっとぉ!♡♡♡」
エレナはさらに激しく自分を責め立てる。乳房を絞り上げるように揉みしだき、亀頭を手のひらで撫で回し、裏筋を指先でコリコリと刺激する。エレナは瞳を眉間に寄せて快楽に悶えた。強烈な刺激と快感が、エレナの脳髄を駆け巡る。
生まれ変わってすぐに自慰行為に興じ始めたエレナの痴態を、ソウは微笑ましそうに眺めていた。
「ふふふっ♡淫魔のカラダ、気に入ってくれたみたいね♡♡♡」
ソウの言葉に、エレナは夢中でペニスを扱きながら答える。
「はぁんっ♡♡♡ああ、最高だっ!♡♡♡♡こんなっ♡気持ちいいことっ♡♡♡知らなかったなんて……♡♡♡んんっ♡♡♡イクッ♡イクッ♡イグぅうう~~ッ!!♡♡♡♡♡」
どびゅっ♡どびゅっ♡どびゅるるる~~~っ!!♡♡♡
エレナは一際大きく身体を震わせると、大量の精液を吐き出した。淫魔となったエレナの射精量は、先ほどまでとは桁違いだ。まるで噴水のように白濁液が噴き出し、エレナ自身の身体を白く染め上げていく。
「あはぁあん……♡♡イイっ♡♡♡♡気持ちいいぃ……♡♡♡」
エレナは頬に付いた精液を長い舌でペロリと舐め取った。青臭く苦いはずの粘液は、いまのエレナにとって極上の甘露のように感じられた。
「ふはは♡♡♡このカラダなら、いくらでも射精できそうだっ♡♡♡もっとっ♡もっと出すぅうう~~ッ!!♡♡♡♡♡」
エレナは恍惚とした表情で、再び肉棒を扱き始めた。そこにはもはや清廉な騎士の姿はなく、ふたなりペニスで味わう快感に溺れ、射精中毒者と化した淫魔エレナがいた。
「あらあら、生まれ変わったばかりなのに、もうすっかり淫魔としての本能に染まっちゃったみたいね♡♡♡すっかり立派なチンポ狂いになっちゃって♡♡♡あなたを堕とした私も誇らしいわ♡♡♡」
ソウは心の底から愉快そうな笑みを浮かべた。そして、しなを作ってエレナの横に座った。ソウの豊かな胸が、エレナの腕に押し付けられる。
「でもね♡淫魔のカラダでするオナニーも良いけれど、セックスも良いものよ♡♡♡」
ソウはエレナの肉棒に指先を伸ばし、裏筋をつぅーと撫で上げた。怒張した逸物がビクンと跳ねる。エレナは改めて与えられる他人からの快楽に、とろりとした笑みを浮かべる。
「あひっ♡あふっ♡♡♡」
「いい子ね♡♡♡私に任せて……♡♡♡」
ソウはエレナを押し倒した。仰向けに寝るエレナの股間には、凶悪なふたなりペニスが天突くように屹立している。ソウはその上に跨り、エレナの肉棒に尻尾を巻き付けて、秘所に擦り付ける。
「それじゃあ、いただきます♡♡♡」
次の瞬間、エレナのふたなりペニスが根元まで一気に呑み込まれた。淫魔となったエレナの肉棒は人間の男性器より遥かに大きい極太巨根であったが、ソウの秘所は極太の剛直を苦もなく受け入れた。
「あぁああぁああんんッ♡♡♡♡」
エレナは絶叫を上げて仰け反った。淫魔となったエレナはソウの名器ぶりをより鋭敏に感じ取っていた。ソウの膣内は熱く潤い、無数の襞がエレナの肉棒を四方から包み込んでくる。射精を乞うように蠢き、締め付ける膣内に、エレナは一瞬で虜になった。
「はぁぁああんんッ♡♡♡気持ちいいっ♡♡♡♡」
「ふふ♡それは良かった♡♡♡動いてあげるわね♡♡♡」
ソウは腰を上下に動かし始めた。逸物が抜け落ちる寸前まで腰を上げ、一気に腰を落とし最奥まで受け入れる。長いストロークでのピストンは、エレナにもソウにも強烈な快楽をもたらした。
「はぁああんッ♡♡♡しゅごいっ♡♡♡これっ♡♡♡♡おおっ♡♡♡」
エレナは無意識のうちに腰を動かし、激しくソウを突き上げ始めた。
「ああんっ♡すごいっ♡♡♡あなたの淫魔チンポっ、美味しいっ♡♡♡もっと突いてぇえっ♡♡♡」
ソウはエレナの上で淫らに腰を振り続ける。子宮口が亀頭に吸い付くように降りてきて、精液を求めてちゅうちゅうと鈴口を刺激する。ぱんっ!ぱんっ!と肉同士がぶつかり合う音が響き渡る。腰の動きに合わせて、二人の豊満な乳房もたぷたぷと上下に揺れる。淫靡な汗の雫が飛び散り、両者の身体を妖しく濡らした。
「お゛っ♡♡♡お゛ほぉおおぉっ!!♡♡♡♡」
「あはぁあんッ♡♡すごいわぁっ!♡♡♡」
二人の結合部からは愛液が泡立ち、淫靡な音を奏でる。汗と体液で全身がぬらぬらと輝き、妖しく光を反射する。二人が刻む淫靡なリズムは、より速く激しくなっていく。
「あ゛っ♡お゛ッ♡♡♡イクッ♡♡また出るッ♡♡♡」
「いいわっ♡♡♡出してぇっ♡♡♡私もイクっ!!♡♡♡」
どびゅるるっ♡どびゅどびゅっ♡♡♡どぴゅるるる~~っ!!♡♡♡
ソウが腰を打ち付け、エレナの肉棒がソウの最奥を抉った瞬間、エレナは盛大に射精した。ソウの子宮に濃厚かつ大量の精液が注ぎ込まれる。ソウは身体を仰け反らせ、ビクビクと痙攣させた。
「はあっ♡あなたのザーメン、とっても濃くって美味しいっ!!♡♡♡」
ソウはうっとりとした表情でエレナにキスをした。エレナもそれに応える。淫魔特有の長い舌が絡み合い、淫靡な水音を響かせる。精液を子宮に流し込みながらのディープキスは、エレナに更なる快楽をもたらした。
長い射精を終えると、二人はどちらからともなく唇を離した。二人の視線は熱を持ち、情欲に染まっている。
「はぁ♡♡はぁっ♡♡♡もっと……♡♡♡」
「ええ♡もちろんよ♡まだまだ全然足りないわ♡♡♡」
エレナの言葉に応え、ソウは再び腰を動かし始める。二人の淫魔の喘ぎ声はいつまでも廃城に響き続けた。
騎士エレナはこうして淫魔へと堕ちた。そして彼女もまた、いずれ人間を堕落させ、同胞へと誘うだろう……。