ランニング後にストレッチをする目的の一つは、疲労回復です。ランニング後は筋肉に疲労物質が蓄積しています。この疲労物質をそのまま残しておくと、翌日以降にも疲れが残ります。そのため、ランニング後にストレッチを行い、筋肉に蓄積している疲労物質を排出させることで、疲労を少しでも早く回復させることができます。
また、ランニング後にストレッチをすることで、体の柔軟性を維持することも大切です。運動直後にしっかりストレッチをして、筋肉をほぐすことで体の柔軟性を維持させることができます。体の柔軟性を高めることができれば、怪我しにくい体を作ることができます。
ストレッチには、動的ストレッチと静的ストレッチの2種類がありますが、ランニング後のストレッチには静的ストレッチが向いています。静的ストレッチは、筋肉をほぐし、血流を良くすることで、疲労物質を早く排出させる効果があります。また、心身をリラックスさせる効果もあります。逆に、動的ストレッチは、心拍数を上げ、体温を上げるため、運動前のウォーミングアップに向いています。
以下に、おすすめのストレッチ方法を紹介します。
ランニング後は、ももの前の筋肉をしっかりほぐしてあげることが大切です。上体を起こし、足を伸ばした状態で片足のみ外側に向けるように曲げます。この時、太ももの前の筋肉が伸びていることを確認しながら行いましょう。
横向きに寝た状態から、上側の足を曲げて足先を片方の手で持ち、もも前の筋肉が伸びるように手で引っ張ります。
足を開脚し、伸ばした状態で片足のみ足先が片方の足の付け根につくように曲げ、背中を伸ばしながら伸ばしている足先に体を伸ばしていきます。
仰向けに寝た状態から、片方の足を上にあげ、両手で足をひきつけるようにします。
あぐらをかくように体勢で両足の裏を併せ、両手で足先を持ちながら、膝を地面に近づけるようなイメージで股関節を伸ばしていきます。
足を前後に開くようにして、後ろ足のかかとを地面につけ、前足を曲げます。この状態で、後ろ足のふくらはぎが伸びていることを確認しながら、膝を伸ばしていきます。
これらのストレッチをゆっくりと行い、各ストレッチを20〜30秒ほどキープするようにしましょう。また、呼吸に注意しながら行い、深呼吸をしながらリラックスした状態で行うと、より効果的です。ストレッチを行う際には、無理をしないように注意し、痛みや違和感を感じた場合にはストレッチを中止しましょう。
ランニング後のストレッチは、疲労回復や怪我予防のために非常に重要です。ランニング後は、可能な限り早くストレッチを行い、筋肉の疲労物質を排出させ、体の柔軟性を維持するようにしましょう。
ストレッチを行う頻度は、個人差がありますが、運動を行う前後に行うことが一般的に推奨されています。つまり、ランニングの前にウォーミングアップとして動的ストレッチを行い、ランニングの後に静的ストレッチを行うことがおすすめです。
具体的な頻度としては、週に3回から5回程度の運動を行う場合は、毎回ストレッチを行うことが望ましいとされています。また、日常的に座り仕事をしている場合は、定期的にストレッチを行うことで筋肉の硬さを緩和し、血流を促進することができます。
ただし、ストレッチは筋肉の柔軟性を高めるためのものであり、運動を行う前後に行うことが重要です。一方、毎日のストレッチは、身体の健康維持やストレス解消にも役立つため、日常的に習慣化することが良いでしょう。ただし、無理なストレッチや筋肉を伸ばしすぎることは、逆に怪我を引き起こすことがあるため、適度な範囲内で行うようにしましょう。