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馬之助ちゃん監禁飼育・猿轡差分&後日談

「いや~!いいものが撮れたね~~!!」 「う”……う”ぅ……」 撮影開始から3時間。 馬之助は自身を監禁した「人」によって様々な方法で体中を嬲られ、半ば気を失っていた。体から噴き出た涙・汗・愛液などのあらゆる液体は床一面を濡らす大洪水を作っており、部屋全体はおろか「人」でさえも、その汁で濡れていないものはこの部屋には存在していなかった。 「あ~、汗かいた!馬之助ちゃん、ちょっとお風呂入ってくるね!」 「人」は片付けもせず部屋を出て行った。馬之助はそれをうつろな目で見ていたが、扉が閉まるのとほぼ同じタイミングで、小さく何かが落ちる音を耳にした。 (………これは…?) 馬之助が目を凝らすと、それは携帯電話だった。馬之助はそれに気づいた瞬間はっとした。それは馬之助自身の携帯だったのだ。 (誘拐されてから持ち物は没収されてたのに…どうして?でも今これを 使えれば………!) 馬之助は必死で体を揺らし、携帯に近い右足を動かす。 (もう少しで届く…!お願い、届いて……!) 別の部屋から水の音が聞こえる。「人」が風呂に入っているのだ。馬之助は右足を必死に伸ばすが、数センチの差でギリギリ届かない。 (あと少し!あと少しなの!) 何度も何度ももがくうち、ついに願いが天に通じたのか、ひときわ大きな音を立てて右足が軽くなった。 足に繋がっていた枷から鎖が外れたのだ。 (や、やった!) 馬之助はなんとか携帯に足を伸ばすことができた。 (これで助けが呼べる…) 馬之助は足の指で器用に携帯を起動しようとする。しかし、いくら電源ボタンを押しても携帯は起動しなかった。 (あれ……なんで?どうして!?) 「コラッ、馬之助ちゃん、何やってるの!」 「ん”っう”ぅうッ!?」 声と同時に、馬之助の体についた無数のバイブが一気に振動を始めた。 驚愕し目を見開く馬之助。顔を上げると、そこには腰にタオルを巻いた「人」が立っていた。 「はっはは。残念だったね~ぇ?頼みの綱の携帯、つかないね?」 馬之助に「人」は顔を近づけ、困惑した顔やバイブに震える体を舐めまわすように見つめながらニヤニヤと笑う。 「バッカだなぁ、馬之助ちゃんは!そんな都合よく行くわけないじゃないか!君をここに監禁して1週間、持ち物を見てないとでも思ったの?何もしてないと思ったの?携帯なんてとっくに壊したよ」 「ん”ッ!う”ぅう!!ん”ふぅッ!!」 「偶然携帯落とすわけもないじゃん。わざと落としたに決まってるでしょ。あ、足の鎖も動画取ってる時にちょっと削っておいたんだよね。どれくらいで壊れるかわからないからちょっと不安だったけど、その様子を見るとうまくいったみたいだね!や~、本当に君はいい顔するよね~~!!うんうん、そう、その顔が見たくってさぁ~~!!」 ゲラゲラと笑う「人」。 脱出の希望は、すべて「人」によって仕組まれたものだったのだ。希望など、初めからなかったのだ。 「いやいやいや、ま~たいいもの撮れちゃったなぁ~」 「んう?う”ぅ!」 「あれっ、気づいてなかったの?馬之助ちゃんをいじるの中断してお風呂行ってからもずっとカメラ回ってるよ?や~、脱出できるわけないのに本気になっちゃってね!面白いの撮れたよ~?ハハハ!」 馬之助は絶望し、涙を流した。 自分の中の希望がすべて打ち砕かれたような気がして、力なくうなだれた。 「でもね、計画通りに面白いものが撮れたとはいえ、ご主人様に逆らっちゃダメだよね、馬之助ちゃん?悪い子にはお仕置きしなくっちゃねえ………」 馬之助に不気味ににじり寄る「人」。 馬之助がその後どうなったのか、知るものはいない。 (終)

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