お世話になっております。若林です。
今度「漫画家ミライ会議」というトークイベントで、「SNSでヒットする漫画の作り方」について地球のお魚ぽんちゃん先生とお話しすることになりました。
とはいえ、僕も別にヒットメーカーというほどでもなく、何作か描いた漫画のうちたまにバズるものがある程度なので、こういうイベントで大勢の人に向けて話すにはちょっと説得力が無いなーと感じています。
ただ自分の知識や技術を棚卸しするにはいい機会なので、イベントに向けて、一度自分がやってること、考えてることをここで整理していきたいと思います。
基本、誰でも知ってるありきたりなことばかりだと思いますので、あんまり期待はしないで下さい。
絵は見やすく描く
▶構図の中でキャラのシルエットはわかりやすく取る
▶奥行や立体感を意識する
▶モノクロよりカラーのほうが目につきやすい
▶色の数は多くなりすぎないようにする
文字は読みやすく置く
▶スマホみたいな小さい端末でも読めるよう大きく入れる
▶文字数はなるべく少なくする
▶文字のレイアウトは最大縦6文字×横4行くらいまでにして視認性を上げる
▶後で外国語翻訳しやすいように吹き出しは丸く取っておく
▶小さい端末でも読みやすいようモノローグ文字も絵の上に直に置かず吹き出しを作る
話はわかりやすくまとめる
▶誰が何をする話なのかがわかるようにする
▶最初に説明が多くなるような構成にしない
▶コマの大きさを重要度で分ける
更新は見つけてもらいやすいようにする
▶人がSNSを見てる時間帯に更新する
▶更新時間は決まった時間にして読者に習慣化してもらう
▶時間を置いて自分でリツイートするなり形を変えて再投稿する
感想が持てるように作る
▶何が面白い漫画なのかわかるように描く
▶キャラに共感できる部分を作る
「意外性」のある見せ方にする
▶意外なことが思いつかなくてもなんとなく意外に見えるように描いとけばいい
▶フリとオチを丁寧に作っとけば大体なんとかなる
「共感性」のあるキャラにする
▶キャラの感情の変化を描く
▶キャラの価値観を見せる
ちゃんと驚きの展開を考える
▶大きな展開の無い日常系漫画でも一応考えてみる
▶ただ読者の求めてない方向には持って行かないよう注意する
ちゃんとキャラの魅力を出す
▶カッコいいとかかわいいと思ってもらえるような言動をがんばって考える
広告漫画はちゃんと商品やサービスの魅力を伝わる内容にする
▶クライアントから事前に漫画で伝えたいことをちゃんと聞いておく
……こんなところですかね。
こうして挙げてみると、本当にありきたりなことしかないような気がします。ただ、改めて振り返ると、実はあんまりできてないなってことも多いですし、見落としてることもある気がします。
特に「驚きの展開を考える」とか「キャラの魅力を出す」とかは、できてないなーって思います。
他の人があんまり意識してない自分ルールみたいなのもいくつかあると思いますが、本当に極一部だと思います。
別にこれらができてても、できてなくても、売れる時は売れますし、売れない時は売れませんけどね。
トークイベントでは、地球のお魚ぽんちゃんさんのお話も聞いてみたいですね。楽しみです。