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【コラム】「ぱちん娘。」11話こぼれ話

お世話になっております。若林です。


「ぱちん娘。」11話が公開されました。


こちらの続きはDMMぱちタウンでお読みください。



今回の話では、「クズ」の表現に少し気を遣っています。


まず「借金」そのものは悪いことではありません。生きてれば何かの事情でお金を借りることが普通にあります。そのため「借金する人=クズ」と捉えられないよう、諸々の表現には気をつけたつもりです。


次に「借金したお金でパチンコを打つ人」は悪ではありません。借金してまでパチンコを打ったり、使っちゃいけないことに使ってしまうのは、病気です。本人の意思とかではどうにもならない段階に入ってることなので、それを悪と言ってしまうのは間違いです。


そのため、意味合いとしてはギリギリで、読みようによっては普通にアウトかもしれませんが、「借金したお金で遊ぶこと」は「徳を積めないこと」という表現にしています。

(何が徳を積める行為で、何が徳を積めない行為かに、明確な基準とかも無いですもんね!!っていうか徳って何だよ!!)



実は今回の「光のクズ・闇のクズ」という表現、最初は「良いクズ・悪いクズ」という表現にする予定でした。ただ「悪いクズ」という表現を用いると、どうしても「借金=悪」「病気=悪」という誤解を招きかねないなと。


この話でやりたいことは善悪の話ではなく、「しょうもないおかしさ」なので、辛いことやひどいことを笑える範囲で面白おかしく笑えるように描いています。


「肯定」ではなく「許容」の精神で描いてる漫画なので、おばあちゃんからお金を借りてパチンコ打つことを良いとは言わないけど、まあ大目に見といてやろう、みたいなニュアンスで表現しようとしています。

(笑えないことを無理に笑いに変えたり、笑わなきゃいけないわけでもないです。念のため。)



ただどう気を遣っても、読み方によってはどうしても本来の意図と違うように伝わってしまうかもしれません。


漫画家を始めた頃は、表現の扱いにはすごく無邪気に「そんな意図で描いてないから大丈夫」「NGワードさえ出さなきゃいいんでしょ」って感じで描いていました。でも最近は表現の難しさをいろんな場面で感じていて、自分の表現力の足りなさを実感する日々です。

(そもそもこうして「こういうことを考えて描きました」みたいな解説を自分ですること自体がダサいのではないかという気もしています。)



そんなに表現に気を遣っているくせに「パチンコ打つ人はみんなクズ」っていう表現はいいのかと。


DMMの担当さんに見せる際「この表現はやめて下さい。メーカーさんやお店の方も見てますので……。」とか言われるかなって僕も思っていたので、一応その場合の代替案も考えていたのですが、何事もなく通りました。


僕のパチンコ友達に見せても誰一人怒りませんでしたし、むしろ「だってクズじゃん?」くらいに思ってる感じがあります。


Twitterでの反応を見ても「パチンコ打つ人をクズって言うなんてひどい!!」みたいな感想は、今のところ見かけません。他のジャンルだと、まあまあ怒られることもあるでしょう。ディスられて怒らないのはパチンコと埼玉県民くらいなのではって気さえします。


今に至るまでのいろいろな変遷がそうさせたのだと思いますが、このくらいの批判に寛容なところは、オタクの文化に近くて居心地がいいです。そもそもオタク文化とパチンコ文化って、お互い建前の文化なので、暗黙のルールみたいなのがいっぱいあってその部分にはめちゃめちゃ厳しいけど、お互いしょうもない人達だとわかってるのでその部分は寛容ってところ、ちょっと似てますよね。



まだまだ表現者としては未熟なところがありますが、みなさまの寛容さに甘えて、今後も勉強していきます。

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Comments

人間のクズの原型や❗️不幸者❗️

MU

借金の額がお小遣いレベルに少ないので大目に 見られているだけで、アレな方々のガチな額とかだと 18Rレベルの通常の三倍にヤバいのでアウトなのでは?? お笑い漫画にしないといけないので、二次元の嘘は 必要ですね!??

Qさん!


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