お世話になっております。若林です。
コロナの渦中で、出版業界・漫画業界にもいろんな影響が出ていますね。
出版社は発行誌の発売を見送ったり。
書店もほとんどが営業を自粛してるため、新刊が出ても販売できなかったり。
そうなると本の物流量も減るので、取次や印刷所にも連鎖的に影響が出ていることでしょう。
作家の中でも、アシスタントを仕事場に呼べずに制作が止まるところがあるみたいです。
そんな中、僕の生活といえば、ほとんど変化がありません。
元々外出することも少ないですし、アシスタントも元からリモートワークですし。
子供が幼稚園に行けないので、妻がアシスタント作業をほぼできなくなってますが、今は仕事もそんなに多くありませんし。
たまの休みに出かけられないのが辛いなーってくらいです。
収入についても、まだ大きな変化はありません。
4月の新刊も、紙の本の実売はそんなに良くはないのですが、これはコロナ関係無く、元々の作品の実力じゃないかなって思ってます。
コミケが無くなって新刊も中止になりましたけど、これはもともと採算度外視のものでしたので、収入には影響ありません。
紙の売上を全て補填するほどではありませんが、電子書籍もありますし。
アシスタントの人件費も、元々そんなに大人数雇ってるわけではないので、ただちに解雇しなきゃいけないということはありません。
今後の仕事についても、僕自身はいくらでも作品は作れます。
ただ長期的には、業界全体の売上も落ちていくと思うので、それに準じて僕の収入も落ちていくだろうなと見ています。
僕の生活にほとんど影響が無いのは、僕が売れてる作家だからだと思います。
これから連載を始める新人作家や、そこまで余裕の無い作家にとっては、けっこう辛い状況ではないでしょうか。
本が売れづらい状況下で実売成績を出さなきゃいけないのは、どんな作家にも大変です。
成績が出せないと、最悪打ち切りになりますし、電子書籍のみでの販売になったりします。
そうなると定期収入が途絶えるので、作家業を続けるのが難しくなります。
原稿料の最低額もこれからますます下がっていくのではないでしょうか。
出版社と仕事せず、個人で作品を発信していくのもいいと思いますが、同人イベントはできませんし、電子書籍も出せば売れるというわけではありませんし。
ブログやYouTubeの広告収入なども手段としてはいいかもしれませんけど、収入が安定するようになるまでには時間がかかります。
どの角度から見ても、売れてない作家には厳しい状況だと思います。
とりあえず僕は、しばらく仕事の種をまく時期にしようと考えています。
みんなが満足に外出できないので、娯楽の需要は高まってるはずですし。
しかもみんながSNSで不満を吐き出しているので、そこから需要が見えやすくなってます。
何かを作っても、今すぐ収益化することは難しいのでしょう。
ただ、コロナが収まって経済活動が再起する前後のタイミングで、いろんな企画が一斉に動くと思うんですよね。
今準備しておけば、その流れにスムーズに乗ることができるでしょう。
「幸せカナコ」もそのタイミングで何かしらメディアミックスの企画が立ち上がるだろうと考えているので、そこに合わせて新規作品を出したいです。
今できること、考えられることはこのくらいです。
できることが見つかると、人は前向きになりますね。
みなさんも健やかにお過ごし下さい。