お世話になっております。若林です。
僕も今年の仕事をやり始めました。
とりあえず「幸せカナコ」のネームを描いています。
3巻は春発売の予定なので、がんばります。
……しかしだるい!!面倒くさい!!
僕は漫画の作業の中ではネームが一番好きではあるのですが、それでもだるいものはだるいです。
このだるい作業を、どうにかショートカットできないかと日々考えています。
特に最近、考えることが複雑になったせいか、「行き当たりばったりで描く」ができなくなってきました。
描いてる途中で、前のページに戻って描き直したり、後のページの展開まで考えることがよくあります。
なのでネームのスピードが徐々に落ちてきてるんです。
プロットを描こうかとも思ったのですが、プロット通りに描いて面白くする方法をまだ掴めてないんですよね。
たぶんプロットの描き方も、自分に合った方法を自分で見つけないといけないんだろうなと思います。
自分の教科書は自分で作るのが、物事の鉄則だろうなと。
そこで僕が最近試して、そこそこ上手くいった方法がこれです。
無印で買ってきた「4コマ MEMO BOOK」です。
僕は4コマから始まった作家なので、漫画を4コマで考えるのがやはり得意なんだと最近気付きました。
じゃあプロットも4コマで考えたほうが良かろうと。
単行本単位で考えたり、一話単位で考えたり、4コマ1本単位で考えたり。
いろいろ単位を変えながら試してみました。
単行本単位だと範囲が大きすぎて、難しいなと。
よほど具体的なアイデアが無いと、内容が埋まっていかないんですよね。
4コマ一本単位は、文字だけどんどん描いてけばすぐ埋まります。
ただ、これだったらプロットじゃなく、直接ネームに描いてったほうが早いなと。
それに、行き当たりばったりで描いてるのと実はあまり変わらないことにも気付きました。
結果、一話単位が一番効率がいいという結論になりました。
画像では、一話4ページ分のプロットが描いてあります。1マスが1ページ分です。
ここに「状況」「フリ」→「オチ」だけ描いていくんです。
細かいディテールは後回しにして、ざっくり記号的に考えていきます。
状況を一言で表すと何なのか。「フリ」に対して「オチ」は+なのか-なのか。
その+-の流れで、一話全体の感情の流れを整えていきます。
全部埋まったら、最後に赤字で一話全体の「フリ」と「オチ」を確認します。
話の最初の状況に対して、最後の状況が+-どちらに展開してるのか。
状況に変化はあるか。キャラに成長はあるか。
ここで一話全体の読後感を確認します。
この作業を昨日一日やって、今日はそこから4話分のネームを描きました。
たぶん慣れればもっと早くなるんじゃないでしょうか。
あとは集中力ですね。
というわけで、「幸せカナコ」のネームが4話分できました。
春の発売に向けて、がんばります!!
むらた
2020-04-07 22:52:57 +0000 UTC