XaiJu
Yanaponte
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エクストラ・ワーク -ショート・ストーリー-

男が言う『最後の仕上げ』は、とても恐ろしいものだった。 その一片のテープを、私の鼻に押し付けたのだ。 『流石に始末はしないよ。お前が大人しくしていればの話だがな。』 男はわざと、少しだけテープを浮かせた。 すー、ふー、とわずかに息ができる。 『下手に暴れたりすれば、深く息を吸ったはずみにふさがっちゃうかもね。 それか、顔がどこかに当たっても、結果は同じ。 ま、俺が遠くに逃げおおせるまで、大人しくしておけばいいんだよ。』 そういうと、男は足早に立ち去った。 慎重に顔を動かし、時計を見る。 現在、夜の11時。誰かが来るまで・・まだ何時間もある。 それまで、ここでこうして・・? 彼女の『残業』は、まだ終わる気配がない。 ―完

エクストラ・ワーク -ショート・ストーリー-

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