XaiJu
Yanaponte
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テープド・ハンド -ショート・ストーリー- 4b/5

俺はそのテープを鼻に貼り付けてやった。 そこから、目に見えて抵抗が激しくなった。 恐らく、何も考えられず、ただ恐怖しているのだろう。 強気でガサツで勝気な彼女。 そこに惹かれたのもあるが、こんな必死な姿を見ると・・ 新たな魅力に気付かされた気分だ。心が躍る。 その後俺は冷蔵庫に向かい、お気に入りの酒を取り出した。 彼女の情熱的な姿を鑑賞しながらの晩酌。 俺がこっそり夢にしていたことだ。 紅潮した彼女の鼻のテープを少し剥がし、俺は語りかけた。 『待ち望んだ時間だ・・。もう少し、心の底まで、楽しみたい。』 そう告げると、俺は再びテープを押し当てるのであった。 ―続く

テープド・ハンド -ショート・ストーリー- 4b/5

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