XaiJu
Yanaponte
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テープド・ハンド -ショート・ストーリー- 3/5

続けざま、俺は胸の上下にテープを巻いた。 苛立ちの中に、少し焦りが見える。 『ちょ・・どこまでやんのよ!?』 彼女は言葉で抵抗してきた。うるさいな。 ここもちゃんと封じておこう。 俺は洗濯ものからハンカチを取り、それをピンポン玉くらいに丸めた。 それを彼女の顔に近付ける。 何をされるか察したのか、固く口を閉じた。 こういう時は、確か鼻をつまむといいハズ。 その通りにすると、こらえきれなくなった彼女が少しだけ口を開けた。 すぐさま口にハンカチを押し込み、吐き出せないようにテープを貼り付ける。 『うぅううん!』 抗議の声も、言葉になっていない。さて、そろそろ完成だな。 俺はテープを一切れ千切ると、それを彼女の眼前でひらひらと揺らした。 『これは目か、それとも・・どっちでしょう?』 苛立ちの中に、恐れも見えた。 さぁ、そろそろ・・クライマックスといこう! ―続く

テープド・ハンド -ショート・ストーリー- 3/5

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