XaiJu
Yanaponte
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Breath Holding 1/2

『あんたの弱点は肺活量!それを克服しない限り、上には行けないわ!』 正座する私の眼前で、先輩はぴしゃりと言い切った。 練習後、私は一人部室に呼び出された。 何のことか分からないまま、私は着替える前にそこへと向かう。 そして待っていたのは、鮮やかな水色の競泳水着が眩しい先輩と、 突然の説教であった。 『はぁ・・』 要領を得ない返事をするのが精いっぱいだった。 いきなりそんなことを言われても・・という感じだ。 窓から差し込む夕日が、私たちを照らす。他には誰もいないらしい。 目を反らすと怒られそうなので、私は先輩のおでこ辺りを見ることにした。 肩まで切り揃えられた髪が、汗で数本額に張り付いている。 切れ長の目を更に細め、よくわからない言葉を私に投げ続ける。 ひとしきり喋ったあと、先輩は唐突に話を終えた。 『―ということで、少し必死になって訓練をしてもらうから!』 『はい?』 実は途中から話を聞いていなかった私。語尾を上げながらそれに答える。 先輩は私の横を通り過ぎると、後ろにあった自分のロッカーから何かを取り出した。 立ち上がろうにも、長い間正座をしていたため、足が痺れて伸ばせない。 『―まずはその前に、少しだけ寝てなさいっ!』 がばっ。 『・・!!』 背後から突然、私は先輩に抱きつかれた。同時に、強い刺激臭がする何かが顔に当てられる。 驚きのあまり、思い切り息を吸ってしまった。その瞬間から、視界が歪み、どこにもピントが合わなくなり・・ 身体から力が抜ける。 『―ふふっ。』 先輩の短い笑い声がした。嬉しい時に出す、高いトーンの声。 それを最後に、私は深い眠りに落ちるのであった・・。 ―続く

Breath Holding 1/2

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