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葉一
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戦闘員改造報告書003:土木作業員・袴田泰雅の場合(2)

コメント:仕事がかなり忙しく、長らく更新が滞っていまして、ごめんなさい。これでちょうど半分くらいなのですが、リクエストの〆切に間に合わないと思います。リク主さんにも申し訳ないです。前回のように、その内仕上げて完パケをアップしますので、どうかご容赦ください~。  〇 「さて、どちらが先に改造されて、130号になるか決めてもらおうか」  7号が下卑た笑みを浮かべて舌を舐め擦った。「ま、もう片方は131号になるんだがな」。  やれ、という短い命令に従って、戦闘員達が俺とレンの拘束を解く。逃げ出そうにも、万力のような強い腕力で手足をがっちりと掴まれて、どうすることもできなかった。手馴れた様子でそいつらは俺の作業着をひん剥き始める。 「お、おい、やめろッ!やめろって!!」  隣でレンも同じように抵抗しているが、多勢に無勢である。俺達は瞬く間に生まれたままの姿となり、後ろ手で羽交い絞めにされてしまった。岩に繋がれているかのようにびくとも動かない。背中越しにじっとりと戦闘員の体温が伝わって来る。仕事後の俺の汗臭さと、背後の戦闘員の汗臭さが入り混じり、その悪臭に思わず顔をしかめてしまう。それに──犬のように屹立した勃起が、俺の尻に当てられているのも不快だった。7号はまじまじと俺とレンの裸体を見比べる。 「どっちも及第点ってとこだな。先にイッた変態から改造してやるよ」  7号の命令で目の前に129号が跪き、俺のチンポを太く、ごつい指で弄び始める。 「──ッ?!ケンジ、さんっ?!」  129号は俺を完全に無視して、黙々とチンポを扱いていく。風俗嬢がやるようなぎこちなさは全くなく、只々俺から精液を絞ろうとしていた。俺は、ケンジさんであるはずの129号の、その機械的な単純作業の反復に、ぞっとする。同時に、男に扱かれながらも、刺激を与えられればむくむくと勃起していくはしたない愚息に焦っていた。仮性包茎の皮が捲れて露茎すると、129号は俺の雁首を容赦なく親指がぐりぐりと刺激する。下半身からぞくぞくと快感が昇り、耐えかねて俺は顎が徐々に上向いていく。 「うああっ、やめ、おお、おっ、んんッ!」  女とヤっているときでも、こんな風に喘いだりはしない。いつの間にかむさ苦しい男達に囲われ、俺は雌になってしまっている。同じような雄叫びが隣から聞こえてきた。辛うじて視線を向けると、やはり俺と同じように戦闘員達に責め立てられるレンが居た。先に射精しちまった方が、改造される──7号の言葉が頭の中で蘇る。『こんな風に』なりたい筈がねぇ。だが、俺が耐えればレンが先に──。  じゅぽっ、という卑猥な音と共に、俺のチンポが柔らかい肉に包まれる。129号が大きな口を開けて、俺の陰茎を頬張るように咥えていた。分厚い舌が竿にずるりと絡み付く。オナホともマンコとも違う触覚に戸惑う間もなく、雄同士の勘所を押さえた責めが始まる。 「おおおッ、おーっ!!あああああっ!!」  我慢しよう、なんて考えは一気に吹っ飛んだ。理性を失くした獣のように、俺は喘ぐ。脂汗を垂らし、まるで殴られているかのように顔が歪む。この気持ち良さが一瞬でも長く続くように、俺は射精を耐えていた。目的が倒錯していることになんて、全く気が付かないでいる。金玉がせり上がる感覚で、射精が近いことが分かった。腰が引ける。それを逃さないように、背後の戦闘員が俺を締め上げる。 「ち、ちくしょうッ!あーっ射精るッ!!イクッ!!イクッ!!おっ、あああッ?!すげえッ?!イク、イクイクッ!!」  隣でそう叫びながら、レンが果てた。金玉と竿が脈打ち、全身を剛直させ、口の端から涎を垂らしている同僚の痴態を見て、俺はどうしようもなく興奮していた。野郎に興奮するなんて、と思った矢先に俺も我慢の限界が来て129号の中に射精してしまう。 「──ッ?!お、俺も、射精るッ!!すんません、ケンジ、さんっ!!イクッ!!」  出張で数日間溜まっていた精子が、何度も何度も搾り出されていく。男の──それも、先輩のフェラでこんなに気持ち良く果ててしまうなんて。射精が終わると共に、恥辱と後悔が、胸の奥から湧き上がる。くったりと萎えたチンポから、汚らしい糸が引いているのが見えた。129号は何事もなかったかのように立ち上がり、汚れた口元を全身タイツの袖で無造作に拭い、再び直立不動の姿勢に戻る。 「それじゃあ、お前が今から130号、お前は131号として扱うからな」  7号がレン、俺の順に指を差して確認する。俺達は息も絶え絶えで、抵抗することも怒鳴り返すこともできなかった。右肩から肘に掛けて、マジックのようなもので大きく『131』と番号が書かれる。レンはもちろん『130』だった。 「連れていけ」  7号が命じると、俺とレンは両脇を戦闘員に固められ、別々の方向へと引きずられる。レンがこちらを振り向き、声を出さずに「逃げろ」と言った。俺は辛うじて頷きを返す。改造を受ける順番は、俺の方が遅い。ということは、ここから逃げ出す──あわよくば、レンや129号となってしまったケンジさんを助け出すチャンスを見つけることができるかもしれない。  そんな淡い期待を抱きながら、細く、狭く、暗い廊下を延々と歩かされた。道の行き止まりに、鉄格子の引き戸があり、そこが俺の牢獄だった。縦長の3畳ほどの部屋で、トイレは備え付けられていたが、廊下から丸見えである。饐えた匂いのするマットと敷布のほか、壁にはめ込まれる形で大きめの姿見があり、裸体がいつでも確認できるようになっている。天井に古びた蛍光灯が一本あるだけで、明かりはほとんどない。俺を連れてきた戦闘員2人は、そのまま廊下を引き返し、どこかに立ち去ってしまって。俺は舌打ちをして、部屋の探索を続ける。頭上にきらりと光る何かがあり、おそらく監視カメラの類いだろうと見当が付いた。  唯一の出入口である鉄格子を握り、揺らしてみる。がちゃがちゃと音を立てて揺れるが、錠が開いたり、どこかが緩んで外れるということはなさそうだった。逃げるチャンスを探す──そんな数分前の希望も、一気に萎んでいく。  ──ここで、戦闘員に改造されるのを待つだけなのか。そんな弱気が心を曇らせる。姿見に映った『131』の数字が、俺の運命を指し示しているようで気に喰わない。しかし、手でいくら数字を擦っても、特殊な塗料なのか、それは消えなかった。  〇  牢屋に入れられてから、数日が経過した。朝になると不愛想なブザーが鳴り響き、頭上の蛍光灯が点灯する。俺はごそごそと起き上がり、看守代わりの戦闘員からメシをもらう。プレートに乗った粗末な飯と、プロテインシェイカーになみなみと注がれた、半液体状の何かがセットで出される。どちらかといえば、飯よりもこのプロテイン様の液体の方がメインの食事として扱われているようだった──というのも、それを飲まないと戦闘員が牢屋の前から離れないのだ。マスクをしているから目線は分からないが、じっと俺を見つめて動かない様子は不気味だった。薄灰色のそれを飲むと、ヨーグルトのような僅かな酸味に、薬のような苦味が混ざった味がする。とてもではないが、美味しくはなかった。抵抗すれば何をされるか分からないので、いつものように黙って飲み干す。カップとプレートを下げると、戦闘員はその場を立ち去った。 「──っ?! またか……」  戦闘員お手製のプロテインを飲むと、身体がぽかぽかと熱を帯びていく。心臓の鼓動が早まり、肌からじっとりと汗が噴き出した。そして──忌々しいことに、どうしようもなくムラムラと性欲が高まって来る。むくむくと素直に勃起し始める俺のチンポは、開き直って、もう隠してもいなかった。だらだらと涎のように先走りが流れ、股間を汚す。舌打ちして、便器に跨り手淫を始める。想像するのは、女のカラダ──だったのだが、それよりも129号にフェラされた時の、あの感覚が忘れられなかった。ごつい雄が、プライドも尊厳もなくして 「ッ!!」  どぷっ、と真っ白で濃いザーメンが便器にぶちまけられる。萎えずにピンと勃ったチンポを、トイレットペーパーでぞんざいに拭う。これもどこかから監視されているのだろう。初日こそ抵抗感があったが、既にどうでもよくなっていた。逃げる隙を、見つけられずに自棄になっていることもあった。ここで飼い殺しにされる──改造の、順番待ちをさせられているのだろう。  強制的に飲まされるプロテインで、俺の肉体が少しずつ変化していることも分かった。最初は、身体の匂いだった。ツンと匂う体臭が、戦闘員達と同じような強く、雄臭いものに、日を追うごとに変わっていく。その次は、体毛が少しずつ濃くなり、数日の間で胸毛が短く、みっしりと生え揃うまでに至った。意に反して毛深く、逞しく育ち始めた肉体を、俺は持て余していた。この環境の悪い牢獄に、どうして姿見が付けられているのか、ようやく理解できた。変わる自分の肉体を、否応なく自覚させるためである。 「──くそっ!」  ムラムラする、抜く、プロテインで飼育される、身体が改造され──戦闘員に近付いていく。俺は焦っていた。しかし、どうすることもできない。廊下に目を向けると、珍しく戦闘員が食事以外で俺の下までやってきた。どういう仕組みなのかは分からないが、戦闘員が手をかざすと錠が下り、鉄格子が開いた。 「出ろ」  戦闘員に促されて俺は牢獄を出る。曲がりくねった道を、方向感覚がなくなるまで歩かせられ、一つの鉄扉の前にやってきた。重いその扉を開けると、いかにも研究室然とした部屋が広がっている。部屋の中央には寝台と、何に使うのか分からない怪しげなコード類が蛇のようにのたうっている。両壁面がガラス張りになっており、おそらく、その向こう側からこの部屋を覗いている奴らがいるのだろう。部屋の中央には、7号が佇んで待っていた。 「よお、久しぶりだな。良いカラダになってきたじゃねえか」  俺は返事代わりに7号を睨みつけた。しかし、相手は戦闘員である。どこ吹く風といった様子だった。 「130号の改造がそろそろ完了しそうなのでな。次はお前の番だ」 「レンに何しやがった!」  威勢良く吠えたのは、これから自分に起こる「改造」への不安もあった。7号がパチンと指を鳴らすと、左の壁面のガラスが透ける。そこには、この部屋と全く同じ部屋が広がっている。一人の男が、複数の戦闘員とまぐわっている様子が見えた。見慣れた赤色の毬栗頭で、中心にいるのがレンだと分かった。 「レンっ!!」  ガラスを叩いたが聞こえないのだろう、全く反応しない。


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