XaiJu
葉一
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リクエスト/谷口君(水泳部)の続き(7)

コメント:もう1話ある(計算ができなさすぎる男)。学校でちょっとだけ谷口君に会います。  △ 『すげえタイプっす。リアルしませんか?』  出会い系アプリに、ごく簡素なメッセージが入っていた。職場の昼休憩時だった。普段ならそんなメッセージは山のように貰っているので気にも留めなかっただろうが、画像が添付されている。タップすると、顔面は見切れているが、鳶装束の男が映っていた。グレーの作業着の胸元は大きく開いており、中にDN社のアンダーシャツを着込んでいることが分かる。ロゴが胸の中央に浮かんでいるのを見て、俺は興奮していた。 『俺もDN社の虜にされちまいました……作業着の下に毎日シャツとスパッツ仕込んで、連履きしてる変態っす』  2枚目の画像は1枚目とほぼ同じアングルだったが、今度は鳶装束を脱ぎ、DN社のアンダーシャツとロングスパッツのみの恰好となった男の姿が収められていた。乳首もチンポも勃起し、ストレッチ素材の上に卑猥に浮かび上がっている。ドカタの太く、逞しい脚がスパッツで締め付けられ、シルエットとなってそのゴツさが強調される。脛の半ばから地下足袋が続いているのも、変態的で興奮した。気付けば俺は、職場だというのにデスクの下でジャージ越しにチンポを扱き始めていた。 「えっろ…………」  ぼそっと声に出して言うと、俺はいよいよ、メッセージの送り主に対して欲情している自分を意識せざるを得なかった。いそいそとトイレの個室に入り、一発抜く。今となっては見慣れた、灰色の精液がどばどばと便器に放たれる。落ち着けば、鳶野郎の体格はどこかで見覚えがあったが、なかなか思い出せない。 『興奮して一発抜かせてもらいました笑 俺も一緒にDN着てサカりたいっす!』  急いでメッセージを返信し、精液で汚れた便器を清めてから個室を出た。 「あ、霜田先生」  自慰に夢中で気付かなかったが、いつの間にかトイレに担任クラスの生徒が居た。小便器の前でチャックを下ろしている谷口が、無理な姿勢で振り向きながら俺を呼び止める。 「いまオナニーしてませんでしたか♡外まで声聞こえてましたよ♡」  その声音で、俺は、谷口が興奮しているとはっきり分かった。カッターシャツの下に着込んだDN社のアンダーシャツに、目が釘付けになる。水泳部も、俺が飲んでいたサプリを全員飲んでいたという──すなわち、谷口も俺と同じ、肉体を『改造』された者なのだ。それも、俺よりも早く、若い段階で。そんな連想がぼんやりと頭の奥底で広がっていく。 「ああ♡それは迷惑掛けて済まなかったな♡俺は性欲が強くて1日に8回はオナニーしねぇと調子出ねえんだよ♡」  心のどこかで、おかしなことを口走ったかもしれないと思う。しかし、それのどこがおかしいのかは、ついに分からなかった。いま言ったことは全て本当のことだったし、谷口は納得して頷いている。谷口が小便を終わらせ、パンツとスラックスを引き上げる。俺は、谷口がスラックスの下にもDN社の下着を身に着けていることを見逃さなかった。教え子が全身をDN社製品に身を包んでいる姿、それを想像するとまたむくむくと股間が反応し始める。ジャージに、俺の『改造』された巨根がむっくりと浮かび上がる。 「……先生のチンポ、デカすぎじゃないっすか♡」 「おう♡見てみるか♡」  谷口の答えを待つまでもなく、俺はジャージとスラパンを引き下ろし、自慢のイチモツを披露した。太腿の3分の2を超す人外じみた長さに、大の大人の掌でようやくしっかり握ることのできる太さ。ずるりと露茎した亀頭に、みっしりと獣のように密集して生え揃った陰毛。大人の雄チンポを間近で見て、谷口も顔を赤らめて興奮しているようだった。スラックスの股間が少し盛り上がっている。 「先生すげえ♡」  こんなに変わっちまうなんて。そう、聞こえたような気もする。俺自身も、こんな風にカラダが『改造』されるとは、思いも寄らなかった。予鈴が鳴り、俺は次の授業の準備があることを思い出してそそくさとチンポをしまった。  放課後になり、野球部の練習が終わる。今日は2年生以下の新体制になったことを受け、新しいユニフォームを配布する日だった。部員一人一人の身体データを伊藤さんに渡し、俺と同じように、アンダーシャツからソックスまで、全てをオーダーメイドで作成してもらったのだ。 「整列!」  新主将の後藤田がガラガラの声で号令を掛ける。部員達が駆け足で集合し、綺麗に3列の横隊で整列した。3年生の引退後、俺は指導方針を変更して昔ながらの厳しい指導と規則を部員達に課していた。頭髪は全員五厘、朝練は毎日、休日練習は全日、トレーニングはスポーツ科学に則りつつ負荷が最大限のものを選んだ。これまでと比べれば、不条理とも思えるようなルールが幾つもあったが、存外、部員達はすんなりとこれらを受け入れた。主将の後藤田が一番俺の指導にはまり、みんなを率先して導いてくれる。反対に、副将の芹沢は厳しい内容に納得せず、抵抗があったようである。継続的な指導によって、今では、素直に俺の言うことを聞き、不満や悩みのある部員達の良い相談役となってくれている。この2人をはじめとして、全体的に部員に恵まれていると俺は感じていた。 「今日は新しいユニフォームとトレーニングウェアを配る。特に、アンダーウェアについては身体の動きをサポートするだけでなく、疲労回復の促進も図れる。特段事情がない場合は、普段着として着用すること。分かったか?」 「オッス!!」 「じゃあ一人ずつ配るぞ。後藤田!」 「オッス!!」  後藤田が駆け寄り、俺の手からユニフォーム等一式を受け取る。 「今ここで着替えて、みんなに見せてみろ。芹沢は手伝ってやれ」 「オッス!!」 「ッス!!」  芹沢が後藤田の脱いだ練習着を受け取り、代わりにパッケージを剥いてアンダーシャツを手渡してやる。後藤田は抵抗なく部員達の前で一度全裸になり、次にシャツやスラパンを着込んでいく。中学生らしい、まだ起伏の少ない細身の肉体が黒く覆われていく。DN社のロゴは大会仕様で紺色のプリントに変わっている。アンダーシャツの裾に『後藤田』の名前の刺繍が施されていた。ソックスを膝までたくし上げると、後藤田はいつかの俺のように、DN社製品で体表のほとんどをぴっちりと覆われることになった。俺の指示なので、堂々とした表情で、部員達の視線を受け止めている。 「どうだ?」 「オッス!!着心地はキツめッスが、慣れると動きやすいッス!!」  呼吸で上下する胸元のロゴがぎらりと光る。 「次は芹沢、着替えろ」 「──ッス!」  今度は芹沢が練習着を脱ぎ始める。部員同士、隠し事はなしとしているので、本来は恥ずかしがる必要などないのだが、まだ芹沢には羞恥心があるようだった。それでも、すぐに全裸になり、指導に従ったことは評価するべきだし、指導者として褒めてあげなければならない。後で時間を取って、話をしようと思った。後藤田がもたもたしている着替えを手伝ってやり、芹沢も後藤田とすっかり同じ姿になった。 「──どうだ?」  後藤田の時よりは幾分優しさを込めて尋ねた。 「ッス!着る時はキツかったんですが、今は何も着てねえみてぇで、すげえ気持ち良いッス!!毎日着たいッス!!」  とろんとした目つきのまま、芹沢はがなった。膨らみつつある股間を見て、俺は興奮する。芹沢にも素質があるようだった。それからは、主将と副将が部員全員にDN社のユニフォームを配り、各々着替えさせた。10分も経過しない内に、全員が真新しいユニフォームを着込み、最初のように整列していた。純白のユニフォームの下には、漆黒のアンダーウェアが隠されている。こうして俺の部員達はみんなDN社のスポーツウェア漬けになったのだった。今にも興奮でどうにかなりそうだったが、そこは顧問として威厳を保ち、仕上げを行う。 「最後に、今度から練習前にこのサプリを1人3錠服用すること。プロテインみたいなもんだ。身体の芯から『改造』されて、1か月もトレーニングすれば、見違えるぞ♡」 「オッス!」  芹沢にサプリの管理は任せる。今日は練習後になったが、1人3錠、愚直にサプリを飲んでいく。俺はその様子を満足げにいつまでも眺めていた。  △  鳶とのメッセージは何度か続いたが、程なくして直接会おうという話になった。近隣のターミナル駅を指定され、俺は勤務後の足でそこへ向かう。見苦しくないようなジャージを着ていたが、下には野球のユニフォームを着込んでいる。互いのフェチを満たすために、仕事着で盛る約束になっていた。どんな野郎が来るのか──俺は、大方想像が付いていたのだが、それでも心臓の高鳴りが抑えられなかった。 「はは♡やっぱり先生だった♡」  背後から聞こえたのは、予想通りの声。振り返ると、臙脂色の作業着に身を包んだ鳶野郎──伊藤さんの姿があった。 「伊藤さん、でしたか♡」 「ああ、やっぱり何となく分かってましたよね♡そうしたら、もっと近場で会えば良かった」  自然と連れ立って歩き出す。俺からも、伊藤さんからも、肉体労働者の匂いがした。 「営業の仕事も良いんすけど、やっぱり俺はドカタなんスよねぇ♡」  そんなことを良いながら、伊藤さんははにかんだ。工期の遅れている現場に、一時派遣されているらしい。 「まあ、大口のお客さんが入ったので。身が自由になったんです」  ちらりと俺の顔を見て言う。野球部のことだろう。何でもない駅前のビジネスホテルに入り、予約してもらったツインの部屋にキーを差し込む。男2人にはかなり窮屈な部屋で、どこにも逃げ場がない。荷物を床に下ろした瞬間、不意の隙を突かれて伊藤さんに押し倒される。200キロ近い負荷によって、ベッドが大きく軋んだ音を立てた。 「もう我慢できねえ♡先生、おれずーっと先生のことエロい目で見てたんすよ♡『改造』されて、どんっどんエロい身体になってく体育教師♡たまんねえっす♡」  ぎらぎらとした獣の瞳で、伊藤さんは俺を見つめていた。 「俺も♡伊藤さんのことスケベな目で見てました♡もっと、変態になりてぇっす♡」


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