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葉一
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ダークノア・肉便器編Ⅱ(1)

コメント:2000字強。リクエスト。前回(肉便器編)の続きから、ということで前作読んでる方が良いと思います。エロから。というかエロシーンのオムニバスになる予定(よく考えるといつもそう)。 〇木崎  ずるり、と音がして目の前の男のスパッツやアンダーシャツが蕩け、皮膚を一分の隙も無く覆った。首や指先まで闇色に染まると、瞳の色も暗く濁る。拡張されたアナルがひくひくと微痙攣するかのように蠢いた。テントのように張り出していたチンポにも膜がまとわりつき、完全に独立して勃起するようになる。俺はそれを茫然と見ていた。 「俺は、ダークノアの肉便器戦闘員2号……野郎に廻されて種付けされるのが存在理由…………ッ、早く、おまわりさんのチンポくれねえと気が狂っちまうっ」  だらしなく垂らした舌の先に「02」の刻印があるのを見る。艶めかしく黒光りする第2の皮膚、警察部内で見た『ダークノア』の資料通りだった。対処を思い出す前に、男が俺の股間を鷲掴みにした。いつの間にかがちがちに勃起した俺のチンコが柔らかいボクサーパンツの布地と固い制服の生地に擦り付けられ、どっぷりと先走りを染み込ませた。男──入江のふしだらな笑顔が間近に迫る。汗と、淫らな雄の匂いがムッと鼻を突く。俺はもう逃げられないと、直感的に理解した。敗北を意識した瞬間、理性や社会常識を突き破って俺の雄としての本能が溢れ出て来る。  ──この男に、触りたい。匂いを嗅ぎたい。犯したい。  俺は滾る欲望を抑え切れず、自然に制服を脱ぎ、交番の奥の仮眠室へと入江を誘った。入江は当然のように俺を座敷に押し倒し、騎乗位を取る。熱い蜜が絡み付くかのように、肉便器の名に相応しい名器で入江は俺の剛直を受け入れ、濃厚な精液を搾取していく。男との性交は初めてだったが、風俗嬢よりも格段に気持ちが良かった。入江を犯しているのは俺だったが、実際、俺は入江に強姦されているようなものだった。全身を汗だくにして、警察官であることを忘れさせられ、肉欲に溺れる一匹の雄獣と化した俺は、入江の肉体に──ダークノアに、完全に敗北していた。一介の、剣道が少々強い程度の警察官では、到底太刀打ちできない相手だったのだ。俺はその代償に、脳髄まで敗北の快感を、雄同士の交尾の気持ち良さを理解させられてしまう。 「はあっ♡はあっ♡はあっ♡……」  どれくらいの時間交尾していただろうか。俺は体力の限界を迎え、完全に脱力する。畳と背中の間に汗が張り付いて気持ち悪い。腹上では入江が見下すように俺を眺めていた。 「おまわりさん、まだ人間なのにすげぇ絶倫ッすね♡腹たっぷたぷになっちまった♡……俺のも、勿論抜いてくれますよね♡」  日本人離れしたサイズの巨根を鼻先に突き付けられる。とろりと糸を引いて滴る先走りは、ほのかに黒ずんでいた。顔を背けたくなるような、強烈な雄の香り。俺は促されるがまま舌を伸ばし、亀頭を加えた。塩辛く、むせ返るようなイカ臭さが口内に充満する。ゴムのような質感に、鉄心が入っているような硬さが肉棒の中心を貫いていた。最初は嗚咽するかと思ったが、すぐに慣れる。入江は気持ち良さそうに──本当に気持ち良さそうに、俺の口を犯していた。ダークノアの戦闘員であることを、心の底から喜んでいるに違いないと思った。 「イクッ♡」  戦闘員の一声と共に、「どぷっ」と口の中に生臭く、熱い粘液が放たれる。資料で見た黒い精液のことを思い出した。摂取すれば心身を蝕み、どんな屈強な精神を持つ男でもダークノアの尖兵へと改造してしまう恐るべき物質。正気に戻った俺は、慌ててそれを吐き出そうとするが、入江がそれを許さない。より喉奥に深く陰茎を押し込まれ、俺はあまりの痛みに呻いた。「ごっくん」をするように、精液が喉を滑り落ちる。取り返しのつかない事態に、俺は絶望で圧し潰されそうになる。腹の奥底がじんじんと熱くなり、萎えていたチンコが再び勃起し始めた。肉体も魂も、俺はたった今、黒く汚されてしまったのだった。 「はぁ♡任務完了っと♡これ、俺の住所と連絡先だから。次はここで会おうな♡」  入江はそれらを無造作にレシートの裏に書きとめ、脱ぎ散らかした俺の制服のポケットに捻じ込んだ。黒い肉体は即座に交番に訪れた際のスポーツウェアへと変わり、夜の闇に溶けるように消えてしまう。俺はゆっくりと身を起こし、陵辱の余韻に浸っていた。黒精の摂取により、俺はもうダークノアの魔の手から逃れられないだろう。あれだけ果てたにも関わらず、痛いほど勃起したチンポを見て、そう思う。剣道の稽古後のように全身汗だくで、俺のものとも入江のものとも分からない雄臭がこびりついている。俺は腕を持ち上げ、思わず湿った腋に鼻を埋める。一日の勤務や今の交尾でたっぷりと染みついた強烈な匂いがした。それから、「すんすん」と犬のように鼻を鳴らして、何度も全身を嗅ぎ回る。入江にマーキングされ、早くも黒精の影響で雄臭くなり始めた俺の肉体を確認する度に、エロい気分がどんどん増してくる。知らぬ内に、俺はチンコを掴んでゆっくりと扱き始めていた。 「…………俺、雄くっせぇな♡」  確かめるでもなく、思い付いた言葉が口から出た。その瞬間、「びゅるるるっ」とチンコからたっぷりと精液が飛び出した。畳に幾筋も白濁した線が引かれる。精液がほのかに黒ずみつつあることを、俺は努めて考えないようにした。


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