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葉一
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ラグビー部の特訓(1)

前書き カテゴリ:全体公開。 完成度:未完(20%くらい) ジャンル:常識改変後の一場面 目的:せっかく支援してくれる人がいるのでそのお礼とおすそ分け Scene1 RECの赤色ランプが点灯する。モニターに某体育大学ラグビー部部室の映像が映し出される。4台のカメラが、そう広くもなく、綺麗でもない部室を余すことなく映し出している。ばんっ、と乱暴にドアが開けられ、ガタイの良い部員達がどかどかと入ってきた。全員が入ると部室一杯に人が溢れてしまうので、年次順に部室に入るのがしきたりだ。だから、いま部室に入ってきた7人は大学4年生ということになる。 「か~~~~あっちぃ~~~~~毎日毎日バカだろこれ」 軽口を叩いた部員がヘッドギアを脱ぐ。ツーブロックの黒髪が現われ、前髪から汗の滴がぽたぽたと流れ落ちた。顔や髪形はイマドキの大学生だが、逆三角形の上半身にむっちりと太ましい下半身が、彼がれっきとしたラガーマンであることを物語っている。黒のロングスパッツをはちきらせようとするかのように大股を開き、ベンチにどっかりと座った。その股座をカメラのアップで捉える。こういうアングルがマニアには非常にウケるのだ。すかさず仲間と談笑する彼の笑顔もパンして映す。日に焼けた肌、白い歯。百点満点、とおれは心の中で呟いた。 「そう言うなよ~そろそろ大会だし~しょうがないじゃんかよ~~」 にこにこと太ましい部員が巨体をぐいぐい押し付けながら座る。「暑苦しいっつーの」とツーブロックは応じるが、思わず笑ってしまっている。ムードメーカーの副将はまん丸な腹を擦った。既に濃紺のユニフォームを脱ぎ、袖なしのアンダーシャツ姿になっている。童顔で優しい顔立ちだが、二の腕の太さは目を引いた。カメラを動かし、脇毛を舐めるように撮影する。これはこれで、と思った。 「今日ジムで筋トレしねえ?」 「おう。じゃあまだ着替えるのやめとくか」 少し離れたところで身長差の大きい凸凹コンビが話す。筋トレの提案をした方は背が150センチメートルと少ししかなさそうだ。ただし、筋肉が逞しく盛り上がり、豆タンク、あるいはガッチビという表現がぴったりくる。白のソックスにえげつない程浮かび上がったヒラメ筋を映す。泥はねや人工芝がこびりついている。他方、見上げるように話し掛けられた男は身長がかなり高い。190センチメートルないくらいだろうか。すらりとした手足に密度の高い筋肉ががっしりくっついている。スキンヘッドに近い髪形にクールな物言いもあって、どこか虚無僧のような雰囲気があった。 「ちょっと待ってくれ」 突然大きな声を出したのは主将だった。太い眉、坊主頭、デカい声と一目で主将と分かる。先ほどから『ゴリ』と呼ばれているのはおそらく彼で、腕毛の濃さや風貌からも窺えた。 「今日はカントクから『特練』言われてんだよ」 部員がざわついた。若干の喜びと期待が表情に滲んでいる。「何だよ早く言えよ~~~」。口火を切ったのはまたしてもツーブロックだった。嬉々としてラグパンを無造作に脱ぎ去り、ロングスパッツ姿になる。他の部員も口々にふざけ合いながら、ラグパンを脱ぎ、スパッツの上から股間を揉み始めていく。 このラグビー部を完全に『修正』してから3か月が経過した。全ての工程は順調なようである。 Scene2 おれの信条は『ナチュラル』だ。『修正』された相手が、ごく自然に、違和感なく、嫌悪感なく、喜んでおれの望み通りの行動を取ることが理想である。そこにおれが介在する必要はない。ピーピング大好き!ついでに倫理観もない。 主将が三脚の上にビデオカメラを乗せ、カントクに報告するための映像作りをする。これは彼らの中では紛うことなくラグビー部のトレーニングの一環なのだった。自慰。オナニー。そうした性行為を仲間内で見せ合うこと。それはチーム内の絆、結び付きを強固にすること。射精のタイミング等、性欲を管理することでパフォーマンスを一定に保つこと。男性ホルモンの放出を定期的に促すこと。そうした意味内容をそれぞれ意識・無意識に流し込み、少しずつ彼らの認識を歪めていくのは骨の折れる作業だった。 徐々に膨らんでいくそれぞれのスパッツ。最初に手を挙げたのはにこやかな副将だった。再び汗をかき、ぼさぼさの髪の先には雫が溜まっている。 「主将~~おれもう駄目だ~~~痛ぇし我慢できねぇってこんなの~」 ふざけてはいるが、荒い息から副将が発情していることは手に取るように分かる。「ったく、しょうがねえなぁ」主将が副将のスパッツの中身を確認し、無造作に右手を突き入れ、ごそごそとチンコを触った。「うひひ、くすぐってぇ」副将が身体を仰け反らせて笑う。もぞもぞとスパッツの中で無骨な指が蠢く。 「いいぞ」 「へいへ~い」 副将がべろんとスパッツをずり下ろし、半分勃起したチンコを晒した。というのも、銀色の貞操帯が彼のイチモツをすっぽり覆っているので、それ以上は肉が締め付けられてどうにもならないのだ。排尿用の先端部に空いた穴から、とろっと先走りが糸を引いた。主将が鍵束から鍵を1つ取り出し、貞操帯を開錠する。からん、と軽い金属音がして、副将の膨張が再開する。貞操帯に挟まれないよう、陰毛は全て剃り落されている。そうしたことに羞恥心を感じるようなことはなく、副将はパイパンチンポを見せつけるようにむくむくと勃起させていった。血管が浮き出たそれが直立し、汗とも先走りとも付かない汁が肉棒をしとどに濡らしていく。 「フル勃起させていただきましたッ!ありがとうございますッ!」 副将の人柄に似つかわしくない、怒鳴るような大声が部室を揺らす。部内で射精を『管理』されるということに重点を置いたので、勃起や性的興奮は許可制となっている。許可制となっているということは、許可された場合のリアクションが必要で、それが個々人まちまちであると『修正』の綻びに繋がりかねない。という訳で、ラグビー部式の挨拶の一環として組み込んでみようと試してみたのだが、個人的にはしっくり来ていない。まあ、こういうのがたまらんマニアもいることだろう。ナチュラルからは少し遠い。 副将は勃起を維持しながら、かといって直接チンコに手を触れることなく、スパッツをずり下ろしたそのままの姿勢を保っていた、次のトレーニングに移行するには、部員全員が同じ状態になる必要がある。だからそれまで勃起をキープすることになる。早々に副将が勃起したのも、待ちの時間を減じるためと、自分のトレーニングのためだ。こうしたささやかな気配りが、彼を副将たらしめているのだろう。ただ、カメラに映るその姿は変態そのものだった。

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