男の子の黒鮫竜は自分の思惑とは違い、予想外の人気を得ていました。僕としては気兼ねなくおっぱいを描くためのキャラクターだったので、正直なところ少々残念な気持ちもあったのも事実です。 ですが、せっかく気に入ってもらえているのですから、これは作りこまない手はありません。 そこで、性別に関する質問や疑問が最も多かった事をふまえ、性別の描き分けをまず目指す事にしました。 ピンク色にしようかとか、生まれた時から成体並みに胸が大きい事にしようかとか、色々考えたのですが、どれも後付けのようで嫌だったので、骨格・トゲの数で違いを出そうと思いました。 成体であれば乳房や筋肉量などで容易に違いはつけられますが、幼体は困難です。 そのため、あまり目立たない、しかし明らかに違うパーツをそれぞれに用意したかったのです。 そこで、頬のトゲの数・首毛の柔らかさと長さ・骨盤の広さ・頭蓋骨の尖り具合、に差をつけようと思い、現在の形になっています。 実際の動物の幼体でもオスとメスの違いを見分けるのは困難ですが、人間と同じく骨格の違いなどから見分ける事は可能なのです。 その"ワカる感じ"を疑似的に出したくて、ライオンのような明確さではなく、パプリカのオスとメスのような、微妙な違いにとどめました。