峰山岳と申します。下のイラストの制作過程をまとめました。
使用ソフトはClip Studio Paintです。
こちらのブラシを不透明度60%程度に設定し、サイズを太めにした状態でラスターレイヤーにラフを描いています。思いついた構図をそのまま描くことが多く、正確にアタリや素体を描くことは少ないです。
この構図は「下から勝負服を見た時にどのような見た目になるか」を想像したときに思い浮かんだものをそのまま描きました。
美術解剖学は「ソッカの美術解剖学ノート」で少し学んでいますが、基本的に解剖学的な矛盾は気にせず描いているので、ラフの完成はかなり早いです。今回は20分程度でラフが完成しました。
ラフのレイヤーの不透明度を10%に設定したあと、先ほどのブラシを不透明度100%に設定し、サイズを細めにした状態でベクターレイヤーに線画を描いていきます。ラスターレイヤーでの筆の自由度はたしかに魅力的で、短い線を重ねて描くのであればラスターレイヤーを選択した方が良いですが、私にとってその方法は時間がかかり過ぎました。
かつてはラスターレイヤーを使用していましたが、ベクターレイヤーの専用消しゴムや線修正機能に触れたとき、「効率を考えるならばベクターレイヤーの方が圧倒的に良い」ということに気付いたのです。
ベクターレイヤーで線画作業をする以前は、線画作業に何日もかかってしまうことがよくあったのですが、今では一日以内に終わらせられることが増えています。
はみ出した線を修正する時間が、大幅に減ったことが影響していると思います。
作業効率の代わりに、線画の魅力が失われていることは自覚しているので、「高い作業効率を維持しつつ、線画を魅力的なものにする」ということを目標にしています。今回は6時間程度で線画が完成しました。
ほぼすべてが、バケツ塗りでマウスをクリックするだけで完了します。下塗りの色は、基本的に公式の立ち絵をスポイトで使用していますが、肌色に関しては赤い方が好みなので自分好みの色に変更しています。肌色の選定を含め、今回は15分程度で下塗りが完成しました。
肌色の影色については、下の図のように「だんだん暗くなるように引いた直線上の色を取る」ことによって色に統一感を持たせることを心がけていますが、今回は肌色が少なかったので意識する機会はあまり多くありませんでした。
背景のグラデーションは白い足がより目立つように下に黒を置く意図がありました。今回は4時間程度で塗りが完成しました。
ベクターレイヤーに頼りきっていることがよくわかるメイキングです。20秒~は特に修正が多いですね。
ご参考になれば幸いです。有料プランにはほかのイラストやPSDデータも投稿しているので、よろしければそちらもご覧いただけると嬉しいです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。