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TSRPG【3】

《アンケートの結果 王国性ドレイ市場 が選ばれました。》

《転送位置設定完了》


イズミナオトが目を開けると、そこはどこかの室内のようでした。

窓のない薄暗い室内は桃色の淫靡な光で照らされ、

嬌声が周囲に響きわたっています。

(な、なんだここ…!?いったいどこに飛ばされたんだ…!?)

先ほどまで波のように襲ってきた快感も、あまりの驚きにサッと引いてしまいました。


周囲に目を向けると、人、人、人。

ほとんどが男性で、ところどころに設置された台のようなものに集まって何やら盛り上がっているようです。

女性と思われる喘ぎ声が絶え間なく聞こえ、それに応えるように男性も歓びの声を上げます。

むせかえるような淫臭に思わず鼻をつまもうとしますが、それは叶いませんでした。

どうやら、イズミナオトは部屋の隅の方にある台の上で拘束されているようです。

脚はひらかれたまま固定され、頭の後ろで手が縛られ身動きが取れません。


(あわてるな。こちとら能力カンスト様やぞ。こんな拘束簡単に……)

「…………」

一見したところ、シンプルな革と鉄の拘束具で、特別頑丈そうではありませんでしたが、ガチャガチャと音をたてるだけで、ビクともしません。

(あれ…?な、なんで……?)


《強制イベント発生中:この拘束をはずすことはできない》


(はぁ!?なんだそれ!?なんのためのステータスなんだよ…!)

そう、いくらレベルを上げても鍵がなければ扉を開けることができないように、

筋力がどれだけあっても拘束を破壊することはできないのです。

それがこの世界のルールなのですから。


(クソ…イベントなら何か起きるってことか…?だ…誰かきた…!)

小太りでタキシードベストに黒い仮面をつけた中年の男が、声を張り上げました。

「では、本日最後の商品になります!」

イズミナオトにスポットライトが当てられ、周囲に男たちが群がります。

男たちは一様に身なりのいい服装をしており、中年タキシード仮面と同様、仮面を身に着けていました。

全裸のまま、股間を見せつけるように拡げ固定された彼に、大量の下卑た視線がつきささります。

(うっ……)

なにか文句のひとつでも叫んでやろうと口を開きかけますが、周囲に気圧されてしまいます。

彼は大勢にみられると緊張してしまうタイプなのです。


「こちらは…え~…あれ、こんな性奴隷いたかな…しょ、少々お待ちください!」

男は大慌てで懐から紙束を取り出し、めくっていきます。

「え~…資料はちゃんとあるな…。こちらは…7010番の…出身地は…書いてな…不明ですが…年齢も…不明で…」

何か勝手が違うのか、周囲がにわかにざわめきはじめます。

(性奴隷だって…!?オレが…!?そういうのは買う方をやるもんだろ、エロゲーなら…!)

「で、ですが、ご覧ください!容姿は見ての通り一級品。これほど美しい性奴隷が他におりましょうか!銀髪と碧眼は伝説の聖女のごとし!体つきもよく、病気もございません!さらに資料によりますと…おいおい、ホントかこれ」

どうやら中年仮面はイズミナオトを売り込もうと必死なようです。このまま売られてはたまりません。

「ま 待ってくれ!信じられないかもしれないけど、オレは男なんだ!性奴隷なんて…!」

イズミナオトが慌てて訴えると周囲のざわめきが途端に大きくなりました。

仮面の中年は一瞬驚いたような動きでこちらを見ましたが、すぐに集団に振り返ると声を張り上げます。

「お聞きいただいたように、この者はなんと〈淫魔憑き〉の元男!性奴隷として最上級の一品です!」

「…は?」

(淫魔憑き…?な なんだそれ…?なんで男なのが性奴隷として最上級になるんだよ!)

ざわめきはさらに大きくなり、今や会場の熱気はすべて困惑するイズミナオトに注がれていきます。

周囲の喧噪を慣れた手つきでなだめると、中年仮面が語りはじめます。

「皆様ご存知のように我が王国では性奴隷の需要が非常に高い。しかし、性奴隷とは過酷な仕事であり、肉体的にも精神的にも、常人に務まるものではありません。奴隷として働ける期間も極めて短い。

しかし〈淫魔憑き〉であればその限りではありません!より淫乱で、より強靭で、より長く若さを保つことができる!

乳から流れる淫乳は効果の高い媚薬となり、老躯でさえ一日中快楽を味わえることでしょう!

まさに理想の性奴隷!そしてご覧ください!」


中年仮面が、後ろにひかえていた筋肉質の大男に指示を出します。すると大男はおもむろにイズミナオトの股間に手を伸ばし、

膣に指をつっこんだのです。

「おひぃぃいいいいい❤❤❤」


噴水のように潮を吹く彼を見て、男たちは感嘆の声を上げました。

《膣への弱点攻撃 性感ダメージ2倍》

(こ、こっちのステータスは反映するのか…よ…っ!?)

「このように、性感度も常人の数倍!そしてなんと!この性奴隷は他にない素晴らしい特技を持っております!それは…」


イズミナオトの特殊スキルを選んでください。

A.セックスした相手の能力をひとつ獲得できる(スキルスティール)

B.アナルにアイテムをいくらでも格納できる(アイテムボックス)

(frame embed)


アンケートで次の展開が決まります。ご協力よろしくお願いいたします。

色々設定をこねくりまわしていたら更新が遅れてしまいました申し訳ない。次からはもう少しはやめに更新します。

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