こんにちは、春待です。
本日WEEKLY快楽天にて『愛の澱』が公開されました。作品について色々喋ります。
設定画はこんな感じです。
設定画だと叔父さんメカクレでしたね。身長も本編だともっとデカくなってます。デカくて力があるはずの男が自分より小さい女に手も足も出なくなっている様子が好きなので…。
この話を組み立てる前に担当編集さんから、「時系列がどうなっているのか、本編に反映するかは別としてある程度決めておいたほうがよい」とアドバイスを受けたので、その時に作成した時系列メモも置いておきます。文字ばっかりで申し訳ないので、興味のある方だけ読んでみてください。
姪の優奈ちゃんは一言でいうとサイコパスですね。目的のためなら息をするように嘘を吐くし、そこに対しての罪悪感もないです。嘘を吐いた直後に叔父に拒絶されてもちょっと喧嘩しちゃった~仲直りしたいな~くらいの気持ちなので、普通の人であればそこでブレーキがかかるところにより強くアクセルを踏み込んでしまう…みたいな。
叔父と結ばれるために障害になるかならないか、という観点で物事を見ているので、一般的な価値観を持つ叔父から見ると言動が予測不可能という気味の悪さもあります。
薬学部に入ったのは安定した収入を得て叔父を養うためだし、自分の嘘を親戚に言いふらさなかったのはそれをやっちゃうと親戚中から妨害されて叔父と永遠に引き離されてしまうから。定期報告をしに来るのは単純に叔父と仲直りしたくて、話のとっかかりを作るために試行回数を稼いでいるんですね。
通常の価値観・倫理観から乖離している癖に愛情だけは人一倍あるので厄介。一度目をつけられた相手は根負けするまで執着されます。
叔父の幸彦さんは可哀想だね。普通に暮らしていれば婚約者と結婚して仕事も順調で温かい家庭を築いていたことでしょう。
叔父の視点からすれば姪がメリットも何もない嘘を吐くし、そのせいで人生おかしくなるし、噂がどこまで回っているか分からないから疑心暗鬼になって孤立するし。やっと人生立て直す気力を取り戻してきたと思ったらこれ。最悪。
でももう叔父さんは壊れちゃったから一生姪に囚われて生きていくんだね。
この作品のタイトルは『愛の澱』ですが、『蜘蛛の嫁入り』という案も考えていました。
蜘蛛って捕まえた獲物を捕食する時に溶解液を注入して、中身をドロドロに溶かしてから吸うらしいです。そのため、食後は昆虫の外殻だけが残る…という。
この様が叔父の精神を破壊して吸いつくし、抜け殻になった叔父を愛する姪の姿と重なりました。
ただ、こちらは蜘蛛の捕食方法を知らないと???となってしまうので、没になりました。
もちろん『愛の澱』もお気に入りです。格好いいロゴと煽り文も考えていただいて、本当にありがたいです。
あとこれは余談中の余談なのですが、一度快楽天に載ってみたいなと思ってネーム完了時に打診していただきました。
「この内容では載せられない」と返答をいただき、今日のWEEKLY快楽天に載ったという訳なのですが(ダメ元でお願いしたので、まあそりゃそうか…という感じです)。
雑誌に載ってる自分の漫画、憧れるね。次もチャレンジしてみようと思います。
最後になりますが、皆様の感想いつも励みになっています。
この度は『愛の澱』を読んでくださってありがとうございました。
次回も頑張ります。