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悪徳の栄える町で(仮原稿2)

提督の決断編2: In the black box: Way to the hidden truth


帰還の星間航路も半分が終わった。例のことのせいか最近少し頭痛がする。頭痛の種は最近部下たちが反抗的なせいかもしれない 。

「おい、制服はきちんときろ」

 艦橋で眺めていて気になった一人のオペレーターを注意する。スカートのスリットが勝手に改造されて深くなっている。男達にとってあれでは集中できない。

「提督、別にいいじゃないですか。これぐらい」

 口答えしてくる。いますぐ営倉送りにしてやりたい。

「服装は軍規で決められているとおりだ。勝手にそれを変える権限は誰にもない」

 にらみつける。

「提督閣下、私の部下のことです。構わないでいただけますか」

 頭がいたいのはそもそも艦長自身が部下たちの風紀の乱れをたしなめる気配もないどころか、肯定しているように見えることだ。

「サポディーラ艦長、あなたもあなただ。部下の軍規違反の処罰はあなたの処罰でもあるのだぞ!」

「ふふっ、だからどうだというのですか。この艦の艦長は私です。クルーたちがどちらにつくかは明白です」

 軍規違反どころか堂々と艦橋で反乱を匂わせる。一体どこまで腐っているのか。

「艦長!かっこいいですよ!」「艦長かっこよくて私濡れちゃう!」「もっとその薄汚いクロジアに言ってやってください」

 クルーたちが反抗的にも艦長の肩を持つ。フェルミエールに向かう時はこんなことはなかった。全員一致団結していたはずだ。

「そもそも提督のパイロットスーツ自体が軍規違反です。そんなにおっぱいを強調して、卑猥な格好しているくせにクルーの細い服装にケチをつける権利があるんですか」

 イライラする。長距離航行で全員のメンタルバイオリズムに不調をきたしているのだろうか。帰還したらこの状況を報告して分析しないと。

 体がすこし熱い。空調設備の不調だろうか。艦内の一定に保たれているはずの大気もどこか重苦しくて違和感がある。

 次のシフトに出ようとした時、途中で通信室による。外宇宙では通常のネットワークが単情報通信は使えないため、一切の情報のやり取りは強力な電磁波によって行われている。そこに入った瞬間、慌てて通信兵達が何かを隠そうとする。ちらっと見えたそれはポルノだった。よくよく見れば着衣に乱れもある。

 注意しようとしてやめた。きりがないのだ。どいつもこいつもたるんでいる。

 艦内でやたらとカップルが増えている気がする。ベタベタとボディタッチしあっているのも見かける。これでは何のために男声クルーと女声クルーの居住空間を分けているかわからない。

 艦橋に入る。通常なら全員が起立し、敬礼して乗艦を迎え入れるのが当然だ。だと言うのに誰もそうしない。それどころか指揮所では交代予定の艦長と副艦長が口づけしあっていた。

「んふっ…ちゅるっちゅぷぷぷ…っふはぁぁ」

 お互いの唾液を交換し、体を弄り合っている。思わず私はあのエリッサ捜査官と汚らしい男のキスを思わず思い出してしまう。まるで当然のように深いキスをクルー同士がしているのだ。

「おい、お前たち!何をしている!」

 一括する。その場の全員が白けたようにこっちを見る。まったく、規律も誇りも失ってしまったようだ。

「提督もキスを見ながらもじもじしていましたよね」

 そうサポディーラに指摘されて初めて私は自分が内股になっていることに気がつく。


 そしておそらくすべての元凶と思われるものを私は見てしまう。バイオリズム維持のためによる時間に設定され、証明が薄暗くされた艦内で似つかわしくない歓声を聞いてしまう。声のする方に行くと、そこは食堂だった。

「ドスケベクルーども、ちゃんとおしゃぶり訓練していますか」

 それはサポディーラの声だった。いつもどおりの丁寧だが威厳のある声。それなのにその言葉の中身は耳を疑うものだった。そしてそれを取り囲むクルーたちも。

 食堂の窓から覗く。ざっと50人ほど入るだろうか。男性クルーがテーブルの上に横になり、その股間に二人づつ女性クルーが取り付いてしゃぶっている。

「そこ、バキュームが甘いです。もっと命がけで吸いなさい!」

 正気とは思えないサポディーラの言葉に、叱られた若いクルーは一生懸命音を立てて吸い上げる。

「ちゃんとオトコを作りましたね。彼らは今後あなた方の練習台であり、管理すべき相手です。いずれ上位クラスの方にご奉仕するための練習台です。愛など不要です。ただチンポとフェラ穴だけ使って練習してください。」

 サポディーラがそういうと、女性クルーたちが尻を振って答える。

「第一班、そろそろ準備できましたね。今日の演習をしましょう」

 小窓から覗ける範囲の外に何人かいたらしく5人ほどが連れてこられる。半分はどうやら拘束されているようでほとんど引きずられるようにしてひきだされる。オレンジ色のつなぎを着た整備班の女性クルーたちだ。そして彼らを引きずってきているのは普段艦橋にいるサポディーラの直属の部下たちだ。

「いいですよ。遂に士官の7割がモナーク様に降伏しました。今日から下層のスタッフです」

 その整備班の者たちも拘束されているものの薬でも打たれているのか目立った抵抗はない。

「ふふふふ、整備第一班の班長さん、今日もお疲れさまです。お礼に我々士官がみなさんをレイプしてねぎらってあげますね。はい、みなさん、恒例の記念撮影をしますよ」

 そういうと全員がスカートをたくし上げた。女性クルーの下半身はうねうねとうごめく黒いなにかに寄生され、陰部の直上に極太の男性器を模したものがついている。しかもそれには気色悪いほどにグロテスクな目と口がついている。

 ごくっ…反射的に私は生唾を飲み込んでしまう。どうしてつばが出てきてしまったのだろうか。目が離せない。不謹慎で淫らな行為が繰り広げられているにもかかわらず、凍りついたように凝視して動けない。

 整備クルーのつなぎが開かれ、中の服がたくし上げられたり、破られたりしてセクシーゾーンがあらわにされる。サポディーラの指揮のもと全員が陰部を確認されているようだった。

「班長、処女はあなただけですよ。部下はヤることヤッてたわけですね」

 食堂が笑いに包まれる。

「班長さんはしばらくおあずけですね。5人の中で一番若いのは…リンゴンベリーさん…あなたですか?」

一番若い赤毛のクルーの頭を乱暴に掴むサポディーラ。完全なるハラスメントだ。いますぐ営倉送りにしないと…。

「今日からあなたを新しい班長に任命します。あのクソクロジアの人事など忘れなさい」

「はぁ…」

 差別発言、これも一発でアウトな軍規違反だ。はぁ…はあっっ…あぅぅ…なんで私は息が乱れているのだろうか。

 目の前ではうねうねと動く触手をサポディーラが赤毛のクルーに突きつけた。今まで麻痺したように濁った瞳で見ていたクルーに生気がもどる。

「ちゅっ…ちゅぷぷぷ」

「あなた達は整備クルーよね。モナーク様の整備もお願いするわ」

「ふぁぃ…んっちゅっぷぷぷっふぅぅぅちゅるるるる」

 従順にそのグロテスクな触手を口に含み、キスし始める整備クルー達。手錠によって拘束されているが、積極的に舌を出し、触手達に奉仕している。あんな汚らしくて気持ち悪くてたくましいものに奉仕するなんてっ…んふぅぅぅ。

 指に湿った感触がある。そして初めて気がついた。無意識に私の指は股間を這っていた。クチュクチュとそこはすでに湿りきって、全身が熱い。

「4人は今すぐレイプしますよ!元班長さんはせいぜいおしゃぶりに精を出しなさい」

「ふぁぃ…」

 クチュクチュ卑猥な音を立てながら部下のクルーが触手に囲まれ…舌で丹念に奉仕している。くそっ、私の艦で…んんっふぅぅ…許せないぃ。指が止まらない。目の前では状況が変わろうとしている。4人のクルーが床に倒され、サポディーラを含む4人の士官がその上に覆いかぶさる。

 新班長に任命されたまだ経験の浅いクルーが敬礼する。

「我々第1整備班の体はモナーク様の苗床になる準備が完了いたしました!直ちにレイプし、我々をモナーク様の一部にしてください!」

「了解しました。我々がモナーク様を注入させていただきます」

 士官たちがレイプし、腰を下ろす。

「ひゃああ!」「あっっくうううう」「んっっふぅぅぅぅ!」「きたぁぁぁぁ」

 四者四様の矯正が上がる。同時に私の体も震える。んっっふぅっっ、くっくそぉぉぉ…。軍規違反、軍機違反だぁぁ。。。羨ましくなんてっないいいい。絶頂したというのに指が止まらない。だめだ、ここにいると私は壊れてしまう。

 んっふぅぅぅ、離れないと…あっふぅぅぅ。

 震える体で這うようにして部屋に戻る。その間も指は止まらない。体は燃えているようで、私が這ったあとにはまるでナメクジの這ったあとのように湿った愛液の跡がつく。部屋に戻る。おさまらない。見た光景が脳に焼き付いている。サポディーラの股間の触手。グロテスクで気持ち悪くてすごく魅力的だった。


提督の決断編3:

「ロンガン、もう少しセクシーでもいいんじゃないかな?」

 そう旦那が言う。昨日あんなに交わったと言うのに全然満たされない。

「たしかにそうかも知れないな。クルーのみんなの雰囲気にあわせるのも提督にとって重要だからな」

 そう言って下着を脱ぐ。密着したパイロットスーツ越しに私の発情した乳首の勃起がよく分かる。

「わーお、セクシーだよ。ロンガン」

 そういって私を抱きしめながら股間を食い込ませる旦那様。そう、こういう細かいところに気がつくから彼は最高なんだ。

 普段よりもドキドキしながら艦橋にむかう。途中でキスしているカップルがいくつかいる。精力旺盛で素晴らしいことだ。

 艦橋に入る。ムワッとしたメスの匂い。今まで感じなかったが、ちょっとここはメスが多すぎる。オスのクルーを入れるべきだったな。

 司令の席のサポディーラは座ったままだ。流石に昨日のことは看過できない、注意しようとその横に立ったときだった。

 ガクンっと膝が折れる。サポディーラの前で、部下の前で私はひざまずいていた。見上げる。かぐわしい匂いがする。サポディーラの服のシルエットに乱れているところはない。でもスカートの中からまるで極上の料理のような香りがする。

「口を開けてください」

 その言葉に反射的に口を開ける。

ペッ

 私の口にサポディーラのつばが吐き捨てられる。明らかに侮辱、反逆的行為、今すぐ懲罰を与えないといけないのに…。なんて甘いんだ。舌の上で部下のつばを転がし、味わってしまう。

「ロンガン提督はまず整備ベースへ行って第一整備班にこの辞令を渡しなさい。それから今晩はエリッサ捜査官との食事にデーツ上級将校を伴って参加しなさい」

 それは紛れもない命令だった。依頼でも提案でもなく命令。

「それから、このシフトは副艦長が努めますので、提督はここに戻ってこないでください」

 クスクス笑いが聞こえる。自分が場違いな存在のような気がする。怒りよりも切なさが胸を包む。なぜ私のような場違いな存在が今まで提督として艦橋にふんぞり返れたのかと。

「了解した」

 思わず反射的に敬礼しそうになるのは最後のプライドだ。どんなにこの方達が素晴らしくても提督は私なのだから。

「整備ベースまではウサギ跳びで行きなさい。提督もたまには腰振りの練習をしたほうがいいですよ」

 そんなのデーツと毎日やっていると反論しかかるのをすんでのところで押し止める。

「了解した」

 敬礼してうさぎ跳びでクルーたちの爆笑が続く艦橋をあとにする。すぐに艦内放送でサポディーラの放送が行われる。

「ロンガン提督はセックスのための体を作るためにうさぎ跳びで移動中です。みなさん、思いっきり笑ってあげましょう!ロンガン提督は提督らしく男のクルーがいたらつま先に股間を押し付けて愛液でマーキングしてください」

 くそっ、なんて屈辱的な…。そう感じたのは一瞬だった。通路の端にたくましいオスのクルーを見つけてぴょんぴょん近づく。私のラブジュースでマーキングして提督だって理解させないと。

 頭がおかしいのはわかっている。でもサポディーラ様の言葉が正しい気がしてしかたがない。結局数十人のオスたちのつま先で提督マンコをぐりぐりして、愛液をポタポタ垂らしながら整備ベースへたどり着く。

「あっんんっふぅっ!」「おっほぉぉぉぉぉ!」「モナーク様いいのおおおおお」

 整備ベースはクルーたちの元気な喘ぎ声が響いていた。活発にご奉仕していて提督としては大変嬉しい。

 その中で声を張り上げる。

「第一整備班、リンゴンベリー!!」

 記録によれば最近配属されたばかりの新人でまだただの兵卒のはずだ。

「んふぅぅ…は~い、提督ぅぅ」

 そう言ってあらわれたのは昨日サポディーラに侵されていた若い赤毛の少女だ。

「デーツっ!」

 驚いたことにツナギ姿のその整備クルーがキスしていた相手は私の旦那、デーツ上級将校だった。

「ちゅぷっ…ちゅるるる、提督の旦那さんってキス下手くそなんですねぇ…」

 旦那の裏切り、一回の兵卒の不遜な口調、一瞬怒りが湧き上がる。だがそれはほんの一瞬。リンゴンベリー閣下の股間のたくましい触手、モナーク様を見るまでだった。

「まっ、顔はそこそこですからねぇ。んふっ、提督、アタシのモナーク様の整備をお願いしまーす」

 鼻先に突き出される触手。昨日は遠すぎて気が付かなかったが男性器に告示したその先端には目がある。ギロッとにらみつけられる。その瞬間、さきほどサポディーラの前でしたように私は膝をついていた、魅力的な香りはモナーク様の発するものだ。支配するためのメスの体を探していらっしゃる。

 その目に求められるがままにチュッとその先端にキスする。今まで感じたことのないほどの満足感にくらくらする。熱いものが下半身に弾ける。

「アハハ、どんだけ我慢してたんですか、提督ぅ~」

 私はあまりの感動にブザマにもリンゴンベリー様の前でおもらししてしまっていたのだ。

「っで、なにもってきたんすか~」

 たくましいモナーク様に舌を這わせる。一生懸命私の唾液を乗っけてアピールする。

「なになに~、アタシを第一整備班の班長に任命ぃ~?嘘でしょ?私ぃ、提督がちんたらここに向かっている間に整備ベースの人員を全員レイプしてモナーク様のに捧げたんですよ。まっ、処女だった子たちはレイプしやすいように裸にしてあそこに隔離してありますけど?」

リンゴンベリー様が指さした方には私の戦闘機があり、その翼から四肢を縛り上げられてちょうど男の股間の位置になるようにぶら下げられたクルーたちがいる。明らかに常識を逸脱した行為。軍規だとかそういうレベルではない。だが…

「そうか…ちゅぷぷぷぷ…れろっレロレロ…んっよくやった」

 なぜかわからないが私の口から出たのはそんな言葉だった。

「それなのにただの班長ってひどくないっすか?こんな下手くそなキス男が上級将校でアタシがただの整備班の班長だなんて。提督ぅ~、アタシ上級将校になって整備ベースのトップやりたいでーす!あれれ、このキス下手男がちょうどそんなポジションですけどー、提督、これでいいんですか」

 そういいながら芳しいモナーク様を口に挿入いただく。まるで道具のように頭を前後に振られると、モナーク様のこと意外考えられなくなりそうだ。いや、実際に考えられない。喉奥でモナーク様が喜んでいるのが感じられる。一生懸命舌を絡める。

「あ~やっべー、提督の喉オナホサイコーっす。お、モナーク様種漬け準備に入ったぁ、穴!穴!」

 そう叫ぶと数人のクルーが駆けつけて下半身を開く。

「じゃっ、てーとくはそこまでぇ!」

 勢いよく、頭を引かれて、口の中から大切なもの、何よりも大切なものが抜き出される。目の前で兵卒のマンコにそれが突っ込まれ、リンゴンベリー様がかくかく腰をふる。

「あは~、いいわぁ」

四つん這いのセンパイ整備兵を犯しながら気持ちよさそうに息をつくリンゴンベリー様。ああ、羨ましい。私にほしいと思ってしまう。

「ねっ、マジアタシ有能っしょ?辞令書き直すっしょ?」

「ああ、当然だ!リンゴンベリー様のような有能なものを放置してたなんて申し訳ない」

 深く頭を下げて筆を執る。リンゴンベリー様のモナークに貫かれて寄生生物の定着までオマンコを責められている部下の背中の上で新たな辞令を書く。

「グァバ=ロンガン提督の名のもとにリンゴンベリーを上級将校へ昇格し、整備ベースの管理責任者に任命する。この措置のために前任のグァバ=デーツを兵卒に降格し、リンゴンベリー様の秘書とする」

「ヒャハハ、っべー、てーとくおもしろーい。そんじゃっ、この次の予定があるっしょ。このヘタクソかすから、行ってきなよ」

「了解しました!」

 そうリンゴンベリー様に敬礼する。



提督の決断編3:


「ロンガン閣下、お久しぶりだ」

そうエリッサ捜査官が言った。だが、私の目はその隣にくぎ付けになる。だらしない男、汚い肌、くたびれた白衣、酷薄で傲慢な顔、そして不快な臭い。以前よりもさらにそれらがきつくなっている気がする。だが、目を離せない。

「フヒヒ、こっちばかり見てどうしたんだ?」

ニヤニヤそいつが気色の悪い笑みを浮かべながら言う。

「申し訳ないが、その男は席を外していただけないだろうか」

 デーツが言ってくれた。さすが私のみこんだ男だ。

「ぶふふふ、席をはずせだって。いやだね」

 その言葉を聞いた瞬間、いかに私が外交的な非礼をしてしまったか気づく。まるで心の中に重い石でも落とされたような衝撃だ。

「ま、まぁ我々にそれを命じる権利はないからな」

「確かにそうだが…」

 旦那が釈然としない顔をしている。

「まぁ、席を外すってのはあり得ないけど、席替えってことならいいよ、ヒヒ。ほら、デーツはエリッサの隣で、俺がロンガンの隣だね」

 呼び捨てられた。こいつはどこまで人のことを馬鹿にしているんだ。怒りとともにそんなことはたいしたことではないという気もしてくる。むしろ、呼び捨てられてドキッと嬉しくなってしまう。

「デーツ、私の隣へ来い」

 エリッサ捜査官がそういう。隣にいたダンナが吸い寄せられるように反対側にいく。変わって私の隣に気色の悪い変質者じみた豚が来る。だというのに、私は抗議の声さえ上げられない。

「ほら、座りなよ」

 そういってその男は私の尻を揉みしだいてきた。

「んっふぅぅ、さわるなぁ…」

「どこを触るなって?ヒヒ」

「私の尻だ」

ぐりぐりとパイロットスーツ越しに尻穴を圧迫される。

「違うよ、ここはエロケツだ。どこを触るなって?」

なぜそんな風に言ってしまったのかわからない。だが反射的に口をついて出てきた言葉に驚く。

「私のエロケツをさわるなぁ…あっく…」

「フヒヒ、いいよ。代わりにロンガンが俺のデカ魔羅を触ってよ」

 座りながら男が私の手をつかむと自分の股間に押し付ける。熱い…。ズボン越しだというのにたくましい脈動が私の手に伝わってきそうだ。ドクドクと熱いオスのエネルギーを服越しに感じると同じスピードで自分の胸がドキドキしているのに気が付いてしまう。まるで私の体がこの男に服従するように。

「前菜の極太ソーセージ盛り合わせです」

 その声が私を正気に戻したと思った。言いつけていた調理師の部下だ。だが給仕に現れた彼女は上半身こそ礼服だが下半身は何も身に着けていなかった。

「いったいこれは…」

言いかけた私に隣の男が言う。

「気にしないでよ、ブヒヒ」

 急速に状況認識がどうでもよくなってくる。部下が一人変態だっただけだ。たいしたことではない。

「提督、どうか私の肉壺で味付けしたソーセージを提督のお口でとりあげてガニマタハル様に差し上げてください。おしりのくそ付きソーセージはデーツ上級将校閣下用ですよ」

 なるほど、そういう料理なのか。だから下半身裸だったんだな。霧がかかったような頭でそう理解すると突き出された肉棒を咥える。熱い、それになんて絶妙な味なんだ。

「んふっ、すこしぃ、痛いですぅぅ」

 ソーセージを咥えて引き抜くと、赤いものが付着していた。

「ブヒヒ、ロンガンの部下って処女が多いよね。おかげでこんなにうまい破瓜ソースが食べられたよ、イヒッ!」

 カサカサに乾いた気色の悪い唇がうまそうに私の咥えたソーセージを端から食べていく。常識的にあり得ないことだというのはわかっている。それなのにいったい私は何をしているのだろうか。近づいてくる汚い奴の口を見ているとなぜかドキドキしてくる。攻撃用鑑定の操縦ともまた違う疼くような熱いドキドキ。

「ほら、せっかく部下がバージン破って料理してくれたんだから咥えているだけじゃなくロンガンも食べなよ」

 その言葉とともにまるで私の口が命じられた通りに動くかのように食べ始める。いや、これは…。血の味だ。生っぽい。お世辞にもうまいとは言えない。

「うまいよね、ヒヒ?」

 そうそいつが言う。確かにうまい。思わず舌で唇に残った赤い液体をぺろりと舐める。

「ほら、もっと仲良く食べようよ。ヒヒヒ、こっちにきなよ」

「ああ、そうだな。」

 なぜそんな事を言ってしまったのか。だが体もだらしがない男にまるで媚びるように寄せてしまう。尻をもぞもぞで回す指。セクハラだ。

「もっと撫でやすいように自分からエロケツ振ってよ」

 そんなことするわけ無いだろ。なんで私がエロケツを振らねばならないのだ。私のエロケツはデーツだけのものだぞ。そう思いながら勝手に自分の尻が動いていることにショックを受ける。

「こういう重要な会食の時はスーツの股間の部分を破って中身を見せるのが礼儀だよね。

んん?そんなはずない…ないのだが……いわれてみればそれが普通のような気もする。

「そうだったな、失礼した」

 机の上に置かれていたナイフで愛用のパイロットスーツの股間を破る。特注品だから代わりはないというのに…。だが、その男が私の股間を見てにやっと笑った瞬間確信する。これで良かったのだ。ドキドキして目の前の豚に触れたくなる。手袋越しに感じる熱い肉棒。我慢できないほどだ。コイツは、豚だ。なぜここにいるのかもわからない。

 それなのに…、

「ふひひ、じゃぁ下の口で俺のソーセージ食べてくれるよね」

 そう命令されるとそうしない理由が見つからない。旦那の前だから?関係ない。私がこの艦隊を指揮する提督だから?もっと関係ない。この手の中で脈動するたくましい生殖器官を私が受け入れたいのだ。

「ああ、もちろんだ。ふぅっ、ふぅぅぅ、なんとたくましい…」

「フヒッ、上位クラスのチンポだからね」

 ドクンっ!感じたことのないような深い喜びが湧き上がる。上位クラス。Kクラス、Eクラス。目の前にいるのはEクラス、この大宇宙のエンペラー、支配者たるお方。知らない知識であるにもかかわらずそれは常識だった。

 私はこのお方を『豚』だなどと思っていた。今や全身の神経が服従し、全身の感覚がこのお方を愛しているというのに。『豚』は私の方だった。Nクラス、ノーマル、平民、上位クラスの方の下僕のくせに提督などという地位を与えられて調子に乗っていた。上位クラスの方がおもちゃにするためにその地位を与えてくれたにすぎないのに勘違いしていた。

「はっはっはっ!…ガニマタハル様…」

 犬のように鼻息荒くロンガンは膝をついていた。そのまま偉大な肉棒を咥えさせていただくこともできた。素知らぬ顔で唯の淫売のNクラスとして。だが、ロンガンの軍人としての真面目さがそのような卑怯を許さなかった。

「ああ、素晴らしいペニス様です。ですが、小官にはこのたくましいEクラス様の雄棒をいただく資格がありません。小官はガニマタハル様に失礼を働き、つい先程までガニマタハル様を『豚』などと思っておりました」

 目の前でぶらぶらと揺れる勃起棒。それが欲しくて涙が出る。その臭い、フェロモンを少しでもいただこうと無意識に鼻息が荒くなる。

「ヒャヒャヒャッッハッハッハ!『小官には資格がありません』って!改造モナークによる服従洗脳って言ってもこれは想像していなかったよ。ウヒッ、ロンガン、豚はどっちだ?」

「小官です!」

 ガニマタハル様の口から自分の名前が出ただけで思わず嬉しくて絶頂しそうになった。

「んふっ、ちゃんとナノマシンが書き換えられているね。ブフフ、真実は失礼を働いたのはロンガンじゃなくてそこのオスだよね、ヒヒヒ」

 ガニマタハルが当然のように呼び捨てにする。ロンガンの心が嬉しさに震える。もはやその裸の男に対して嫌悪感は欠片も残っていなかった。むしろ本能的な服従、感じたことのない幸福、どんな艦艇の操縦よりも胸がトキメイている。

「ハイ、おっしゃるとおりです」

「ウヒッ、この間のアレ、面白かったから隠し撮りしてたんだよね」

 食堂の壁につい数日前の光景が投影される。

『そんなことより、ロンガン提督だっけ、おっぱいでかいよね。よくそんなんで戦闘機に乗れたよね、ぶひひひ』

 ガニマタハル様はすでにこのときから私のことを評価してくださっていた。それなのに愚かな私は気づけずに無礼を働いてしまった…。その絶望感が私の胸をかき乱す。戦闘機にのるよりガニマタハル様に愛でていただくべき下品なデカ乳だ。

『私の妻を侮辱するな。あなた方は外交特権は持っているようだが知的生命体としてのマナーは失っているようだ』

 そうだった。私の落ち度ではない。愚かな旦那が私を上位クラスの、それもEクラスのお方に弄んでいただく機会を奪ったのだ。あのグズが。

『こんな連中と一緒にいる必要はない』

そう旦那が投影された画面の中で失礼にもガニマタハル様を睨んで言った。なぜ私はこんなヤツと結婚したのだろうか。

「そんなことより、ロンガン提督だっけ、おっぱいでかいよね。よくそんなんで戦闘機に乗れたよね、ぶひひひ」

 ガニマタハル様の声が降ってくる。ああ、なんと素晴らしいお声だろうか。下品で、傲慢で、耳だけで絶頂してしまいそうだ。そしてなんとお優しい。私に再びチャンスを与えようとしてくださっている…。

 次の瞬間、ロンガンは中腰で立ち上がった。ガニマタハルを見下さぬように、むしろ見上げるギリギリの高さを維持する。それまで誰も見たこともない卑屈な笑みを提督は浮かべる。

「んふっ…そうなのだ。戦闘機よりもおちんぽに乗りたくてここまで育ててしまった下品な乳なのだ。戦闘機にのるのはぁ…私を操縦してくださる上位クラスの皆様の目に止まりたかったからなのだ」

 その一言でロンガンはそれまでの人生を否定した。清々しい気分だった。やっと提督ごっこから開放され上位クラスの方に所有していただける。ただ一つの障害は…

「ひゃぁぁぁんん!」

 ガニマタハル様の指がパイロットスーツ越しに胸を握った。

「失礼な部下をどうしようかな、ふひひ」

そう言ってガニマタハル様がちらと机の反対側をみる。デーツ上級将校、私の旦那が制服を脱ぎ捨てて全裸になっていた。エリッサ捜査官が旦那の股間に何かをつけていた。

「今すぐここで処刑いたします」

 なぜこんなやつを愛していたのか。ただの筋肉だるまではないか。私がレーザーガンを抜こうとしたのを乳首をひねってガニマタハル様が止める。その指先でしびれた快感に「あぐっふぅぅ♥」と声が漏れる。私のようなメスはガニマタハル様の指先一つで簡単に操作できると再認識させられる。

「いやいや、ダメだよ。ウヒヒ、ちゃんと軍法会議で裁かないと。裁き方も法律も俺が決めるけどね、ウヒッ」

「はい、御意のままに」

「ふひっ、とりあえずディナーを続けようか。おかずは提督だけどね、ぶほほほ」

「て、提督なんて畏れ多いんっっふぅぅ」

 熱い上位クラスの象徴が私の中に入ってくる。トクンっと心臓がひっくり返って全細胞が服従の歓喜に震える。その熱い肉棒を感じながら、少しずつ背中を倒していく。ガニマタハル様の手の動きからどうしたいのかが自然とわかる。私はノーマルの女だから。

テーブルの上に背中を預ける。宇宙空母の士官食堂のテーブルをベッドのようにする。私は『おかず』だからだ。

「ひひひ、キツキツだねえ」

「ひゃぃぃぃ…」

 その子どもじみた笑いと感想にキュンとする。見上げるとガニマタハル様と目が合う。なんと凛々しいのだろうか。

「ひゃぁっ…はっんんっふぅぅぅ」

士官食堂に響き渡る私の浅ましい嬌声。その声自体が自分がNクラスなのだと自覚させられるようで嬉しい。同時にグチュグチュと響く卑猥な水音。当然だ、高貴なガニマタハル様に抱かれて愛液をたらさないメスなどいるはずがない。

「あっっふぅぅぅんんっ!ひゅっはっあああ!だめだっ!もうドキドキしれぇぇ!んあっふぅぅぅいぐ!いぐっっっ!」

 イクときは許可をもらわなければいけない。Nクラスの常識だ。

「んっふ~、イッてもいいけど、イッたら、グァバ=ロンガンは指名手配の宇宙性犯罪者に負けたってことだよ」

 そんなことを改めて確認してくださるなんてガニマタハル様はなんと紳士なのだ。

「はんっっふぅぅぅ、そ、そんなことぉぉ!当然らぁぁ!降伏ぅぅ!んっ……ぐぅぅぅ、おマンコれぇ、降伏すりゅううううぅぅぅ」

ヒュクンっ!ビュックンッ!っと降伏の喜びに全身が痙攣する。ああ、幸せだ。結婚式など比ではない。人生で一番の幸せだ。

「う~ん、いいねぇ、ふひひひ。降伏アクメ、ホラもっとオマンコ使ってよ」

 一瞬快感のあまり意識を失っていた。だめだ、ちゃんとガニマタハル様に楽しんでいただかないと。快感のあまり弛緩して動かない足をかろうじて動かす。ガニマタハル様の腰に足を回し背後から抱きしめる。

「あっふぅぅ♥はぁっあ!すごい♥んふっ、なんてエッチだぁぁ♥」

一番奥まで味わっていただけるように配慮するのはこの艦隊の司令官として当然のことだ。

「ひゃぁぁっんっっふぅぅ!また、敗北アクメキメりゅううぅぅぅぅ」

ビクッビクッと震える。こんどは痙攣自体を全身の収縮として快感に変えて差し上げることができた。ジュプジュプと私の淫らなNクラスマンコを侵略してくださるガニマタハル様。全力でご奉仕することは当然だし、この喜びを愛液として分泌できるメスに生まれてよかった。

「あっっっふぅぅぅぅぅ、提督マンコまけてりゅうううう」

「ブヒヒ、フェアレシアの英雄もザコすぎるね」

 そういいながら私のこの瞬間のために育った乳房を味わってくださる。

「ひゃっ!あっ!ひゃぃぃぃ♥ザコ!ザコなのだぁぁ!らってぇぇ、わらしはメス!メスだかりゃぁぁ!上位クラスの種付にぃぃぃ、あらがえにゃいのおおお!」

 その言葉がどんどん全身に染み渡っていく。まるで深いアクメのように。止まらない。

「はっはっはぁぁん!あんっ♥」

 私の乳房を揉みしだく上位クラスの腕。目の前に指を差し出される。思わず吸い付く。チュッ、愛情たっぷりにキスする。チュルル、舌を這わせる。ドキドキする。チュプププっ指を咥える。幸せに包まれる。ああ、上と下と両方でこのお方の肉棒を咥えられている。今までで一番の栄誉を実感して何度目かわからない絶頂に至る。

「んっふぅぅぅ、そろそろイクかな」

「ひゃぃぃぃ、ザコマンコ!ザコマンコにだしてくれえええええ♥♥」

きちんと媚びれているだろうか。こんな声も表情もしたことがないからわからない。ただ、密着して私の中を味わい尽くしてくださっているガニマタハル様のおちんぽは嬉しそうだ。

「はっふはぁぁぁぁ、ほしい!ほしいのだぁぁぁ」

 ぎゅっぎゅっと足を使って優しく種付をアシストさせてもらう。そのたびに深く、私のメスの部分がえぐられ、ビクッビクッと服従に震える。早く、偉大な性犯罪者様のザーメンをフェアレシアのメス提督の種付穴にいただきたい。それしか思わない。そして次の瞬間、

「んっぅぅぅ…!!!」

 という支配者様の深い快感の吐息とともに熱いDNAを感じる。少しでも私の卑小な生殖器にいただこうと足を巻きつけて抱きしめる。同時にNクラスの本能だろうか、今までに感じたことのないほどの快感の奔流が弾けて溢れ出す。

「ひゃぁぁあああああああああああくぁああああああああああああ……!」

どれくらいしただろうか。数秒だったのか数十秒だったのか、快感のあまりショートした思考ではわからなかった。ただ次の瞬間私を見下すガニマタハル様と目があった。

「随分ブザイクなアクメ顔だったね、ヒヒッ」

その感想にEクラス様に抱いていただいた喜びが全身を駆け巡って、ブルッと震える。

「んんっふぅぅ、所詮はNクラスのメスですから」

 そう言って一生懸命媚び顔を作る。

「失礼します」

 調理担当の兵がそう言って入ってくる。下半身は何も履いていない。当然だ、もしかしたら上位クラスのお方に犯していただけるかも知れないのだから。

 テキパキとごちそうが並べられていく。ただし一人前だった。ガニマタハル様の分だけだ。そしてぞんざいに一般兵向けのレーションパックが3つ置かれる。

「さぁ、ごはんにしようかな、ブヒヒ。とりあえずグァバは給餌係ね。俺のチンポを気持ちよくしながら料理を飲み込みやすいように噛み砕いて、舌の上の一番いい場所に給仕するかかりだよ」

「わかった。初めてだが全力で対応させていただく!」

そう言って敬礼する。さすが上位クラス様だ。料理をただ消化するのではなく舌の上の味蕾の一番感じやすい部分で味わおうとするなど普通の人間には理解できない芸術的発想だ。

「クスッ、デーツ上級将校だったか…。あなたの任務は3人分のレーションを準備することだ。妻がガニマタハル様の上で腹をすかしているからな」

 背後でエリッサ捜査官の声が聞こえる。私は彼女を誤解していた。彼女はフェルミエールの代表として何も間違っていなかった。ガニマタハル様をサポートするミッションを完ぺきにこなしていたのだ。それに引き換え私は…。メス軍人としてあまりにも不甲斐ない。

「フヒヒ、洗脳用規制ナノマシンルーラーを空気中に散布する計画は前からあったんだけどなかなかうまく行かなくてね。でも、宇宙船のような閉鎖空間で空気を循環させて、しかも感染促進型寄生生物モナークを併用すれば簡単だったね。ロンガンの船をフェルミエールで改装させてくれたおかげだね、フヒヒ」

 ああ、そうだったのか。愚かなNクラスを脳みその中から教育してくださったんだと思うと嬉しくて自然と抱きついてしまう。

「ガニマタハル様の実験に我が艦をご使用いただき光栄であります」

 艦を代表して礼を言うのは当然だ。

「ブヒヒ、いいの?全乗組員が俺の寄生自己増殖型生体ナノマシンで奴隷になってしまったんだよ、フヒッ」

「いいもなにも、Eクラスのガニマタハル様の行うことを我々Nクラスが理解できるはずがない。我々はもともと上位クラスの所有物であるにも関わらずそれに無自覚だった下等生物だからな」

 そう告白すると胸がすくようだった。この世界の真実に触れることができてますますガニマタハル様にすべてを捧げたくなる。

「デーツ上級将校殿、貴殿の妻はしばらく忙しくなるぞ」

 夫はエリッサ殿の股の間でオナニーのお手伝いをさせていただきながらそう言っている。エリッサ様の首からかかる芳しい香りはKクラスのもの。Eクラスの御主人様がお認めになった上位クラスの証だ。



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