三峰結華と出会った時、この子ならきっとみんなから愛されると思った。天真爛漫でありながら現代的、子供っぽく振る舞いながらも時々大人びた顔を見せる。混沌とした時代にピッタリとハマるアイドルだと本能的に感じた。
「あ、プロデューサー!三峰は今日も一生懸命頑張ったよー」
これから帰宅する三峰が声をかけてくれる。頑張ったおかげか徐々に仕事のオファーも増えてきて帰宅時間も遅くなりがちだが、彼女の声には疲労は感じられない。
「プロデューサー、最近三峰を押してくれてるよねぇ。…そんなに三峰のこと気に入ってくれてるんだ!」
その言葉にはドキッとさせられる。俺の男心を見破られたような、そういう感じだ。一瞬の緊張、お互い男と女だと意識しあっている気がするのは自意識過剰だろうか。
「そっかそっかー。じゃっ、まだまだ頑張りなよ!」
そう言って笑った瞬間空気が変わる。さっきまでの大人な感じからじゃれ付く子供の感じへ。さっき俺が意識したのは何だったんだろうか…。この雰囲気の変化が彼女の魅力であり、同時に危なっかしいところでもあると思う。
「仕事先でトラブルとかあったらすぐに連絡しなよ」
彼女が売れるにつれてスケジュールの中で俺がカバーできない時間が増えていく、それが心配だった。
「プロデューサーは心配し過ぎだって、三峰なら大丈夫だから!」
『おつかれ~』とばかりにひらひら手を降って事務所をあとにする彼女。思わず彼女の出ていった扉を数分間見つめてしまっていた。
ピロン
チェインの着信音が意識を現実に引き戻す。自分のスマホに目を落とすも何も来ていない。
ピロピロリ~ン
再び音がする。
少し離れたベンチの上に誰かのスマホが置いてある。いや、そのスマホには見覚えがあった。彼女、三峰結華がよく見ているものだ。
まったく、やっぱり子供だなっと一人で苦笑してそれを取り上げる。疲労を隠していてもやっぱり疲れていたのだろ。慌てて帰り支度した結果スマホを忘れてしまったのだろう。
ピロン
再びメッセージの着信音がする。ユニットの誰かからのメッセージだろうか、いけないと思いつつ目を落とすと送信者名には見慣れない男の名前があった。きっと家族か親戚だ。
そう思いつつも開けてしまう。いけないことと知りつつも彼女を醜聞から守るための仕事の一環だと自分に言い訳して。
着信したのは動画だった。指をスワイプしただけで再生される。
ロックがかかっていない…!?彼女ならひょっとしたら素で忘れているのかもしれない。明日一言忠告してやらなきゃなと緩んだ口元が次の瞬間凍りついた。
**【残り約4683字→ガチボッキプランへ続く】
着信の送り主は?そしてドッキリとは?!
セックス/ビッチ化/枕営業/手コキ/サディズム/マゾ/
差分:3枚