某有名(?)レトロゲームの世界観とキャラクターに基づいた話です。
イラストは全てリニューアルされ、文章も大幅に加筆されています。
どうぞご覧いただければ幸いです。
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作者:まに
夜の公園を、彼女は足早に歩いていた。
赤に染められたロングの髪に、それと同じ色の短いスカート、そして白いノースリーブのシャツ……特徴を羅列しただけで分かる大胆な出で立ちの女性である。器量も良く、華やかで見栄えする顔立ちに加え、その美しい肌はまるで磨き上げられた白磁のようで、ノースリーブから露出する脇は毛の一つもなく艶やかに輝いている。
何より目を引くのは、その爆乳。豊満な乳房が歩くたびに揺れる様は圧巻であり、シャツの下に収まりきらず溢れた乳肉が弾む光景は、見るものを釘付けにする淫靡さを孕んでいた。
いかにも、夜が似合う女性だ。
たった一人きりで誰もいない公園にいる今の彼女を見て、ちぐはぐな印象を受ける者はそうはいないだろう。
――しかし。
それはあくまで、その顔が恐怖に引きつっていなければ、の話だ。
「はぁっ、はぁっ……はぁっ――!」
彼女の表情は、怯えている。
そればかりではない、乱れる吐息ははっきりと恐れに震えていた。
大きな目が、潤みながらに何度も背後を確認している。
――そうして彼女は、背後に付いてくる人影から、慌てて目を逸らすのだ。
暗いので顔はよく見えない。だが、男性であるということだけは分かっている。
「はぁっ、はぁっ――」
――女盛りの21歳、短大卒。外資系コンピューター会社勤め。
華の二十代を謳歌している彼女は当然、魅力的な一女性の必然として危険には敏感であり、この公園の『噂』についても頭に入れてはいた。
時折、この公園には変質者が出没する、と。
女としては最も良く耳に入り、最も警戒しなければならない他愛もないこの噂を、彼女は軽視したことを強く後悔している。が、時既に遅し。
学生時代の友人と遊んだ帰路、駅から家までの最短ルートであるこの公園を、危険と知りながら横着して通ったことを幾ら悔やんでも後悔先に立たずとしか言いようがないのだが。
とにかく彼女は混乱していた。
どうしよう。
――公園に入ってからというもの、一定の距離を保ってついてくる人影がある。
(どうしよう、どうしよう、どうしよう――)
いっそのこと、全力で走り出せばいいのかもしれない。
だが、『自然公園』の名を冠するこの広い公園でむやみやたらと背後の何者かを刺激するのはどうしても避けたかった。今は丁度公園の最も奥深く。あたりには人っ子一人いない。助けも呼べない、女である自分が逃げ切れる気もしない。ならばなるべく刺激しないよう、けれどしっかり足早に公園を去ってしまおう、と、それは都会慣れして野生を失っていた彼女の深淵に燻っていた、生物としての生存本能であった。
彼女には、延々と続く草木に囲まれた静かな夜道が、異常に長く、自分を呑み込んでいくように感じられた。
遠くに聞こえる車の走行音に強調されるように、自分の足音と、背後の足音が良く聴こえる。
共同作業のように、重なっている、足音。
――その均衡が不意に崩され、背後の足音がにわかに早まった。
「ひっ――」
振り返りもせず、走り出していた。
最早、なりふり構ってはいられなかった。
背後のそれから、彼女は必死で、逃げた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ――!」
息が上がる、肺が痛い、脇腹がきりきり締め付けられる。
彼女は豊満な胸を意図せず挑発的に揺らし、赤髪を振り乱す。無我夢中とは正にこのことだ。けれどどこかで冷静な自分がいて、普段の運動不足を呪っていたり、晩御飯を食べ過ぎなければ良かったなどとどうでもいいことを考えている辺りが不思議なものだ。
正真正銘、彼女は必死で逃げていた。
しかし、大したことのない出口までの道程が、何故か永遠のように感じられるのだ。
「あっ、嫌っ――!!」
だが、彼女は髪と同じ艶やかな朱色のハイヒールを履いている。
下半身のラインを煽情的に浮き立たせる短いスカートに、むっちり肉感的な美脚の動きを制限されている。
そして何より、その、男を魅了する派手ながら文句なしの美しさを誇る顔――よりも、遥かに大きく、今は邪魔に揺れ動く淫らな爆乳がある。
――彼女が背後の何者かにあっさり追いつかれることはあまりにも当然であり、それは最早意気込み云々に依る話ではなかった。
「ひっ」
走り続ける彼女のシャツを、背後の何者かが掴む感触がした。
正に恐れていた他人からの加害の意思を感じる接触に、彼女は頭を真っ白にさせながら無我夢中で身体を捩る。
それでも、背後の何者かはシャツを握る手を緩めない。
むしろ力任せに引っ張ってきて。
「あっ――」
ばつり、と音が鳴った。
揺れる彼女の豊満な胸を、辛うじてシャツの中へと抑え込んでいたボタンが弾け飛んだのだ。
留め具を失ったシャツから、艶やかな照りを表す谷間が露出する。
シャツに詰め込まれた生の乳肉は楕円に寄せられ、互いに吸い付き合うように圧巻の谷間を覗かせた。
彼女もそれを即座に自覚したが、今の彼女に恥を気にする余裕などあろうはずもない。
「――」
声も出せずに抵抗する。
その動きに呼応するように背後の何者かはより強く手を引く。
弾けるボタン、脱げるシャツ。
――身体を持っていかれるより先に、彼女はシャツを剥かれ、上裸姿を晒してしまう。
「はぁっ!はぁっ――!」
――倒錯的な逃げ姿であった。
見る者を魅了する妖艶な美貌を持つ美女が、上半身だけ下着姿で逃げている。
顔より大きな乳肉を包む下着は、華やかな顔立ちに似合わぬ純白。
真紅のタイトなスカートやヒールとは対照的な色味がギャップをそそる。
そして晒された乳肉は、激しく揺れる。
モデル顔負けの長く肉感的な脚がボディラインにぴっちりと吸い付くスカートの中で太腿を擦り合わせながら走る度に、揺れ動く。
上下に、ゆさゆさ。
本人の意思とは無関係に、フェロモンを振り撒くように。
下着に包まれた乳肉は規則的に上下に揺れて、その迫力を見せつける。
――まるでその様子は背後の何者かを挑発しているようであった。
本人にとってはまるで不本意であろうが、彼女の怯える表情も、逃げ惑う姿も、器量が良すぎるが故に極上のストリップと見紛う淫靡な趣がある。――それが演技ではない本心の激情によるものなのだから尚更だ。
恐怖に染まった眼で背後を確認しながら、上半身裸で逃げ惑う彼女。
ゆっさゆっさと極上の爆乳を揺らして。
――雄を挑発しているとしか思えない美女は、足元の段差に躓き転ぶ。
「あっ――痛っ!!」
幸いにもその転び方は珠のような美肌に軽い擦過傷すらつかないような安全なものであったが、それを幸運とは思えないほどに事態は深刻化していく。
背後の何者かの手が、今度はスカートの裾を掴んだのだ。
既に上裸姿を晒している彼女は、今更躊躇する気など到底ない。
ただ恐怖に染まった表情のまま、安産型の下半身の丸みに滑らせるようにしてスカートを脱がされる。
――むき出しになる、白く艶やかな尻肉。
白い紐パンは肉感的なシルエットを描き、そのまま秘所の割れ目すら見えてしまいそうなほどだ。
ふと動きを止めて、彼女の下半身をじっくりと見つめる人影。
しかし、これは彼女の驚くべき美しさに心を奪われてしまったというより、意図的にそれ以上の動きを避けていたのだ。
人影の視線を感じつつ、それでも何とか抵抗しようと腰をくねらせる彼女だが、無論そんな程度では隠しきれない。むしろ、そのくねるような姿勢はどこか扇情的で、まるで誘うかのようにも見えた。
だが彼女にはそんなことに羞恥心を覚える余裕すらなく、顔を赤らめながらも、それでもなお立ち上がり、逃げるために駆け出したのだ。
「はぁっ、はぁっ――」
上下純白の下着姿の赤髪の美女が、乳を揺らして逃げ惑う。
最早、今の彼女の姿を見た者は不審者の気質が無かろうとも彼女を襲うかどうか悩むことだろう。
それほどに、下着姿の彼女の身体は美しかった。
美しいばかりか、異常に性的である。
成人女性でなければ成し得ない雌の色香を存分に宿した抜群のスタイルと肉付きでありながら、その肌は艶やかに照り、女子高生すら羨むほどに瑞々しくシミ一つない。ヒールを加味してもなお長い脚、程よくくびれた細い腰、紐パンツの食い込む肉感的な巨尻とそして、揺れる爆乳。男を魅了する為だけに存在するかのような身体である。
怯えた美貌の紅い唇に、吸い付きキスをしたがる者が果たしてどれだけいるだろうか。
今の自分の性的な様子に全く無自覚な彼女には、今の状況がどれだけ背後の何者かを挑発しているかまるで分からないだろう。
――そう、彼女の様子は相手を挑発していた。
背後をチラチラと確認する恐怖に染まった表情も嗜虐心を逆撫でするばかりだ。
その証拠に、またも背後の手は彼女の生身より先に彼女のブラジャーに手をかけた。
――ばちりとブラを脱がされ、とうとう生の乳肉が露出した。
拘束具の外れた乳肉は、縦横無尽に揺れ動く。
艶やかな乳輪の先に実った乳首が、不規則な桃色の軌跡を描きながら震えていく。
噛みつきたくなるような肉感的な乳首だった。
それをしっとり潰して扱いつつ、彼女を犯したくなるような美しい代物であった。
なにより、曝け出された生の乳肉は期待感通りの大きさと形の良さを有している。
揺れ動く乳肉には丸みがあり、柔らかいながらも若々しいハリがあってその形を保っている。
上下左右に揺れる爆乳からフェロモンを振り撒く彼女は、最早その胸に性処理用の柔肉を実らせた極上の雌でしかない。
(いやだ……ッ!)
ようやく彼女は理解した。背後の人影は、単に彼女を犯そうと追いかけているのではない。
その目的は、衣服を一枚一枚剥ぎ取って、彼女を辱めて楽しもうとしているのだと。
それに気づいた瞬間、ぞっとするような恐怖が背筋を駆け抜けた。
彼女は必死で逃げようとするが、もはや体力の限界か、足取りはおぼつかない。
それでも何度も転びかけながら立ち上がり、必死に走り続ける姿には、鬼気迫るものがあった。
――しかし同時に、まるで淫靡な踊りを踊っているようにも見えたのだ。
彼女の痴態を見て、笑っているかのような人影。――実際、人影は何も声を出さなかったが、その錯覚に彼女は羞恥心と屈辱感で身を震わせた。
そしてついに、彼女の紐パンツにまで魔の手が伸びる。
秘部を覆う白い布切れは、あっけなく破られてしまった。
――美しい裸身だ。
白い肌が透き通るように美しく、全身から噴き出す汗が暗闇の中で煌めいている。
長くしなやかな脚が惜しみなく晒され、一歩走るたびに柔らかそうな爆乳は上下に揺れまくり、肉付きの良い巨尻はブルンブルンと波打つ。
全裸で走るという、傍から見れば滑稽極まりない行為だが、彼女にとっては至って必死だった。
――やがて、全裸逃走劇は終わりを告げた。
終了の合図は、二の腕を強烈に掴まれた心地であった。
その瞬間、彼女は悟った。
自らの運命と、これから起こる出来事を。
覚悟を決めたかのように彼女は目をつむり、小さな悲鳴を漏らすだけだった――
「うっ!」
* * *
一瞬で分かる覆しがたい膂力の差に、彼女は一瞬で引き寄せられた。
そして、彼女の細い身体は軽々と持ち上げられてしまい、乱暴に地面に放り投げられた。
横転し、草むらに倒れこむ。
真っ先に痛みに目を閉じた彼女は、それを開くのが恐くて仕方がなかった。
それでも、開く他、ない。
唇を戦慄かせながら、目蓋を、開く。
――見知らぬ男が、血走った目で彼女を見下ろしていた。
「ひっ――」
恐怖のあまり、声も出ない。
代わりに彼女は必死で抵抗する。四肢を暴れさせて男からの拘束を解こうとする。
無我夢中の抵抗をするのも当然だ。
恐怖だけではない、彼女には、大切な人がいるのだから。
(彰くん、彰くんっ――!)
助けでも呼ぶように、或いは彼へと禊を立てるかのように、脳裏で想い人の名前を呼ぶ彼女は健気であった。
派手な外見とは裏腹に、彼女は未だ処女なのだ。
格好は背伸びのようなもので、彼女の本質は、奥手、保守的、それらの系統。付き合っている彼氏は初恋の相手であるし、結婚するまではセックスをしないといういまどき時代錯誤な考えまで持っている。
大切な彼の為に守ってきた処女を、こんな見知らぬ男に奪われるわけにはいかない。
彼女は涙目になりながら、必死で抵抗をしていく。
――しかし、彼女は気付かなかった。
彼女の抵抗が、むしろ男の欲情を焚き付けていることに気付けなかった。
(……)
上玉の女が、恐怖に慄く表情で反抗している。
肌は綺麗で、全身柔らかく、胸も大きい。
そして、何より、非力。
――屈伏させたくなる。惨めにやりたくなる。
それは最早、雄としての本能に他ならない。
優れた男性様の肉便器役を拒否する雌を力で支配したくなるのは男の性だ。
押し倒した女は、なにもかもが、生意気だ。
可愛くて、エロい。
良い匂いをさせている。
非力な雌の分際で雄を誘惑するとんでもないクソメスだ。
男はそう思った。だからこの女に照準を定めた。
高鳴る胸は天に昇る心地でさえある。
今から、雄として、この淫乱な雌に躾を施すのだ。夜道をはしたない格好で歩くバカ女に男性様を刻み込む。男としてこれ以上の喜びなど在り得ない。
鼻息が荒くなる、涎さえ漏れてしまう。
犯す。
想像以上に純真な怯え顔を見せ付ける彼女は、男にとって余りにも魅力的に過ぎた。
男はその身に宿した性欲に突き動かされるように彼女を引っ張った。
その力の強さに、彼女は男女差を実感した。勝ち目がない。今の自分は一人の人間として扱われず、劣等で貪られるだけの獲物である自覚をした。それは理性でというよりは、本能で感じさせられる圧倒的な現実であった。
男が無理やり彼女を立たせる、その力強さに彼女は従うほかない。
立ち上がると、男の手が彼女を引いた。
彼女は大声を出して逃げ出そうとした。
けれど、男の膂力に抵抗心が削がれ、結局何の反抗も出来ない。
(ああ……女って、こんなに非力なんだ……)
道を逸れた茂みの中に引きずりこまれながら、屈辱に打ちひしがれる。
自分が女に産まれたことを呪いながら、男の促すまま彼女は尻を突き出した。
(ごめんなさい、彰くんっ……抵抗したら、どうなるか……ごめんなさいっ……)
彼女は涙ながらに一時の陵辱を耐え抜く覚悟をした。
――刹那の後、彼女は、『どきり』とした。
(えっ――)
不意に秘部にあてがわれた感触は、彼女にとってあまりに未知の代物であったからだ。
経験はしたことのない、感触。
けれど成人の女が、この状況で、密着させられた剛直の正体を見誤る筈もない。
肉棒、その先、艶やかな、亀頭。
初めて触れるそれはおぞましく膨らんでおり、太く、恐怖を誘うものでしかない。
だというのに、彼女は『どきり』に、恐怖とは別の色を感じた。
ほんの一瞬、けれど、確かに。
底知れぬ、高揚感を。
(嘘、なんで、そんな、ありえない)
混乱する。感情の正体が分からない。
自分の抱いた意味不明の好色を、しかし彼女が咀嚼する時間など与えられようはずもなかった。
未使用の膣に、肉棒が捻じ込まれる。
「――っ」
誰にも届かない絶叫が林の中に木霊した。
最初で最後の破瓜の痛みは、想い人に処女を捧げることの出来なかった心の痛みと併せて彼女を叫ばせる。拒絶と嫌悪と悲観と絶望と、入り混じった感情の奔流が彼女の美しい背をどうしようもなく反らさせる。
彼女は涙を流した。
――それらの感情とは全く関係のない、涙を漏らした。
(なんで、どうしてっ――)
今しがたの高揚が、まるで再度押し寄せてきたかのようであった。
快感が、全身を駆け巡ったのである。
それも生涯で一番の悦びが、彼女の身さえ震わせたのだ。
男が尻を突いてくるほど、無常の快感がどこまでも湧きあがっていく。
彼女は泣き叫び、抵抗した。
露出した爆乳が揺れる。
尻肉が交尾の下劣な音を立てる。
――揺れる乳首は、火照りに艶めき。
尻肉の艶は、男に甘えるように、犯す彼の股間に吸い付く。
(こんなの――ありえないっ――♡♡)
彼女は戸惑いながら、どうしようもなく自覚した。
(なんで私の身体――こんなやつに、媚びてるのっ――?)
自分が雌の悦びを感じていることを。
愛も何もない支配のレイプに、快感を覚えていることを。
(どうして――こんなの、最低、なのにっ――)
――まともな理由を、挙げられないわけではない。
彼女は性に対して潔癖な面を持っていた。だから彼氏とは中学生紛いの交わりしかしていなかったし、当然他の男との経験も持ってはいなかった。
しかし、彼女もまた健全な一女子である。
性から離れていた生活は、自分でも知らずの内に欲求不満を溜め込んでいたに違いない。だからこんなにも快感を覚えてしまうのだ。
彼女は必死に自分にそう言い聞かせた。
そうしなければ、自分が浅ましい存在に思えてしまうから。
「あっ♡ あっ♡ ――えっ!?」
だが……彼女は自覚させられる。
「こ、これ、って――♡」
喘ぐ自分の眼前に差し出されたものを見た途端、膣が強く、締まった。
背筋を快感の電流が一気に迸った。
犯され、子宮を逸物に押し潰されながら、歯を食い縛りつつ、快感に押し流される。
在り得ない。
認めたくない。
でも、自覚させられる。
理性ではなく雌の本能に突きつけられる。
私は『こんなもの』を見せ付けられて、あろうことか発情した。
今まで味わったことのない甘美な快感が背筋をぞりっと擦りあげた。
こんな、こんな。
――あからさまな『紐』を、見せ付けられて。
「お、お願いします、命だけは助けて下さい――」
彼女は紛れもなく本心から命乞いをした。命の危険を感じたが故に、生物として彼と言う捕食者に懇願した。
それなのに――
(……なんで)
自分の知らない自分が、どこかで、期待している。
まるで理性と本能が分かれたかのよう。
訳が分からない。全然分からない。
「やめて、やめてっ――」
――首に紐をかけられる。
彼女は口では拒絶しながら、その目でしっかり自分の首元を見下ろし、身体的な抵抗の一つもしなかった。出来ないのではない、しなかった。彼女自身は混乱していて、そんな自分に気付くことも出来なかった。
ピストンに身体を揺らしながら、雌が一匹、困惑していた。
そして彼女は答えへと導かれた。
皮肉なことに――男の、全力の首締めによって。
「んいっ――ぎひっ♡♡♡」
華奢な首に、紐が食い込む。
その瞬間、彼女の脳髄に快楽物質が射精のように迸った。
無理やりの首締めに仰け反りながら、目をひん剥き、食い縛った歯から涎とも泡とも付かないものを噴きだして垂れ流した。
滑稽な姿である。
背を反らし、首にかけられた紐をひっぱられながら尻ばかり突き出す彼女はまるで、手綱を引かれる家畜の趣だ。
だが、当の本人は本能剥き出しの無様なアクメ面を晒している。
とても、幸せそうなイキ顔。
(ああ、そっか――)
何度も膣イキに痙攣しながら、どこか遠くで、彼女は理解した。
そうだ。
――女って、こういう生物なんだ、と。
モノ扱いに、最高の幸せを感じる。
とっても強い男性様のオナホにされて、どうしようもなく感じまくってしまう。
何より、その、男性様の逞しい膂力で、非力な自分の命を絶たれるだなんて。
脳汁が吹き出て当たり前。
家畜の屠殺扱い最高――♡
「んぎぎっ――イグっ、いっぐ――♡♡」
乱暴に手綱を引かれるほど、彼女は快感に痙攣した。
もちぷるお尻でちゅっちゅと股間に吸い付いておねだりしている自分を感じながら、乱暴に突かれる度に子宮の疼きを激しくしていった。
男性様の力強さが全身で感じられる。
今の自分は、命さえ一時の性処理に使われるだけの肉オナホでしかない。
さいってい。
だから――気持ち良いっ――♡
「イギッ♡ グ♡ イッグ♡ イッ♡ イッ――♡」
ばちばちばちばちっ♡
脳内麻薬でどろどろに塗り潰された脳味噌に凄まじい快感が弾ける。
それは首にかけられた紐をひっぱられるほど、どうじようもなく噴きだしてきた。
スタイル抜群の女体が不自然なレベルにまで反り返らされて、軋むと同時に快感が行きわたっていく。
身体中が、激しく絶頂している。
またイク。
イク、イグ、イグッ――♡
「――あっ……?」
――脳髄の焼き切れるような快感に身を委ねようとしたその時だった。
不意に、首を締め付けていた紐の感触が緩んだ。
同時に彼女を力任せに犯していた男の身体が離れていく。
逃げ出すチャンス――
だが彼女の思考には、訪れようとした快感が引いていく切なさしか、最早、無い。
「……あ、あの……」
男のほうを見やる。
すると、男は彼女に向かってカメラを構えて回していた。
そのレンズに映る自分の姿を見て、彼女は男の意図を即座に理解した。
全裸で、首に紐をかけられた自分の姿は正に奴隷だった。
男は奴隷姿の自分の無様な姿を映像に残そうとカメラを回しているのだ、と。
「……あの……」
――心から、彼女は興奮していた。
目覚めた心の中のマゾヒズムに膣が引き締まり、恍惚が脳内に溢れて広がる。
――だから彼女は、思わず正座をした。
そして、心から溢れる興奮のままに、媚びた言葉を紡ぎだした。
「……こ、今宵は……
今宵はオナホ風情が貴方様の性欲を煽り散らかす格好で夜道を歩き、大変申し訳ございませんでした……♡」
俯せになり、お尻だけを高く掲げて、全裸で土下座の体勢を取った。
麗しい額を、惨めに地面に擦り付ける。
服従の証として、強く、強く、擦り付けるほど興奮が湧き上がって止まらない。
「襲ってレイプして、処女をもらっていただき、誠にありがとうございます……♡
こ、興奮しています、女の悦び感じちゃってます……♡」
一旦、土下座から上体を起こし、カメラのレンズを見つめる。
紅潮した頬と、情熱で濡れ輝く瞳。
その表情には、もはや被虐に耽る奴隷の顔しかなかった――
「誓います……私は……貴方様……御主人様専属の性処理肉便器になります……♡
御主人様に身も心も服従します♡ 気持ちよぉく精液を搾り抜くオナホとして服従いたします♡
どうか……御主人様の性欲のままご自由に使い潰して下さ……い……♡ おッ♡…おッ♡…ぉおおッ♡♡♡」
途端、快楽が爆ぜたように脳天にまで突き抜ける激しい絶頂が襲いかかる。
「おぉぉお~~~~~ッ!?♡♡♡ イク♡ イグイグ♡ イッグゥッッッ♡♡♡」
脳髄から股間にかけて鋭い快感が走り、彼女はカメラの前で盛大に潮吹きした。
この強烈な絶頂により彼女の脳髄と心は完全に焼き切れており、もはや二度と元の状態に戻ることなど不可能な状態になっている。
しかし、それすらどうでもいいことだ。
何も考えず、ただ目の前の男に隷属する喜びに溺れてしまえば良かったのだ――
――彼女は再び、自らの額を地面へ擦り付ける。
「私は御主人様専属のコキ穴肉便器です♡
ただ御主人様に♡ 性処理用のオナホとして♡
ご使用頂き心地よく精液を抜いてもらう為だけに生まれ育った家畜です♡」
相手に媚び諂う口上は止まらない。
それどころか、更に口上は加速していく。
自分の中にある最も強烈な欲望を吐き出そうと全身が甘イキを繰り返す。
「で、ですから……♡ もしよろしければ……♡
どうかこのままモノでもぶっ壊すかのように……乱雑に……♡
私を絞め殺して下さい……♡」
――コキ穴として使い潰され、力の限り蹂躙され、捨てられる。
その強烈に刹那的な快楽を想像し、スイッチの入った彼女はもうそればかりを夢想しただただ求めていた。
額を地面に擦り付けたまま、尻を振りつつ懇願する。
馬鹿みたいに声色をくねらせながら、膣を濡らして快楽を待つ。
「御主人様のおちんぽ様に挿入された瞬間からわかりました♡ 私はただ♡ 首を絞めて使い捨てられるだけ為に存在している肉だと♡ 御主人様にわからされました♡ 家畜のように扱われて絞め殺されることが♡ 私の心の底にある夢かもしれません♡ 実は今朝も知らない男にレイプされて隷属宣言を言って絞殺されることを想像しながらオナニーしてしまいました♡ どうかこの全裸で土下座をかまして御主人様に媚び諂う、エロい才能だけあるドスケベおまんこ女の人生を貰って下さぁい♡ このエロいボディを♡ 御主人様のおちんぽ様が心地よく精液を吐き出すことができるようなドスケベオナホにしてくださぁい……♡♡♡」
――逃走時の恐怖と処女喪失の混乱によって極限まで引き伸ばされた体感時間で、彼女は何十分も逃げ回り、そして何時間もレイプされるような気分に陥った。
しかし実際には、現実の逃走劇はわずか10分。レイプされ処女を奪われてからも20分しか経過していないのだ。
輝かしい人生を謳歌していた21歳OLは、たった30分で性的に蹂躙されることのみを望む肉便器と成り果てていた。
そしてそんな望みなど当然叶うに決まっている――それだけ彼女はエロすぎて。
「――あんっ♡」
カメラは傍に置かれ、姿を映したまま彼女は首の紐を引かれた。
ぎちりと首が締まり、快楽が迸って歯を食いしばらせる。
分泌された脳内麻薬を更に増幅させるかのように、男は肉棒をねじ込み彼女の巨尻を股間でブッ叩いて押し潰した。
「んおっ♡ ほっ♡」
身体は反射的に跳ね上がり、ビクビク震えてしまう。
それでも尻だけは突き出したままで、もっと欲しいと媚びるように振り続ける。
そんな彼女の反応を見て、男はギリギリまで抜いて一気に戻した。
「おッ♡ …ぉお ゙っ♡♡♡」
強烈、濃厚な挿入。尻がみっちり潰れるほどの。
ねっちり濃い交尾はそのまま、膣をえぐるほどの激しく深いピストンを伴って彼女の子宮を打ち叩いていく。
どちゅんどちゅんと何度も突かれていく度に視界が真っ白になるような快感が襲い、口の端から唾液が零れ落ちる。
だが同時に、それは彼女が望んでいたことでもあった――
「御主人様♡ 私を♡ 御主人様の所有物にしてください♡
そして♡ 私の淫乱死体の隅々まで♡ 使って頂ければ幸いです♡
……ぉ゛っ♡ おっ、お゛ぉッ♡ お ゙っおぉぉぉぉッ♡♡♡」
その言葉を合図にしたように――
首を、絞められる。
明らかに彼女の生命を鑑みない、締め付け。
ぎっっっっっ……ちり、と。
首を分断させるのではないのかというほどの力強さで、全力で引き絞られる紐。
発狂しそうなほどに大量の脳内麻薬が彼女の脳内に分泌され、彼女の意識は最早飛んでいた。
そうして快感を味わい完璧な発情に仕上がった女体が、男によって味わい尽くされ犯されていく。
肉感的な身体を無茶苦茶に抱き締め、乳を揉みしだき指を食い込ませ、容易に噛み締め尽くせない肉の感触を堪能し尽しながら犯す、男。
――一発一発、最奥に鈴口を叩き付けるその度に精液が上ってくる。
最早、彼女も男も、絶叫しそうな快感の頂点、その中で。
イク。
彼女は絶頂し――男も精を、吐き出して。
(―――――ッッ♡♡♡♡♡)
――尻を潰す勢いで股間を叩き付け、最奥に、膣内射精。
同時に首を、締め上げて。
――彼女は白目を剥きながら、夜の公園で見知らぬ男の精液を受け止めた。
声にならない絶頂の嬌声は、首の紐が絞められる最中で、それすらか細くなっていく。
ギリギリと執拗に。
ギチギチと強烈に。
首を、絞めて、絞めて、なかだしして。
――そんな支配のレイプによって受精しながら、彼女は究極の絶頂の最中でこと切れた。
滑稽な痙攣と共に潮と小水を勢い良く噴きだすアクメ全開の淫乱女は、青ざめた顔を恍惚に蕩けさせて、ただのモノとなった。
心地よいだけのエロい肉塊となった彼女はそのまま男に犯され続けた。
それはいつまでもいつまでも、続いていった――。
* * *
「――っ!」
――という、夢。
言ってしまえば拍子抜けなものだが、彼女は自室のベッドで目覚めた。
時刻は休日の朝。
起きてしまえばすぐに夢だと分かるもので、即座にそれを理解した彼女は自己嫌悪に苦い顔をした。
「やだ……なんであんな夢を見ちゃったんだろう……」
布団はすでに汗でじっとりと濡れている。
下半身の状態が、感覚で分かる。
自分の秘部は、すっかり濡れてしまっている。
「知らない男に追いかけられて、レイプされて……首なんか締められて、あんな……これじゃ私、変態みたいじゃない……」
まだ、夢の興奮が身体に残っている。
あの、言い知れぬ多幸感。
頭のてっぺんから爪先まで満たす、強烈な痺れ――。
「……私、Mなのかな……うう、最低。
もう、とりあえず起きよ、駄目だよこんなの……」
彼女は呟いながら、頬に紅潮を浮かべ始める。
スタイル抜群の身体は火照り、豊かな胸の鼓動が高まっているのを感じている。
「……うう……」
――抗えず、彼女の白魚のような手が、パンツの中にするりと潜り込んだ。
「彰くん、ごめんね……一回だけだから……んううっ……ん、ひああっ……」
愛しの彼に謝りながら、少々変態的な自慰に、彼女は一人、耽っていく。
「んっ……ああ……」
ベッドの中で身体をくねらせながら、肉感的な乳首を自ら指で潰しつつ秘部を弄る。
その首元に、今夢で見たばかりのリアルな紐の感触を想像すると、自らを慰める手は一層熱を帯びていった。
指は堪らず膣の奥へと侵入し、動きは激しさを増していく。
「…………」
――見知らぬ男に、欲望のままにレイプをされて。
そんな男に隷属の宣言をして。
そして、最期には絞殺される――。
「ふぅ、んっ……イクッ……イク……♡」
のどかな休日の自室で、彼女は深く甘い絶頂を堪能した。
全身に火照りを感じながら噛み締める絶頂は、これまでの人生で味わってきた快楽とはまるで異なる快楽に溢れていた。
21歳、短大卒、OLとして外資系コンピューター会社に務める彼女。
両親公認の彼氏がいるが、全く男性経験が無く、未だ処女である。
そんな彼女は、甘い嬌声を響かせ、30分間朝オナニーを続けていた。
明るい性格の彼女は、気分転換は早く。
シャワーを浴びて、新しいパンツを着替えた後、彼女はすでに夢の中の出来事をすっかり忘れていた。
当たり前の事だろう。今日という楽しい一日が、彼女を待っているからだ。
彼女――斎藤琴絵は、今日、学生時代の友人と遊びに行く予定だ。
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カルコサの住民
2024-01-05 10:54:22 +0000 UTC9322
2024-01-04 20:33:59 +0000 UTC压力马斯内
2024-01-04 13:07:51 +0000 UTC