表
『ごめんごめん!遅れちゃった!』
『おせーよ!もう始まっちゃってるし!だからわざわざ待ち合わせなんかしないで一緒に出…お、浴衣』
『着付けに時間かかっちゃって…どう?』
【か…かわいい…暖色系の浴衣が千夏っぽくて似合ってるし髪型もいつもと違ってイイな。さらに急いで来たから汗ばんで妙に色っぽいのがまた最高ですね!控えめにいってウチの幼馴染かなりかわいいのでは!?】
『…馬子にも衣裳だな』
『む!…ま、まぁ冬也の為なんかに着てきたワケじゃないしね!それより花火花火!』
『綺麗だね』
『あ…あぁ…そうだな…』
【正直花火よりも目を奪われるんだが…ってうわ!今俺恥ずかしいこと言った!いや言ってないけど!思っただけだけど!そんな恥ずかしい台詞言ったら死んでまう…でもそんなこと言ったらこいつどんな顔するんだろ?………①笑う、②大笑いする、③腹抱えて爆笑する…くそが…あぶないあぶない!あやうく羞恥でのたうち回るところだった!滅多なこと言うもんじゃないな!…だけど『浴衣似合ってる』ぐらい言ったほうがよかったか?さっきなんか怒ったし…】
『…ゆ…浴衣似合ってる』
『え?何か言った?花火の音でちょっと聞こえない』
『いやなんでもない…』【クソがーーーーーーーーーーー!!】
『…プッ!まったく、最初から素直に褒めときゃいいのにw』
『おまえ…聞こえとるやないかいッ!』
『ププッ、ホント冬也って素直じゃないよね~』
『うるせ…でもまぁ来年も花火見れたらいいな』
『う~ん、来年こそは彼氏と見に行きたいかな~』
『彼氏!?いんの!?』
『いたらあんたと今一緒にいないでしょ…』
『それな』
裏
待ち合わせの10分前ーーーーー
『おぉ~花火をバックに絶景だねぇ~』
『始まっ…ちゃった!ねぇ…はやくイって』
『ナカに出るけどいいのか?』
『いいから…』
『下着ないのに?』
『もう!先生が着けてくるなって言ったんじゃん…いいからはやく…』
『ウッ…!!』
ゲンキ@あんよ&ノクタ書き
2021-09-11 15:14:55 +0000 UTC