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進捗日記164

8月26日


この日をどんなに待ち侘びたことか…!はるばる山の中までやって来ました。

最高なホテルはまたそのうち紹介しよう。ひたすら本を読んで過ごしてます……


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今日読んだのはこれ。600pの長編だけど、面白くて全く長いと思わなかった。

同名の映画公開と同時刊行で監督が小説家と共に出した本。以前友人たちと一緒にディズニーの「美女と野獣」を見ていた時、「最終シーンで野獣が美しい王子になるのが許せなかった監督が撮ったのが『シェイプ・オブ・ウォーター』」と教えてもらい、ずっと気になっていた作品。いや~良かった。。。


小説と映画比較しながら詳しい感想を書きたい……映画旅行中に観れたら観ます。



今週はずっと本を読んでいるだろうから、ついでにいつも読書中に聴く曲も紹介しよう。PEANUTSのジャズは全部読書向きな気がするけど、パンプキンワルツを特におすすめしたい。



8月27日


今日はイングリッシュガーデンへ足を伸ばした。

外が暑くない、涼しいというだけでこんなに幸せなのね。。。フレグランスでしか嗅いだことのない森の香りを全身に浴びている。


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今日は「青い城」を読んだ。あの「赤毛のアン」で有名なモンゴメリの著作です。


主人公は20世紀初頭のカナダに暮らす29歳の独身女性。人の目が何よりも重要な意味を持つ村社会の窮屈な一族で、ずっとオールドミスとして蔑まれていた女性。


なんというか、現代でも漫画の広告で見るようなストーリーだなあ……「一族に蔑まれていた私が、狂人だと噂の辺境伯と結婚したけれど…?」から始まるギャフンもの。


こう書くと面白くなかったみたいになるけど、全然そんな事はない。彼女が毒親や窮屈な一族から抜け出し始める部分の描写は読んでいて楽しいし、嫁いだ後の美しい自然の描写は流石モンゴメリです。誰しも「青い城」を持っていて、それぞれ違う名前を付けているだけ、というのは本当にその通りね。。。


ただ、小公女セーラやあしながおじさんなど、少女時代に触れた昔の文学のシンデレラストーリーは大抵、金持ちの男性に気に入られて幸せになるエンドだ。100年前の時代に、女性が自分の手で幸せになるのがどれほど難しかったかよく分かる。

私はそういう逆境に耐えて強きものを捕まえるタフさも強さのうちだと思っているからこれが嫌いなわけではないんだけど、自分自身はそういう生き方はしないだろうから、こうして若い女性が自分で稼いだお金で好きに一人旅ができる時代に生まれて良かった~~~と思う。



アナ雪を久々に見直した。

最初に見たのはたしか中学に入りたての頃だったと思うけど、その時よりずっと心動かされる。エルサが感じている恐怖に共感しすぎて三回くらい泣いた……


自分は数年前からごく軽度の広場恐怖(人がいっぱいいるor一緒に行動、施術する人がいる状態で、すぐに抜け出せない場所を怖く思う症状)で、劇場や美容院や歯医者、電車が苦手気味(大丈夫な時も多い)なのだけど、ダメな日に「どうか恐怖が強くなりませんように…」と祈りながらそういう状況に向かう時の心境ってかなり戴冠式前のエルサだ。私もそういう時にはお守りを持って行くので、エルサが手袋に縋ってる感じもわかりすぎる。ライナスの毛布だ。今山に逃れて来ているのもなんかエルサみたいで笑ってしまった。


こういった恐怖って邪魔な事がほとんどなんだけど、物語のキャラクターや苦しんでる他人の心境に共感できるようになったのは良いところだな。


全部ぶち壊す事を言うんだけど、以前友人に「(いろんな問題は置いておいて)、アナ雪ってエルサ×アナ、アナ×エルサどっちだと思う?」と聞いたら全員が呻吟していた。迷うよね、ここ二人。



ディーリアスという作曲家、割と好き。この5つの小品の3曲目のワルツがすごく好きなのでこれをおすすめしよう。。。

彼は「夏の庭で」「川面の夏の夜」と言った曲も作曲しているのだけど、全然暑い印象が無くて逆に面白い。東京の夏にはとうてい似合わないけど、ここの涼しい夏には確かに似合うかも。



8月28日


今日は一日中ホテルステイ。

sorry I didn't add ENG sub today💤


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今日読んだ本はジョーン・エイキンの「ルビーが詰まった脚」。先月読んで大好きになった「お城の人々」の片割れ的短編集です。

相変わらず良い、、、好きな作家ランキングを鰻登りしている。不思議さや切なさ、どこか終わりを感じる虚無感を、独特の可愛さというベールで包んだような物語たち。

「月のワルツ」が大好きという話をしばしばしているけど、もしエイキンが同じタイトルであのストーリーラインを描いてくれたらどうなるんだろうな……めちゃくちゃ似合うだろうな……。



ジョーン・エイキンには絶対「マ・メール・ロワ」だ。この曲が似合う本はいい本。



8月29日


今日はホテル周辺をお散歩。

Today I added full ENG sub! That was a hard task...😇



美しい自然といえば……で、大好きな映画、ムーンライズ・キングダムを見た。最高~~~

初見の時感想書いた気がするので割愛。これとグランド・ブダペスト・ホテルは全員見てくれ。



インプットばかりしてあまり絵を描いてなかったけど、そろそろ描きたくなって来た。じゃむらべと次の同人誌で迷って、結局両方で使える絵を描く事に。



ざっくり色も置いてみた。ガーデンを描くの難しすぎるな…!?ざっくり描くならまだしも、ここからどう描き進めればいいんだ?



8月30日


今日のVlog。普通に動画の整理をサボってて帰京後に編集してます。

I've added Full ENG sub! These days I have many opportunities to write in English, so it's becoming a little easier to write even if the readers allow awkward sentences.



8月31日


今日のlog。この日は何もしなかったな……。むしろそういう日を求めていた。



ホテルに残すメモ。

正直言うと、私は本来このスイートルームの正規料金に換算すると2泊しか出来ないような宿泊料しか払っていないので、台風やホテル側の事情があったとはいえ本当に破格のサービスでした。

チップを残していくのも日本だと変かと思い、せめてものお礼状を……。


www.amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/シャルビューク夫人の肖像-ジェフリー・フォード/dp/4270001348/ref=mp_s_a_1_3?adgrpid=57103334321&dib=eyJ2IjoiMSJ9.YKju5paLYomNMJfJDh4Ccv-IqvU6C6Z1R9XLtAd0hdE.Va1Lm1gVUCzF32OF3fDV_iMmgsQfHrU-n4PGKiteCAk&dib_tag=se&hvadid=679075129591&hvdev=m&hvlocphy=9162998&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=11361030451440842113&hvtargid=kwd-334094218928&hydadcr=6124_13377138&keywords=シャルビューク夫人の肖像&linkCode=plm&qid=1725176875&sr=8-3


「シャルビューク夫人の肖像」読みました。「最後の三角形」で一目惚れしたジェフリー・フォードの長編。

19世紀末ニューヨークの高名な画家、ピアンボと、「姿を見ないで肖像画を描いて欲しい」と彼に頼んだ奇妙な依頼人の話。


読む前から分かってたけど、め~~~ちゃ好きだった。私が読む本には画家が登場しがちだけど、これは小説家と似通った職故に描きやすくて作家に人気なのか、私がそういう本を選んでいるのか。私も一応油絵の基礎の基礎くらいの素養はあるので、絵画の表現を読むと油の鼻をつく匂いや絵の具の硬さが思い起こされる。最近は依頼で受けた肖像画ばかり描いて自分自身の絵が描けていない画家……という主人公の設定もなかなか自分に刺さり、より彼に感情移入してしまった。

杳として知らない依頼人の正体、屏風越しに彼女が語る奇怪な話、主人公の周りの魅力的なキャラクター、物語が進むにつれて禍々しさを増すサスペンス要素と画家の葛藤、全部が良かった。好きな作家の本は、読むだけで映画のように頭の中に景色が見える。フォードもその一例だ。

ただ19世紀末のアメリカの知識がなく、途中まで街についてはあんまりイメージが沸かなかったけど、中盤バーナム一座の話が出てきたので「グレーテスト・ショーマン」から十数年先の世界か〜と納得、その後は本当に映画のように読んだ。これがあるからちまちま映画を見ておくのは悪くないんだよな……。


私の好きな本はえてして読む人を選びがちだけど、「シャルビューク夫人の肖像」「最後の三角形」は割とおすすめしやすいかも。面白いので良ければ読んでみて欲しいな。



読書中あまり歌詞のある曲は聴かないのだけど、エラ・フィッツジェラルドの落ち着いたジャズはたまに聴く。



9月1日


この日は八方尾根に昇った。動画編集に疲れてきたんで来週の日記に載せます。

I went up Happou-One this day. I'm getting tired from editing the Vlog, so I will include it nex week diary.


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「嘘の木」読みました。

面白かった…!なんか今回随行した本たちはやたら19世紀を舞台にしがちだし、その時代がいかに女性に厳しかったかを描きがち。


「嘘の木」は1860年代のイギリスで、学会を追われ逃げるように向かった離島にて客死した父の死の謎を追う少女を描いた物語。ミステリとしての出来も良いのだけど、スプーン一杯程度のファンタジー要素、児童文学として描かれる主人公フェイスの成長、さまざまな要素がどれもうまくまとまっていて面白い。


「水族館の歴史」を読んだ時も、科学の勃興により失われていく神秘に戸惑う人々の姿に、科学の時代に生まれた私は新鮮さを覚えたものだけど、この本はまさにそんな時代ーダーウィンの「種の起源」から数年後を描いたもの。キリスト教を信仰している登場人物たちはみなその足元を掬われるような時代を生きているのだけど、フェイスの少女の世界もまた同じように崩壊し、大人としての視点で新しい世界が見えてくる……みたいな、大規模な変化の時代と個人の成長両方を巧みに描いているな~という印象。これもおすすめだな。



このチャンネル大好き。読書中にも作業中にも入眠時にもしばしば聴いてる。

オールディーズをくぐもった音質や環境音と共にまとめてくれてます。



日曜夜に帰宅してました。9月は表案件2件と裏案件1件。どれも軽めなのでパパッと済ませたいね。

それでは~


(いいねがあったら嬉しいです🔽)

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