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お豆
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前回のあらすじ:志貴と二人で海へ遊びに来たアルクェイドだったが、そこでナンパされ、一度は断るが結局流されて初対面の男とセックスしてしまう。そして泊まる宿の場所を聞かれ、その男に宿泊先を教えてしまうのだった。                                                                                                                                                          海沿いに建てられた和風の宿。二人が今日泊まる部屋の中で、椅子に背を預けた志貴が首に濡れたタオルを巻き、バツが悪そうに口を開いた。 「悪いな、せっかく海に来たってのに、俺だけ先に休んじゃって」  顔の前で片手を立てながら謝罪する志貴に、アルクェイドは笑顔で応える。 「仕方ないよ。志貴、体調悪かったんだから。無理してホントに倒れられちゃったらそれこそ困るわ」  海水浴に来ていた二人だったが、志貴が途中で気分を悪くし、先に宿へ戻ることになったのだ。  そのせいで一緒に海で遊ぶ時間が短くなったのは残念だが、とはいえ志貴の体調が第一である。  明日ももう一度海へ行く時間はあるのだから、今日はゆっくり休むのが先決だろう。そう考えて、二人は一時別行動を取ることになった。  ――それに、志貴が先に帰ったおかげで、とある出会いもあったのだし……。と、アルクェイドは内心に抱えた記憶を一つ隠す。 「ま、明日までには体調も元に戻りそうだ。明日はちゃんと俺も一緒に遊ぶから。せっかく宿取ったのに寝てるだけじゃ勿体ないしな」 「そうね。しっかりしてくれないと、私のこと守れないわよ?」 「守るって……。おいおい、こんな所に使徒でもいるって言うのか?」 「そうじゃないけど……悪い男に襲われることだって、あるじゃない?」 「……それこそあり得ないだろ。その辺の男がお前をどうにか出来る訳無いって」 「ふーん……」  何を当たり前のことを、と言いたげな志貴に、アルクェイドは何か言いたげな目線を送る。 「なんだよ?」 「……別に? その辺の男にはどうにか出来ないってことは、私をどうにかしちゃった志貴は何なのかなーって思っただけ」 「なんだよそれ」  志貴は首を傾げ、おかしそうにそちらを見る。  が、アルクェイドはその疑問に答えることなく、すっくと立ち上がった。  そして自分の荷物を漁り、バスタオルや着替えなどを取り出す。 「そろそろお風呂入ってくるわ。志貴は先に寝てていいよ」 「ん、そうか。分かった。俺はもう入ったけど、中々いい湯だったぞ」  アルクェイドは志貴に微笑んで頷き返すと、荷物を手に取り、部屋の襖を開けた。 「……そんなのだと、私……誰かに盗られちゃよ?」 「……ん?」  部屋から出ていく際に彼女が呟いた言葉。  それを志貴は上手く聞き取れず、なんだろうと首を傾げるのだった。  ◆  旅館備え付けの温泉を出たアルクェイドは、浴衣に着替え、自室への道を戻っていた。  その歩みはどこか重く、鈍い。  せっかくの海に宿に温泉だというのに、アルクェイドは終始浮かない顔で脚を動かす。  温泉に浸かり、一人になれば楽にもなるかと思ったが、あまり効果は芳しくなかった。 「はぁ……」  部屋へ戻る最中、アルクェイドは深い溜息を吐いた。  憂鬱の理由は、自己嫌悪と身体の火照り。  温泉で身体が温まったというだけではなく、アルクェイドの浴衣から覗く艶めかしい肢体は、内側から火で炙られるような熱を帯びていた。  尿意を催すのにも似た、下腹部をもじもじとひくつかせるような感覚が、ずっと身体から消えてくれない。  それもこれも全て、海水浴場で出会った軽薄なナンパ男のせいだ。 「あんなの……絶対駄目なのに……」  男の誘いに良いように乗せられ、流されるままに行ってしまった淫らな行為。  一時とはいえ志貴を裏切ってしまった罪悪感に悩まされながらも、しかし、その行為を思い出すと身体が火照り、子宮が疼いてしまうのだった。  その疼きを、志貴に埋めてほしいと思っていたのだが、その恋人は体調を戻すためにともう就寝の準備を始めている。 (寂しいよ……志貴)  アルクェイドは劣情を持て余したまま、一人自室への道をゆっくりと歩いていた。  このまま部屋に戻れば、我慢出来ずに彼を押し倒してしまうかもしれない。……それでいいのだろうか、と悶々とした思いが募る。  そんな時、不意に人影がアルクェイドの背後に迫った。 「え……?」  その人の気配が、身体へ密着するほどに近づいて来たことを察し、アルクェイドは振り返ろうとした。  が、それより先に、その人影から伸ばされた腕が胴体に回され、浴衣越しの巨乳を揉みしだいた。 「きゃっ……!?」  突然のことに、驚きの声を上げるアルクェイド。  首を回して後ろを見やると、そこには金髪で浅黒い肌の男が立っていた。  その整いながらも下品さを隠しきれない顔は、とても見間違えようもない。 「へへっ、アルク見っけ~」  気だるげな声で言葉を吐きながら、昼間ナンパしてきた男が顔を見せる。  突然現れた男に、しかしアルクェイドは彼が現れたこと自体には驚かず、鋭い視線を横に向ける。 「あなた……本当に来たの……?」 「当たり前だろ~? せっかくお呼ばれしたんだからさぁ」  男は当然という風に言いながら、まるで自分の物のようにアルクェイドの胸を揉みしだく。 「恋人がいるって知っておきながら来るなんて……遠慮とか知らないの?」 「泊まる所教えたのはお前だろ? 今更嫌がったフリすんなよ」 「あ、あれは……流れで教えちゃっただけで……」  アルクェイドは否定しようとしつつも言葉を濁す。  初対面の男に抱かれ、宿の場所まで教えてしまったことは、今となっては後悔していた。本来ならば、あり得ない。絶対に教えてはいけないことだった。  だが、結局快楽に負け、男を自ら招いてしまったことは事実だ。  否定しようとしても、彼からすれば自分など軽くナンパしたら簡単に食えた手頃な獲物でしか無いのだろう。 「まぁなんにせよ、お前もまた俺に会いたかったんだろ? また楽しもうぜぇ」 「うるさい。触らないで……!」  下着を着けていない浴衣の上から胸の先端を弄られながら、アルクェイドはこめかみに怒りで血管を浮かび上がらせた。  だが、男は邪険にされるのも構わずに、身体にまとわりついてくる。 「そんなツンケンすんなよ~。昼間みたいに素直になれって。思い出すだろ? 感じるとこ全部弄られまくって、アヘアヘ言ってた時のこと」 「……だ、黙ってっ! あんなの、思いだしたくないの……!」  アルクェイドは強い口調で拒絶の意思を示すが、力尽くで男を振り払おうとはしなかった。  どれほど口では嫌がり、理性では流されまいとしようとしても、一度本物の雄に抱かれる快楽を覚えてしまった身体は、そう簡単にはその記憶を消去してはくれない。  むしろこうして胸を揉まれ、身体を密着させられているだけで、子宮の疼きはより耐え難い物へと変わっていく。 「まだこの腹ん中で、たっぷり注いでやった俺の精子が泳いでんだよなぁ。どれどれ……」  男は耳元で囁きながら、浴衣をはだけさせ、下着を着けていない秘処に指を這わせた。 「んっ♥ あ……いや……」  男の指が割れ目をなぞり上げ、既に濡れてしまっているそこをくちゅりと鳴らす。  その刺激にアルクェイドは思わず甘い声を上げてしまった。 「やめ、なさぃ……♥ ここ、まだ通り道なのよ……? こんな場所で、しちゃ……だめ♥」 「なんだよ、ならここじゃなきゃ幾らでもしていいってことか?」 「…………」  強引な男の誘いに、否定の言葉が出てこない。  志貴は、自分の帰りを待っているのだろうか。それとも、明日に備えてもう寝てしまったか……。  寝てしまっているのなら、このまま部屋に帰らなくとも、もしかすると問題は無いのかもしれない。  その思いが、アルクェイドの思考を鈍らせる。  男はその隙を見逃さず、彼女の腕を引っ張ると、強引に自分の方へと引き寄せ歩き出した。 「あっ……!?」  志貴の待つ部屋とは反対方向、男が泊まる部屋へと半ば無理やり、半ば己から連れていかれながら、アルクェイドは罪悪感と期待で胸の鼓動を早くさせる。 (……待ってて、志貴。……出来るだけ、早く戻るから)  そんな、恋人への想いを置き去りにして、アルクェイドは再びこの男との交わりを選ぶのだった。  ◆   「お゛おぉ!?♥♥ お゛ぅっ♥ んお゛ぉぉっ♥♥」  薄暗い和室の中、雌の野太い嬌声が響き渡る。  その声の主――アルクェイドは、昼間ビーチで出会った男に組み敷かれ、開けた浴衣姿で交尾している最中だった。 「あぁ~やっぱハメ心地いいわ~! マジでこのエロ女食って正解だわ。金髪に浴衣ってのも中々味があるし、マンコの締まりも良いしよっ!」  男は細くくびれた腰を掴み、正常位でガンガンとペニスを腟内に打ち付ける。  アルクェイドの雌穴はその巨根を待ちわびたように膣肉を締め付けて雄を歓迎していた。 「はひっ♥ ひやぁっ、あぁんっ♥」  女を乱暴に扱う性欲の塊ということしか知らない男相手に、吸血鬼の姫は淫らな本性を暴かれていく。  たった一度の性行為で露見してしまった弱点、感じる部位を的確にペニスで突かれ、アルクェイドは理性が急速に溶けていくのを感じていた。  昼間は性欲に流され、男を自ら求めてしまったが、心までの屈服はしないと決めていたのに、一度抱かれると男に組み伏せられる満足感と、身体を包む安心感に快感を覚えてしまう。 (私また……志貴以外の人と……エッチしちゃってる……♥)  頭の片隅に残った理性が、自らが置かれている状況を認識させる。  だが、それもすぐに押し寄せる快楽によって流されてしまい、抵抗などまるで出来ない。 「つ、強す……ぎっ、お゛ほっ!?♥ ちょ、ちょっと緩め……てへぇええ♥♥ ふひぃいいっ♥♥」  制止の言葉も禄に紡げず、されるがまま、男の欲望のまま媚肉を貪られる。  個室の中、床に敷かれた布団の上でということもあり、外での性交よりも更に激しい交尾の音が部屋中に響き渡っていた。  感じれば感じるほど膣内は愛液を分泌し、男の一物を悦ばせるための潤滑油を溢れさせる。 (だめっ♥ これ……気持ち良すぎる♥♥ 頭、びりびりってくるぅ♥)  男に屈服し、恋人を裏切ってしまった時の快感が蘇り、脳髄を痺れさせる。  ばちゅん、ばちゅんと卑猥な音をかき鳴らすピストンが、全身が支配されていく。 「強気ぶってる癖にチンポに弱すぎだろお前。彼氏が同じ宿に泊まってんだろ?」 「だ、だってぇ……っ♥ この、悪いちんぽのせいだから♥ チンポ気持ち良すぎるのが悪いのぉ♥♥」  男のペニスの凶悪さに身悶えながら、アルクェイドは言い訳の言葉を唱えた。  膣内にみっちりと詰まった肉の塊は、感じる部分を余すことなく擦り上げて恋人との差を見せつける。  ただ自分の快楽を優先した乱暴なピストンだというのに、そんな自分勝手な抽送が、堪らなく心地よかった。 (私の身体……この人の物にされちゃってる♥♥ このままじゃ、心まで盗られちゃう♥♥)  志貴のペニスでは届かなかった膣奥が開発されて、今まで知らなかった快感が蓄積していく。  それは、恋人との愛がありつつも生ぬるいセックスとはまるで違い、どれほど認めたくなくとも、優秀な雄という存在を身体に刻み付ける。 「イグッ♥ イってるッ、私もうイってるのっ♥♥ 許してっ、チンポもう許してぇええ♥♥」  これ以上絶頂を繰り返しては、本当に心からこの男を愛してしまう。  その危機感に、アルクェイドは快楽に流されながらも必死に男に許しを請うた。  しかし男は構わず腰を打ち付けながら、陥落寸前の女を責め立てる。 「お前が俺の女になるっていうなら許してやるよ! 俺の精子で孕んでさぁ!」 「そ、そんなのムリっ♥ 私……志貴の恋人だからっ、あなたの赤ちゃんなんて産めないからぁ♥♥」  快楽に屈しそうになりながらも、アルクェイドは最後の一線で踏みとどまる。  しかし、男は彼女の言葉に嗜虐心を煽られたようで、より激しく、雌を屈服させようと剛直を振り下ろす。 「うるせぇ! いいから俺の精子で孕め! 浮気チンポ大好きの淫乱女が!」 「やめっ、おほぉおお♥♥ くひいいいいいい♥♥」  ペニスが腟内で膨らみ、射精の前兆を感じさせる。  雌を孕ませるという強い意思が隆起したペニスから伝わり、睾丸から精液が迫り上がってくる。 「お願い、待って! 中は、中出しは駄目……っ! ホントに、孕んじゃうからっ……!! お願……っ」  アルクェイドが懇願を重ね、男の射精から逃れようと身体を捩る。  が、男はそれを力で押さえつけ、顔を寄せて無理矢理にその唇を唇で塞いだ。 「ふむっ、んんん……っ!?」  口付けと共に、口内へ侵入してくる男の舌。  愛するものとしか交わしてはいけないはずの接吻を、しかしアルクェイドは拒めず、逆に自ら舌を絡ませてしまう。 (キス……だめぇ……♥♥ こんなやつのキスで、気持ちよくなっちゃだめなのにぃ……♥♥)  愛を確かめ合う行為だと思っていた口付けが、ただ舌を性感帯とし、口内を貪られるだけの行為へと認識を変えられていく。  これまでとまるで違う生き方を教えてくれる男性に、アルクェイドの心は間違いなく逞しさを感じてしまっていた。  このままでは駄目だと、恋人への想いを奪われてしまうと分かっていても、子宮へ男の醜い欲望をぶち撒けられることを、拒むことは出来なかった。 「んむうううう♥♥♥」  びゅくっ、どぴゅるっ!!ぶぴゅるるるっ!!!   キスで口を塞がれたまま、膣内に吐き出される大量の精液。  絶望と快楽に同時に襲われながら、アルクェイドはこれまで以上の絶頂を迎えるのだった。 「ん゛ん゛ん゛んんッ♥♥♥ ふぎゅぅううう~~ッ♥♥♥」  口を塞がれたまま、アクメのうめき声が喉を震わせる。  どくどくと子宮に子種を注ぎ込まれる感覚に、アルクェイドは目を白黒させ、電流が流れたように全身を痙攣させた。 (出てりゅぅぅう♥♥ ザーメン子宮の中に張り付いちゃってるぅ~~♥♥)  こじ開けられた子宮が精液で満たされ、膣内射精が完了する。  射精が終わった後もハメられたままの巨根に、アルクェイドは呼吸を乱したまま、布団の上で脱力する。  陰唇からは入りきらなかったザーメンが逆流し、ごぽりと泡を立てて垂れ落ちていた。  男は唇を離した後、アルクェイドの耳元でニヤつきながら囁く。 「この程度で終わりと思うなよ? お前が完全に屈服するまで、徹底的に壊してやるからな」  お前を壊すという男の宣言に、アルクェイドはその言葉を陶酔した表情で受け入れてしまっていた。

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