蓮太郎は駆け足で玄川姉妹の住む神社の方へ向かっていた。 自分でも何を急いでいるのかと思うが、息を切らしながら早朝の静かな町を走る。 以前も、こんな事があったような気がする。確か先日歌夜と通話した後、歌夜を助けるため急いで玄川家に向かったのだ。その時はまだ夜中だったか。 ――いや、違う。あの時の事は夢だったのだ。 歌夜が優吾と性行為に及んでいるという、この所何度も見ている悪夢。 だが、その夢がもしも現実だったとしたら……。そんな馬鹿な妄想に突き動かされ、蓮太郎は今走っている。 夢なのか、現実なのか、確かめねばならない。そうしないと、安心して歌夜と沙夜が留守の間待っていることも出来ない。 (でも……もしも夢じゃなかったとしたら、僕に何ができるんだ……) 思考に混じる疑念を考えないようにして、蓮太郎は走った。 神社に続く長い階段を駆け上がり、境内を抜け、玄川家の屋敷に辿り着く。 早朝から突然押し掛けるなど非常識かもしれないが、あの二人ならばきっと許してくれるだろう。 だがそもそも、二人はまだ任務から戻っていないはずなので、それすらも余計な心配なのかもしれなかったが。 すー、はーと息を吸って吐いてしてから、玄関の呼び鈴を鳴らす。 「…………」 緊張しながら待つが、一向に人がやってくる気配は無かった。 やはり姉妹はまだ帰っていなかったか、という安堵と、それでもこの家には今もう一人、あまり今思い出したくは無い少年が居るはずだが……という疑問が湧く。 とはいえあの少年のことだし、まだ寝ていたり、起きていても一々出てこないという可能性もあり得た。 どちらにせよ、姉妹がいるなら呼び鈴の音に反応して出てくるはずだろうと、蓮太郎は納得することにした。 「……あれ?」 一応、引き戸に手を掛けてみると、戸は施錠されておらず、簡単に開いてしまった。 無用心だなと思いつつも、何か嫌な予感がした。 考え過ぎだと思うが、開いた隙間から中を見ると、玄関には靴が三足並べてある。女性物が二足に、少年の物が一足。 それをもって姉妹が帰っていると判断するのは早計かもしれないが、蓮太郎は悩んだ末、念の為家の中に上がらせてもらうことにした。 「お邪魔します」 家族同然の間柄である自分たちに今更畏まった挨拶は不要だが、一応自分が来たことを知らせるため挨拶する。 「歌夜姉、沙夜姉、居る?」 彼女たちの部屋に届く声で語りかけるも、返事はない。 家の中に生活感はあるものの、それが姉妹が帰っているからなのか、優吾が居るからなのかの判別は付かなかった。 勝手に家に上がっている以上、あまり長居するわけにもいかない。 姉妹の部屋に向かい、手早く確認してしまおう。そう考えた蓮太郎だが、不意にぴくりと眉を動かす。 「…………?」 姉妹の部屋とは逆方向。客間の方から、微かに音が聞こえた気がした。 気にするほどの物では無いかもしれないが、誘われるように蓮太郎はそちらに脚を向けた。 そういえば、優吾はどの部屋で寝泊まりしているのだろう。大きな屋敷なので部屋は多いが、もしかしてあっちの方の部屋を使わせて貰っているだろうか? 向かいながら、蓮太郎はそんなことを考える。 そうして客間に付くと、部屋の中からはハッキリと人の気配が感じられた。 「……あの、蓮太郎だけど。あ、開けていい?」 優吾に向けてなのか、姉妹に向けてなのか、自分でも分からないまま蓮太郎は問う。 しかし返事は無い。なので、恐る恐る襖を開けてみることにした。 そうして開けられた襖の奥には――。 「あっ……か、歌夜姉、沙夜姉っ!」 蓮太郎の愛する二人の女性が、確かにそこにはいた。 二人は巫女装束を纏い、こちらを向いて並んで立っていた。 「帰ってたんだね」 二人が無事に帰っていたという安心もあるが、いつ帰ってきたのだろう? 帰ったのなら連絡して欲しかった、というのは流石に自分勝手な言い分か。 「蓮太郎……」 「蓮くん……」 「あ、ごめん……急に上がり込んで! その、二人が心配になって、それで……」 いきなり家に入ったことを咎められはしないかと、しどろもどろに説明をしようとする蓮太郎だが、二人の様子を見て「ん?」と動きを止めた。 「えと、二人とも……どうかした?」 姉妹はどこか虚ろな目で、熱でもあるかのように頬を紅潮させていた。 久々の対面だというのに、心ここにあらずといった様子で、眼の前の少年に意識を集中できていないような、そんな感じだ。 そもそもこんな所で何をしているのだろうか。勿論自宅で何をしようと彼女たちの勝手ではあるが……。 そんな様子のおかしい姉妹に、蓮太郎は近寄ろうとしたが。 「おぅ、そろそろ来る頃だと思ってたぜ」 「っ!」 不意に自分と姉妹以外の声が聞こえ、蓮太郎は息を吞んだ。 部屋の中、横に並ぶ歌夜と沙夜の巫女装束に隠れていたが、その後ろにはあの少年が座っていた。 「ゆ……優吾くん……」 「おはよう、蓮太郎。いい朝だな」 実際に合うのは久しぶりなはずだが、優吾は妙に馴れ馴れしく語り掛けてくる。 ここが優吾の部屋だとして、彼がここに居てはいけないとは言わないが、姉妹と三人で居るのは気に入らない。 「何をしてるの……? 三人揃って」 「うん? ちょっと遊んでただけだよ。何かおかしいか?」 「そうなの……歌夜姉? まだ朝だけど……。それに、僕がそろそろ来る頃って、どういう……?」 三人で蓮太郎を出迎えるため集まっていたという雰囲気では無いし、自分がここに来る兆候など無かったはずだが。 優吾は「あぁ」とわざとらしく頷いて答えた。 「そろそろこいつらの様子が気になって、様子を探りにくるだろうと思ってよ」 「いや、でも……二人は任務に出てたはずだし、帰ってきたなんて僕は知らなかったのに……」 「夢、見ただろ?」 「えっ!!?」 その言葉に、蓮太郎の心臓がドクンと脈打った。 「夢……って、なんのこと……を」 「分かってるだろ? お前が最近ずっと見てる――俺とこいつらがヤってる夢だよ」 「なっ、んで……そのことを……」 あり得ない。自分の夢の内容を他人が知っているなど、ある筈がないことだ。 なのに、目の前の少年は、それを当然のように言い当てた。当てずっぽうとも思えない。ならば、なぜ。 困惑する蓮太郎に、優吾は続けた。 「そろそろお前にもネタバラシしてやろうかなと思ってな。歌夜と沙夜の調教も大体終わったし」 「調教……? さっきから、優吾くんが言ってること分からないよ……」 「はぁ、鈍いなぁお前。なら、これで分かるか?」 言って、しかし優吾は何をするでもなく、その場に胡座をかいて座ったまま、頬杖を付いてこちらを見ていた。 だが、すぐに変化が起きる。 「……え?」 惚けた顔の蓮太郎の視線の先で、優吾の身体が変容していったのだ。 肌が不健康な青白さというレベルではない真っ青な色に変わり、黒く染まった目の中心に赤く縦長の瞳が光る。 口元には小さくも鋭い牙が覗き、そして額には人間には備わっていないはずの角が生えてきていた。 その変形した容姿に、常人ならば何が起こったのか分からず言葉を失うだろう。 だが、蓮太郎には――退魔師である蓮太郎には、それが何を意味をするのかはすぐに分かった。 「……妖、魔」 呟いたその言葉に、優吾は牙の覗く口角をニッと持ち上げた。 「まさか……優吾くんが、妖魔?」 蓮太郎は後退りし、その事実を繰り返す。 年に似合わぬ霊術の扱い、邪悪さ、性的行為への慣れ。それらの違和感が、脳内で繋がっていく。 「これで分かったか? 俺はお前ら退魔師の敵、妖魔だ」 「……っ、歌夜姉っ、沙夜姉! そいつから離れて!」 蓮太郎は正体を現した優吾に退魔師として対峙し、姉妹へ呼びかける。 だが、その声が聞こえても、二人はその場を動こうとしなかった。 その代わりに、俯いた顔で視線を逸し、何かを耐えるように小刻みに震えていた。 「どうしたの……二人共? そいつは妖魔なんだよ!?」 「すまん……蓮太郎……」 「ごめんね……」 姉妹は表情を曇らせながら、謝罪の言葉を口にする。 明らかに優吾に何かされ、逆らえなくされている様子だ。 「二人に何をした、優吾くんっ……いや、優吾!」 「ん~?」 正体を明かした後も優吾は焦ることなく、二人の女退魔師の後ろに控えている。 欠片ほども危険を感じている雰囲気が無いのも、蓮太郎には不気味だった。 「仕方ねえなぁ……。オイ、見せてやれよ」 優吾が指示を出すと、歌夜と沙夜はためらいがちに巫女装束を捲り上げ、自分の腹部を露わにした。 「なっ……!?」 姉妹の腹部、臍の下辺り――そこには、濃いピンク色に輝く紋様が刻まれていた。 詳細は分からないが、アレが何かの呪いの類であることは見習い退魔師である蓮太郎にも理解出来た。 「見えるだろ? これがある限りこいつらは俺に逆らえねえ。勿論お前もな」 「それが、君の本性なんだね……。元々良いやつだとは思ってなかったけど」 「理解して貰えて嬉しいぜ。……なら、呪われてるのがこの二人だけじゃないってことも理解してるか?」 「えっ……? ……ぐううぅうっ!?」 突如として、蓮太郎の胸に激しい痛みが生じた。心臓を直接締め付けられたような、息も出来なくなるような痛み。 胸を抑え悶え苦しむ蓮太郎を、優吾は楽しげに眺めながら続ける。 「お前はこの退魔師姉妹を脅すのにいい材料になってくれたぜ。お前の心臓に刻んだ呪い、それは命を蝕み、精神を追い詰めるモノ。お前が夢で見た光景も、全てその呪いを介して共有してたんだよ」 「っ、ぐぅうっ……そん、な……っ。なら、あの夢は……」 「現実だよ、全部な。たっぷり楽しませて貰ったぜぇ、デカチチ女共の身体をさぁ」 「う、嘘だ……あ、あれは……夢……夢のはず……」 引き絞られる心臓の痛みに苦しみながら、妖魔の言葉を否定しようと首を振る。 「信じられねえか? なら、ちゃんと見せてやるよ。こいつらの快楽に屈しきった姿」 言って優吾は姉妹の背後に手を伸ばす。 そして、下半身、臀部の辺りで何かを掴むような動作を見せた。 「……んっ♥」 「あっ♥」 姉妹がピクンと肩を動かし、頬を赤らめる。 蓮太郎には、何をしているのか分からない。だが、あの二人の反応は……。 「オラッ、よく見とけ! こいつらの無様な姿を!」 優吾は何かを掴んだ手を、思い切り下に引っ張った。 その勢いに引っ張られるようにして、ズルルルルッと何かが引き抜かれる。その瞬間。 「おっおおぉおおお♥♥♥」 「んひいいいいいぃぃいい♥♥♥」 姉妹が、叫び声を上げて崩れ落ちた。 「えっ……!? ……えっ!?」 何が起こったのか分からず戸惑う蓮太郎の前で、姉妹は床に倒れたまま身体を反らせながらビクビクと痙攣している。 そしてその背後に座る優吾の手には、丸い玉が幾つも連なった紐のようなモノが握られていた。 「な、なに……どうしたの!?」 「ハハッ、ちょっと遊んでやっただけだ。ケツからコレを一気に引き抜くとな、こいつら簡単にイっちまうんだよ」 「引き抜く……? それを?」 あんな歪な形をしたモノが、二人の美少女の肛門に挿れられていたというのだろうか。 それを引き抜かれただけで、あの負け知らずの天才退魔師姉妹が倒れ伏すなんて、信じられない。 だが、よく見れば彼女たちが身にまとう巫女装束は股の間に大きく切れ目が入れられており、下着を履いていない二つの穴が隙間から見えてしまっていた。 その足元には、溢れさせた愛液で水溜まりが出来て、秘所からは今もとろりと透明な蜜を零し続けていた。 「お、おおぉ~~っ♥ あ、あなる、ずぼってぇ~……♥♥♥」 「おひり、あつくて、しゅごいのぉおっ♥♥」 舌を突き出しアヘ顔を晒す姉妹は、蓮太郎にも見せたことの無い下品な表情で快楽に喘いでいた。 その顔を見ただけで、彼女らがいかにあの少年に調教を施されてきたかが理解出来てしまった。 「う、噓だ……歌夜姉と沙夜姉が……」 それでも認めたくない蓮太郎は呟き、目の前の光景を否定した。 しかしそんな思いも空しく、歌夜と沙夜は絶頂の余韻から抜け出せず、むしろもっともっとと快感を強請るように腰を突き出し尻をフリフリと揺らす。 そんな二人の、退魔師としての誇りを無くした姿に蓮太郎は絶望し、優吾は我が物顔でその極上の女体に手を伸ばした。 「ほら、お前の大好きなお姉ちゃん達の胸だぞ。こんなにデカくて柔らかいの胸、揉んだり吸ったりしたくて、会えない間寂しかっただろ? お前がいない間に、俺が代わりにたっぷり楽しませて貰ったからよ」 ギャハハと笑いながら、姉妹の胸を左右から手で押さえつけ、ぶつけ合わせ、ぐにゅうぅうっと餅が伸びるかのように変形させる優吾。 女性の身体を玩具のように扱うその姿に、蓮太郎は憤り、だが同時に言い知れない興奮を覚えていた。 「こんなデカい乳のくせに二人とも感度抜群で、まったくスケベな姉妹だよなぁ。そりゃこんな頼りなくてヒョロイ男相手にも発情しちまうか」 優吾の言う通り、二人は男の愛撫に敏感に反応し、快楽で表情を蕩けさせていた。 「れ、蓮太郎……見るな……あうッ♥」 「だめよ……蓮くん♥ こっちに来ちゃ……ひぐっ、ぅんっ♥」 そんな姉妹の姿に股間を熱くさせる蓮太郎に気づき、二人は快感に震えながら声を掛ける。 だが、そんな姉として弟を気遣う言葉は、指先で乳首を捻り上げられるとすぐに嬌声へと変わった。 押し潰された二つの乳房が形を変える光景を蓮太郎は凝視する。 無意識に、ごくりと喉を鳴らしてしまう。連日見せられていた淫らな夢によって掻き立てられた情欲が、ズボンの内側で熱く滾る。 蓮太郎の興奮を見て取った優吾は、歌夜と沙夜の胸を揉んでいた手を離すと、今度は姉妹の下腹部にそれぞれ手を這わせ、無防備な穴へ指を挿し込んだ。 「あっ、ぐぅぅ♥ ゆ、ゆうごっ♥ やめっ……♥」 「はうぅぅ♥ はいっ……て、アッ、アッ……♥」 いきなり二本の指をねじ込まれ、ビクンッと姉妹が背筋を反らせた。 ぎゅっと目を瞑って唇を結ぶが、その反応は苦痛からくるものというよりも、明らかに快感によるものだと分かる反応だった。 その証拠に、優吾の指の動きに合わせて腰が前後に揺れ、くちゅくちゅと水音をかき鳴らしている。 女性を愛撫する手慣れたその手付きに、これまで幾人もの女性を手籠めにしてきた経験が現れていた。 「おっ、お、おおっ♥ ゆび、すごっ……♥おおッ♥」 「ひぐ、うぅンッ♥ や、はあぁぁ♥ きゅうぅぅン♥」 差し込まれた指が腟肉を擦り上げる。愛液の溢れる穴をほじくり返し、弱点を探り当てる。 優吾は姉妹の反応を見ながら的確に責め方を変えていき、その度に二人の腰の動きが激しくなった。 (二人が……妖魔の指だけで、あんなに……) いつも姉として、退魔師の先達として強く凛々しく清らかな姿を見せてくれた二人が、忌むべき妖魔の手によって淫らに悶えている。 蓮太郎は膝を折って、その姿に魅入られていた。 優吾を止めようと、戦うような気力は無い。ただ呆然と、愛する二人の少女が穢されていく姿を眺めることしか出来ないでいる。 「ちょっと指で中イジってやるだけですぐイクんだぜこいつら。淫紋で感度上げてるとはいえ、よっぽどドスケベじゃないと、好きな男の前でこんなに喘がないよなぁ?」 優吾はサディスティックに笑いながら、歌夜と沙夜の弱点を的確に責め、快感の頂点へ二人を昂らせていく。 「あ゛あ゛……あ゛あぁ~……♥♥」 「かひっ♥ ほぉ……っ♥ んんんぅぅ……♥」 指が前後する度に、二人は身体をくねらせて悶える。その顔は悦楽にだらしなく緩み、着実に絶頂へと追い詰められていた。 これまで二人の痴態を見た時は、優吾に悪戯されているだけだと思っていた。だが、これは違う。 これは逃げられない雌に快感で主従を叩き込む、調教なのだ。 「イクときはちゃんと言えよ」 絶頂間際の姉妹を見て取った優吾が、より深くへ指をねじ込む。 「お゛ほぉぉおお゛♥♥」 「いひいいぃい゛♥♥」 二人の腰が浮き上がり、指が挿入された穴の隙間から愛液を滴らせた。 蓮太郎はガクガクと唇を震わす歌夜と目線が合った。 視線こそ交わしている。だが、快楽に濁ったその瞳は、蓮太郎のことは見ていなかった。 「んお゛っ、お゙ぉ……♥♥ おおぉっほぉお♥」 「くひっ、き、きちゃう……♥ ゆびで……ア、アクメ……くるっ♥♥」 ぐちゅぐちゅ♥ ぐちゅぐちゅ♥ こちらまで聞こえてくる淫靡な水音が、膣穴責めの激しさを物語る。 姉妹は揃って獣の鳴き声のように濁った喘ぎを響かせ、指の差し込まれた割れ目から、プシュッ、プシュゥッ、と断続的に潮を噴いた。 「ほら、イケよ!」 そして優吾がとどめとばかりに思い切り指を突き上げると――。 「お゛っ♥♥ おおおっ♥♥」 「ほぉぉおぉお♥♥♥」 二人は、腰をぐんっと二度三度と反らせ、情けなくイキ果てた。 これが現実だとハッキリ認識した状態で、憧れの女性が絶頂する姿を見せつけられ、蓮太郎は嫉妬なのか怒りなのか分からないまま手を震わせていた。 「ぬほ♥ んほぉっ、 おっほぉぉ……オ゛ッ♥♥」 「あへっ♥ へっ♥ お゛へぇっ♥♥」 優吾は絶頂に痙攣する膣壁を更に指で突き、溢れ出す潮を絞り出すかのように手淫を続けた。 「まっ、まへ……イ、イッたっ♥ もうイッたから……ああああ♥ ひっ、ぎいいい♥♥」 「ア゛~、イク、イクイクイグッ♥♥ んほっ、ホ♥ ほおおぉ~……♥♥」 二人は無様な声を上げながら腰をカクつかせ、快楽に蕩けきった声を上げる。 そして絶頂の波が引き、完全に脱力した頃を見計らい、優吾はようやく姉妹の穴を嬲っていた指を抜いた。 「へひぁ……っ♥」 「おおぉンっ♥♥」 指で塞がれていた快楽が行き場を失い、二人の股間からぷしゃああ、と透明の潮が迸る。 絶頂したばかりの女性器をいじられ、その余韻だけで再びイカされてしまった二人は、無惨に脚を広げて潰れるように床に倒れ伏した。 「よぉし、準備完了。そろそろいただくとするか」 「準、備……?」 歌夜と沙夜が立ち上がれない程に果てた今の手淫すら、優吾からすれば本番のための準備にすぎない。 性経験の乏しい蓮太郎にはそれが信じられず、これ以上辱めを受ければ、二人の身体が耐えきれないように思えた。 優吾は服を脱ぎ捨て、浅黒く反り返った、蓮太郎のモノの2、3倍もの大きさに見える肉棒を曝け出した。 (あ、あんなに大きいのを……歌夜姉や、沙夜姉の中に……?) 優吾はまず歌夜の袴を脱がせると、下半身が裸になったその女体に覆いかぶさるようにして、秘所へと剛直をあてがった。 「ひぅっ! お゛ッ♥♥」 絶頂の余韻に浸っていた歌夜だったが、自分の女性器にあてがわれた熱く硬い感触に気付き、我に返る。 そして自分の身にこれから起こることを察して顔を歪めた。 「あ、ああ……挿れるのか……? ここで……蓮太郎の見ている前で……」 「その方が興奮するだろ? 弟クンにしっかり見てもらえよ、チンポでマンコの奥突かれてヒィヒィ鳴いちゃうところ」 バキバキに硬く勃起したペニスが、絶頂で蕩けた秘所に狙いを定める。 「歌夜姉、お願い……そんな奴に負けないで! こんな……こんなの、おかしいよ! だって、歌夜姉は……僕とっ……」 蓮太郎は、縋るように叫んだ。 姉妹と育んできた愛が一気に打ち砕かれるような光景に、焦燥感と劣情で心臓の鼓動が煩いくらいに早くなる。 歌夜が、自分よりも妖魔との性行為を選ぶなんてこと、あるはずない。 そう信じる蓮太郎の気持ち知った上で、その想いを裏切ることに歌夜もまた後悔で胸が潰れそうになっていた。 だが、その罪悪感よりももっと大きな感情が、歌夜の心を支配していた。 (分かってるんだ……蓮太郎の気持ちは。でも、もう私の身体はこいつの……妖魔のモノになってしまっている……だから) 「アイツはああ言ってるけど……。どうだ? 俺とのセックスは諦めて、今ここでアイツとヤってやるか? どうしたい、歌夜?」 極太ペニスを割れ目に擦りつけられながら聞かれ、歌夜は唇を噛んだ。 これに答えてしまえば、もう元には戻れない。蓮太郎との関係も、自分の中の想いも。 だがそれでも、歌夜が選ぶべき答えは一つしかなかった。 「お、犯して……私の身体をめちゃくちゃに犯してくれ……優吾♥ 私がマゾ奴隷になったとこ、蓮太郎に見せつけていいから、お前のチンポで……頭壊れるくらいイカせてくれ♥」 自分から脚を開き、濡れた瞳で優吾の肉棒を受け入れる体勢を取る歌夜。 そんな姉の姿に蓮太郎は目の前が真っ暗になったような絶望を覚えた。 「なんで……歌夜姉……」 絶望の涙を流す少年の前で、退魔師の少女は妖魔に犯されることを望んだ。 それは、心からの屈服だった。