最近分かったことがある。 自分はまだ幼さの残る成長期の少年が好きだと思っていたのだが、どうやらそうでは無かったようだ。 屈託なく純粋無垢で優しい所も、ひたむきで努力家な精神性も、笑顔が可愛くて困り顔も可愛くて、誂いたくなるような愛らしさを持っているのも、それらはあくまで、あの真面目で健気な自分の弟子である葉山蓮太郎個人が持つ美点だと言うことに気づいた。 あくまでも、自分は蓮太郎自身の魅力に惹かれたのだ。 だから、いくら外見が幼くても、可愛げも無く生意気で傲慢な男には、好意など湧くことは無い。 この、いやらしくこちらを舐め回すような視線を向ける、彼のような少年には。 「なんのつもりなの? あんなことして」 「なんだよ、怒ってんのか? いーじゃん、俺と沙夜の仲だろ?」 沙夜の隣で、優吾が先程のことを悪びれもせず歩いていた。 蓮太郎と優吾が初対面を済ませた後、修行の最中優吾が沙夜に式神で襲いかかったのだが、彼はそのことについてなんら反省していないようだった。 とはいえ、この子に怒られた程度で反省するような殊勝な態度など期待はしていない。 「貴方との仲なんて、何も無いわ」 「これから一緒に暮らす仲じゃん?」 「……しばらく同じ家に居るだけよ。それ以上は何もない」 「えー?」 優吾はこちらの顔を覗き込みながら、不満そうに口を尖らせてくる。 「沙夜の処女まんこぶち破ってやったの、もう忘れたのかよ?」 「……っ!?」 あまりにも直接的な物言いに、沙夜は思わず言葉を失ってしまう。 優吾はそんな反応を見て楽しげに笑うと、さらに続けた。 「いやぁ楽しかったなぁ。泣き喚く沙夜を無理やり組み伏せてチンポぶちこんで、腰振りまくるのはさ。最後の方はお前も喘いじゃってたし、良い初体験になっただろ?」 「……っ、最低ね……」 沙夜は顔を赤くしながら、嫌悪感を露わにする。 「そんなことを得意げに語って、恥ずかしくはないのかしら? 貴方みたいな男の人、私は一番嫌いよ」 沙夜は吐き捨てるように言うと、優吾に背を向け、これ以上会話を続けたくないという意思表示をする。 「へへっ、蓮くんとは大違いだってか?」 蓮太郎の名前を出され、沙夜はピクリと反応する。 「分かってんだろ? あのガキに手を出されたくなかったら、どんなに俺が嫌いでも絶対服従だってな」 「…………」 沙夜は眉を顰め、優吾を睨みつける。 だが優吾はどこ吹く風といった様子で、馴れ馴れしく沙夜の肩に手を置いてきた。 「さっきだって、本当はアイツの前で犯してやっても良かったんだぜ? でも、俺の優しさでちょっと遊ぶだけで我慢してやったんだ。感謝してくれよ」 「冗談はやめて。感謝なんて……ありえないわ」 沙夜は肩に置かれた手を振り払い、先に行こうとする。 だが。 「……ひゃっ!?」 足元から這い上がってくる生物の感触に、沙夜は悲鳴を上げた。 細く長い生物が、身体に絡みついてくる感触。 「これ、ま、また……っ」 沙夜が視線を落とすと、先程と同じ優吾が召喚した大蛇が、シュルリと身体を這ってくるのが見えた。 蛇の胴体が沙夜の脚、腰、胸を締め付け、身動きを取れなくする。 「優吾くん……な、なにを……!?」 突然の行動に戸惑いの声を上げる沙夜だったが、その声は途中で遮られてしまった。 背後から伸びてきた手が沙夜の口元を押さえつけ、そのまま抱き寄せられてしまう。 「おいおい、あんま大声出すなよ? アイツが来ちまうかもしれねえぞ?」 「……っ!」 耳元で囁かれる優吾の言葉に、沙夜は目を見開いた。 こんな所を蓮太郎に見られたら、どう思われるか分からない。 「そうそう……大人しくしてろよ」 「んっ、むぐぅ……」 優吾は沙夜の抵抗が小さくなるのを見ると、背後から撫でるように身体に指を這わせていき、そして巫女装束の上からでも形の大きさがハッキリと分かる巨乳を掴み、揉みほぐしてきた。 「や、め……っ」 「うひひ……やっぱすげえデカチチだなぁ。全然手に収まらねー。こんなエロい身体でいつもあのガキ誘惑してんのか? 淫乱女が」 優吾は好色な笑みを浮かべながら、手の内に感じる弾力を楽しんでいく。 とても子供の悪戯では済まない、卑猥な愛撫。 「ふ、ぅっ……。ゆ、優吾くん、やめて……。こんな所で……」 「あぁ? じゃあこんな所じゃなかったら何してもいいのか?」 「ち、ちが……っ、アッ、んあっ」 衣服越しに乳首が探り当てられ、先端をコリコリと指の腹で摘まれる。 途端、甘い痺れが走り、艶っぽい吐息を漏らしてしまう。 「お、ここが良いのか? ならもっと弄ってやるよ」 「だ、駄目っ! そこばっかり、んっ、や、やめて……」 自分よりも小さな少年に胸を好き勝手にイジられ、沙夜は羞恥で顔を赤らめる。 しかし、懇願したところで優吾は止めようとしない。 「へへっ、あのガキには勿体ねえエロ乳だよなぁ。どうせ退魔師としても出来損ないだし、女の扱いも下手だろうから、代わりに俺が可愛がってやる」 「れ、蓮くんのことを悪く言うのは、やめ……っんむうぅ!?」 抗議の声をあげようとした瞬間、沙耶は顔を強引に横に向かされ、その潤んだ唇に優吾の唇を重ねられた。 「ん、んんぅ……っ!」 口が塞がれ、舌が無理矢理に唇の間に割って入ってくる。 まるで独立した生き物のように動く優吾の舌が歯茎の裏を舐め、口腔内を蹂躙していく。 (やだ……いや……っ) 沙夜は嫌悪感に身体を震わせ、必死に身を捩る。 だが、大蛇に拘束された身体は簡単には動かず、抵抗らしい抵抗は出来ない。 霊術を使えばこの場から脱することも出来るだろうが、それでは蓮太郎の身に危険が……。 「むぅ、ン、ちゅう……はっ、アンッ……」 沙夜が葛藤している最中、口内を舐めながらも優吾は指で乳房を触り続け、特に先端の乳首を爪先でカリカリと引っ掻いたりして責め立ててくる。 「ひぅ……ふっ、ふぅぅ……、ンンッ♥」 身体の奥底から湧き上がる快楽に、沙夜は無意識に腰をくねらせてしまう。 好きでもない男に触られて、感じるのは嫌悪感だけのはずなのに。 「可愛い声で鳴くようになったなぁ。でも、これだけじゃ物足りないか?」 「んんっ!?」 胸を揉むんでいるのとは別の手が、沙夜の下半身に伸ばされていく。 そしてそのまま、袴の中に手を潜り込ませ、敏感な部分に指を這わせてきた。 「や、あぁ……っ、ンッ、むちゅ……ふうぅぅ~……♥」 秘部を直接触れられ、沙夜はビクンと身体を跳ねさせた。 陰裂を指でなぞられる度、ゾクゾクとした快感が背筋を走る。 漏れ出る熱い吐息が、口付けを介して優吾の息と混じり合う。 「はぅっ、くっ……あっ、あっ、あっ……ひくっ♥」 身体を小刻みに痙攣させ、沙夜は悩ましい声を漏らし続ける。 身体が火照って熱くなり、艷っぽい表情で目からも力が抜けていった。 「沙夜はこうやって中擦られるのが好きなんだよな。ほらほら」 「ひうっ! は、はああぁぁぁ♥」 腟内に差し挿れられた指を、くいくいと折り曲げて蜜を掻き混ぜる。 その都度、沙夜の口からは甘い声が止められなくなる。 「アイツは沙夜のこんな顔見たいこと無いんじゃねえか? このままイカせてやるよ」 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ。 膣内で指が激しく動かされ、卑猥な水音が鳴り響く。 「やあぁ……! はうっ、あ、くうぅぅうぅう……ッ♥」 押し寄せる絶頂感に、沙夜は堪らず目をぎゅっと瞑った。 秘所も乳房も唇も蹂躙された状況で我慢出来るはずもなく、沙夜はガクンと膝を崩し、大きく身体を震えさせた。 「んっ、んんんんんんんんんっ―――♥♥」 そして一気に限界を迎え、優吾の手によってあっさりと絶頂を迎える。 「うはは、イッたイッた。まんこビショビショに濡らして、自分より小さい男にイカされて恥ずかしくねーのかよ」 「ハァ……んっ、はぁ……はぁ……」 嘲りの言葉など耳に入らず、沙夜は荒くなった呼吸を整えることに必死だった。 優吾は秘所から指を引き抜くと、ぐったりとした沙夜の目の前に愛液を絡めた指先を見せつけるように差し出した。 「なぁ、これ全部お前の汁だぜ? ほら、糸引いてるだろ」 「……そんなもの、見せないで……」 沙夜は力なく首を振る。 「沙夜のイキ顔も見れたし、これくらいで勘弁してやるか。まぁ今日からよろしくな」 優吾はそう言って、召喚した大蛇による拘束を解除した。 力の抜けた脚が支えを失い、地面に膝を付いてしまう。 「うっ……くっ……」 沙夜は未だ下半身に残る甘い感覚に身を震わせながら、精一杯の強がりで優吾を睨みつけた。 「絶対に……貴方の好きにはさせないわ。蓮くんも、歌夜ちゃんも……その体の子も」 反抗的な態度も気にせず、凶悪な物を宿した少年はへたり込む沙夜を残して去って行った。 優吾が立ち去った後、しばらく身動きの取れなかった沙夜だったが、すぐに立ち上がり、乱れた衣服を整えて歩きだした。