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弐宮幽二@R18小説
弐宮幽二@R18小説

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(R18小説)先行公開【ToLOVEる】催眠校長 セフィ編(約1万7000字)


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 その日、モモは期待に胸を膨らませていた。

(今日は――お母様が来てくれる!)

 お腹を臨月さながらにされてた日の夜、ララを通じて連絡があった。三日後に行く、と。

 それは事態の解決に頭を悩ませていた彼女にとって、まさに天啓だった。

 敬愛する母、セフィ・ミカエラ・デビルーク。チャーム人の末裔たる彼女ならば、その姿や声でもって、校長を窘めることができる。実際、ふたりが以前に出会った際には、あの校長がセフィの言葉に感銘を受け、紳士と化したことがある。そういう風にリトから聞き及んでいる。

(そして、それは決して校長を害するものでは、ない! 守りの催眠に影響されることなく、ただ一言、こういうことはもうやめるように、と。お母様に、そう言ってもらえれば!)

 肝心なのは、つまり、対面直後だ。校長の催眠が先に決まれば、そこで終わりだ。

(もっとも、今更、自分がどうこうされるなんて思ってもいないはず。王様気分のあの男が、警戒なんてするわけがないわ! 勝った! この悪夢から、おさらばできる!)

 そして、今日、それが叶う。結城家のリビングで、モモは姉たちと共に待っていた。

 もっとも、普通には待っていられなかったが。

「――あ゛ぁっ♥ またイグっ♥ 赤ちゃん、揺らされてイキますっ♥ ん゛ぁっ♥ あ゛ぁっ♥」

 ソファの背もたれに抱きついたモモを後ろから犯しているのは、無論、校長だ。

 モモがお腹を大きくさせられた日から、彼は毎日、ここに帰ってくるようになった。そして唯一のボテ腹肉便器を堪能している。ララやナナ、美柑を犯すことも当然あるけれど、それはどこか、ついで感というか、おまけ、添え物、箸休め的であった。モモが、催眠状態のままであったなら、優越感を覚えていたかもしれない。校長の、一番の雌になったと思っていたかもしれない。

「むほっ、むほ~!」

 呻き声をあげながら、校長が射精したての肉棒を引き抜く。

 ララとナナに目配せすれば、ふたりはすぐさま、それに舌を這わせた。

「んちゅっ♥ ちゅぷっ♥ れろっ♥」

「れろっ♥ ちゅるっ♥ むちゅっ♥」

 モモは「ふーっ♥ ふーっ♥」と身震いしながら、彼の絶倫っぷりを改めて恐ろしく思った。

 時計の針は、間もなく午後一時を指そうとしている。昨夜も当然、校長はモモたちを犯した。帰って来てからずっと、思う存分に犯し尽くした。寝たのは、夜の一時くらいだろうか。朝は七時には起きて、まずは美柑に朝勃ちの処理をした。朝食の後、またモモを貪った。そのまま昼まで、ララたちもつまみながら、射精に次ぐ射精。休憩は、食事や排泄のときくらいだ。

 セフィが来ることは、校長にも伝わっているし、その毒牙にかける気満々でもある。だが、まさか昼食の後に、準備運動と称して股を開かされるとは、モモは思ってもみなかった。それじゃあ、朝からのはなんだったのだとツッコミたくなったが、結局、訊くことはなく、肉棒を突っ込まれるがままだった。

(い、異常なまでの絶倫! もはや、そういう能力としか……!)

 モモはゆっくりとソファに座る。絶頂の余韻で息も絶え絶えに。それゆえ足を閉じることもなかった。それはまるで、もう一回、と誘っているように、校長の目には映ったことだろう。もっとも、そうでなくとも、この男なら気の向くままに一物を雌穴に差し向けるに違いないが。ビクン、ビクンと脈打つ肉の棒が、迫ってくる。

 そのときだった。玄関の呼び鈴が鳴ったのは。

 美柑が対応に向かった。家主として、と言うよりもやはり、校長専属の雌メイドとして、といった趣が、その格好からは滲み出る。

 モモとしては、自分が出たいところだったが、イカされたばかりなうえ、このボテ腹だ。

 やむをえない。

 なんにせよ、この状況を一目見れば、母は激怒して、校長になにかしらの命令を下す。娘が三人、全裸で、中年男と、爛れた関係を結んでいる。しかも一人は明らか、孕んでいる。母の第一声は、想像できない。

 気を失うなんてことは、彼女に限って、ない。そんなことで宇宙の覇者の妻は務まらない。

 モモは口角を吊り上げた。

(終わりよ。これでもう、終わりよ! ここからは、地獄を見るが良いわ!)

 間もなく、気品あるドレスに身をまといし女性が、リビングに現れた。三姉妹の母にして、デビルーク星の王妃、チャーム人の最後の末裔、セフィ・ミカエラ・デビルーク。宇宙一の美貌とも謳われる、その顔は、ヴェールに覆い隠されているものの、その豊かな胸に、くびれた腰、張りつめた尻は、ドレスの上からでも確かで、異性の目を惹き付けて止まない。

 校長は鼻の下を長くしながら、一物を揺らした。

「おっほ~! これはこれは、ララくんのご母堂! 遠いところをよく来てくださいました!」

 全裸である彼の手元には、催眠くんもない。完全なる丸腰だ。

 モモは、揺るぎない勝利を確信し、母の第一声を待った。

「なるほど」

 この異常な状況を前にしても、彼女の声は、凛としたまま。

「これでは……貴女たちがリトさんから乗り換えてしまっても、無理もないわね」

 瞬間、モモは頭から氷水をぶっかけられた気持ちになった。

「お、お母様!? なにを」

「あら! モモ、もうそんなに大きくなったの? ちょっと、ララ?」

「あれ? 言わなかったっけ?」

「妊娠したとだけ、よ。なにはともあれ、おめでとう、モモ」

 モモは震える声で、搾り出すように問うた。

「お、お母様……お、おかしいと思わないんですか……?」

「ん? なにが?」

 小首を傾げるセフィは、本当に、この状況には、なんの疑問もないようだった。

 しかし、真の絶望は、それではなかったのだ。

 ララが「んー?」と不思議そうな目でモモを見つめ、言った。

「モモ、忘れちゃったの?」

「な、なにがでしょう、お姉様」

「モモが言ったんだよ? この|楽園《ハーレム》を壊されることがあるとすれば、それは」

「あっ」

 ララの言葉で、不意に思い出した。どうして、忘れていたのか。この異常事態に翻弄されていたせいか。妊娠がショック過ぎたせいか。母の来訪に浮かれていたせいか。催眠下の自分を、極力、振り返らないようにしたせいか。

『この|校長の楽園《ハーレム》を壊されることがあるとすれば、それは、お父様とお母様でしょう』

 だから、このふたりにだけは、地球に来た時点で、催眠をかけられるようにしておきたい。そう、ララに進言したのは、他ならぬモモだった。地球全体を常時、薄っすらと催眠波で包み込む発明品を設定するときに、確かに、そう進言したのだ。

 この|悪夢《ハーレム》のために。良かれと思って。

「わ、私は……なんて……なんてことを……」

 さめざめと泣き出したモモを、セフイが心配そうに覗き込む。

「モ、モモ!? どうかしたの?」

 母さえ来れば。

 その逆転の一手を、自らがすでに、潰す一手を打っていたことに気付いたモモは、もはや、環境に適応することでしか、その精神を保てなかった。

「お、お母様……私は、今、幸せです♥」

 完全に壊れて、再催眠を施されるのと、どちらが良かったかは、誰にもわからない。

「校長先生の逞しいおチンポ様に孕まされて、とても、幸せです♥」


     ◇


 セフィは対面のソファに座る男の一物を、ヴェール越しに、じっと見ていた。それは足元に座るナナの頭に乗せられていた。ララとモモは、校長の脇に腰掛け、しなだれかかっている。そのふたりの眼差しは彼に注がれており、すっかり虜になっていることが明らかだった。

 娘たちから惚気――いかに彼の肉棒が素晴らしいかを聞かされながら、セフィは改めて、

(無理もないわね)

 と思う。ヴェール越しであるがゆえ、視線は、そこからまるで動かなかった。

 こうも立派な男根は、宇宙に二つしかないだろう。

 これで愛されたらメロメロになってしまうというものだ。

 かくいう自分も、そうだった。押し倒したのに、すぐに逆転されてしまい、惚れ直した。

(半勃ちでもわかる。太さも、長さも、カリの高さも……夫のそれに負けていないわ。色は、こっちのほうが黒いかしら。あと、においも。ああ! なんて雄臭い!)

 ケダモノとなった男たちに、追いかけ回された頃を思い出す。

 眼前の男も、所詮は彼らと同じ生き物。さもなくば、こうして女たちを裸で侍らせはしない。奥に下がった美柑さえも、その毒牙に掛けているというのだから、おぞましい。そう、確かに、ララと久しぶりに連絡を取って、近況を知り、慌てて地球にやって来るまで、そう感じていた。間違いなく、この男をどうにかしなくては、と思っていた。怒りに満ちてさえいた。

 だが、それは地球に降り立った頃から消えさせ、彼を――そのチンポを一目見た瞬間には、無理もないことだと、セフィは、そう悟ったのである。

 この男は、英雄だ。宇宙の覇者たる夫にさえ比肩する、|英《すぐ》れた|雄《オス》だ。ならば、好ましい相手ではないが、認めざるを得ない。リトから乗り換えたことを惜しく思うが、しかたがない。

 この雄には、その資格がある。

 雌を好きなだけ、好きなように従える資格が。

(ギド……あの人にはハーレムなんて許さなかったけれど……娘たちが良いのなら……。この立派な雄チンポで、娘たちが幸せになれるのなら、それで……。……いや、でも)

 セフィは、頭の隅で、なにかが疼くようだった。

 その正体を探ろうとした矢先、

「ママ!」

 と、|娘《ララ》の声で我に返る。

「聞いてる?」

「え? ええ、もちろんよ。校長先生のは、そんなに、気持ち良いのね」

「だからね、ママも、校長とえっちしようよー!」

「えっ」予期せぬ提案に固まった。

 そうと知ってか知らずか、ナナがチンポの下で無邪気な笑みを見せる。

「母上も、ごしゅ……校長のデカマラなら気に入ると思うぞ!」

「ふ、ふたりとも? 待って? 私は、王妃なのよ?」

 モモがくすりと笑う。

「もう、お母様ったら、聞いていなかったんですね?」

「えぇと……ごめんなさい。少し、ぼうっとしていたわ」

「うふふ♥ 先生♥ もう一度、お願いします♥」

 促され、彼はニヤニヤ顔で口を開いた。

「婿のチンポが娘に相応しいものか、母が確かめる風習があるのですよ、セフィさん」

「まあ。それは、この星の?」

「ははは。この町と言ったところですが」

「なるほど」

 特別、奇異なものだとは思わない。この広い宇宙には様々な人間、文化のあることを、その立場から彼女は知っていた。それらに対して、王妃として、個人として、どう向き合うかは、時と場合によるとしか言いようがないが……異星人たる娘たちを温かく迎えてくれたこの町の風習ならば、自身も、行うことは、やぶさかではない。

(抵抗感はあるけれど……娘の幸せのためなら、あの人も、許してくれる、はず)

 セフィはしばしの逡巡の後、頷いた。

「わかりました。校長先生、よろしくお願いしますわ」

「おほっ! 本当に、いいんですかぁ!?」

 鼻の穴を膨らませる彼に、ヴェールの下で微笑む。

「貴方のものが、本当に姉妹を幸せにさせられるか、見極めさせていただきますわね?」

「むほほ! 望むところですぞ! セフィさんも、幸せにしちゃいます!」

「まあ! うふふ」

 早速、セフィはドレスから脱ごうとするが、校長に止められた。

「まずは、お顔を拝見させてくださいな!」

「そうするのが礼儀なのは心得ておりますが……」

 娘たちからも説得してもらおうと、視線を投げ掛ける。

 しかし、ララたちは、真逆のことを言い出した。

「大丈夫だよ、ママ。取っちゃお!」

「そうですわ、お母様。宇宙一の美しさを、どうか、校長先生にも」

「母上、もしものときは、あたしらがどうにかするからさ。な、ちょっとだけ!」

「え、えぇ……?」

 三姉妹とて、あの能力の恐ろしさを知らぬわけがないというのに。

 いや、知っていてなお、そう言うのだから、なにか確信があるのだ。

 セフィは、そう思った。普段なら、そう思うことなど、決してなかっただろうが。

「それじゃあ……」

 と、恐る恐る、ヴェールを外す。宇宙一の美貌と謳われるご尊顔が、白日に晒される。その麗しき眼差しに射止められれば、世の男たちはことごとく雷に打たれたようになること間違いなし。そして艶やかな唇を我が物にすることこそ、至上の望みと願うのだ。

「おっほ~! なんと美しい!」

 鼻息荒く立ち上がる校長。その股間のものもまた、半勃ちから、たちどころにフル勃起した。巨大な金玉が精液の生産体制に入ったのが見て取れるようだ。ドクンドクンと脈打っている。

 セフィは(やはり、この男も!)と身構えた。

 しかし、彼は、かつて出会ってきた男たちのように、襲い掛かってはこなかった。鈴口から透明な我慢汁をだらだら垂らしながらも、全くのケダモノには成り果てず。堪えているのかと思いきや、

「ララちゅあんは、実にお母様似なのですなぁ!」

「うんっ、よく言われる!」

 と、会話する余裕さえある。

(なるほど……股間のものだけで、ララたちを射止めたわけではない、と)

 校長に王器を見出しつつあるセフィだったが、もちろん、彼が暴走しなかったのも、催眠のおかげ。前もって自身に催眠をかけ、セフィ顔を見ても理性を失わないようにしておいたのだ。またもや、モモの案がハマった。

 そうとは知らないセフィは、ギドやリトを思い出していた。

 己の美しさを少なからず憎く思う彼女にとって、チャーム人の力に溺れぬ異性というのは、それだけで、魅力的に感じてしまう。そういう|性質《さが》があった。そして、そんな男性に、異星の風習のためとは言え、これから抱かれるのだと思うと、かすかに、女の部分が疼くようだった。

「セフィさん、ささ、脱いでくだされ」

「は、はい」

 不躾な物言いだけれど、彼女は粛々と従った。

 胸元に輝く宝石に触れて、ドレスのフィッティングを緩和させる。あとは両手でほんの少しずり下げれば、まずは、その大きな乳房が夫以外の男の前に晒される。ぶるんっ、と。支えを失ってなお、それは綺麗な球形を保っていた。乳首は、麗しいピンク色をして、胸の大きさに対して、大きすぎずも、小さすぎずもない。子持ちの人妻とは思えぬ美しさだ

 これには校長も、思わず溜息を漏らしてしまうほどだった。もっとも、すぐに、その美肉を好き勝手にできることを思い出し、下卑た顔で涎を垂らしたが。そして彼は三姉妹に、肉棒を舐めるように命じた。娘たちにチンポの世話をさせながら、その母親のストリップを眺める。金玉の沸き立つ、至福の時だ。

 するりするり、と。滑らかな生地が肌を撫でていく。その生地の滑らかさに、決して負けず劣らずの、お腹の柔肌もまた、三度も膨らんだことがあるとは信じられない。シミはおろか、弛みさえなかった。未だ十代と言っても通用するだろう。

 横に張り出した腰をドレスが過ぎれば、とうとう、その高貴な下着が露わとなった。清純な白色。細やかな幾何学模様のレース。ラインがドレスに浮き出ないように、フロントは際どいくらいのハイレグで、後ろはTバック。ナクア星はアラクネ人の紡ぐ銀絹により、丹念に編みこまれたショーツは肌にしっとり吸いつくような履き心地だ。

 それに両手を掛ければ、自然と体は前屈みになり、その豊かな乳房がぷるぷると揺れた。

 セフィの女の部分が、外気に触れる。筋が一本、縦に走っている。ビラビラがはみ出ているわけでもなく、まるで未使用のよう。

「本当に経産婦なのですか? セフィさん、確かめてみてもよろしいですかな?」

「え? え、ええ」

 彼女はテーブルの上に乗り、そっと脚を広げた。品定めする側が、される側になったことに、なんの違和感も抱いていなかった。なぜなら、自分は美しいから。美を求められるのは当然のことだった。

「ど、どうぞ、ご覧ください」

「おほー!」

 鼻息荒く、校長は顔を近付ける。そのまま埋めてしまわんばかりの勢いだった。

「こ、これが、ララちゅあんの出てきた穴! ほ、本当に!?」

 指で押し広げ、食い入るように、その中まで覗き込む。それでも信じられなかった。綺麗なサーモンピンク色の粘膜は、三姉妹のそれと比べても決して見劣りしない。宇宙一の美貌とは、なにも顔だけのことではないらしい。その身体の細部にまで、美が宿っているのだ。

 校長の脇から覗き込む娘たちからも、感嘆の溜息が零れた。

「ママの、綺麗だねー」

「綺麗です、お母様」

「こんな綺麗な穴から、産まれてきたんだな、あたしたち」

「そ、そんな……貴女たちまで、見ないで……!」

 流石に羞恥心が勝り、手で隠そうとする。

 校長がそれを退けて、

「まあまあ、良いではないですか」

 と、指で穴のふちをなぞった。

「ひゃんっ♥」

「おほ! 可愛い声ですなぁ!」

 つつつ……と。指が上から下へ、下から上へ。

 セフィは口元に手を遣り、こそばゆさに堪える。

「んっ♥ ふっ♥」

 時折、鼻から漏れ出る甘い息が可憐だ。麗しく凛とした王妃から一転、少女のよう。しかし、男が真に聞きたいのは、娼婦めいた声である。

 つぷり、と。指が這入る。

「あっ♥」

 夫の他に、はじめて受け入れたそれは、夫のものより、確かに、太かった。

 浅瀬を軽く掻くように、指先に力が込められる。

「んっ♥ んっ♥ んっ♥」

 やや乱雑に感じる。夫は、覇者だが、その点については慈しみ深い人だ。

 娘たちにも、この男は、こうなのだろうか。

 だとすれば、期待外れと、評価を改める必要もありそうだ。

「んっ♥ はぁ♥ んっ♥」

 膣の下ばかり狙われる。

 かと思いきや、不意に、ぐりっと手首を捻って上を責められた。

「あんっ♥」

「ふふ♥ お母様、可愛いです♥」

 モモの言葉にセフィはますます顔を赤くする。

 校長の指が上を掻きながら次第に奥へと這入ってくる。

「ふっ♥ んっ♥ んっ♥ ――あっ♥」

 触れられたのは、浅瀬の中でも、弱いところ。夫のカリ首が、よく当たるところ。そして、きっと、この男のカリも、よく当たるだろうところ。声の調子で悟られたに違いない。校長は、問うように、そこをトントンと叩いた。

 ――トントン。

 ここが弱いのか?

 ――トントン。

 ここが好きなのか?

 ――トントン。

 ここを、いじめて欲しいのか?

 答えるかのように、膣肉がきゅんと蠢く。涎を垂らす、その様が、なによりも雄弁だった。くちゅ、くちゅ、くちゅ。淫蜜の粘っこい音を立てながら、彼の太い指が、弱くて、気持ちの良いところを、引っ掻く。

「はぁ♥ んっ♥ あぁ♥ はっ♥ んぅ♥ あぁっ♥ そこ、良いですわ♥」

 やや乱雑な指遣いも、かえって新鮮に思えてくる。夫との情事とは異なる趣がある。ここに至ってセフィは、自分たち夫婦が、マンネリ化していたことに気付かされた。ここ最近こそ、政務が忙しく、肌を重ねていないものの、娘三人を産んだとて、まだまだ現役だ。万が一にも夫が浮気を起こさないように、との思いもあって、夫婦の時間は欠かさずに来た。だがしかし、娘たちを孕んだときほどの情熱が、ふたりの間にあるかと言うと、今となっては疑問だった。愛は尽きぬけれど、お互い、義務的ではなかったろうか。

 校長とのこれも、義務めいたものだった。婿の風習に合わせただけのつもりだった。

(でも……この人は……違う……! 本気で、私をものにするつもりだわ……!)

 お前も幸せにしてやる。その言葉は冗談ではなかったのだ。

 だとしても、今更、反故にするつもりはない。婿のチンポを試すという風習――その仔細は聞かなかったが、つまるところ、女の扱いを心得ているかを見定めるものに違いない。ならば、この前戯も、その範疇だ。

(……むしろ、ララたちから奪ってしまう、なんてことにならなければ良いけれど。ああ! 私が美しいばかりに! そんなことになったら、申し訳ないわ)

 彼の望む通りにはならぬと確信しているからこその、余裕とも言えよう。

 ただ一度、肌を重ねるだけのことで、愛は移らない。夫への罪悪感も、やむを得ない事情でするとはいえ、あるのだから、なおさらだ。

 セフィは、きゅっと唇を結んだ。反面、愛液はとろぉっと量を増した。

「んっ♥ あっ♥ んっ♥ んっ♥」

 くちゅんっ、くちゅんっ、くちゅんっ。

 混ぜられ、引っ掛かれ、膣内が白く泡立っていく。

 校長が「ぐふ」と蛙のような笑い声を漏らした、次の瞬間、

「は、あぁんっ♥」

 ねっとりと熱いものが淫肉の上を這っていった。

「むほほ! 王妃マンコ、ペロペロたまりませんなぁ! ペロペロペロッ!」

「あっ♥ やっ♥ あぁんっ♥」

 肉襞の上を、クリトリスの上を、分厚い舌がのたうち回る。

 夫には、ここまでされたことがない。こんな風に貪られたことなんて、ない。もっと、甘く、とろけるようなものだ。少なくとも、前戯や後戯は。

「あっ♥ あっ♥ んぅっ♥ はっ♥ あっあっ♥」

 鮮烈な快楽が背筋を駆け上る。身体が跳ねる。巨乳が弾む。

「ペロペロペロッ! ベロッ! ベロペロベロッ!」

「はっ♥ あぁっ♥ あぁっ♥ うそっ♥ イッちゃ――」

 不意にあそこから熱が引いた。彼が口を離したのだ。急速に昇り詰めようとしていた淫穴が、行き場を無くして、渦巻いているようだった。ヒクン、ヒクン、と。乞うている。校長は涎と愛液にまみれた唇を舐り、ニタァ、と口を歪めた。

「わしも、もう、辛抱たまりませんぞ!」

 立ち上がり、その一物を見せつける。ビクンビクンと脈打つたび、鈴口から我慢汁が流れる。亀頭はすっかり照り光っていた。校長がセフィの両膝に手を置き、閉じぬように押さえつける。そして黒光りする肉棒を淫裂にあてがって――ぬるっ――滑らせた。

「あっ♥」

 ぬるっ。ぬるっ。ぬるっ。

 我慢汁を塗りたくるように、あるいは、愛液を塗りたくるように、繰り返される。

 そのたびに亀頭がクリトリスを擦り、電気のような快感がセフィの腰に走った。

 むせ返るような、雄のにおいが鼻孔をくすぐった。

「はぁ♥ あっ♥ うぅ♥」

 そうして、いよいよ亀頭が、ヒクつく穴に狙いを定める。

 セフィは喉を、ごくり、と鳴らした。

 期待――ないわけでも、ない。

 なにせ、夫のものにも比肩するのだから。

(あ、あなた……許してね。これが、こ、ここでの習わしなのだから)

 罪悪感から、その瞬間を見ることはなかった。見守る娘たちの視線も、恥ずかしかった。

 目を瞑ったことで、肉襞を押し広げられていく感覚が、よく、わかる。

 ミチ、ミチ、と。ゆっくり、ゆっくり、亀頭が這入ってくる。

(ひ、久しぶりの……生おチンポ……♥)

 カリ首を越えて、くびれに襞がまとわりつく。

 そして、今度は、太ましい竿が膣道を広げてくる。

「はっ♥ はっ♥ はっ♥」

 お腹の中で脈打つ異物感は、夫のそれと、なにかが違った。もどかしいほどに、ゆっくりと挿入されたがゆえ、セフィの膣肉は、校長のものにねっとりと絡みつき、夫との差異を如実に浮かび上がらせた。

(あの人のより……ちょっとだけ……大きい……?)

 本当に些細な差だと思う。

 亀頭の太さや、カリ首の厚みが、わずかだけれど、校長のほうが――上。

(ち、違うの……! 違うの、あなた……! ただ、ちょっとだけ、大きいかしら、って……それだけ! それだけなのよ……!)

 心の中で弁解する彼女だが、膣道の無数の細かな襞はうぞうぞ蠢き、肉棒を扱き始めている。より優れた雄に出会えたことを喜び、この雄のため、奉仕するかのように。

 校長が「おっふ」と呻いた。

「ひ、人妻マンコが絞ってきて……こりゃ、たまらん!」

 腰を突き出し、擦り上げるは、先ほど指で探り当てた浅瀬の弱点。

「あっ♥」カリ首に引っ掛かれて、セフィは甲高くも甘い悲鳴をあげた。

 ずっちゅ、ずっちゅ、と。粘ついた水音がマンコから零れる。

「あっ♥ んっ♥ そこ、だめ♥ おやめになって♥ あっ♥ あっ♥」

「なにを言いますか、セフィさん! もっと、わしのチンポをお試しなさい!」

 まさしく、よくわかるようにか、校長のピストンは探るような――いや、探らせるような、ねちっこいものだった。夫の、真っ直ぐに楽しませようというものとは違う。急に素早く擦り上げたかと思えば、あえて弱点を外して攻めてくる。嫌らしい。予想がつかない。不意打ちの気持ち良さ。それが新鮮で、心の蓋が揺さぶられる。

「あっあっあっ♥ も、もう、わかりましたから♥ 娘たちには、良すぎるチンポです♥」

「あなたにも、良いって言わせてみせますぞ!」

「あっ♥ あっ♥ うそっ♥」

 肉棒が更に太さを増したのが、わかった。

 ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ!

「あっ♥ ふっ♥ あぁっ♥ だ、だめです♥ イッちゃう♥ イッちゃうぅっ♥」

 膣がきゅうっと締まった。

 瞬間――ずぶぶんっ! 浅瀬から、一気に最奥へ。

「お゛っ♥」

 子宮を押し上げられて、セフィは目を白黒させた。

(こ、これは、あの人のような……!)

 宇宙の覇者に負けず劣らず、逞しき一撃。

 なれど、その肉棒は――。

(ギド以上のおチンポで、こ、こんなの、されたらぁ♥)

 不倫になってしまう。浮気になってしまう。

 今よりも、もっと、夫よりも、もっと、気持ち良く、イカされてしまう。

「おっ♥ お願いしますっ♥ 抜いてっ♥ 抜いてくださいぃぃっ♥」

 王妃らしからぬ懇願は、恐れと期待と罪悪感とが混じり合い、背徳的な艶めかしさを、その美貌に乗せた。それが、どれほど金玉を震わせるものか。夫でさえ知らない。知っているのは、この世で、ただ一人。

 その男は両手を、彼女の膝から、胸へと伸ばした。

 突くたびに、ぶるんぶるんと揺れる巨乳を、むぎゅっと掴む。

「あぁっ♥ あんっ♥ こ、校長先生♥」

「わしのものになりなさい――セフィ」

 そう囁く雄に、彼女は愛する夫を重ねて、おマンコを震わせた。

「い、いけません♥ いけません♥」

 校長はもう言わなかった。言葉よりも、確かなものが、ここにはある。

 二つの乳首をピピピッと小刻みに弾きながら、子宮を叩く。

「あぁぁっ♥ あっ♥ いやっ♥ あっ♥ それっ、やめて♥ んぁっ♥ あぁっ♥」

 どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ!

 堕ちろ。堕ちろ。堕ちろ。

 一突き一突きに込められた念が、膣奥から頭の先まで鮮烈な痺れと共に伝わった。

 それに抗うように、セフィは足の指をぎゅっと握る。

「はっ♥ あぁっ♥ 私、王妃なのに♥ 人妻、なのに♥ あっ♥ んぁっ♥」

 どちゅんっ! モモが耳元で囁いた。

「素直になりましょう、お母様♥」

「んひっ♥ ち、ちがうの♥ ちがうのよ♥ あぁんっ♥ はっ♥ んぅ♥」

 どちゅんっ! ナナが反対側から、問い掛けた。

「な、母上♥ すごいだろ、校長の♥」

「あっ♥ ふっ♥ うぅぅ♥ す、すごい♥ けどぉ♥ あんっ♥ おチンポ、大きい♥」

 どちゅんっ! ララが顔を覗き込み、笑顔を見せる。

「ママ♥ イッて良いんだよ♥」

「だ、だめよっ♥ だめぇ♥ それだけは、だめぇっ♥」

 セフィは首を横に振った。夫を裏切ることになる、と。

 あくまでも、これは、婿チンポを確かめるためなのだから。

「じゃあ」とモモ。「お父様と、校長先生、どっちのおチンポが気持ち良いですか?」

 セフィは、目を瞑り、答えなかった。

 それがなによりの答えではないか、と。モモがほくそ笑む。

「校長先生っ♥ お母様をイカせてあげてください♥ きっと、もう、辛いはずですから♥」

「ぐふふっ! もちろんですぞ! わしも、そろそろ……一緒にイキましょうなあ、セフイ!」

 校長が覆い被さるようにして、子宮を突き上げた。

「んあぁあっ♥ ふ、深いぃっ♥」

 全身に電流が走ったようだった。目の奥がチカチカする。

「イッたっ♥ イキましたからぁっ♥」

「先にイクなんて、ずるいですぞ!」

 どちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっ!

「あっ♥ あ゛ぁっ♥ は、激しっ♥ ん゛ぁっ♥ はっ♥ あ゛ぁんっ♥」

 子宮が揺さぶられる。卵子を出せと言うように。

 何度もイカされる。いや、ずっとイッている。

「あ゛ふっ♥ ん゛ぁっ♥ はぁっ♥ あ゛っ♥ あ゛っ♥ あ゛ぁっ♥」

 夫の本気セックスと、遜色ないピストンだった。

 しかし、夫には、この圧はない。

 分厚い肉体に圧し掛かられ、胸を、ぷっくり|勃《た》った乳首を潰され、身動きのできない状態で、犯される。こんな体験は、したことがなかった。想像もしたことがなかった。

「ん゛あ゛っ♥ あ゛ぁっ♥ あ゛っあっあ゛っあっ♥ あ゛ぁあぁっ♥」

 種付けられてしまう。王妃なのに。人妻なのに。

 他所の男に。娘たちの婿に。孕まされてしまう。

 膣が締まるのは、きっと、それを拒むため。

 なれど、それは雄を悦ばせることにしかならない。

 そして己もまた、膣肉を抉られ、悦んでいた。

(あなた、ごめんなさいぃっ♥ 浮気っ♥ 不倫っ♥ しちゃいましたぁっ♥)

 美しき顔を歪め、獣めいた喘ぎ声。口の端からは涎を垂れ流す。

 その、はしたない顔は、彼女の夫のみが知るものだった。

 しかし今、夫以外のもので、夫以外の男に、そして娘たちに、|善《よ》がる様を晒している。

 肉棒が、更に怒張してしまうのも、当然であろう。

「まだ、大きく♥ あ゛っ♥ あっ♥ あの人より大きいなんてぇっ♥ あ゛っあ゛っあ゛っ♥」

 その言葉に彼は豚のような笑い声をあげる。

「|射精《だ》しますぞ、セフィ!」

「えっ、いやっ♥ |膣内《なか》はっ♥ |膣内《なか》はぁっ♥ 許してください♥」

「婿チンポの射精力を! 確かめるのも! 母の務めですぞぉっ!」

 どちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっ!

「あ゛っ♥ あ゛っあ゛っあ゛っあ゛っ♥」

 ――どぷっどびゅっびゅるるぅぅっ!

「あ゛ひぁあぁあ゛ぁぁっ♥」

 夫以外の精液に子宮を焼かれたことに、セフィは、申し訳なさなど欠片も浮かばなかった。

 絶頂の大波に、愛する夫のことも、娘たちのことも、王妃という身分も、校長のことさえ、なにもかもが、押し流されていったのだった。残った肉体は、両脚をピンと伸ばし、痙攣していた。

 校長が余すことなく膣内に子種を吐き出し、ゆっくりと肉棒を抜いていく。

 それの抜け切った後の、ぽっかり開いた穴の寂しさで、セフィは我に返った。

「はぁぁ……♥ はぁぁ……♥ はぁぁ……♥」

 熱い吐息と共に、肉棒をじっと見つめる。未だ固く、逞しいまま。

(は、ハーレムを作るだけのことは……ありますね……。ああ、このまま、何度でも犯されてしまうのでしょう……。ギド、ごめんなさい。そうしたら、きっと、私は――)

 校長が言った。

「お疲れさまでした、セフィさん。どうでしたかな、私のチンポは」

 それで思い出した。元々は、そう、婿のチンポを確かめるために、したのだった。

 突然の質問に、すぐには答えられないでいると、彼は続けて、

「って、今更、訊くことではありませんでしたな!」

「え、ええ。まあ」

 夫より大きい。つい、そう口走ってしまった。

 セフィは恥ずかしさから、目を逸らす。

「ぐふふ! では、もう服を着て良いですぞ」

「――え?」二回戦は?

 不満は顔に出てしまっていたが、彼はそれには触れず。

 亀頭を別の女に向けた。

「ララちゅあん! おマンコしますぞ!」

「はーいっ♥」

 ソファの上で尻を振って誘う娘のほうへ、雄々しき肉棒は吸い込まれていった。

「あっ♥ あっ♥ あっ♥ 校長っ♥ すきっ♥ すきぃっ♥」

「むほほ! わしも、だぁい好きですぞぉ! おマンコ! おっぱい!」

「やんっ♥ 揉みくちゃにしてぇ♥ 乳首もこねこねしてぇん♥」

「もちろんですぞ! ララちゃんは、わしのものなんですからなぁ!」

 校長の元にナナもすり寄っていく。

「な、なあ、校長♥」

「いいですぞ~、ちゅっちゅしましょうな、ナナちゅあん!」

「んっ♥ ちゅっ♥ ちゅぷっ♥ ちゅっちゅっ♥ れろ♥ むちゅっ♥」

 ナナの唇を貪りながら、校長の手は小さなお尻を揉みしだく。

 やがて解放すると、言った。

「ナナちゃん、ケツ穴ペロペロしてくだされ~!」

「あ、ああ♥ ……ご奉仕させていただきます、ご主人さま♥」

 大切な娘ふたりを性処理に使われる様を見ながら、その母は、己の股間にそっと手を伸ばす。くにゅ、くちゅ、と。愛液と精液にまみれた襞をこねる。奥から塊のような精液が零れ落ちる。すると、ますます寂しくなった。あの激しいセックスの熱が、どんどん去っていく。その一方、娘たちの、なんて幸せそうなことか。

(せ、せめて、もう一回……。あと一回だけでも……。あんなイキ方、はじめてだった……♥ この子たちを孕んだときだって、あそこまでは……♥)

 不意に肩に手を置かれた。

「も、モモ!? も、もう、驚かせないで」

「ふふ♥ ごめんなさい、お母様♥ お邪魔でしたか?」

 セフィは慌てて股間の手を退ける。

「ち、違うわ、これは。いっぱい|射精《だ》されたものだから……」

「でも足りませんよね?」

「な、なにを言ってるの」

 モモの両手が肩を滑り落ちる。指先が乳輪を優しく撫で回す。

「んっ♥ も、モモ……」

「ねえ、お母様♥ お母様も、このままハーレムに加わりましょう?」

「だ、だから……んっ♥ 私は王妃で……人妻で……んっ♥」

「その前に一匹の雌♥ ほら、お母様」

 両手は更に下りて、淫裂に触れる。

「あっ♥ だ、だめよ、モモ」

「あなたの雌は、知っている♥ お父様と、あの方……どちらが優れた雄か♥」

 セフィは、ごくりと喉を鳴らした。ヒクつく雌穴が娘の指先を飲み込んでいく。

 くちゅ、くちゅ、くちゅ。

「お母様♥ これは、しかたのないことなんです♥」

「ふっ♥ ふーっ♥ ふーっ♥」

 ララが後ろから犯される様を羨みながら、

「あの方のおチンポ様にご奉仕することが、雌の幸せ♥」

「ふーっ♥ ふーっ♥ んっ♥」

 ナナが彼の尻穴を舌でほじくる様に興味をかき立てられながら、

「お母様も、もうわかったはずです♥」

「はっ♥ ふっ♥ ふーっ♥」

 モモに愛液と精液をかき混ぜられながら、

「お父様よりも優れた雄♥ 宇宙一のおチンポ様♥」

「ふっ♥ ふっ♥ ふーっ♥」

 再び夫以外に犯されることを、身体がどれほど望んでいるか、わからされる。

 夫よりも、校長に犯されることを、この身体は望んでいる。

 切実なまでに訴えている。その叫びをセフィの心は、決して、無視できなかった。

 夫では味わえなかった絶頂を、もう一度、欲しかった。

「お母様、良かったですね♥ お願いしたら、あの方は必ず、応えてくれますから♥」

 校長が一心不乱に、ララに腰を叩きつける。尻に張り付いたナナのことなど、お構いなし。その傍若無人ぶりにセフィは見惚れた。

「――あ゛あ゛ぁあ゛ぁっ♥ イクイグイグイグっ♥ おマンコ、イ゛ッちゃうぅぅうぅっ♥」

 ララの絶頂の余韻が去るのを待つこともなく、彼女は声を掛けた。

「こ、校長先生ぇ♥」

「おやぁ? セフィさん、どうしたのですかな? 服も着ないままで」

 白々しいが、この場で誰が気にするだろう。

「お、お願いです……♥ もう一度、私と……ま、まぐわってください♥」

「いやいや、それはもう充分。婿チンポ試しは終わりましたから」

「た、試しではなく……そう、本番! 本番を、お願いしますぅ♥」

 校長の口元が不自然に歪む。笑いを堪えているのだ。当然だろう。こんなにも愉快なことはない。王妃が、人妻が、他人棒を物欲しそうにしているのだ。もっとも、校長を動かすには、まだまだ、媚び足りないが。

 それを見たいがために、あえて、放置したのだった。

「ほう? 本番というのは、なんのですかな?」

 モモが母に、そっと耳打ちをする。

「頑張ってください、お母様♥ 校長先生に気に入ってもらえるように、ね♥」

 セフィは唾を飲み込み、逸る気持ちを抑えながら、言った。

「た、種付け交尾、です♥」

 顔を真っ赤に、淫裂を広げて見せる。

「お、お願いします、校長先生ぇ♥ 私に、種付け、してください♥ ここに、もっと子種を注いでください♥ モモのように、大きなお腹にしてください♥」

「いいんですかな? 人妻が、そんなことを言って」

「は、はい♥ もう三人、産みましたから♥ これからは、あなたの御子を産みたい、です♥ う、浮気セックス♥ 不倫セックスで、王妃マンコを孕ませてください♥」

 せめて、もう一回……なんて誤魔化しの願望など、いざ懇願し始めたら、消し飛んでいた。必死だった。どうしたら彼に抱いてもらえるか。いや、犯し尽くしてもらえるか。頭の中は、それだけだった。

「あなたのおチンポ様を知ったら、もう忘れられませんっ♥ 絶対に、ギドのものじゃ物足りなくなってしまいました♥ あなた、ごめんなさい♥ 私のおマンコは、校長先生じゃなきゃ、だめになってしまいました♥ 校長先生っ♥ この淫乱王妃は、もう、あなたの虜ですわ♥ 娘共々、可愛がってくださいぃ♥」

 凛とした王妃の恥知らずな様に、校長は満足そうに含み笑いを零す。

「ぐふ! そこまで仰るのなら」

 勃起チンポを悠然と揺らして迫り、再び、一物を淫裂に擦りつけた。

「あんっ♥ 逞しい♥ おチンポ様♥ お金玉も大きくて素敵♥」

「本当に、いいんですな?」

「は、はい♥ 私、セフィ・ミカエラ・デビルークは、校長先生のハーレムに加わり、この先、誠心誠意、ご奉仕し続けることを、誓います♥ あの人とも別れます♥」

「それはもったいない! 人妻王妃の肩書を捨てるなんて!」

「あぁん♥ 申し訳ございません♥ あの人とは別れません♥ 王妃のまま♥ 人妻のまま♥ 浮気穴をお楽しみください♥ 不倫棒で種付けてください♥ どんなに恥知らずなことも、してみせます♥ だ、だから……もっと、もっと、イカせてぇ♥ おチンポ様でいじめてぇ♥」

 ――ずぶぶぶんっ!

「お゛ぅっ♥」

 一気に最奥まで舞い戻った肉棒。あるべきところに収まったという感覚。

 セフィは身体を震わせ、涙さえ流した。もう、お腹は寂しくない。

「うひょ~っ! やっぱり、このマンコ、たまりませんなぁ! 親子丼、最高!」

「あ゛っ♥ あ゛っ♥ し、しあわせぇ♥ おマンコいっぱい♥ おチンポ様、すごいのぉ♥」

「セ~フィ、ちゅっちゅしましょ!」

「は、はぁい♥」

 彼女は喜んで、校長を真似て、唇をタコのように突き出した。宇宙一の美貌をもってしても、滑稽と言わざるを得ない顔だ。当然、夫にさえ見せたことがない。しかし、今、膣内で脈打つもののためなら、彼女はいくらでも、恥を晒すだろう。

「ぶちゅっ♥ ちゅばっ♥ むちゅっ♥ ぢゅるっ♥ ぢゅぱっ♥ ぶちゅちゅっ♥」

 吸いついた唇が奏でる下品な音もセフィにとっては初めてのこと。夫とのディープキスでも、はしたなく感じていたし、それが興奮のスパイスにもなっていたけれど、今となっては、上品だったのだと思う。愛を確かめ合う神聖な行為だった。

「んぢゅっ♥ ぶちゅちゅっ♥ ぢゅるっ♥ ちゅばっ♥ むぢゅっ♥ ぶぢゅっ♥」

 愛よりも、もっと野性的。生殖本能のままに貪り合う。

 校長はセフィの顔を手で挟んで離さない。耳に指を入れるものだから、粘膜の卑猥な音が、頭蓋の内で反射する。それがたまらなく、セフィもまた、彼の頭を抱き締めていた。

「ぶちゅんっ♥ ん゛ぢゅっ♥ ぢゅるっ♥ ぢゅぷっ♥ むぢゅぶっ♥ ぢゅぱっ♥」

 そのまま校長が腰を動かす。

 ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、と。膣道を抉り、子宮を小突く。

「ん゛っ♥ ぢゅぷっ♥ ん゛っ♥ ぢゅるっ♥ ん゛っ♥ ぶちゅっ♥ ん゛っ♥ ぢゅばっ♥」

 セフィはうっとりと目を細めた。流れ込む彼の涎を嚥下し、全身を震わせる。

(あぁっ♥ この密着感っ♥ 支配されてるっ♥ おマンコっ♥ ぞりぞり気持ち良いっ♥)

 口角から垂れる涎よりも、遥かに多くの愛液が雌穴から垂れ、尻とテーブルを汚す。

(ごめんなさい、あなたぁ♥ 雌っ♥ 雌にされるの、気持ち良いのっ♥ あなたの妻よりも気持ち良くなれるのぉっ♥ ずっと、ずっと、この方に犯されていたいぃっ♥)

 校長が肉棒を突き入れるのに合わせて、セフィは腰を動かした。子袋を捧げるかのように。

「ぶちゅるっ♥ ぢゅばばっ♥ むぢゅっ♥ ぶちゅっ♥ ぢゅぷんっ♥ ぢゅるっ♥」

 どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ!

 どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ!

 どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ! どちゅんっ!

(イグッ♥ またイグッ♥ ずっとイ゛ッてるぅぅぅっ♥)

 亀頭が膨らむ。それを膣で感じたセフィは、両脚を彼の腰に絡みつかせた。

「ん゛ん~っ♥ ぶちゅっ♥ ぢゅぱっ♥ ん゛っ♥ ぢゅるっ♥ ん゛ん゛ぅっ♥ むちゅぶっ♥」

 すると校長もラストスパートと言わんばかりに、短いストロークで子宮を殴りつける。

 どちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっ!

 どちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっ!

 どちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっどちゅっ!

「――~~~~っ♥」

 意識が飛びそうになるほど強烈な絶頂に、セフィは悶える。

 両脚がピーンと天に伸びる。

 膣内の無数の襞が、種付け棒を搾りに掛かる。

 校長は、さながらオットセイのような呻き声をあげながら、

 ――どびゅるっびゅるるっどびゅっどびゅっびゅくるんっびゅびゅうっ!

 なおも濃厚な精液を、人妻の子宮にぶっかけた。

 その事実だけで、もう一度、射精できそうだった。

「ぶひゅっ! ぶひゅうっ!」

 鼻息荒く笑いながら、まさしく潰された蛙のような雌を見下ろす。宇宙一の美貌をここまで汚せるのは、自分だけだという確信に満ちていた。目は虚ろで焦点は合わず。涙と涎でぐちょぐちょ。朦朧とした意識の中で、未だ乞うているのか、突き出したままの唇をちゅぱちゅぱと鳴らしている。

 辺りに目を遣れば、その雌の娘たちが、うっとりした表情で自慰に耽っていた。

「ママ、いいなぁ♥ ずっとキスしたまま♥ ねえ、校長♥ わたしもぉ♥」

「お母様、なんて、いやらしい♥ お母様に似たから、私も♥」

「母上っ♥ ご主人さまっ♥ 母上っ♥ ご主人さまぁ♥」

 親子丼パーティーは、今まさに、始まろうとしていた。


     了


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