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古典彫刻の解剖2+プロセス動画


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ミケランジェロ『夕暮』(1524-35、メディチ家礼拝堂)

フィレンツェのメディチ家礼拝堂に設置された、寝そべった姿勢の四体の彫刻のうちの一体です。四体の彫刻は、それぞれ体を曲げたり捻ったりしていて、難易度の高い姿勢が表現されています。筋が接触したり、姿勢が変わって押し出されたところはぐにゃぐにゃと曲がって見えます。



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ミュロン『マルシュアス』(134年ごろの複製、ピオ・クリスティアーノ美術館)

『円盤投げ』で有名な古代ギリシャの彫刻家ミュロン原作の彫刻です。当時の古代ギリシャ彫刻は片足重心像がほとんどですが、この像の重心は後ろに引いた脚にあります。

こうした当時の時代様式と異なる「特注部分」では、造形の情報量が高くなる傾向があります。この像も、上半身にみられる似たような幅と深さの溝よりも、脚の造形の方が繊細な起伏で自然に見えます。




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ミケランジェロ『ロンダニーニのピエタ』(1559-64)

ミケランジェロの絶作で、たびたび姿勢に変更が加えられました。キリストの右腕が有名ですが、キリストやマリアの額付近にも変更前の額が残されています。キリストの足が力なく浮いていますが、当時の美術解剖学では、天井からロープで吊り下げて立ったような姿勢に再現した解剖体を観察して勉強していました(「世界の美術解剖学の授業」参照)。この姿勢は吊り下げられた死体、もしくは解剖体を見た経験から作られたのかもしれません。

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