おまけテキスト_大妖精
Added 2024-02-23 10:50:31 +0000 UTCTwitter(X)の静画をイメージした短文です。
https://twitter.com/th_chara_gts/status/1713142856150376597
東方Projectより大妖精です。
前回のおまけテキストで登場した小悪魔に続いて
東方の有名な名無しキャラのひとりです。
公式の設定があまりないですが、二次創作的には
「チルノの親友の妖精」という設定で安定している印象があります。
性格は妖精として無邪気でイタズラ好きと公式では言われていますが、
チルノの姉役として常識人だったり
ちょっと大人だったりという二次設定もよく見かけます。
チルノ愛が暴走気味、という場合もちらほら見ますね。
私もわりと丁寧系でちょっと大人な感じのイメージが強いです。
(約900字)
※無断転載禁止
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「この世界の人間の街はとっても大きいですね?」
山の方から街を見下ろすひとりの少女。
緑色の髪でサイドテール、青を基調にしたシンプルな服装。
そして背中には一対の羽。
別の世界から遊びに来た妖精である。
彼女が見下ろしているのはとある都市。
無数に建ち並ぶ高層ビル、縦横無尽に整備されている道路。
まさにコンクリートジャングルである。
アスファルトの道路さえ見かけない世界の住人である彼女にとっては
とても新鮮な光景だ。
「でもこうやって見下ろしていると、
オモチャみたいに見えて可愛らしいかもしれません?」
彼女は膝立ちにも関わらず、
雲よりも高いところから街を見下ろしているのだ。
それもそのはず。
今の彼女の身長は約15,000メートル。
足を立てるだけで周辺の山の高さを越えるほどの大きさである。
膝立ちでも高度10,000メートル付近から見下ろせるのだ。
「あっ、何か飛んでいるみたいです?」
ふと彼女が見つけたのは飛行機だった。
まさか空を飛んでいるときに膝立ちの少女から見下ろされることになるとは
飛行機や乗客は思っていなかっただろう。
あるいは、とてつもなく巨大な妖精の存在にパニックになっているかもしれないが。
「空を飛ぶ乗り物もあるみたいですね?
なかなか興味深い世界です……」
飛行機を目で追いかけながら微笑む彼女。
彼女にとっては
飛行機が秒速2センチメートル程度の遅さで飛んでいるように見えている。
手を伸ばせば簡単に捕まえることができる。
「……さてと、そろそろ始めちゃいましょうか?」
ゴゴゴゴゴゴ……
飛行機から目を離すと、彼女はゆっくりと立ち上がる。
彼女が履いている靴でさえ小さな山のような大きさである。
そして右足をゆっくりと持ち上げると街の上空へ動かす。
「今日は、普段はできないことで遊んじゃいますね?」
街のいくつかの地区に靴の影を落としながら微笑む彼女。
少しだけ申し訳なさそうだが、それ以上に気持ちの高まりを感じられる微笑み。
この街は今から彼女の遊び場に変わるのだ。
いや、この街どころか、この世界が遊び場に変わるかもしれない。
彼女は微笑んだまま右足を下ろしていくのだった。
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おしまい。
Comments
ありがとうございますー。 とっても可愛いですよね!
ナーヴ
2024-02-24 13:02:30 +0000 UTC大妖精とても良き... 間近で眺めてたい...玩ばれたい... 連れ去られて飼われたい...(*´ч`*)
八雲橙
2024-02-24 00:37:26 +0000 UTC