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ゆぐれ
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C104新刊の話

夏コミお疲れ様でした!

今回もたくさんの方に本を手に取っていただけて感無量です。

今回の本は一番出したかったお話だったので、今は出し切った感が強いです。ちょっと燃え尽き症候群かもしれない……。冬コミにもウマ娘で出る予定なので、また元気に創作できるように戻ります!!!がんばれ!!!


あとグッズセットの通販を開始しました。

現地でつけたかったけど重くて持っていけなかった無配漫画を通販にお付けしたいと思います。10年後のシリウスが召喚される話です。

(frame embed)



漫画の冒頭1Pサンプルです。

お盆の間(8/18まで)にご注文いただいた方には、お盆期間中の発送を目指して梱包作業進めています。

よろしくお願いします!



ここからは新刊『Étoile』の話を少ししたいと思います。

未読の方はネタバレ注意です。


「ウマ娘は走るために生まれてきた」って言うけど、ずっと走り続けられる訳じゃないし、みんな走りたい本能と衰えていく自分の体とどう折り合いをつけて生きていくんだろう?って考えて描いた話です。

シリウスみたいな「走りで最強を証明する」ってタイプの子は尚更、表舞台から降りる時に葛藤があるんじゃないかなって思いました。


これは私の個人的なシリウス像なんですが、彼女は引退しても隙あらば走ると思うし、それができる環境に身を置くと思ってます。ようは「最強がうじゃうじゃいる場所にいる」ってことです。

そして彼女は、引退してもなお自分の実力に心から自信を持っている。それは走りに対してと言うよりは、今まで自分が築き上げてきた名声とか成績とか地位とか、「自分の存在自体」にって話です。だから彼女は足のみで強さを証明するトレセン時代とは違う形で「最強」を表明するんだと思う。そう言う形で、彼女はアスリートであり走者であり続けると思う。


そしてシリウスにとってトレーナーは誰よりも忠実な犬だった訳で、その犬が自分じゃない他のウマ娘と二人三脚してる。そんな光景、面白い訳ないじゃないですか。

おまけにいつも誰よりも自分を走者として見ていたトレーナーが、自分が表舞台から降りた後に走者としての好意ではなく女として好意を寄せてきたら動揺すると思う。


だからアプリベースに再構築したこの二人がくっつくためには、

・トレーナーはシリウスが引退してもずっと彼女を走者として見ている

・トレーナーは走者としてのシリウスシンボリに未だに焦がれている

・上記を踏まえた上で恋愛的にも好き

という条件が揃ってないとダメなんじゃないかなぁ、と思いました。


一番苦労したのが、シリウスが何をモチベにURAの仕事をしているかの動機付けを考えることです。シリウスって面倒見良くて育成指導能力はあるけど、シナリオ読む感じだと自分の後をついてくる人たちを育てるために指導するのは個人的には違うかなと思っていて。それが「自分のため」ではなく「他人のため」だと、一気にシリウス感がなくなってくるというか。シリウスはずっと自分のために仕事をするし、いつまでも一番であり続けたいんだろうなと思っています。なので、自分が立っている場所にいずれ辿り着く人たちを待ち続けて、そこで相手を降して自分の最強を証明してほしい。


トレーナーはシリウスのトレーナーをやめて、彼女の隣に立つ理由がなくなってしまう。トレーナーはただの人間で、シリウスシンボリは凱旋門賞ウマ娘。それまでシリウスの夢のために彼女の後ろをついてきた彼が、彼女の横に並ぶ存在になるために「新しい担当ウマ娘」を引き連れて彼女と同じ場所に至ろうとしている。やっぱりこの二人、対等の立場であってほしい。シリウス引退後のトレーナーとシリウスは、恋人関係ではあってもライバル関係でもあってほしい。シリウスもトレーナーも、いつまでもアスリートであってほしい。


ずーっと描きたくて温めていた話が描けたので大満足です!前々からずっと描きたいって言ってたから「ゆぐれさんこの話描いたら成仏するんですか!?」って言われるんだけど、この話は私がイチャラブ恋人トレシリを描くに当たって前提のくっつく話を描いておかないとな……と思って描いてる話です。これが描けたので気兼ねなくイチャラブが描けます。今回みたいなシリアスな話も描きたいんですが、まじめな話を描こうとすると多分これ以上のものは描けない気がしているのでやめておきます。

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Comments

再録本に入れる予定でしたが、折角なのでファンボックスで公開しようと思います!

ゆぐれ

通販の方に無配漫画が付くですって!? これはプリステやURCで手に入りますか?

ヤンマー


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