暑い!水着の季節ですね。水着のおかゆさんを描きます。
正面や少し上のアングルから描かれることが多いので、私は下から見上げるような角度で描きたいと思いました。
下から描くことで表現しやすいのは...以下のポイントです。
・青空
・浮遊感
・おしり周りを大きく映せる
・下乳が描ける
人によってはお盆休みなど夏季休暇の季節です。全力で海を楽しむおかゆさんを描くことで、開放感を表現したいと考えました。
下から見たアングルでは、基本的な人体比率よりも気持ち大きめに、手前のものを描きます。顔を描くときは、少しだけ顔のパーツを上に寄せることで、アオリの顔になります。おでこ~頭頂部の幅が狭くなることに注意します。
パースのアイレベルはおしりよりも低い位置に設定したので、ほとんど曲線が上に凸の放物線を描くようにします。
線画は手前の線を太くすると、重なる部分で前後感を出すことができます。
背景は描いていませんが、外ですので真上から太陽光が当たるような影の落とし方にします。この光の当て方だと、アイレベルが低いところから見上げたもの陰も、上に凸の放物線の形になります。下塗り時点では大まかな影の形を決めます。
イメージに近い空と海の色を使います。
空と海の色に差が無かったため、海の彩度を上げて緑色に寄せてみました。また、水しぶきを追加します。手前の泡は大きく、奥の泡は小さくすることで前後感を出せます。
ただ、すねに巻いたバンドに目が行ってしまうため、これは無くすことにしました。
背景の追加に合わせて、髪の影の形を最終形になるよう調整しつつ、青色の反射光を全体に追加しました。
全体の彩度を上げつつ、コントラストを少し強めに調整しました。理由は後ほど説明します。
・キャンバスを少し縦に伸ばして奥行きを出せるようにしました。
・伸ばしたキャンバスの下部分に浮き輪と遠景を追加しました。
・波の白色を少なくし、浅瀬の波を表現しました。
完成です!
色味の調整した理由です。調整前後の画像をモノクロに変換してみます。
▼調整前
▼調整後
いかがでしょうか...?モノクロにすると、明るさだけで画像が表現されます。
完成したと思って1日後に見てみると、見づらさを感じたため、モノクロに変換してみました。すると背景の空や雲と、おかゆさんの明るさが近い=コントラストが低い状態でした。
人の目は、コントラストの高い部分=明るさの違いが大きい部分に自然と誘導される心理が働きます。見てほしい部分のコントラストを高くしたり、輪郭が分かりやすくなるように色味を調整することで、絵が見やすくなります。
具体的には、次の通り調整しました。
・顔の周りの空の色を暗くしました。
・おかゆさんの影色を濃くし、光の当たっている部分との明るさの差を大きくしました。
・手前の波の彩度と明るさを落とし、目立ちにくくしました。
・調整前の画像では、すねのバンドの部分が最も明るさの差があったため、バンドを無くしました。代わりに、ふくらはぎの筋肉による盛り上がりの影をうっすら追加し、情報量を増やしました。
文章の中で目立たせたい部分は、太い黒字にしたりすることがあります。
これは、コントラストを強くするためですね。イラスト制作に置いても同様のことが言えます。ちょっと絵が見づらいな... というときは、
・見せたい部分のコントラスト
・輪郭が見やすくなっているか
といったあたりを気にすると良いかもしれません。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
※ タイムラプスを見ていただくと分かりますが、下書きの時点で両足の裏までしっかり描いてたり、おなかの描きこみのためにガイドを入れて何度も描き直した挙句、結局シンプルな陰影になってたり... とたくさん試行錯誤した一枚でした。
とげまる
2024-08-12 03:13:38 +0000 UTCとげまる
2024-08-12 03:11:14 +0000 UTC鋼の中将
2024-08-11 15:14:46 +0000 UTCPercyy
2024-08-11 10:41:12 +0000 UTC