どうも僕です。
前回簡単に進捗を公開していた絵のメイキング記事を出そうと思います。
それに合わせてデータなども公開しますので、興味ある方はデータみつつメイキング見ていただけると幸いです。
では前回の記事のラフスケッチの選定理由とその後の作業についていろいろと書いていけたらと思います。よろしくお願いします!
前回の記事を読んでない方もいるかもなので、とりあえず前回はこのスケッチ群の中から赤丸のついたものを選ぼうかと思っているというところまでお話ししました。
選定理由としては、キャラが見やすく空間が出しやすそうという感じですね。
最終的に赤丸の3つから選んだものは一番下の、チーズを持ったものになります。
決め手は、あまり描かないポーズだったから・・・です。ほか二つは描きやすさと明快さはあるのですが、やっぱりマンネリ化が大きいのでちょっと挑戦してみようと思いチーズ案を選んでいます。これでほか二つよりもかわいくできたらちょっと成長できるんじゃないかな?と思いました。
少し飛んで、サムネスケッチに要素を足しつつ構図の調整をしています。
キャラクターの顔が三分割法の交点にドンピシャに来るように微調整したりなどしました。その後、サムネスケッチをもとにカラーラフの作成です。
全身が白いキャラなので、周りの要素をカラフルにまとめたいと思いいろんなクッションをちりばめたり、天蓋のあるベッドでかわいくしてたら空間出せそうだなと思ったので、画面の枠のようにカーテン?を追加しています。
画面が白すぎてもキャラクターがサムネイルにしたときにシルエットとして見えづらいとかわいそうなので少し陰らせておいてサムネイルで見た時の印象も調整しています。ベッドに差し込む冬の日差し感も欲しかったので日が当たる部分は寒色、影の中はこの子の場所ということで暖色になるように調整しています。外が寒色、内が暖色。
パソコンの光もパソコン=外になるので寒色のライトにしています。
カラーラフもできたことですし、本番です。
このラフをもとに具体的に再現していきます。
いったん画面を広げてちょっと外側まで描いてみます。ぶっちゃけノリで背景決めたので自分の中でわからないことが多い絵になっていたので、自分のために一度具体化します。
自分の中で納得できればいいので詳細には描きません。
Youtubeでの配信からのキャプチャですが、最近はめっちゃ画面広げてパースガイドをしっかりとるようにしています。このあたりPCだとメモリが許す限り画面広げたまま絵を描けたりするのですけど、ipadだとそうはいかないので一時的になっちゃうのがネックですね。(いつも言ってる気がする)
先ほどのラフはこのガイドをとった後に描かれています。
それらしいラフもできたので、キャラを清書していきます。
ボールペンほどじゃないんですけど、ちょっと先端に玉ができるようなブラシを作って試しに描いてみています。線画に不透明度をつけているのは、線画もある種塗りのようなものなので後々馴染みやすくなるようにしていいます。
線画が取れたら、穴をふさいでシルエットどりをして一旦キャラは置いておきます。
カラーラフから各オブジェクトの色をスポイトで取ってきてべた塗りレイヤーをちまちまと作成します。この時キャラのように線画は取らず投げ輪で結構適当に分けてます。スピード重視という意味合いもありますが、背景は基本線画を消してしまうことが多いので色面がある程度わかれたレイヤーがいくつかあれば描きながらシルエットを調整したほうが速いという判断をしてみました。とビル街のようなパースが厳格に守られてないと変になる絵ってわけでもないので大丈夫かなと。
ブラシについて
また、今回いつものザらっとしたブラシではなく試しに基本の何のテクスチャも入っていない丸いブラシで描いています。丸いブラシでペタペタと塗りつつたまにエアブラシでぼかしを使い分けて塗っています。
背景を淡々と具体的にしていきます。この辺りはカラーラフがもうあるので迷わずかけた気がします。お菓子のパッケージは一応著作権とかも気にしつつぼかして描いてます。ポッキーを入れた理由は11月だからとかいう安直な理由です。
じゃがりこ風のパッケージのお菓子はモルコ(モルチョコ、モルペコではない)
背景がそれっぽくできてきたので、キャラを描いて全体的に進め始めます。
キャラはパーツごとにレイヤーは分けずに投げ輪で一時的に選択範囲をとりつつ描き進めています。また、今回キャラクターの塗りを複雑にしすぎないことも意識に入れて描いてます。(いろんな神絵師の塗りを見てると最近そういう感じが主流っぽいのでできるだけ良い所は取り入れていきたい…)
顔や髪の毛も描けたところで、いったん全体的に手を入れていきます。
目の線画を黒くして目力を強めたり、線画の色を細かく微調整
髪の毛の繊細な毛束を追加したり、パソコンの画面を点灯させて、リムライトを追加そこにさらに背景も暗くしてシルエットを強調しています。(カラーラフでもやっていることを再確認)
背景に細かいディティールの追加+空気感の演出を追加していきます。
また、手前のカーテンが平面的すぎるので、ヴェールを追加してちょっと立体感をアップ。奥の抜け辺りに青い光を追加して、外内カラールールを適用。
ほぼ完成ですが、ここに追加でさらに光の演出を入れていきます。
キャラクターに入っているリムライトや、白い部分を自動選択で白でべた塗り、そののちガウスなどでぼかして強い光が周りに拡散してしまう演出を入れています。こうすることでより、光の演出力がアップされて実在感が増します。
また、手前のモルコあたりのコントラストが目立っていたので、ちょっと乗算をかけて暗くしています。(別に目立ってほしいわけじゃないので・・・・)
顔部分がちょっと暗すぎて沈んでしまっていたので、加算でほんの少しだけ明るく。
キャラ絵は顔が命だと思うので、ちょっと嘘ついてでも目立たせたいと思いました。(なら最初から陰りに入れるなという話はご愛敬)
また、背景をもうこの時点で統合してしまっています。
この時大体のレイヤー構造としては
カーテン
キャラ
背景
という感じの3枚の構成です。(実際のデータは多少異なりますが)
背景を統合したら、被写界深度を入れていきます。奥の猫のクッションと手前のカーテンをぼかして被写界深度をつけます。(Procreatにレンズぼかしほしい...)
はい、こちら完成なのですが、最後の最後で少し粘ってキャラクターの細かい部分(服の色や手のディティール線画の色、尻尾へのリムライトの追加などをしています。
仕上げのエフェクトとして色収差をつけたり、シャープネスノイズをかけて完成です。
個人的には結構気に入っています。
いつものようにクラウドにデータアップしておきました。
以下に保存されております。
https://www.dropbox.com/sh/64e6kc6p371uvt2/AADSmWqcfkgJI671nK-44XR5a?dl=0
いつもクロエプランでご支援いただきありがとうございます。
来月もご興味あればよろしくお願い致します。
以上、あるうららでした。