早いもので2025年も最後の月がやってきましたね。
先月から引き続きご支援頂いている方、今月から新たにご支援を開始して下さった方、すべての支援者様に心より感謝申し上げます。
今月も皆様に楽しみながら創作活動を見守って頂けるよう、日々励んでいきたいと思います!
先月末の記事にて紹介しました予定の通り、
今月はまずpixivリクエストでご依頼頂いているイラストを作成していきます。
(匿名ユーザーさんよりご依頼頂きました。誠にありがとうございます!)
ご依頼のポイントを箇条書きでまとめると……
・健全絵
・キャラクターはご依頼主様のオリジナル(代理キャラ)
・性格は大人しめ
・赤髪で前髪に金髪メッシュ
・やや吊り目
・フード付きダウン系ジャケット着用
・インナーは白のハイネックTシャツ
・ズボンは黒っぽいグレーの厚手のカーゴパンツ
・靴は黒の冬靴
・雪原のような場所で、片膝は立て、もう片方は軽く曲げている感じの座り方
・片手を軽く頭に当てている
・頭上から柔らかめの雪の塊が落ちてきて、軽く雪を被った感じ
・驚きつつも、片目は涙目
キャラクターの容姿も服装も、指定のある部分については画像資料つきで大変わかりやすくご提示下さっていて、目指すべきイメージが早々に固まりました。
赤い髪に金のメッシュという華やかなビジュアルを持ちながら、性格は大人しめな男の子……かなり好きなタイプです!
健全絵をご希望ということで、今回はエロは封印しての勝負です。
参考イラストを見て感じたこの子の落ち着いた知的な雰囲気と、雪原というシチュエーションから、ふとした瞬間の色気を切り取った一枚にしたいなと思い至りました。
それでは、実際に描いていきます!
ご依頼内容の、
・片膝は立て、もう片方は軽く曲げている感じの座り方
・片手を軽く頭に当てている
・頭上から柔らかめの雪の塊が落ちてきて、軽く雪を被った感じ
こちらの三点を満たすようにポージングを考えます。
(頭部のアタリはこちらの素材を使用しました)
ポーズは大体これでよさそうですが、全体的にカタくて違和感があるので、柔らかく自然に見えるように修正していきます。
左手を体の後ろに伸ばしているように変更しました。右足は逆に前の方へ伸ばし、ポーズに奥行きが感じられるように調整します。
体のアタリが完成したので、キャラクターを描き込んでいきます。
顔、というか表情が先にある程度形になっているとテンションが上がるので、頭部から描き進めていきます。
「驚きつつも片目は涙目」ということはおそらく、上から落ちてきた雪に驚いた一瞬の表情なのでしょう。
視線は上へ向けて、はっとした表情で描いてみました。
最終的にまた調整するので、今の時点ではひとまずこれでOKです。
頭部に続いて、体の方も描き込んでいきます。
資料としてご提示頂いている服の写真を見ながら……
男の子のカーゴパンツってかわいいですよね~、好きです。
一通り描き込み終わったところです。
(靴は紐靴ですが、紐部分は今は省略しています)
自分にはなんかいい感じに見えています……が、ここで一旦冷静になって、自分で自分の絵を添削するつもりで粗探しをします。
目についた部分を青字でメモしてみました。
まずアウターのジャケット!
冷静に見ると、アタリのボディラインに沿うように描いてしまったせいで全くボリュームがありません。雪原に居るのにこんな薄そうなジャケットじゃ寒くて凍えてしまう。資料画像のジャケットはしっかりとハリのある作りなので、襟元もこんな風に柔らかくめくれる感じではなさそうです。
ダウンジャケットらしくボリュームアップさせると、今はピンと直線になってしまっている右腕部分も自然な曲線になるはずです。
そして表情!
もう少し隙のある、色気を感じさせる表情にしてあげたいですね。
右目の涙も今はちょっと唐突感があるので、瞼をきゅっと閉じた時に溢れた涙ということにした方が自然に見える気がします。
というわけで、ジャケットと表情を修正しました。
鼻や顎のラインも修正したので、顔の印象は結構変わりましたね。
うーん……!ジャケットはボリュームアップしていい感じですが、表情は眉を下げ過ぎたかもしれません。ちょっとあざとい……?あざとい男子は嫌いではないですが、この子のイメージからは離れてしまいますね。
眉に力を入れ過ぎない、自然なふとした瞬間の表情を切り取るように修正してみます。
ようやく……納得のいく表情に辿り着きました!
(と言いつつ最終的にまた修正している可能性もありますが、それは描いているうちにこの子への理解が深まった良い証ということで……)
無事にキャラクターの下書きが形になったので、
この後はカラーラフを作って様子を見たのち、清書へと進んでいきます。
今回は背景や服などモノトーンの塗りが多くなりそうなので、絵の情報量を増やすために細かな線の描き込みを多めにするのも良いかもしれません。
また一週間後、または作業のキリの良いタイミングで進捗をお見せしますので、どうぞ楽しみにお待ち頂けますと幸いです!