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浅葱
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先行公開「Y高剣道部編~真面目な主将が潰れかけの部活を復活させるために、戦闘員になって頑張る話~」

剣道場では一人の男が正座をしていた。平日の夕方通常ならば多くの部員で賑わうはずの道場には彼一人しかいなかった。一人で練習していたにもかかわらず、彼は防具を一通り身に纏っていた。今は面のみを外していが、頭を覆っている手ぬぐいは汗でびっしょりと濡れ、彼の体からは防具に染み着いた汗の臭いが漂っていた。彼が防具を身につけていたのには訳がある。これから会う人物と話すためには、これぐらいの準備が必要だ。袴だけの姿ではきっと彼に圧倒され、なすがままにされると思ったからだ。

「もう、時間か」

引き戸が開く音がすると、およそこの場に相応しくない格好をした男が入ってきた。

「やっほー、リュウちゃ~ん、って、ここすっげーくっせーんだな」

入ってきたのはY高野球部3年高木敦だ。カッターシャツのボタンは一つも止めておらず、黒地に虎が描かれたシャツが惜しげも無く曝け出されている。頭は金髪と黒髪が混ざっており、まるで虎のようだ。耳にピアスを付けている姿はどっからどう見ても不良そのものだ。

「どうぞ、こちらへ。、高木先輩」

案内するのは剣道部2年の龍造寺健だ。敦とは正反対のしゃれっ気の欠片も無く、剣道に人生の全てを捧げてきた真面目一本な男だ。

健が相反する敦を神聖な剣道場に招き入れたのは、それだけ彼が追い詰められていると言うことだ。

伝統ある強豪高Y高剣道部は、今では廃部の危機に瀕している。昨年発覚した当時の顧問による過剰な体罰と一部の部員による喫煙問題。学校側は揉消しを図ったが、マスコミに情報がリークされ、顧問の懲戒解雇、問題を起こした部員の退部、半年間の対外試合停止の処分が下った。殆どの部員は部を辞めるか、引き抜かれて転校していった。しかし、健だけは残った。彼の父親はY高のOBであり、地元では剣道教室を開いている男だ。厳格な男であった父親は、健を厳しく躾け、幼少の頃から剣道の練習を行わせていた。健は父親の事を侍だと思っていた。騒動が起きた時も、「これも修行だ」と言って、退部することを許さなかった。

しかし、健は困難な道を歩むことを強いられ、今では心が折れかけている。

顧問が解雇されたため、代理の顧問となった竹川は、学生時代運動経験が在るとは言え、剣道に関しては素人であり、指導など出来るわけがなかった。

そして、彼にとって苦渋の決断となったのは廃部を免れるために、同じ2年生の不良3人組の入部を認めたことだ。

剣道部の道場と併設された寮は、学校の敷地の中でも奥まったところにあり、人目に付かない場所であり、不良達にとって遊び場として隠れ蓑にするのは最高の環境であった。健は道場には立ち入らないことを約束させ、その代わり寮内での自由を認めている。部の存続のため渋々認めたが、問題行動ばかりを起こす彼等の対応は健の頭痛の種だった。

悩んでいる彼に手を差し伸べたのが、今目の前にいる高木敦だ。毒をもって毒を制す同じ不良である敦ならば、何か策があるのかも知れない。藁にも縋る思いで健は敦の話を聴くことにした。

「だから~、み~んな、ダーク様に仕える戦闘員になれば、いいんだよ」

健は敦が話す言葉に唖然としていた。ダークノア、ダーク様の素晴らしさを敦は熱の籠もった様子で滔々と説く。しかし、余りにも現実離れをしているうえ、自分がそのダークのとやらに入ったところで、問題が解決するとは思えなかった。

「高木先輩、話はよく分かりました。今日の所は…」

「見ろよ、俺のガタイ。改造して貰って、こんなにスケベになってんだぜ」

敦に引き取って貰う旨を遮るように、敦は上着を脱ぎ捨て半裸姿になり、バキバキに割れた腹筋、力瘤の出来ている二の腕、肥大化した胸筋、その中心で存在感を示す淫らな乳首、まなつの日差しを浴びて焼けた腕とた焼けていない胴体のコントラストを大玉の汗が彩る。その肉体の素晴らしさに目を奪われ、鼻を刺激する臭いに心を奪われ、健は一瞬にして敦の虜になる。

「それでよ~、この紙だってアニキの黒精を使って黒染めしてもらったんだ~♡」

「そ、そうですか、それでダーク様に仕えれば、問題が解決するんですか」

「そうだぜ~、他の部員をお前が改造すれば、お前には逆らえなくなるし、新しい顧問や部員の確保は組織がサポートしてやるし、この力を手に入れればお前自身、日本一になることだって夢しゃねーしな」

つい先刻には敦に却って貰おうと思っていたはずなのに、ダークパワーに犯された健は打って変わってダークノアに興味を持ち、熱心に話を聴いている。

「じゃぁ、これを着れば、お前もダークノアの戦闘員になれっぜ」

敦が取り出したのは、黒一色の剣道着と剣道袴だ。

「これが…」

敦から受け取った剣道着はとても軽く、柔らかく、何よりもとても良い臭いがした。

「へへっ、いいだろう。お前のために作って貰った特製なんだぜ」

「はい、とっても良いです。はぁ~♡」

袴に鼻を押し当てて、臭いを嗅ぐ姿にダークパワーの浸透具合が覗える。

(あの堅物君がこんな簡単に堕ちちまうなんて、よっぽど心に隙があったんだな)

「早く著ようぜ」

「あ、はいっ!」

敦に急かされ、防具と胴着を脱ぎ捨て、下着姿になる。

「褌ってのも、結構エロいな」

健の褌姿に敦は興味を引かれる。真っ白な下着の中心には大きな膨らみが出来ていた。

少し弄ってやるだけで、健は悶えいやらしい喘ぎ声を上げた。

「もっ、もう♡勘弁してください♡、そこいじった♡事無いんで…」

「マジかよ」

高校2年生にもなって、自慰行為の経験が殆ど無いと告白した健の初心さに敦はいじらしさを感じる。

180cmを超える健のガタイを見ながら、そう言えば精通が遅い人ほど身長が伸びるってドクターが言ってたなととりとめも無いことを考えながら、改造のラストスパートをかける。

健は袴を身につけ、帯を締めた瞬間、今まで感じたことがない感覚がその体を貫いた。健は自分がもう二度とこの袴ーダークスウツを脱ぐことを出来ないこと、そして偉大なるダーク様にこの身を捧げるために、今まで体を鍛え、厳しい鍛錬を行ってきたのだと、無駄では無かったのだと理解した。感激の余り健は独りでに射精をしていた。

「あぁぁー、俺、射精を・・・」

約一月振りの射精、夢精以外で射精をするのは精通をした中3以来のことだ。

袴から僅かに染み出した精液は神聖なる剣道場に相応しくない臭いを散らす。しかしこれからはこの臭いは剣道場の一部へとなっていく。

一度覚えた快楽は健の心と体を雁字搦めに縛り付け、支配する。

健は袴に手を突っ込み、自分から自慰行為を始める。敦のサポートを受けながら、健の性感帯は開発され、その度に射精し、その度に精液は黒ずんでいく。

「ああぁーー、俺、もうすぐ、戦闘員になっちまうんだな」

「そうだぜ、仲間になったらたっぷりとヤロうぜ、ここを使ってな」

敦は健の尻を撫で、指を突っ込む。十分に性感帯として感じるようになっいてるため、それだけで、喘ぎ声を上げてしまう。

「先輩のデカマラを突っ込まれたら、俺どうにかなっちまいます」

「楽しみだぜ、これでお前も立派な戦闘員だぜ!」

「あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーーーー、イ゛ク゛ーーーーーーーぐお゛ーーーーーーーー。ダーーーーク様ーーーー」

健が絶叫し、人間として最後の射精を行う、ワックスが丁寧に塗られ、欠かさず毎日行っていた床掃除のお陰で、光り輝く木製の床板に精液が大きな染みを作っていた。最後に出された精液は漆黒に染まっていた。

「あ゛っあ゛っ、ふひ、黒精だしちまった・・・うおおお゛お゛ーーー、ダーク、スウツがーーー」

床に散らばっていた精液は全て黒く染まり、敦のダークパワーによって動き始めていた。行き先は健の体をダークスウツとして、覆うためだ。

健の体は、更に引き締められ、毛深くなり、拡げられた汗腺からは大粒の汗が垂れ、濃くなった体臭は剣道場に臭いが拡散していく、頭の中には、ダークノア、そして盟主たるダークの情報が素晴らしさが、偉大さが、脳に刻み込まれていく。今の彼にとっては剣道よりも、家族よりも大事なお方だ。

「ダーク様に永遠の忠誠を、竜造寺健は淫乱剣士戦闘員として、この身を捧げます!!!」

直立不動の姿勢で、健は敬礼をしながら、絶対の主に忠誠を誓う。袴の袴の重ね部分から見える鎖骨はダークスウツに覆われていた。

「よくやったな、健。じゃぁ、早速やろうぜ」




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