XaiJu
ごむらば
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#06アブノーマルAV【2人だけの撮影】

スーツケースからはみ出た悍ましいスライムの化け物姿の姫野さんとの撮影が終わってしまうのは正直残念に思っていた俺は喜んでいた。 まだ、少し形こそ違うが撮影が続いていたから。 俺はこんな異形の姿やグロテスクなクリーチャーに興奮する。 その中身が女性に限られるが。 今回の仕事を受けた時、俺は凄く楽しみにしていた。 なぜなら、姫野 葉菜は俺の最も好む容姿であり、そんな彼女が化け物のような姿になると聞いていたから、そんな彼女と交われると思うと興奮が止まらなかった。 ほぼ2日間に渡り過ごして満足はしていたが、まさかまだこんな結末があるとは思ってもみなかった。 ただ、2人で撮影に出掛けるというのはかなり緊張する。 見た目には俺がスーツケースを転がして歩いているだけなのだが、このスーツケースの中には化け物の姿をした姫野さんがいると思うと興奮を表に出さないようにするのがやっとだった。 撮影していた部屋を出て駅へと向かう。 ここからは2人だけだ。 道のちょっとした段差にも姫野さんの艶のある吐息が漏れる。 俺は楽しくなり、ワザと段差のあるところを通るようにして駅へと向かった。 切符を買うだけでも緊張するのは俺だけではない。 周りが騒がしくなったことで、絶対に声を出してはいけないと思う姫野さんが唾を飲み込む音がマイクを通して聞こえてきた。 切符を購入し改札口へと向かう。 俺はワザと点字タイルの上を移動すると、姫野さんが必死に声を漏らさないように堪えているのだろう、しかし僅かに吐息混じりの声が漏れているのが聞き取れた。 さすがにここで罰を与えることはできない。 駅員に気づかれれば、姫野さんの無賃乗車がバレてしまうから。 改札口を抜けてホームへと向かう。 流石にスーツケースを持って階段を移動するのはキツイのでエスカレーターの方へと向かった時だった。 俺の方へ向かって駅員がやって来た。 「そこの大きなスーツをお持ちの方!」 “ヤバい!無賃乗車がバレたのか!” そう思って焦る俺に駅員が声を掛けてきた。 「すみませんが、スーツケースを持ってエスカレーターを利用されるのは大変危険ですのでエレベーターをご利用下さい」 俺が大きなスーツケースを持っていたので注意を促しに来ただけだった。 俺もそうだが、姫野さんもかなり焦ったのが呼吸で分かった。 俺は駅員に勧められた通りエレベーターを利用してホームへと向かった。 スーツケースの中の姫野さんは今、どんな気持ちなのだろう。 そう思いながら俺はスーツケースを見ていた。 ホームに着くと、また点字タイル上をワザと移動すると姫野さんの必死に喘ぎ声を抑えようとするが漏れる声が聞こえてきて楽しかった。 少しするとホームに外回り電車が入って来て俺はスーツケースを持って乗り込んだ。 平日の昼間の時間帯は乗客も少なく空いており、シートに座ることができた。 扉近くのシートに座り、スーツケースは扉側へ置いて手を掛けておいた。 のどかな昼下がり、車内はポカポカして気持ちよく揺れが一層眠気を誘う。 山手線はぐるっと一周するので乗り過ごしても気にすることはない。 俺は撮影の疲れもあり目を閉じた。 浅い眠りに入り掛けた時だった。 電車が駅に停車した。 途端に俺の手を払い除けてスーツケースを持って逃げようとする男が現れた。 眠りの浅かった俺はすぐに目覚めシートから立ち上がり男を追い掛けた。 出遅れたので少し距離が開いている。 俺は咄嗟にバイブのリモコンを手にすると、【MAX】のスイッチを押した。 イヤホンからは大きな姫野さんの喘ぎ声が聞こえてきた。 同時にスーツケースを奪った男はスーツケースの中から声が聞こえたのに驚き、そのままスーツケースを手放し走って逃げて行ってしまった。 幸いスーツケースを奪った男が逃げた方向には人がおらず、俺は無事にスーツケースを回収し、派手に喘ぎ声を上げ続ける姫野さんのバイブのリモコンを【弱】へと戻した。 イヤホンからは苦しそうに呼吸する姫野さんの声が聞こえていた。 だが、これで事は収まらなかった。 スーツケースの盗難を見ていた駅員が事情を聞きたいと俺に声を掛けてきたのだ。 俺はそれを回避すべくタイミングよく滑り込んできた電車へと飛び乗り、次の駅へと退避した。 スーツケースの中のものを見せて欲しいと言われたらたまったものではない。 だが、このままだと、車内もしくはどこかの駅で声を掛けられかねないと思った俺は次の駅で下車し一旦駅を離れた。 幸い降りた駅が短い区間だったため、次の駅まで歩いて移動し、再び電車へ乗り込んだ。 今度は内回りで移動することにした。 スーツケースを奪われないようにシートに座り足の間に挟んで。 また緩やかな時間の流れる電車の中は眠気を誘う。 するとイヤホンから姫野さんの寝息が聞こえてきた。 俺も眠くなったが、先ほどのこともあり眠ることはできなかった。 出発した駅まで戻ってきて改札を出た。 トラブルと眠気に襲われて姫野さんで興奮することもなかった。 化け物のようなクリーチャー姿の姫野さんとできるのはおそらくこれが最後だと思うと惜しくなり、同時に興奮してきた。 帰りは少し遠回りして公園を抜けて戻ることにした。 つづく

#06アブノーマルAV【2人だけの撮影】

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