いつもならひと通りプレイした後、私はラバーから解放されてご主人様に抱かれる。 ゴムの塊としてではなく1人の女性として彼に優しく抱かれるのだ。 どんなに酷い仕打ちをされても、優しく彼に抱かれていると全てを許してしまう。 いつも浴室でプレイが終わり、ラバースーツを脱がせてもらうのだが… 、今日はウエットスーツを着た私の体を拭き始めるご主人様。 “まだ、プレイは続いているのだろうか?” 話せない私に確認する術はなかった。 ご主人様はそんな私の手を引いて移動を始めた。 今日はラバースーツもウエットスーツも着たまま抱かれるのだろうか。 ご主人様の気分次第でたまにそういう時はあった。 目が見えない中、移動した先はおそらく寝室。 やはり、ラバースーツもウエットスーツも着たまま脱がせてもらえないようだった。 ベッドへ上がろうとする私を制止するご主人様。 私のベッドの上に何か置かれていることに上ろうとした時に気づいた。 おそらくだが、バキュームベッドが準備されているのだろう。 私をベランダで放置している間にご主人様が準備したのだろう。 私はご主人様に促されるまま、バキュームベッドのラバーシートとラバーシートの間へと入っていく。 その際、違和感を感じた。 バキュームベッドはご主人様の気分次第で何度か入り、真空パックされたことはあったが、以前と少し違う感じがした。 とはいえ、しばらくバキュームベッドに入っていなかったので、こんな感じだったような気もしなくない。 そして、なぜ今バキュームベッドなのだろうと疑問に思った私の心の中を見透かしたようにご主人様が言った。 「なぜ、バキュームベッドと思っただろ?明日、シャチのフロートの圧迫に耐えるために体を慣らすためだよ!」 そう言われると反論しようがなかった。 これもおそらく体を慣らすためと理由づけしたプレイの一環。 そもそも私は言葉を発して反論することはできなかった。 バキュームベッドに入ると私はご主人様に呼吸穴の位置を調整してもらった。 バキュームベッドの呼吸穴は単にラバーシートに穴が開いているだけだったのだが、ホースかチューブのようなものが取り付けられていた。 以前より少し呼吸しづらいができないわけではない。 そんなバキュームベッドに収まった私をご主人様は私の両足をピッタリとつけ一本の足のようにし、腕は肩を掴むようにした。 これではまるでシャチのフロートの中みたいだと思っていると、ご主人様はバキュームベッドの中に液体を流し込んでから側面のファスナーを閉め始めた。 ファスナーが閉まると、すぐに空気が抜かれて真空パックが始まる。 体にピッタリと張り付く締め付け感を私は愉しむ。 全裸で真空パックしてもらう方が気持ちいいが、ご主人様に私はお願いする勇気がないので、こうやって真空パックしてもらうだけでも十分満足できた。 真空パックされた私と並んで横たわるご主人様は、いつものように私の胸を揉み始めた。 ラバースーツ、ウエットスーツ越しでも私の乳首が勃起しているのが分かるのだろうか、ご主人様はピンポイントで私の乳首を弄り始めた。 同時に、おマンコに仕込まれたバイブを起動させるご主人様。 私の拘束するようにピッタリと張り付いたバキュームベッドのラバーシートに抗うように体を捩って、言葉にならない声を上げた。 ご主人様がバイブを止めてくれるはずもなく、私は何度も何度もバキュームベッドの拘束に抗いながら体を捩って逝った。 何度も逝って気を失う寸前、奇妙な感覚に 襲われた。 あれだけ私の体をしっかりと拘束していたバキュームベッドのシートが外れた、いや破れたような感覚がしたのだ。 だが、何度も何度も逝った私はそれを確認することもできずに意識を手放した。 つづく