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煉瓦
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ラクガキ+SS 220114



「もっと腰上げろって……! んで、声出せよッ、聡司ッ!」


 叱るように彼が言う。彼とは、僕のクラスメイトで、僕をこうやっていじめ、犯すくせに、恋人なんだとふざけたことを言って憚らない相手、屋敷昴そのひとだ。

 僕はいつものように彼の部屋で犯されていた。今日は後ろからが良いと言われ、ベッドの上で四つん這いになった僕は彼のペニスにアナルを貫かれている。コンドームも着けてくれないから、彼の熱が直接感じられて気持ち悪かった。

 もう少し、あと少しで射精するだろうから、そうすればこの地獄は終わる。それは今日のぶんでしかないけれど、明るい未来が見えない僕にとっては一日一日をそうやって終わらせることしかできないのだ。


「聡司ッ」


 ハァハァと洗い息を吐きながら屋敷が言う。でも僕は聞こえないふりをして、掴んだクッションを口に当てて声を殺した。突っ込まれているのに声なんて出したくない。前立腺を擦られて、強制的に射精させられたけど、それでも少しくらいは抵抗したかった。

 体は僕の心に反して勝手に快楽を感じ、屋敷のペニスを嬉しそうに締め付けている。尻の奥まで犯されて、でもそれが嬉しいのだ。気持ちいい、もっと、と奥へ誘うように蠕動している。男なんて、屋敷のことなんて好きじゃないのに、僕の体は彼に抱かれることを受け入れたうえ、喜んでいた。


「……くっ、出る出る出るッ……!」


 切羽詰まった屋敷の声がして、程なく彼が僕の腹の中へ射精したことを知る。出す寸前に一番奥まで挿入するなんて嫌がらせ以外の何者でもない。恋人だの好きだのなんだのと、ふざけたことを言う割には僕の体調のことなど全く考えていない。

 だから屋敷は僕のことなど、本当はどうとも思っていないのだと思う。彼が好きなのは自分自身だけだ。それ以外はどうだって良いのだろう。


「オマエも気持ち良かったか? なぁ……三回も中イキしてただろ?」


 ペニスを中に挿入れられたまま、僕は屋敷に背中から抱きしめられた。そうすると直腸が圧迫され、収まりきらなかった精液がアナルから押し出されるのが分かった。

 気持ち悪い。

 そう感じた僕の返事は遅れる。すると屋敷は嬉しそうに歪んだ笑みを見せてこう言った。


「良くなかったか。……なら今日は聡司がグチャグチャにイキまくるまで抱いてやるよ」


 慌てた僕はクッションから顔を離して謝ろうとする。けれど屋敷はそんな僕の頭を片手で抑えてクッションに押し付けると、大きく腰を動かし始めた。



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