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昔話。雑誌に勝手に使われたあの話。

こんにちは、ご支援ありがとうございます。

この記事は文字のみで長く、ただの私の過去のお話しなので読まなくて大丈夫です。




再来週くらいまで更新できそうなものがないので、ここらで一つ昔話をします。

もうええかな、時効かなあ、と思って、とある件についてお話します。



要約すると「昔作ったコラボの動画絵がPによって勝手に雑誌掲載に使われた挙句匿名に悪口を散々言われたお話」です。



今までちらほら触れたことはあったかもしれませんが、今回おそらく初めてきちんと詳細をお話しすることになるかと思います。


いや時効つったって私がばちばちの被害者であり、お相手をまっっっっっったくひとっっっっっっかけらも許しておりませんが。

まあもうだいぶ昔の話なので、お話していこうと思います。




私はその昔ボカロ界隈で絵を描いていました。絵を描いているうちに気がついたら動画もやるようになっていました。

学校で買わされていたAdobeセットの中にAfter Effectがあったので、ネットで使い方を探り探り+ハウツー本+パチンコ映像製作会社勤務の同級生に使い方を教わりながらなんとかコラボ動画を作っておりました。



当時は今のように絵でお金をもらう生活はしておらず、全て趣味として、無償でやっておりました。

コラボ動画に関しては金銭の発生は1本たりともありません。(今思えば狂ってる)




とあるボカロPさん、以下Kpさんとしましょうか。(カンパイではない)

ボカロ界隈、特にとあるキャラクターの曲においてかなりフロンティアな存在だったほど有名な方でした。


その方との交流のきっかけは同人誌即売会でお隣のスペースになったことでした。

Kpさんも多少は私の絵を見たことがあったようで、うちの本もらっていただけませんかー?と作品の交換なんかをしたことで「よかったら今度新曲でコラボしませんか?」とお声がけいただいたのです。


当時「どうせ社交辞令、口約束だ。どうせきっと明日には私のことなんか忘れてるだろうな」なんてことを思っていたら、本当に後日「では詳細をお話ししたいのですが」とご連絡いただいたのです。


「え?私があの有名Pさんの絵描いていいの!?おおおお!!」と本当に当時は光栄で、嬉しくてたまりませんでした。


その作品の思いや解釈などを教えてもらい、こういう感じにしてもらえたらあとお任せするんで、という感じだったかと。あまり細かなラフ見せみたいなことはなかったと思います。キメのカットのスクショくらいは送ったかな?あまりに昔すぎてここらへんは曖昧です。


一生懸命、下手なりに、素人なりにかっこいいものを作ろうとがんばっていました。


いざ完成してアップされると、まずアップされたページのタイトルがもらっていたデータと違っていました。

ニコニコ動画の公式番組でアップされたばかりのその動画が紹介され、MCの方に指摘されたことで気づきました。


MC「あれ?これ動画中の文字はこうだけど、上がってるタイトルはこうですねえ....どっちなんでしょーねえ?これ動画の人間違えちゃったのかなー?」


画面前の私は「そんなはずない、メモのタイトルと歌詞コピペだったのだから間違えようがない....」としょんぼりしつつ、念のためKpさんにチャットで指摘。


私「今公式番組で急に先ほどの新曲が紹介されてたんですけど...タイトルお間違えではありませんか?」

Kpさんは「あーー.......ええっと、どっちでもいいです」と濁されましたが、数分後ひっそりと動画タイトルは修正されておりました。



そもそも公式番組で紹介されることも聞いていなかったのでかなりびっくりしました。

まあ有名Pさんだから、そのくらい普通にあるのか...と無理やり納得しておきました。

ですが正直タイトルの誤字を私のせいにされそうになったことはかなりイラっときていました。



当時さすがに子供だったので、そんな子供がかっこつけて描いた絵は言ってしまえばヘッタクソです。

当時は当時でがんばったつもりではいたのですが、当時のニコニコ動画はモデレーションなど特になく、ヘタクソだの死ねだの気持ち悪いだの、批判どころか、誹謗中傷にもなりそうなコメントが乱舞することもそこそこ日常茶飯事でした。



有名Pの新曲なので再生数の回転も早く、やはりそういった辛辣なコメントがたくさんつき、特に「曲はいいけど絵がヘタクソすぎる」「曲はいいけど絵で台無し、きもい」「目つぶって聞けば最高」「この絵師キモい」など本当にたくさん言われていました。



そういうコメントを見ないようにし、ただただひたすらに同人活動をしたり、もう有名Pはこりごりだなあ、と知り合いのコラボにのみ参加するなどにシフトし、ひっそりをKpさんとはフェードアウトするような感じかなと思っておりました。


が、ある日、事件が起こります。


姉が「今日、本屋でボカロ雑誌ぱらっと見たけどお前の絵載ってた」と報告されました。


え?ボカロ雑誌?私の絵?

言ってる意味がわからず混乱しました。

ハガキ投稿やコンテスト応募などは一切していなかったので、本当に何事かと。


私も本屋にかけこみ、該当の本を探しました。

とあるDTM雑誌...というかボカロ特化雑誌だったのですが、それの新刊ではなくもう発売されてだいぶ時間が経過したものでした。


「どうせワイプ的にちんまりサムネイルがあるくらいでしょ?」と思っていたのですが、Kpさんのインタビュー記事とともに、見開きで、デカデカと、掲載されていました。

一応、ほのか/マイリストIDと横にもちっさくは書いてありました。


見開きどころか多分3、4ページくらいあったんじゃなかったかしら。ショックすぎてディテールまでは覚えておりません。購入はしていません。ただぺろっとめくったところにほんとに、ドン!って感じ。



帰宅後、Kpさん周りのこともちょっと探ろうと思い、その方のサイトを見ると、私が描いたMVの絵をがっつり使ったデザインになっていたことをその時知りました。


確かに「コラボしましょう」「いいですよ」だけで決まったものですが、さすがに勝手に雑誌掲載やホームページデザインの使用は、度がすぎているのではと。

契約のようなものはしておりませんでしたし、このコラボではギャランティは一切発生しておりません。


まずこの件をいろんな人に相談しました。こういうときどうすればいい!?と。


知り合いA「私はコラボのときお金貰ってるから後腐れがないです(どう使おうが勝手)」

知り合いB「私のコラボ相手のPさんも雑誌インタビュー受けたことがあって、私の絵を使うにあたってお礼程度には原稿料的なお金を貰ったよ」

知り合いC「それは無断でよくない。”言ってくれればスクショじゃなくて高画質画像くらいあげたのに、言ってよ”みたいな感じで問い合わせすべきだね」


上記の意見、特にCからの意見を踏まえ、怒りや悲しみに震える手でKpさんにメールをしました。



今見ると文章がめんどくさいメンヘラのそれ。

しかし、モラルとしてどうなのこれと思っての、正直な気持ちでした。


その後数分でメール返信がきました。



あ、こんだけぇぇぇぇぇ〜〜〜!(IKKO風)


まあ変に言い訳されるよりは、と思うけど、まじでこの「連絡するのを失念してた」がクソモラルじゃね?と思いました。だって本当に知らなかった.....


というわけで初の紙媒体デビューは苦いものとなってしまいました。


この件をちょろっとだけTwitterにつぶやいたところ、なぜかコラボで使用された音源キャラとは別の音源キャラの匿名の悪口会場に「ほのかたん」なんていう馴れ馴れしいあだ名で悪口をかかれたりもしておりました。神経質で怖いとかなんとか。

(なんで知ってるかというと当時オフ会とかでみんなでそういうところ見て自分の名前探すのが若干流行っていた笑)



え?私が悪いの?どうして?なんで悪口まで言われなきゃならないの?理不尽だ!相手が有名だから私がただただ不利で弱者なの?と本当に当時怒りの悲しみで毎日ストレスが大変なことになっておりました。



その後、オフ会なんかでもこの件を上記のような詳細で話したところ、「Kpさんってぶっちゃけコミュ障だよね」「こういうのはさあ、出版社が直にほのかさんに連絡すべきことなんだよ。」など様々意見がありました。


「まあもう信頼できる知り合いだけで内輪でやっていくくらいでちょうどいいんだよこういうのは。どうせお金とかもらわないんでしょ?」って結論にしか至ることはできませんでした。



そしてそこから数ヶ月後、もう関わることはないであろうKpさんから連絡が。


「あの時はすみませんでした」というさくっとした前置き付きで、当時あった「ボカロ動画をYoutubeの1アカウントに載っけて再生された分、広告収入をPと絵描きなどの関わったクリエイターに分配するシステムの団体」へのお誘いがありました。

どうやら紹介でしか加入はできないそうで、「あのMVを登録しようと思っています。分配は50:50でいいですよね?」と。

お詫びのつもりなのか折半という形で、その団体に登録させられることになりました。

余談ですが他にも私が関わったものが1曲登録されていたかと思います。


が、知らんまにその団体はなくなっておりました。おそらくですが、まあYoutubeの収益化通過までチャンネルが伸びなかったんでしょうね。


登録して私の手元に残ったのは、その団体の人だけがもらえる名刺ケースに貼り付ける木製のシールのみでした(笑)


そんなわけで広告収益すら1円たりともいただいておりませんでした。当時Youtubeはまだまだマイナーだったんだなあ、と...w


それ以降Kpさんとは何のコンタクトも取っておりませんし、なんならXではブロック済みです。


今Kpさんがボカロに関わる何かをしているかどうかは1ミリも存じません。というか今のボカロ業界を知りません。なんか音源がすごいことになったらしい、とか風の噂で聞くくらい。



この件で本当にメンタルに大きなダメージを負い、それ以降、「コラボのお誘いは嬉しいですが、使用時に動画の絵を何か別の用途に使う場合は事前連絡必須にしてほしい、高画質が欲しいとかグッズや紙にしたい場合必ず連絡してほしい、場合によっては料金の発生の可能性もある」といった案内も出しておりました。それはもうしつこく、過剰なほどに。



その後色々あってボカロ界隈から別ジャンルに移り住むようになったりして、気がつけばこの話については急にふっと思い出してイラッとくる、くらい落ち着くようになりました。もちろん今でもムカついておりますし許してはおりません。



結局のところ無償だからということ、私はただ絵を描いただけで動画の持ち主ではないから絵をどうしようが勝手、というものは...なんというか若いから取り決めを細かくできなかったことに、Kpさんと私ともどもよくなかったなと思います。


「動画以外に使う予定はあるか」に気づけたらどんなによかったか...。

とはいえいくら有名Pとて、雑誌に使われる想定はさすがにできませんでした。

Kpさんの方が年上だったし、発注する側として場慣れしているはずと思っていたので、なぜ気づけなかったんだろう...なんて今でも責めたい気持ちがあります。



ちなみに今、ボカロで動画の絵描いて!と言われたらもちろんお金はとります。ついでに動画以外の用途についてきちんとお伺いし、紙になるかもしれない、webで使うかもしれない、などあればそれに伴い料金を加算していくという形になっていくかと思います。結局金は全てを解決してくれる!




現在であればVtuberさんとかが私の絵を使うこともありますが、たまになんですが企業個人問わずクレジットを明記してくれない方もいます...悲しいことに。

サムネイルだったりバナーだったりメンシコンテンツに使っていただくこともあるのですが、概要欄に名前の明記がないときは結構凹みますし、モヤモヤすることも。


ただ1つ1つ指摘していくのも最近はわりと面倒になってしまったので一部界隈についてはもはや諦めており、自分のなかでは絵を捨てたような扱いになったりすることもあります。



皆様も何かしらの活動をする場合、「用途」や「クレジット明記」については過剰なくらい書いておきましょう。あと十分な報酬を提案しましょう。


それだけが私の願いです。(ひぐらしオチ)




まあなんだ...ほんの数行でも一応謝罪はしてもらえたからまだマシなお話しだと思っておきます。

笑えない笑い話、半笑い話!でした!

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