憑依する男:生来の吃りと容姿から、いろんな人に冷たくされてきた。特に嫌うわけでもなく普通に接してくれる飽きっぽい男に惚れ込んでしまう。他に自分と喋ってくれる相手がいない彼にとって、その好意が同性の友情なのか恋愛感情なのかはどちらでもよかった。彼に近づくために彼女の体を乗っ取った。
飽きっぽい男:イケメンで勉強もできるが、人の心の機微に疎い。なので、周囲が避けている憑依男(ブサオ)とも普通に会話をしていた。別に優しいとかそういうわけではない。今の彼女は告白してきたから付き合っただけなので、別に中身は誰であろうと特に気にしていない。憑依男が乗っ取った後は、むしろ自分のためにとても尽くしてくれるので、ありがたいとすら思っている。
彼女:ある日目が覚めると数年が経過しており、学校を卒業し、夜の仕事をしていた。髪の毛が染められていただけでなく様々な美容手術もされていたようで、鏡の前に立った自分を見ても自分であると認識出来なかった。良く分からないが実家にも見放されてしまっており、混乱しつつ当時付き合っていた彼氏(飽きっぽい男)に連絡を取り記憶がないことを伝える。飽きっぽい男は歯切れ悪くなりつつも仕事や生活上の手続きを手伝ってくれたため、非常に感謝をしている。
女刑事:同僚曰く、子供っぽい顔つきや体型がコンプレックスであったらしいが、最近は彼氏ができたようでニコニコしているらしい。