10月はスプーキーなマンスですから。ちょっと早いですが、ハロウィンスペシャルということで....今回は絵のことではなく、ただただ私の昔話でございます。
「うわwwwwwwこっわwwww」くらいの気持ちでお聞きいただけますと幸いです。
この話は、けっこうSNSで思い出したとき何度か擦っている話ではありますが、その度に「当時の話きちんとまとめてどこかに掲載しちゃいたいな」と言ったままやってこなかったので、もういい加減やろうと思いました。それをもって供養といたしましょう。
さてタイトルの怪しげな団体に勧誘された話、実は
全く違うジャンルの友達ふたりから、それぞれ違う団体に、1週間程度の期間でお声がかかりました。
その昔、私はよくオフ会に参加するタイプのオタクでした。毎週のようにどこか都内にお出かけしておりました。
そして当時の私は、今以上のくっっっっそめんどくせぇメンヘラをこじらせていました。
それでもその度に声をかけてくれる友達もいましたし、当時は私自身行動力があった方なので、思い切って匿名掲示板の愚痴スレに吐き捨てるというようなストレス発散法をしていたのです。(言っちゃえば子供ですが)
なので、おそらくそういうところを狙われたのかなと今となっては思っています。
ある時、一緒にご飯にいった友人Aさん、実は隣駅程度のご近所さんだったので一緒に帰っていたら
「ねえねえ、ほのちゃん、私最近ね、すごい集会に参加してるの」
「すごいってどんな...」
「政界の人とか、会社の社長やってる人とかがすっごくいっぱい集まって、みんなで将来の夢を語らう集会なの!もういろんな話聞けて、いろんなコネができるよ!私なんてずっと昔から声優になるって夢があったんだけど、そこの集会参加して、プロレスの司会やらせてもらったの!(動画を見せながら)」
「へーすごいねえ」
「もうほんっと、すごいのよ。夢を妄想みたいに語るんじゃなくて、それを叶えるにはどうすればいいか、みんなが真剣に考えてるの!ねえ、ほのちゃんも行こうよ!出版社の人とかもいるよ!人脈が広がるよ!」
「えーと...もう夜遅いし今日はごめんねー」
なんというか、話を聞いた当時は「積極的に行動して進路をきめてるんだな」くらいにしか思っていませんでしたし、その日は本当に遅くなったので本当にそれを理由にまっすぐ帰宅しました。
しかし、帰宅後にオフ会参加の別の知人から「帰りもしかしてAさんから変な団体誘われなかった?」と聞かれ、「あれ、絶対について行かないでほしい」と注意を受けました。
その後、その知人が独自に調べた謎団体の正体、実際に集会に行った人が洗脳されるまでの本人によるレポート投稿。
中身は、お酒を大量に飲ませたのち、大声で偉い人の言ったことを復唱させまくって洗脳していく様子などが描かれ、その団体のオリジナルTシャツに身を包み、謎の活動をしていたという写真も見せられました。
「あ、やばいやつ」と瞬時に理解できました。
「俺もAさんに急に飯誘われて行ったけど知らない女性ふたりくらい連れてきてて、その子たちも勧誘しようとしてたけど、俺はもうめんどくなって帰っちゃったwwそいつらがどうなったかは知らねえ!ほのちゃんは知り合いだから守れるけど、知らん奴のことは知らん!」
なんか知らん間に守られてたよ。
その後一応そのAさんとは距離置きました。今はどうなっているか存じません...声優、なれましたかね....
さて、上記のお話は実は前菜に過ぎず、同じ週、別のジャンルの友人Bさんからこんな連絡が。
「あのね、ほのかたんに手紙を送りたいんだ」
「なんで手紙?チャットやメール、SNSではいけないの?」
「いやもう私の想いが強過ぎてとにかく手紙で!」
というので住所を教えて手紙を待ちました。
そして届いたのがこちら。
ぶあつい。10枚くらいあります。
そして一冊の冊子が入っていました。
まず、手紙の中身がこうです。
ここでやべえと思った人、あなたは正常です(多分)
というわけで、もうだいぶ昔の話なので、ここで一気に供養したいと思います。
ぜひやばさのグラデーションを味わっていただければと...
""拝啓 4月に入ってやっと桜の花がちらほら咲き始めましたが、そちらではいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はほのかたんに私が知っている「すごいこと」についてお話したいと思って、初めてお手紙を書いています。(ちょっと緊張しています。所々言葉が変になってしまうかもしれない……。)
「すごいこと」というのは「一生健康で楽しく過ごせること」です。
何かの健康法か?と思うかもしれないけど、違うのです。
ほのかたんは「エネルギー変換」というものを知ってる?その名の通り「エネルギー」を「変える」というものです。
エネルギーというのは、人や物が持っている力の源のことです。
ちょっとここから、頭の中を理科の時間に切り替えてほしい。
人間は約60兆個の細胞の集まりで出来ているよね。
細胞は沢山の分子(水とか)の集まりで出来ているね。
分子というのは原子(水素とか酸素とか)の集まりなんだよね(ここまでが大体学校で習うこと)
原子よりももっともっと細かい部分、その根源が
エネルギーなんだって。
つまり、世の中に存在する全ての物は、エネルギーを持っていてそのエネルギーが人間や生物の細胞を働かせている力そのものということになる訳なんだね。
ここまで読んでみてどう思った?
私は最初よく分かんなかった。アホだったから。
全ての源がエネルギーなら、そのエネルギーが強いと当然原子は強いし、当然分子も強いし、当然細胞も強いし、当然人間は強いという訳だよ。
でも残念ながら(世の中を見渡せば嫌でも分かるかもしれないけど)
人間の持っているエネルギーはとてもとても弱くて不安定なんだよね。
ここで「地球」を思い浮かべてほしい。世の中に存在しているものは、皆原子の集合体だから、当然地球にもエネルギーがある。でも地球の持つエネルギーはとても強くて安定していると思わない?ふらついて他の星にぶつかることなんて考えられないよね。それぐらいの安定した力(エネルギー)で太陽の周りを自転しながら公転してる。
地震や津波で困るのは人間ばかりで地球は平然としてるよね。
土台がしっかりとしていないと、家が傾いたり崩れたりするのと同じように、弱くて不安定な「エネルギー」という土台を持つ人間は精神的に不安定だったり、色んな病気にかかったり、とにかく悪い方向に転んでしまうんだよ。「明日は我が身」とか、「一寸先は闇」とか、暗い方向にね。
全ての源のエネルギーが弱いと、当然原子は弱いし、当然分子は弱いし、当然細胞は弱いし、当然人間は弱いという訳だよ。
それで最初の話になるんだけど、その弱く不安定なエネルギーを「強くて安定したエネルギーに変える」ことが、「エネルギー変換」というわけなんだよ。
そして、その変換を行うのが(株)●●館(東京、福岡、西宮、香川の高松にあります)
ここまで読んでどんなこと思った?
ここからは私の体験とかです。
実はね、私は両親が変換を受けてから生まれた子で、生まれた時から強いエネルギーを持っていたの。小さい頃転んですりむいたりしたらフーッて自分のエネルギーを使ってケガを治してた。
エネルギー変換を受けて強いエネルギーになった人は自分で病気も治せるんだよ。私今まで薬飲んだり塗ったりしたことが全く無いし、予防接種の類の注射を一度もしたことが無いよ。あと生理痛も無いから友達が「今日アレだからすんごいしんどい...」って言ってた意味が全然分かんなかった...。今まで大きな病気にかかったことも無いし、これからも一生そんなこととは無縁だと思う。
それからね、このエネルギーの力は健康面だけじゃなくて色んなことに働くの。一番すごいなと思うのは「こうなりたい」って強く願って頑張ったら本当にそれが実現していくってこと。
私はね、小さい頃から今までずーっとそのすごいエネルギーを持っていたのにね。全っ然活用してこなかったんだよ。
だってさ、普通の人が一生懸命努力してやっと出来ることでも、ちょっと頑張ったら出来るもんだから(エネルギーのおかげでね)努力しなくなってさ、ただただダラダラーって毎日過ごしてたんだ。
せっかくすごい力を持ってても使わなきゃ持ってないのと同じだよね。
いつの間にか逃げてばっかりで、色んなこと人のせいにして、人を嫌ったり憎んだりして、気づいたら普通の人以下になってた。
「これじゃアカン」「宝の持ち腐れや」って昨年の12月にやっと気付いてさ、それから私は改めてエネルギー変換を受けたんだ。
そしたらそこからの変化がすごいの。今までどこ行っちゃってたの?ってぐらいのやる気が湧いてきたの。絵とか仕事とか、他にも色々な事に対して「頑張りたい」って思えるようになって、本当にちゃんと頑張れるようになってね、もう毎日が楽しいのよ。何でもっと早くこうならなかったんだろうって思うよ。
冬に1週間くらい風邪引いたりして落ち込んだりもしたけどさ、病院行かずに薬も飲まずに、やっぱり自分のエネルギーだけでしっかり治せた。
それと、爪を噛む癖が唐突に治ったの。今まで白い部分が全く無かったんだけど、今は白い部分が常に3mmは伸びたままで、こないだ(3月上旬)初めて爪切った時は感動したわ...。「爪切るのってめんどくさい⭐︎」とか、初めて言ったわ……。
後気持ちの切り換えが早くなった!前はうじうじ1週間以上愚痴ったりしてたんだけど、今は長くても1時間で気持ちが切り換わるよ!本当の意味で自分を省みることもできるようになったんだと思う。他人の意見をちゃんと聞けるようになったのには驚いた。(おばあちゃんからのアドバイス、今まで素直に聞けなかったんだよね...)
そういった変化の中で過ごしてたら、私はこのエネルギー変換の話をたくさんの人に伝えたいって心底思ったんだ。一人でも多くの人が変換を受けて、変わって、一生楽しく過ごせるようになったらって本気で思うの。こうして誰かの幸せを願うようになったのも、私の中でも大きな変化だよ。
この話をすると、「なんだ宗教か」って言われることもある。
でもこれは宗教じゃないよ。宗教で人は変われないからね。(根源は)
今世の中がすごく大変なことになってきてるけど(これからもっと酷くなっていくだろうけど)、このエネルギーさえあれば、どんなことでも乗り越えていけるって私は確信してる。
現に阪神淡路大震災の時も、昨年の東北の地震と津波の時も、被災地になった所に住んで居たり勤めていた人で変換を受けていた人達は一人も死ななかったし、誰も困ることにはならなかったんだよ。すごくない?私はすげーとおもったよ、マジで。
「何が来てもうちは大丈夫」というこの絶対的安心感は大きい。
はっきり言うとほのかたんにおすすめしているのだよ。変換を。
話だけでも聞きに一緒に●●館行ってみぃひん?どう?へへっ ってことなのよ。
●●館にお話を聞きに行くと、社員さん(1名)が何の質問にも答えてくれるよ。(私は同席するよ。)もしもほのかたんが興味をもったり「気になるな...」って思うなら、の話だけども。
興味を持ってくれてたら嬉しいな....ってね。
もしもほのかたんがこの話に興味を持って●●館に話を聞きに行ってみたいって思ったら、私東京でも福岡でも香川でも飛んで行くからね!
まずはこの手紙を読んでどう思ったか、感想を聞かせてほしいです。率直な意見をお願いします。
それから、このエネルギー変換に関するお話や、この手紙は誰に話してもいいし、見せてもいいです。むしろ、どんどん言ってあげてください。色んな人にこのことは知ってほしいから。^^
後、「変換」というタイトルの体験集を同封しておくので、これは時間がある時にでも読んでみてください。(読まなくても構わないよ)
この本を読んだ人の反応は大体「宗教臭い」なんだけど、書いてあることは全部事実だから、そこは分かっていてほしい。
22ページの●●●●は私の祖母で64ページの●●●●はその姉です。他の人達もほとんど会ってお話したことのある人ばかりです。
皆いつも元気ハツラツで、エネルギーを使って自分の夢をかなえたり、病気を治したりすごい人達です。私も頑張る。
ただ申し訳ないんだけど、この体験集は私の大切な大切な本なので、読んでも読まなくても返してほしいんだな...。返信用の封筒も入れておくから、面倒だろうけど、よろしくお願いします。
ではでは、ご連絡をお待ちしております。
敬具"
えー、なんと12年ほど前のお手紙でした。
そういえば「もらって10年あたりにでも晒すか」なんて思ってたりはしていましたが、とうに過ぎていましたね。
文中にある通り、お手紙は誰に見せてもよいとのことで、まあせっかくなので会員限定のネタにならいいかなということで、ところどころ伏せ字にはしましたが、掲載しました。
今改めて読んで、「ああそういえば感想求められたな」と。
結構困りましたが、当たり障りなく「色んな人がいるんだなあ、すごいな。あなたもがんばってね。声かけてくれてありがとう、でも話は聞きにいけない」とお返ししたと思います。
文中にも「宗教臭い!」とかなんとかありますが、もう正直いって宗教といっても過言ではないでしょう。そしてBさんは思いっきり宗教3世とのことで...ああ、生まれた時からそうだったのかと。
子供に必要な予防接種などを受けさせてもらえなかったんだろうなあと、私自身はちょっとおそろしく思いました。実際薬飲ませない、予防接種させないご家庭はちらほら耳にしますが、こんなにも身近にいたんだなあと。
当時、わたしはだいぶこじらせたメンヘラだったしマジの子供だったので、この手紙の流れるような話術に「へーそんなのがあるんだ。友達の紹介だし...」と、実はちょっとだけ気持ちが傾いていました。
が、そこで「姉よ、この手紙を読んでみてほしい」と読ませ「お前これ.....早く逃げろ、これ宗教の勧誘だぞ!」と目を覚ましてもらったものでした。
そのあとネットで色々調べましたが、15万〜30万円ほどの費用が、その「変換」とやらに必要とのことでした。どっひゃーい!
多分同じ金額かけて推し活したほうが気持ちよくなれると思う。
同封された冊子については、卒業文集のようなフォーマットで、色んな人の「変換を受けて背が伸びて大学に受かり彼女ができた」みたいな話がずらりと綴られておりました。
私と同じく別の知人もこの勧誘を受けており、その人は「エネルギーにより切れた電池をしばらく握ってエネルギーを送ると、電池が復活するんだよ。変換で手に入れた能力さ!」といった解説をされたそう。
ただ、知人は「じゃあ今すぐ東北にボランティアにいけよ。電池、復活させられるんだろ?今すぐみんなで救いにいけよ、なあ?」と詰めたら黙って音信不通になってしまったそうです。
私も切れかけの電池握ったらちょっと使えるんですけど、エネルギーかな(笑)
さてこの後、その友人とはこれまた疎遠になってしまい、今はどうしているか知りません。
最後にしたやりとりは「フランス人と夜の街に消えてみたけど、あいつらのちんこ、シリコンみたいにぐにゃぐにゃで、え!?入るの!?って思ったw」という話でした(笑)
なんというか、あまりこじらせて「私弱ってる」をアピってもこういうやべえのが釣れてしまうという良い教訓だったかなあなんて思ったりしております。
短い期間で、違うジャンルの友人それぞれから誘われると...私の中で伝説の1週間でした。
なんといいますか....今改めて読み返していてもツッコミどころが多く、かなりホラーだなと思いますし、こんなことあったなあ、なんてクスッと笑えてくるわけです。
友人の信じているものを嗤うのはどうかなあとも思う反面、やっぱこういう手合いのものは理解しがたいなあ、と。
やはりこう、楽しくするためにわざわざありがたい教祖様のおまじないだとか、水だとかにお金かけるんだったら、そのお金で新いPC買って本でも出した方が幸せじゃないの?って思いますしねえ...今彼らがどうしているかは知りませんが、ハッピーであれば、まあいいのではないでしょうか...。
私が神だ。(ドン!)
みなさまも、怪しげな宗教勧誘にはご注意を。